2011年12月31日土曜日

普及するLED照明、年末商戦の行方は

年末商戦で激化する照明業界ですが、明るさと節電という二つの要素を追求しながら商品を作らないといけないという、難しいテーマが掲げられています。

矢野経済研究所が発表した照明市場に関する調査結果「2011年版 照明市場の展望と事業戦略」によると、一般照明用途の照明市場規模は2010年比で106.7%、8013億円に拡大すると考えられている。要因としては震災に伴う節電ニーズが一般家庭に浸透した事や省エネ法の改正、工場やオフィス、商業施設を主に発光ダイオード(LED)照明等の高効率照明への切り替えが促進されたことが挙げられるという。
また市場をLED照明(一般照明用途)に絞った場合、2010年以降には直管形ランプやLEDシーリングライトをはじめ、商品ラインアップ面も拡充。2010年においては2009年比200.5%の750億円となり、2011年においても2010年比185.7%の1,393億円が見込まれている。
本格的に普及が進み、活況のLED照明だが特に年末は、大掃除による照明付け替えが盛んになる時期。これを機に蛍光灯からLEDの導入を検討する人も多いと考えられる。こうした需要を見込み、LED照明メーカーは、各社ラインアップを強化し、 販売店での独自キャンペーンを実施するなど、販売強化に力を注いでいるようだ。
そのような中、ロームグループ <6963> のAGLED(アグレッド)は、ロームの半導体技術を生かし、業界トップクラスの薄さ39mmを実現した 業界最薄かつ業界最高の 省エネ性能を誇るシーリングライトのラインアップを拡充、全12機種をラインアップする。また、これまでリビング用途向けに~12畳用、~10畳用、~8畳用などを取りそろえていたが、リビング以外の比較的小スペースのセカンドルームやプライベートルームに最適な6畳用でのコンパクトタイプを追加し、販売開始。年末商戦に向けて今週末より関東、関西エリアの量販店を中心に売り込みを強化している。
ロームの担当者はわれわれの取材に対し、「12月23日から発売する新商品AC-91001は、厚さわずか3.9cmで直径が49cmの薄型コンパクトデザイン。天井面が広くすっきり見えるため、 セカンドルームなど狭い部屋でも窮屈に感じません。また、光の質にもこだわっているということで、 発光面が均一に光り、コンパクトサイズの器具ながら、 部屋全体を明るく照らします。 価格も従来品よりも低く抑えられているので、 LED照明の導入を考えている消費者にとっては、 入門タイプとして最適になると思います」と語った。明るさとエコを両立したLEDシーリングライトは、省エネに貢献する新世代のライフスタイルに最適だという。
今後も照明市場はLEDを中心に展開していくのは間違いない。蛍光ランプが既存光源であった日本において、省エネを家電としてLED照明の伸長は拡大していくと考えられる。

2011年12月30日金曜日

VS、3DS ゲーム市場の起爆剤なるか 「PSヴィータ」発売

初日の販売台数が、店頭と予約の二つを合わせて日本で70万台の販売を記録しましたが、海外での携帯ゲームの関心も高く、なんと全世界で7000万台を売り上げたそうです。しかし、現在出ているソフトだけでは少々心もとない感じがするので、早急に新しいソフトの開発が急がれます。

ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は17日、新型携帯ゲーム機「プレイステーションVita(PSヴィータ)」を発売した。世界で7千万台以上を販売した「プレイステーション・ポータブル(PSP)」の後継機で、SCEとしては7年ぶりの携帯ゲーム機発売だ。ライバルの任天堂も主力機でてこ入れを図っている。この冬のクリスマス商戦は両社が真正面からぶつかる「史上最大のゲーム戦争」の様相を呈しており、低迷するゲーム機市場を刺激しそうだ。
PSヴィータは映像や使い方などに特徴を持たせた。タッチパネルには高精細な映像をみられる5インチの有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)を採用。触れて操作するタッチパッドを本体の背面にも配置した。本体の傾きや加速度を感知するセンサーとともに、ボタンを押すだけでなく、幅広い使い方ができる。
通信機能も無線LAN通信対応の機種(2万4980円)と、携帯電話回線も使える3G対応モデル(2万9980円)の2種類を準備し、消費者が使いやすい方を選べるようにした。
発売初日は家電量販店や専門店に多くの人が訪れ、東京・秋葉原では約600人が行列をつくった店もあった。東京・渋谷の販売店では平井一夫ソニー副社長兼SCE会長が「究極の携帯機」と胸を張った。
とりわけ通信機能の充実ぶりは目立つ。業界関係者の一人は「ソニーが配信サービス型に事業の軸足を転換しようとしている表れだ」と分析する。すでに「3Gモデルは人気が高いようだ」(アンドリュー・ハウスSCE社長)と手応えも感じ始めている。
一方、「ニンテンドー3DS」で迎え撃つ任天堂は8月に本体価格を1万円引き下げた。11月からは「スーパーマリオ3Dランド」「マリオカート7」「モンスターハンター3(トライ)G」など人気のソフトを続々と発売し、それぞれ40万~60万本超(11日時点、ゲーム雑誌出版のエンターブレイン調べ)を売るヒットとなった。
あわせて3DS本体も12月5日からの1週間で37万8千台を売り上げ、2月の発売以来最高を記録した。
ただ、ゲーム機市場はピーク時から2千億円以上も縮み、ゲーム機時代の終わりもささやかれている。ゲーム業界では、今冬の両者の販売が市場の先行きを左右するとみている。

2011年12月29日木曜日

【タイ】ミラーレス一眼で首位目指す、パナソニック

10代の高校生から20代のOLまでの支持の熱いミラーレス一眼は、今まで一眼レフカメラの調整は難しいとして毛嫌いしていた女性を含めて空前絶後のダイヒットを記録しています。オリンパスの問題があって空席になったカメラ業界に、名乗りを上げたのがパナソニックでした。海外でも人気が出てきたこの商品の市場に参入するために、様々な構想を練りながら販売台数を着実に上げています。

パナソニック・グループ・イン・タイランドの村上廣高最高経営責任者(CEO)は15日、急成長するミラーレスタイプのデジタル一眼カメラの販売シェアを現在の15%から、来年は35%まで引き上げ、市場首位を目指す目標を明らかにした。今年のミラーレス・デジタル一眼カメラ市場は、前年比50%増の1万8,000台規模に、来年はさらに2万8,000台規模に拡大すると予測している。
同日は、ミラーレス・デジタル一眼カメラの新製品「ルミックスGX1」(販売価格2万990バーツ=約5万2,500円)と、電動ズーム機能を搭載したズームレンズ2モデルを発表した。日本で生産した製品を輸入する。ルミックスGX1は本年度(2011年4月~12年3月)中に5,000台を販売する目標だ。
パナソニックのデジタルカメラ市場全体でのシェアは現在、8%と4~5位につけているという。本年度は販売台数10万台、6億500万バーツの売上高が目標。来年は販売台数14万6,000台、8億2,000万バーツを売り上げ、シェアを10%まで引き上げたい考え。
村上CEOはまた、洪水被害によりグループの3工場が被災したと明らかにした。中部アユタヤ県ロジャナ工業団地の1工場と、バンコク北郊パトゥムタニ県ナワナコン工業団地の2工場が浸水した。部品、コンプレッサーの製造拠点という。3工場の操業停止は、商品供給にはほとんど影響ないが、スイッチ、電源プラグ、ヘアドライヤーなどの生産が遅れる可能性がある。
水はすでに引いたが、これから保険会社が工場を訪れて査定を行う予定で、損害額はまだ把握できていない。また、復旧に掛かる日数の見通しも立っていない。
今後のタイでの投資計画については、日本本社の方針に基づき、従来予定どおり進める。ただ、タイ政府のインフラ投資、交通・物流網整備、労働、インフレ対策などをみて、3~5年内に再検討する考え。
10~12月期の売上高は、前年同期比10~15%減少するとみられ、本年度9カ月(11年4~12月)の売上高は5~6%増と国内家電市場と同等の伸びにとどまる見通しだ。
ただ、復興需要による家電販売の伸びが見込めることから、来年1~3月期の売上高は当初目標を達成できる見込み。国内家電市場は、前年同期比10%増の220億バーツ規模になると予測している。

