どこにでも置けるというのが最大のポイントです。デジフォト機能まで搭載されているので、普段使用しないときにもインテリアとして良さそうです。
シャープは、電話線を気にせずに置き場所が自由に選べる電話機「インテリアホン JD-7C2CL/CW」を、3月16日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、子機1台タイプの「JD-7C2CL」が2万8千円前後、子機2台タイプの「JD-7C2CW」が3万6千円前後。
リビングに飾り、デジタルフォトフレームとしても使えるデザインが特徴の電話機「インテリアホン」シリーズの新モデル。新製品では、親機のみに電話線を接続し、子機とディスプレイ付きの本体部をワイヤレスとした点が特徴。子機と本体部は親機と電波を介して受発信するため、リビングや書斎、ベッドサイドなど、好みの場所に自由に設置できるという。同梱の壁掛けアダプターを使うことで、本体部を壁に掛けることもできるという。
本体部には、7型の大型カラー液晶を採用。タッチパネル式で、フォトフレームとして利用するほか、写真をタッチして電話が掛けられる「フォト電話帳」などが利用できる。また、マイクとスピーカーを内蔵しており、ハンズフリーでの通話も可能となる。
また着信時には、相手によって画面のカラーを変えて知らせる「あんしん色々着信」を採用。電話帳登録番号からの着信には、画面が緑色となり、また番号通知の着信には黄色、番号非通知には赤色を表示する。非通知番号からの着信には、通話を断るメッセージが流せる。また、予めフォト電話帳に登録した相手からの着信には、その写真を画面に大きく写す「フォト着信」も利用できる。
本体部のサイズは約208×91×143mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約570g。液晶は800×400ドットの7型カラーTFT液晶ディスプレイ。対応メモリーカードはSD/SDHC。電源はACアダプターで、消費電力は待機時が約1.8W、動作時が最大で約6.2W。
親機のサイズは約95×114×28mm(同)で、重量は約107g。電源はACアダプターで、消費電力は待機時が約1.0W、動作時が最大で約1.4W。無線方式には、パソコンや電子レンジなどの電波干渉がない「DECT 1.9GHz」を採用する。
子機のサイズは約49×28×176mm(同)で、重量は約132g。液晶表示はカナ2行。電源はニッケル水素電池で、使用可能時間は待受時が約200時間、通話時が最大8時間。充電時の消費電力は、待機時が約0.7W、充電時が約0.9W。充電器のサイズは約93×76×27mm(同)で、重量は約132g。