2011年12月27日火曜日

予算3万円! おすすめデジタルAV機器ベスト10

年末商戦で激化する競争見せそうな家電製品ですが、私が気になっているのは7.1ch対応のサラウンドヘッドホンですね。シアターシステムは置き場所と近所の迷惑まで頭に入れないといけないので、手軽に迫力のある音が楽しめるヘッドホンの新作は気になって仕方がありません。

フルハイビジョン化やデータ放送、双方向機能など大幅に高機能・多機能化した薄型テレビをよりパワーアップできる機器を中心に、デジタルAVライフをより豊かにするおすすめグッズを10個厳選して紹介しよう。
HDMI入出力対応のデジタルサラウンドヘッドホン
バーチャル7.1chの再生に対応するデジタルサラウンドヘッドホン。従来モデルは光デジタルと同軸デジタルの入力にしか対応しなかったが、今回のモデルは3系統のHDMI入力に対応した。HDMIリンク対応テレビなら、電源をオンにすると音声出力が自動的にヘッドホンに切り替わり、迫力のサラウンドを楽しめる。
ヘッドホン部は充電式で、約3時間のフル充電で約18時間、約30分の急速充電で約3時間の連続使用ができる。ヘッドホンのバンドは調節不要の「フリーアジャスト機構」を採用。ヘッドホンを頭にかけるだけで自動的に電源が入り、はずすと自動的に電源が切れる「オートパワーオン/オフ機能」を備えている。
従来モデルで採用しているDSP(デジタル信号処理回路)をDS7500では2基搭載。2倍の演算処理性能を生かして、水平方向の7.1ch音場だけでなく、高さ方向と奥行き方向の音場に対応する「新バーチャル7.1ch」を実現した。
音の抜け感も従来モデルに比べて向上しており、満足度の高いモデルに仕上がっている。
防水対応でお風呂などでも楽しめるワンセグテレビ
IPX6/IPX7の防水性能を備える、大型7インチ液晶搭載のポータブルワンセグテレビ。4GBメモリーを内蔵しており、ワンセグ放送を本体内に約17時間録画できる。SDXCカードにも対応しているため、64GBメモリーを搭載すれば、最長約349時間28分もの長時間録画が可能になる。
家庭内AVネットワーク規格「DLNA」をベースにした「お部屋ジャンプリンク」に対応しており、IEEE802.11b/g対応の無線LAN機能も内蔵する。同社のBDレコーダー「ブルーレイDIGAシリーズ」と連携すれば地上・BS・110度CS放送をほぼリアルタイムで視聴できる「放送転送」機能、SDカード経由で番組を持ち出せる「番組持ち出し」なども利用できる。
動画共有サイト「YouTube」や、インターネット経由で民放ラジオを聴ける「radiko.jp」にも対応しているので、テレビに限らずさまざまなコンテンツを楽しめる。
小型ながらフルHDでパソコン用にも向く液晶テレビ
22V型と小型ながら、フルHDパネルを搭載するパーソナル向けの液晶テレビ。USB端子を備えており、別売の外付けHDDを接続すれば録画にも対応する。目覚まし時計としても使える「おはようタイマー」機能も備える。
HDMI端子3系統のほか、D端子、アナログAV入力(出力兼用)、PC入力(アナログD-sub)を1系統ずつ備える。視野角は160度と狭いが、普通に視聴する分にはまず問題ないだろう。パソコンを使いながら子画面でテレビを見る2画面機能も備えている。
AQUOS K5シリーズはもう少し大きめの24V型モデルもラインアップしている。こちらは3万円をちょっと超えるくらいの実勢価格だが、より大きなモデルを求める人にはこちらがおすすめだ。
シンプル機能で使いやすいBDレコーダー
機能を絞り込み、シンプルさを追求したBDレコーダー。本体前面の表示管を削減するなど省エネにこだわり、外部入力端子も少ないため接続に迷うことも少ない。
長時間録画機能を省いているのは残念だが、録画モードが1つしかないため迷わずに録画できるというメリットもある。内蔵HDDは320GBと少なめだが、USB HDDの増設が可能。
電源ボタンを押してから1秒で起動する瞬速起動モードを用意しており、AVCHDビデオカメラからの取り込みにも対応する。画質設定などで迷うことなく、常に最高画質でたくさん録画したいという人におすすめのモデルだ。
Android搭載! スマホのように楽しめるメディアプレーヤー
ソニーが2011年12月に満を持して発売した、Android 2.3搭載の携帯音楽プレーヤー。4.3インチの大型タッチパネル液晶を搭載しており、音楽だけでなく動画も大画面で楽しめる。価格はライバルのアップル「iPod touch」に比べて高めだが、少しでも画面サイズが大きいプレーヤーが欲しい人にはこちらがおすすめ。
スマートフォンやタブレット端末で一般的な高速CPU「NVIDIA Tegra 2」を搭載しており、アプリやゲームも楽しめる。
ソニーのBDレコーダー「BDZシリーズ」のユーザーなら、ウォークマンに録画番組を転送して外出先で楽しめる「おでかけ転送」も利用できる。
アプリもゲームも楽しめる高性能メディアプレーヤー
言わずと知れたアップルの大人気携帯音楽プレーヤー。人気スマートフォン「iPhone 4」から電話機能を抜いたものと言えばほぼ間違いないモデルだ。機能的には2010年10月発売の第4世代モデルから変わっていないが、2011年11月にホワイトモデルが追加された。
3.5インチのRetinaディスプレイ(640×960ドット)を搭載しており、音楽だけでなく動画も高精細画面で楽しめる。iTunes Storeで映画配信もスタートしているので、最新の映画をダウンロードして楽しむことも可能だ。
高速なApple A4プロセッサを内蔵しており、アプリだけでなくゲームも楽しめる。ウォークマンZシリーズに比べて画面が小さいが、アプリの充実度はまだまだiPod touchの独擅場だ。
インターネット動画なども再生できるポータブルBDプレーヤー
BP690は9インチ液晶ディスプレイを搭載するポータブルBDプレーヤーで、内蔵バッテリーによって約3時間連続再生できる。BDレコーダーなどで録画したBDやDVDの再生、ハイビジョンビデオカメラで撮影したAVCHD動画の再生も可能だ。
LAN端子を搭載しており、動画共有サイト「YouTube」のほか、写真共有サイト「Picasa Web Albums」、天気予報サイト「AccuWeather.com」を利用できる。HDMI出力も備えているので、映像をテレビに出力することも可能だ。シガーソケットアダプターも付属しているので、自動車の中でもブルーレイコンテンツを楽しめる。
BDやDVDだけでなく、動画や写真、音楽を再生できるのもBP690の魅力だ。USB端子にUSBメモリーやUSB HDDなどを接続すれば、ストレージ内の動画や静止画、楽曲ファイルを再生できる。
1台で8台までのデジタルAV機器を操作できる学習リモコン
テレビやBDレコーダーなどを含めて全部で8台の機器を操作できる学習機能付きリモコン。地デジテレビに必須の「青」「赤」「緑」「黄」ボタンやデータ放送視聴用の「d」ボタン、「番組表」ボタンだけでなく、「3D」「アクトビラ」「リンクメニュー」「ホームメニュー」など最近のテレビに搭載されたさまざまな機能をスムーズに呼び出せるボタンを数多く備えている。
これは登録したいリモコンの電源ボタンを押すだけで、そのリモコンのコードを自動的に認識し、機能を登録できる「一発!初期設定」機能を備えている。
プリセットされている対応機器・メーカーも従来モデルから大幅に増えて、「テレビ」「ビデオ」「BDレコーダー」「DVD/HDDレコーダー」「地デジ・BS・CSチューナー」「アンプ」「ホームシアター」「スカパー!HDチューナー」「パソコン」(ソニー、アップル)、「フォトフレーム」「ビデオカメラ」、「デジタル一眼カメラ」(ソニー)に対応している。
パソコンやデジタル一眼カメラなどはメーカーがかなり限定されているが、赤外線を利用する一般的なリモコンであれば、自分で学習させることもできる。
5.1chへの拡張も可能なサラウンドスピーカーシステム
コンパクトなブックシェルフ型のステレオスピーカーと、AVアンプ内蔵のサブウーファーをセットにした、エントリー向けのホームシアタースピーカーシステム。
低音域から高音域まで、妙な強調もなくフラットに再現してくれる。派手さはないが、映画から音楽、テレビバラエティーまで幅広く楽しめる印象だ。
エントリー向けとはいえ、センタースピーカーとリアスピーカーを追加することでリアル5.1chへの拡張も可能となっているのが魅力。
テレビとAV機器をワイヤレスで接続できる
AV機器側に送信機、テレビ側に受信機を接続することで、テレビとAV機器との接続をワイヤレスにできる周辺機器。テレビもAV機器もHDMIリンクに対応していれば、テレビのリモコンで機器を操作することもできる。
赤外線発光部・受光部延長ケーブルも付属しているので、離れた場所にあるAV機器を機器に付属しているリモコンで操作することもできる。
残念ながら3D映像の伝送には対応していないが、ほかの部屋に接続したAV機器を使いたいという用途にはぴったりの製品だ。

2011年12月26日月曜日

旧ヤマギワが特別清算開始

一度倒産してからの企業再生支援機構による復活で挽回となるか注目されるヤマギワ。以前に秋葉原を訪れたときに行った記憶がありますが、まさかそのときに倒産するなんて考えもしませんでした。

帝国データバンクによると、旧ヤマギワが社名変更した「神田不動産開発」が12月7日に東京地裁から特別清算開始決定を受けた。負債総額は約93億9300万円。
1923年(大正12年)に「山際電気商会」として創業した照明機器販売の老舗。東京・秋葉原の本店のほか全国主要都市にグループ販売網を構えたが、バブル崩壊後の家電販売低迷も影響。1997年2月期には約542億円の売上高があったが、店舗展開に伴う金融債務が重荷に。2000年には石丸電気との合弁による新会社に家電販売を移管し、音楽ソフト事業はソフマップに譲渡。本業のインテリア部門への集中を進めていた。
だが公共工事の低迷や不動産不況から受注が落ち込み、09年2月期には売上高約169億円に対し、約18億円の最終赤字を計上。10年には秋葉原駅前の東京本店を閉店し、ネット販売を残して卸売り中心に展開していたが、11年2月期も約18億円の最終赤字を計上。今年4月に企業再生支援機構が支援に乗り出し、8月には新設した「ヤマギワ」に本業を譲渡した上で「神田不動産開発」に社名を変更、11月に株主総会で解散を決議していた。

2011年12月25日日曜日

au対ソフトバンクの速度比較を一斉にチェック

 何かと問題視されているauから発売されているiPhone4S。ソフトバンクと比べて一番のデメリットは、通信と通話が同時にできないという点です。同時に使用する機会はそうそうないとは思われますが、もし大事なデーターを通信をしているときに無効になってしまったらと考える人は少なくありません。

先月、iPhone4Sがソフトバンクとauの両社から発売された。ソフトバンクの独占販売が終了し、発売前から両社の通信速度に興味が集まった今回の「4S」発売。11月11日には香港や韓国をはじめ15の国と地域で発売され、年内には中国で発売されるという噂もある。日本では初の複数キャリアからの発売ということで、発売日当日には、あらゆる人たちが両社を比較しまくった。
真っ先にスピードテストの結果を掲載したのは、「スマートフォン・ネット・電化製品の情報をいち早くお届け!」というキャッチコピーの『ガジェット速報』。そのキャッチコピーどおり、14日12時過ぎに「au版iPhone4Sファーストインプレッション 速度&カメラ編」という記事をいち早く掲載した同サイトは、計測場所、計測方法、周囲状況などを明示したうえで、スピードテストの結果を速報した。
続いて14日14時30分に、「au速すぎワラタ...ソフトバンクとauでネットワーク速度対決!!」という記事を発表したのは、ガジェット情報の老舗ブログ『GIZMODO』。両社の製品を真横に並べてスピードテストを行った同サイトは、「速度を数字で見てみると一目瞭然。圧倒的すぎるよau by KDDI!!」(一部抜粋)とauに軍配をあげ、この記事に対するツイート数は1万件を超えた。
そしてこの後も、『週刊アスキー」が運営する『週アスPLUS』、アプリおすすめサイト『App Bank』、『週刊SPA!」が運営する『SPApp!』、『ケータイWATCH』『ガジェット通信』『日本経済新聞』などが次々とスピードテストの結果を掲載した記事を発表。
各々、測定結果から導き出された評価は、「建物内はau、人が多いところ、高い所はソフトバンク」「引き分け」「大差なし」と様々だったが、これだけ多数のメディアが同内容の記事を取り上げることは珍しく、ネット界にとって4S発売が、まさに一大ニュースだったことが改めて浮き彫りになった。

2011年12月24日土曜日

【東京モーターショー11】オール電化移動空間は200万円から…三菱の給電システム

一時期は落ち込んでしまった名声を取り戻しつつある三菱は、今回のモーターショーに電気供給システムを搭載した車を出展しました。カフェのコーナーに置いてあるとあって、歩きすぎて足が棒のようになってしまったお客さんの目に一番留まった車かもしれません。

三菱は12月に発売を開始する軽商用電気自動車『ミニキャブMiEV』の使用イメージとして「MiEVカフェ」を展示。同車の駆動用バッテリーから1500W(AC100V・15A)までの給電が可能な大電力給電装置(試作品)を使ったカフェ空間を提案している。
このMiEVカフェ・コーナーでは、ミニキャブMiEVの駆動用電気約300V(直流)を家庭用100V・15A(交流)に変換して、電子レンジや照明を使用するシーンを紹介。担当者は「4人家族が1日暮らせるぐらいのエネルギーを持つシステム」と説明していた。
「災害時やキャンプなどのレジャー使用時に、こうした家電などの利用で駆動用バッテリーが空になったら困るなあ」という来場者の声に対して担当者は「10から20km程度走れる電力は確保するように組まれている。バッテリーが空っぽになるという心配はない」と答えていた。
ガソリンに頼らない“オール電化移動空間”。担当者は「給電装置まで含めた値段は補助金を入れて200万円からといったところ」と売り込む。
試作品の赤い給電装置は、「もっと小さくなる。展示試作品の半分程度のサイズになるだろう」と話していた。

2011年12月23日金曜日

ダイキン、太陽光発電システムの自社ブランドを開始

高まりつつある市場での関心にいち早く気付いたダイキンは、独自の太陽光発電に関する自社ブランドを立ち上げました。節電にも限界があり、自分の家で発電できたらと考えている人は結構いると思うので、十分にこれから発展していきそうな分野です。

ダイキン工業は、自社ブランドの住宅用太陽光発電システム「Sky Solar(スカイソーラー)」をスタート。S/P/Gの3タイプを2012年4月1日より発売することを発表した。
同社では2010年3月から京セラ製の住宅用太陽光システムを販売してきたが、今回自社内での体制が整ったとし、新たなブランドをスタートさせた。これに伴い2011年6月から、太陽光システム事業に関わる施工者には、施工技術を高める研修を開始しているという。
今回発売する住宅用太陽光システム「Sky Solarシリーズ」では、屋根の美観を保ちながら、効率的に設置できるよう、屋根形状別にS/P/Gの3タイプの太陽光モジュールを揃えた。
Sタイプ(スタイリッシュタイプ)は、サイズの異なる3つの矩形(長方形)モジュールを揃える。複雑な屋根の形や、小さな屋根にも効率よく設置でき、見た目もスタイリッシュになるという。希望小売価格は26,796円~45,150円。
Pタイプ(パワフルタイプ)は、矩形と台形の2つのモジュールを揃え、4方向に勾配を持つ寄棟屋根などに適している。搭載容量は、矩形モジュールのみの場合に比べ、約32.5%増える。希望小売価格は44,100円~86,625円。
Gタイプ(グランドタイプ)は、傾斜の無い平面状の屋根や、グランドに設置するための矩形タイプの太陽光モジュール。強度を向上させているという。仕様や発売日などの詳細は未定。
品質面ではいずれも、高効率の発電が長期間続く太陽光モジュールを採用しており、性能劣化が低いという。なお品質評価は、一般的なIEC(電気、電子、および関連した技術を取扱う国際的な標準化団体)の基準よりもさらに厳しい、ドイツの第三者認証機関テュフによる、総合的な性能品質テストの認証を、世界で初めて取得したとしている。
ダイキンでは、自社ブランド発足の背景として、住宅用太陽光システム市場の伸張を挙げる。住宅用太陽光発電の導入件数は、国および自治体の補助金や余剰電量買取り制度の後押しを受けて、2010年度の20万件から、2015年度には45万件まで伸びると予想している。
また近年、オール電化の浸透や、節電・省エネの意識の高まりによって、エアコンやヒートポンプ給湯機、床暖房システムを導入する際に、太陽光発電システムを検討する人が増えているという。
同社では、住宅で消費されるエネルギーの約60%を占める「熱エネルギー」を減らすため、同社のヒートポンプ技術に省エネ効率の高い熱回収技術を加えて、「熱まるごとシステム」を提案。さらに、住宅用太陽光システムによる「創エネ・蓄エネ」技術を組み合わせて、住宅のエネルギー収支のゼロを目指すとしている。

2011年12月22日木曜日

MonotaRO、「乾湿両用電気掃除機 モノクリーナー」発売

家庭用というよりは、飲食業の現場で活躍しそうな掃除機ですね。液体を吸ったりすると気になるのはサビてしまうことですが、そこ辺の対策もキッチリされているので問題無しです。

「乾湿両用電気掃除機モノクリーナー」は、工場や事務所などあらゆる場所でのホコリやゴミから液体まで吸引可能な乾湿両用の掃除機です。床や絨毯で使用する吸込部ノズルの他、隙間用ノズル及び交換ブラシも付属しており、自動車の車内やOA機器回りなど、手の届きにくい小さな隙間の掃除も可能です。タンクは20Lの大容量で、丈夫でホコリが付きにくく、サビにも強いステンレス製を採用しています。また、国内の電化製品の安全基準規格であるPSEも取得済みですので、安心してご利用いただけます。
今回、年末年始に需要が高まる乾湿両用電気掃除機を安価にて提供する目的で、PB化を実現いたしました。タンク容量は20L、ステンレス製で4,690円(税抜)という低価格のため、ユーザーのコスト削減に大いに寄与できる商品となっております。
なお、今回取り扱い開始の「乾湿両用電気掃除機モノクリーナー」は、12月5日(月)より先行予約にて注文受付を開始し、12月中旬より発売を開始する予定です。
当社では、年末向け商材として、PBの「シリカホワイト電球」の発売を開始した他、年始を目途に食器洗い洗剤や洗濯洗剤などのPB洗剤の発売を予定しており、更なるMonotaROブランド商品の拡充を図ると共により質の高い商品を安価で提供して参ります。

2011年12月21日水曜日

スマートフォンなら90回フル充電が可能!重さ15キロのモンスターバッテリーで停電しても安心!

普通の携帯よりもバッテリー持ちの悪いスマホですが、もし電源切れになってしまったら災害時には大変なことになってしまいます。そこで従来の小型のサイズではなく90回までフル充電を可能にする大型バッテリーが誕生しました!

製品名は「BLACKOUT GUARD」。作ったのはセンチュリーという会社で、どんなモノなのか、オフィスを訪問して見学させてもらいました。
BLACKOUT GUARDは、一言で説明すると「600ワットまでの家庭用電化製品などに対応した非常用電源装置」です。一般家庭にもある普通のACコンセント(交流電源)につないで充電し、有事に備えて保管しておけます。貯めた電池はACコンセントはもちろん、モバイル機器にも対応するようUSBポートを備えていました。さらに災害対応用にAM、FMラジオとLEDも搭載しています。
本体サイズ48.2×15.3×29.25センチ(幅×高さ×奥行き)、重量15キロ。外観は、迫力あるたたずまいをしています。持ち上げてみた感想「おお、けっこう重い」という感じ。持っての移動は少し難しそうでした。中に缶コーヒー程の大きさの電池を20本配列していて、ほとんどがその重さです。
装備からして大容量といった印象を受けます。600ワット以内の電化製品になら何にでも使えます。例えば、冷蔵庫(200ワット)で20時間、32型液晶テレビ(150ワット)で7時間半、ノートPCや扇風機(共に50ワット)で20時間もちます。スマートフォンなら90回フル充電できますよ(※カッコ内のワット数は一般的な数値です)。
気になる充電時間ですが、空の状態からフル充電した場合で30時間。1日とちょっとコンセントに刺しておけばいいわけですね。自然放電は1カ月で3%です。半年放置すると18%減る計算なので、センチュリーでは半年に一度フル充電することを推奨しています。

2011年12月20日火曜日

エプソン「EP-804AR」は、まさに迷ったらコレの完成度か?

白か黒で制作されてきたプリンターのデザインに対するイメージを払拭する赤というビビットなカラーで発売が決まりました!邪魔になりがちなプリンターでしたが、これなら目立つところに飾りたいですね。

ラインアップの内訳は「カラリオ(Colorio)」シリーズのA4複合機が7機種(カラバリ含めて計9モデル)、「カラリオミー」シリーズの小型はがき/フォト機が2機種(カラバリ含めて計4モデル)、「プロセレクション」シリーズのA3ノビ対応シングル機が1機種となっている。
主力のA4複合機は、売れ筋機種のカラーバリエーション拡充をはじめ、操作性の向上、スマートフォンやクラウドサービスとの連携強化、液晶モニタの全機種採用、4色顔料インク機の設計見直しによる小型化など、さまざまな工夫を凝らしてきた。2011年モデルが掲げる「いたれり、つくせり」が販促のためだけのキャッチコピーではないことの証左で、同社の意気込みが感じられる。

2011年12月19日月曜日

真夏でも関係ない!電気がなくても冷やせる「非電化冷蔵庫」

条件が限られていますが、全く電気を使わないで冷やせるという発見はスゴイです!自然界の現象をそのまま応用させたそうですが、それを家庭の電気製品に置き換えて考えられるという点は真似できません。

電気を使わずに食品を冷やせる冷蔵庫が開発されている。その名も「非電化冷蔵庫」。晴れた日に起こる放射冷却(地球の熱が絶対零度の宇宙に放出される)を利用して冷蔵庫内の熱を逃がし、入ってくる熱を遮断することで冷やす仕組みだ。
冷蔵庫の貯蔵室は熱伝導率の高い金属でできている。貯蔵室の周りには水がたっぷり充填されており、貯蔵室の熱は水に伝わって上へ、放熱板で冷やされた熱は下へと対流する。上面には放熱板があり、そこから熱は外へ出ていく。また、水のまわりには断熱版があり外からの熱を遮断している。晴天の夜が3日に1日以上あれば、真夏の昼でも庫内を7~8℃くらいには維持できるという。
この冷蔵庫を開発したのは、「非電化工房」で知られる発明家の藤村靖之さん。この他にも「非電化コーヒー焙煎器」や「非電化除湿機」などたくさんの非電化製品を発明している。電気を使わずに生活できる日は近いかもしれない。

2011年12月18日日曜日

モバイル機器向けの画期的なワイヤレス充電筐体を開発

携帯性と機能性に富んできたモバイル端末ですが、それでも電力がなくなったら元も子もありません。そのために新しい充電方法を研究していく事は必須ですね。

村田製作所と日本写真印刷は15日、モバイル機器向けのワイヤレス充電筐体を共同試作したと発表した。
昨今のモバイル機器の需要拡大に伴い、より利便性の高いワイヤレス充電機能の搭載ニーズが高まっているが、従来のワイヤレス充電システムでは、電力を伝送するアンテナが機器の厚みに影響を与えるため、デザイン上の大きな問題となっていた。
今回、共同試作されたワイヤレス充電筐体は、村田製作所が開発した電界結合方式のワイヤレス受電回路と、日本写真印刷が開発したアンテナ機能付き意匠フィルムの技術を用い、機器の厚みを変更することなく、ワイヤレス給電機能を付与することに成功した。
アンテナフィルムは薄いだけでなく、柔軟性を持ち、かつ透明性を持たせることも可能なので、スマートフォンをはじめとするモバイル機器の高いデザイン性を確保したまま、ワイヤレス充電機能を付加することが可能だ。
また、試作品はスマートフォン向けの充電固体だが、携帯電話、携帯音楽プレーヤー、ポータブルゲーム機、DSC、タブレットPC、ノートPCなどのモバイル機器はもちろん、照明や装飾品などの住設関連電化製品へのワイヤレス充電および、電力伝送にも応用できるとのことで、近い将来、コードレスな充電環境の実現にも期待が高まる。
尚、試作品は、10月4日から8日に幕張メッセで開催される、「最先端IT・エレクトロニクス総合展CEATEC JAPAN 2011」の村田製作所ブースにて、展示およびデモンストレーションが行われる予定。

2011年12月17日土曜日

ケイオプ、「eoスマートリンク」のホームICTサービス実証実験を開始……第1弾は電力見える化

消費電力が目に見えるようなわかりやすい形になったならば、どこに一番無駄に使われているかということがすぐにわかって改善できますね。

ケイ・オプティコムは9日、実証実験中の宅内サービス事業「eoスマートリンク」のホームICTサービスの第1弾となる「電力見える化サービス」を、9月30日から展開することを発表した。9日からモニターの追加募集も実施する。
ケイ・オプティコムでは現在、自宅の家電機器を1つのホームゲートウェイ(HGW/宅内制御装置)にまとめ機器のリモート監視や遠隔操作を行う「ホームICTサービス」と、ニュースや電子チラシなどの生活情報をチェックできる「情報サービス」とを、タブレット端末から一元的に利用できる「eoスマートリンク」の実証実験を実施している。
今回ホームICTサービスの実証実験第1弾として開始する「電力見える化サービス」は、エネゲートの提供する、電化製品とコンセントの間に設置する無線式のスマートコンセント(スマートエコワット)と、分電盤に接続する電力計測器(ELセンサー)からのデータをタブレット端末に表示するもの。対象モニター数は30世帯で、スマートコンセント(スマートエコワット)5個、電力計測器(ELセンサー)1個を配布する。
また10月末からは、ネット対応の体組成計や血圧計のデータをヘルスケアポータルサイト「eoからだケア」に簡単に登録してグラフ管理ができる「ヘルスケアサービス」、宅内警備の設定・解除をタブレット端末から遠隔操作し、センサーが異常を察知すると登録した携帯電話に通知を行う「セルフセキュリティーサービス」を展開する予定。
さらに独自開発のアプリが合計28種類に増加するなど、試験サービスが拡大した他、モニター募集時には募集世帯数の6倍を超える応募があったことなどから、追加募集を実施。大阪府北摂エリアの一部 (豊中・池田・吹田・茨木・箕面各市)より250世帯を募集する。さらに、実証実験の終了日を、2011年11月末から2012年1月末に延長する。

2011年12月16日金曜日

経産省が冬季の省エネキャンペーンを発表 - 暖房は住宅20℃、ビル19℃に


これからますます寒くなってきそうですが、なんとか電力は回りそうだったので一安心といったところです。しかしまだまだ予断は許されない状態なので、出来る事から電気の節約をしていきましょう。

経済産業省は11月1日、冬季の省エネルギー対策促進のため、省エネルギー・省資源対策推進会議省庁連絡会議を開催し、「冬季の省エネルギー対策について」を決定した。これは毎年エネルギーの需要が増える夏と冬の前に開催されているもので、今年は特に節電に対する取り組みに重点を置いた内容となっている。
具体的には、工場・事業場関係には、改正省エネ法に基づくエネルギー管理の実施や、自主的・計画的な省エネルギーへの取り組みを推進。業務や家庭関係に対しては、家電・OA機器の節電や、エネルギー効率の高い機器の選択のほか、暖房については住宅で原則20℃、ビルでは19℃とすること、ウォーム・ビズの励行などが挙げられている。政府ではこうした省エネルギー・節電対策の実践について、国民に協力を呼びかけていく。
また、冬季の電力需給ギャップ解消に向け、産業から家庭までそれぞれが関西電力管内で10%、九州電力管内で5%の節電、その他の管内でも国民生活や経済活動に支障を生じない範囲でそれぞれ節電に取り組むよう、様々な措置を講じていく。
また、政府としては、自ら率先して一層の省エネを進めるため、暖房中の室温19℃の徹底や、電化製品の省エネルギー化、階段の利用とエレベーターや自動販売機等の運用見直しなどを行う他、省エネルギー型ライフスタイルの定着を図り、子供や若い世代に向けた省エネルギー教育を充実させていく考えを示している。

2011年12月15日木曜日

上海問屋、棚に収納したAV機器の制御が可能な赤外線リモコンベンダー

コード類がごちゃごちゃしてくると、個人的には一番嫌な気分になってしまいます。このようなリモコンベンダーがあれば、AV周りがスッキリしそうです。

エバーグリーンは、キャビネットに収納している電化製品をリモコンで操作可能にする赤外線リモコンベンダー「DN-IRB530」を、同社直営のWEB通販サイト「上海問屋」限定で販売開始した。直販価格は1,299円。
同製品は、キャビネットなどに収納した、通常のリモコンでは操作ができないAV機器の制御が可能な赤外線リモコンベンダーである。本体にレシーバー、センダーを接続後、レシーバーをテレビの横など、リモコンを操作する位置から障害物のない場所に設置し(両面テープあり)、センダーの先端を電波が届かない機器のリモコン受信部前に設置すればAV機器の操作が行える。センダーは最大3か所まで設置可能。本体はUSBで給電を行う。給電のためのUSBケーブルは付属するが、USB/AC変換アダプタは別売となっている。本体のサイズは、63×93×28mm(W×H×D)、レシーバーのケーブル長は94cm、センダーのケーブル長は、200/150/100cm、USB電源ケーブルは115cmとなっている。

2011年12月14日水曜日

NEC、7型防水Androidタブ新モデル「LifeTouch B」

水に濡れても大丈夫ということは、お風呂場でも使えそうですね。一分一秒争うビジネスマンに最適な商品だと思います。

NECは11月9日、7型サイズのAndroidタブレット「LifeTouch B」を開発したと発表。2011年冬に出荷する。
LifeTouch Bは、NECビッグローブ採用の「Smartia」や東京ケーブルネットワーク採用の「簡単リモコン」、住宅のエネルギー消費機器を自動制御するHEMS(Home Energy Management System)や電化製品をネットワーク化するホームICT端末のような納入先企業経由で個人ユーザーへ提供するサービス、あるいは法人導入にて現場で活用するといった利用シーンを想定する。原則、法人向けで参考価格は3万円台後半。サービスプラットフォームなども含めたトータルソリューションとして訴求し、導入企業別のカスタマイズなどにも応じる。
主な仕様は、7型ワイドの静電タッチパネル付き液晶ディスプレイ(800×480ドット)、デュアルコア/1GHz動作のOMAP4430、512Mバイトメモリ、4Gバイトのストレージ、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 3.0+EDR、AF付き5Mピクセルカメラ、標準サイズのSDメモリーカードスロット(SDHC対応)、Micro USB、GPS/加速度/地磁気/照度センサー、赤外線ポートなど。OSはAndroid 2.3を採用する。
本体サイズは202.5(幅)×121.8(奥行き)×11.9(厚さ)ミリ、重量は約400グラム。IPX4を目標とする防水性能を備え、3.7ボルト/3000mAh出力の8時間動作バッテリー(目標値)を実装する。バッテリーは着脱式で、オプション/単体購入も可能とする。
合わせて、法人・ビジネスシーン導入に沿った「LifeTouchビジネス向けモデル」と同じ法人向けセキュリティ機能も盛りこむ。紛失対策、不正アプリ対策、不正利用防止、無線の安全接続、不正サイトアクセス防止、社外からの安全接続機能(IPSec-VPN、SSL-VPNなど)、端末管理(MDMサービス連携など)といった個人向けAndroid機器では原則として標準搭載されないセキュリティ機能を搭載する。
想定利用シーン紹介なども含め、2011年10月10日~11日開催「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO 2011」で展示する。

2011年12月13日火曜日

東芝、「あつい」「テレビ」などの言葉で電化製品を操作できる「VOiPY」

声に反応してリモコン要らずな生活が送れそうですが、テレビの音や普段の会話も拾ってしまわないかと不安ですね。

東芝ホームアプライアンスは16日、同社製のエアコンや東芝製の電化製品用のボイスコントローラ「VOiPY(ボイピィ) RB-VC01」を発表した。発売は12月上旬で、希望小売価格は21,000円だ。
9月に発表したルームエアコン「大清快VOiCE NDRシリーズ」に付属しているものと同じボイスコントローラ。認識した音声に応じた信号を赤外線通信で送信することで、エアコンなどの電化製品を操作できる。対応する電化製品は、一部機種を除く1999年10月発売以降の同社製ルームエアコンと、東芝製の液晶テレビ「レグザ」シリーズやLED照明器具(いずれもリモコン操作対応のもの)だ。
「暖房」と発すると暖房運転するという具合に、エアコンの場合は「あつい」「さむい」などの26単語に応じて21通りの操作が行える。テレビやLED照明はオン・オフ操作が可能。なお、認識回路はスタートボタンを押す、ないし手を3回叩く動作で起動するようになっている。
サイズはW82×D82×H39mm、重量は91gだ。

2011年12月12日月曜日

±0、つや消しデザインの電気ケトルとオーブントースター

マットなデザインで親しまれている±0から調理家電の新作がラインナップしました。カラーは2種類から選択でき、小型なのでそれほどスペースのない場所でも活躍しそうですね。

±0は、つや消しデザインの電気ケトル「Electric Kettle 0.5L XKY-V210」とオーブントースター「Toster Oven Horizontal Type XKT-V210」を、11月24日に発売した。希望小売価格は、電気ケトルが5,250円、オーブントースターが4,935円。
いずれもつや消し加工を施した、シンプルなデザインを採用している。電気ケトルは表面にヘアライン加工が施されており、またハンドドリップのコーヒーが美味しく抽出できるよう、注ぎ口が細めになっている。容量は500mlで、同社ではスモールキッチンにお勧めとしている。
電気ケトルの本体サイズは206×111×211mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約700g。消費電力は800W。沸騰時間までの時間は、500ml時で約5分。本体カラーはブラック、ブラウン、レッド。
オーブントースターは、前面パネルの横いっぱいに伸びた持ち手と、角に丸みがついたデザインが特徴。庫内は広く、20cmのピザや山形パンが2枚焼けるという。また、上面/下面に搭載されたヒーターは、いずれか一方のみも加熱できる。
本体サイズは335×265×230mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約3.3kg。消費電力はヒーター両面時で約1,200W、上面のみで約750W、下面のみで約450W。タイマーは30分まで。グリル料理に使用する受け皿が同梱される。本体カラーはシルバーとホワイト。

2011年12月11日日曜日

フォーカルポイント、iPhone用リモコンが付属する高級カナル型イヤホン

ポケットやバッグにiPodやiPhoneを入れたままでも曲選択できるのはいいですね。値段はそれなりにしますが、音質も間違いないと思います。

フォーカルポイントコンピュータは、Atomic Floyd製カナル型イヤホン「Atomic Floyd HiDefDrum + Remote」を12月初旬に発売すると発表した。標準価格は19,800円となっており、家電量販店ほか同社オンラインストア「FOCAL STORE」や「楽天市場 OUTLOUD」などでも購入可能。
ダイナミック型13.5mmネオジム・レアアースマグネットのドライバや、24金メッキ製プラグ、OFCケーブルなどの厳選した素材を採用した高級イヤホン。金属製のハウジングを採用することで独特の音響を、またOFCケーブルやケブラーの被覆により高い耐久性能を実現している。さらに、デュアルインジェクション整形の独自イヤーチップが外部のノイズを低減し、再生する音源を集中して聴くことが可能。
ヘッドホン部の仕様は、入力が最大100mW、感度が100dB、インピーダンスが16Ω、周波数特性が5Hz~25kHzとなっている。
なお、3ボタンリモコンがケーブルの中ほどに装着されており、iPhoneの通話や音量調節・選曲などの操作にも対応している。

2011年12月10日土曜日

シャープ、プラズマクラスターエアコンのスタンダードモデル

大人気のプラズマクラスター機能を、夏場や冬場でよく使うエアコンに搭載されたのがこのモデルです。フィルターにカビなどが発生しやすかった問題を抱えているエアコンでも、プラズマクラスターを放出することによって解決しそうです。

シャープは、プラズマクラスターイオンを放出するエアコンのスタンダードモデル「B-EXシリーズ」を、12月より順次発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、6畳用の「AY-B22EX」が12万円前後、18畳用の「AY-B56EX」が20万円前後。
同社のエアコンではスタンダードモデルに当たるエアコン。最上位モデルの「B-SXシリーズ」では、室内機の送風口に、風の分散を抑える「ロングパネル」構造を採用しているが、B-EXシリーズでは一般的なエアコンと同様、ルーバー式となっている。
特徴としては、同社の除菌・脱臭技術であるプラズマクラスターイオンの放出機能を搭載した。脱臭、美肌効果や、エアコン内部のカビの発生を抑える内部洗浄効果もあるという。また、冷暖房のオフシーズンに単独運転し、部屋の空気も除菌できるという。イオン濃度は1立方cm当たり25,000個。
省エネ機能では、自動で節電する「日射センサー」と「照明センサー」を搭載。部屋に日差しが差しこむ日中は、自動で暖房を控えめにし、また就寝時に部屋が暗くなった場合には、自動で設定温度を緩める。
メンテナンス面では、フィルターの自動掃除機能を備えた。掻き取ったホコリはダストボックスに溜める。また、熱交換器のフィンには有機系親水性コーティングが施されており、冷房時と除湿時に発生するドレン水でフィンを自動で洗浄する仕組みになっている。
室内機の本体サイズは、全機種共通で790×285×268mm(幅×奥行き×高さ)。10畳向けの「AY-B28EX」のスペックは、暖房時の消費電力が約840W、冷房時が約705W。APFが5.8、期間消費電力量が967kWh。2010年度目標の省エネ基準達成率は100%。

2011年12月9日金曜日

米クリスマス商戦不況で「中国頼み」鮮明

今一番経済に勢いがある国だと思いますが、まさかアメリカまで中国を頼りにしていたとは驚きました。

アメリカで25日、クリスマス・年末商戦が始まり、買い物客が長蛇の列を作った。長引く不況の影響で、「中国頼み」が鮮明となっている。
アメリカでは、感謝祭の連休中、ほとんどの店でバーゲンに突入する。家電量販店の前には、午前0時の開店を前に数百メートルに及ぶ行列ができていた。
一方、アメリカの失業率は高止まり状態、購買力に力強さが戻ってきていない。そこで期待されているのが「中国マネー」だ。高級ブランド店の周辺には、たくさんの買い物袋をさげた中国からの観光客や留学生がいた。国際ショッピングセンター協会の会長は「中国人買い物客はアメリカの消費成長にとって、とても重要です」と話している。
アメリカ旅行協会によると、中国人観光客のアメリカでの利用額は、イギリスなどからの観光客に比べて高く、その額は、イギリス人の3001ドルに対して、2倍以上となる6243ドルに上る。また、アメリカを訪れる中国人は、この2年で約2倍に増えるとみられている。
中国のすさまじい購買力は、クリスマス・年末商戦というアメリカの風物詩にまで大きな影響を与え始めている。

2011年12月8日木曜日

忘れないでエコポイント、115億円分が未交換

100億円以上が宙に浮いているというのは凄い話ですね。もし使用していない方は、下記の募金先に寄付してください。

来年3月末に交換期限が迫った家電エコポイントで、まだ交換されていないポイントが約115億円分あることが、環境省などのまとめでわかった。
期限を過ぎると使えなくなる。同省は「使わないポイントは被災者への義援金として寄付もできる」と呼び掛けている。
同省によると、ポイントの申請は今年5月末に締め切られ、個人と法人合わせて約5663万件、計約6380億ポイントが発行された。このうち、10月末時点で1・8%の約115億ポイント(個人約98億ポイント、法人約17億ポイント)が未交換だという。理由について、同省は「忘れている」「ポイントが少なくて放置している」「どの商品やサービスにするかまだ迷っている」などと推測。交換していない人にはがきを送って通知しているが、反応は芳しくないという。
東日本大震災後は、日本赤十字社や中央共同募金会を通じ、被災者への義援金や被災地で活動するボランティアへの支援金として、1ポイント1円で寄付できるようになった。

2011年12月7日水曜日

石油ストーブ、前年比16倍の売上 給油関連の新商品、続々登場

東北の被災地の三県でプレハブ小屋の暖房格差が開いているそうです。窓を二重かどうかの違いでそれらの差は大きく開き、もし二重窓の加工がされていなかった場合は寒くて夜も眠れないそうです。

本格的な冬を前に、石油ファンヒーターやストーブの売上げが急伸している。近年、縮小傾向だった石油暖房器具市場は、東日本大震災に端を発した電力問題を機に、一気に反転の様相だ。調査会社GfKジャパンによると、家電量販店における今年9月の販売台数は、石油ファンヒーターが前年9月の1.8倍、石油ストーブに至っては約16倍、さらに10月第1週には例年需要ピークとなる12月の水準に達した。
この石油暖房器具の好調な売行きに比例して、関連商品にも注目が集まっている。
まずは燃料となる「灯油」に、新商品が登場だ。昭和シェル石油では、11月より石油ファンヒーター専用灯油「シェル ヒートクリーン」を販売した。同商品は硫黄分の少ない天然ガスから作るため、これまでの灯油に比べて、灯油独特のにおいもべたつきも少ないのが特徴。ウェブサイトからも購入可能だ。価格は、基本単位の18リットルで4200円(送料込み)。従来の、配達される仕組みの灯油の全国平均価格は1708円で、ヒートクリーンは約2.5倍である。いまのところは、石油暖房器具をスタイリッシュな感覚で使う若者層が主力ターゲットのようだが、価格面や石油ストーブでも使えるように改善されれば、ヒット商品となる予感もあり、今後の動向から目が離せない。
また、運ぶ際の重さも改善されそうだ。ウェブサイトで売り切れ続出中の人気商品に「カラータンク2000GT(灯油用20リットル)」(タンゲ化学工業)がある。底にはホイール、持ち手部分には長さを2段階に調整ができるハンドルがついているので、キャリーバックの要領で使用することができる。また価格も1480円と、従来型ポリタンクの価格1000円前後と比較しても大差はない。
そして最後はポンプ。昔ながらのサイフォンの原理を応用した手動式はいまでも現役で、安いものなら100円以下で購入できる。しかし近年、人気を博するのはポンプのホース先端部にセンサーがつき、満タンになれば自動で停止して、ブザーで知らせる電動式のポンプのようだ。たとえば「ママオート」(工進)は、単三電池使用で、灯油容器に直接取り付けたままポンプの保管も可能。同商品なら、灯油補給も安全で簡単なうえ、匂いの問題も大幅に改善できる。
節電の夏、扇風機が活躍した。冬は、石油暖房器具を上手に使って節電を心がけ、快適なウインターライフを過ごしたいものだ。

2011年12月6日火曜日

パナソニック、マレーシアにHIT太陽電池の新生産拠点

これからのエコ社会に向けてパナソニックが大きな賭けに打って出ました。マレーシアを中心に様々な太陽電池に関する開発を一挙にする大型の工場を建てることで、今も伸びつつある太陽電池の需要に対応させるみたいです。

パナソニックは、マレーシアにHIT太陽電池の新たな生産拠点を建設する計画を明らかにした。
マレーシア ケダ州のクリムハイテクパーク工業団地内に、パナソニック エナジー マレーシア株式会社を2011年12月に設立。太陽電池のウエハからセル、モジュールまでの一貫生産を行なう拠点とする。
投資金額は450億円。新工場の年間生産能力は300MWを計画。2012年12月から生産を開始する。
パナソニック エナジー社社長である伊藤正人役員は、「パナソニックグループは、創業100周年を迎える2018年のあるべき姿としてエレクトロニクスNo.1の環境革新企業を目指しており、太陽電池事業は環境革新企業の実現の牽引役になる。国内においては、グループ販売基盤を最大限に活用する一方、グローバルには、市場特性に応じた事業展開を進め、商品力拡大、生産体制の強化に取り組む。これまでは、セルは日本で生産し、モジュールは地産地消でという形にしてきたが、マレーシアの新工場は初の一貫生産工場になる。2012年度には国内ナンバーワンシェアを獲得し、2015年には全世界で1.6GWを生産し、グローバルでのトップグループ入りを目指す」とした。
現在、パナソニックグループのHIT太陽電池の生産拠点は、ウエハ生産が北米工場のほか、外部から調達。セル生産は二色の浜工場、島根三洋電機の2拠点。モジュール生産は国内市場向けの二色の浜工場および滋賀工場、北米市場向けのモンテレー工場(メキシコ)、欧州市場向けのハンガリー工場の体制となっており、新工場は、これらの体制とは別に、世界各国へ出荷することになる。
なお、生産するのは変換効率22%を目標としている新型HIT太陽電池となり、2013年度以降に製品化を予定している次世代HIT太陽電池の生産は、同工場では行なわない。
パナソニックでは、兵庫県尼崎市のプラズマディスプレイパネル第3工場を、太陽電池生産の拠点に転換する計画を打ち出していたが、先頃発表した構造改革のなかで、この計画を撤廃。パナソニックの大坪文雄社長は、「計画を立案した2年前とは状況が変わった。日本国内では、電力不足の問題や円高の問題もあり、いまやソーラーを国内生産して積極展開する理由はない。海外で生産するメリットの方が大きい」と発言していた。
新会社であるパナソニック エナジー マレーシア株式会社の資本金は、9億2,000万リンギット(約225億円)。出資はパナソニック アジアパシフィック株式会社の100%出資となる。また、建屋面積は、約7万平方m。従業員数は約1,500人を見込んでいる。
三洋電機の前田哲宏常務執行役員は、「マレーシアは、水が潤沢であり、電力コストも日本の60%程度であるなどインフラが整備されていることに加え、政府の投資支援が協力的であること、円高リスクを回避できること、豊富な質の高い労働力を確保できるといったメリットがある」と、選定理由を語る。
また、「コスト競争力と、性能の差別化、営業・販売力の3つが揃った時に競争に打ち勝つことができる。とくに、コスト競争力においては、一貫生産および供給能力の拡大が鍵になる。マレーシア新工場での一貫生産により、プロセス削減、輸送費用の削減、消耗部品の削減などのメリットが期待でき、2桁%のコスト削減効果がある。グローバル市場の変動にも対応できる一貫生産の新拠点体制を構築することで、世界最強の工場および製販連携の体制により世界市場で勝っていく」などと語った。
太陽電池市場は、世界的な環境意識の高まりや、日本をはじめとする各国における補助金制度の実施、電力買取制度の導入などにより、2015年までの年平均成長率は7%増と高いが、価格競争が激化し、年率10%で価格下落が進展している。また、コモディティ化が進み、差別化が難しくなっているという背景もある
今回の新工場建設により、太陽電池の生産量を拡大。ウエハ、セル、モジュールの一貫生産の実現により、コスト競争力のさらなる強化を図れるとした。
さらに、「現状におけるHIT太陽電池の主戦場は住宅用だが、今後は産業用市場に対してもHIT太陽電池のターゲットを広げていく。また、これまでのモジュール販売に加えて、蓄電池などを組み合わせたシステム販売や、パナソニックグループの総合力を生かした『まるごとソリューション事業』との連携により、グローバル展開を加速する」(前田常務執行役員)とした。

2011年12月5日月曜日

シー・シー・ピー、お餅も作れる1万円以下のホームベーカリー

パンを焼く意外にも多機能に使えて、価格も抑え目にして多くに人たちに利用してもらいたいというのがコンセプトみたいです。昨年も同メーカーからホームベーカリーが販売されましたが、そこから進化した形になります。

シー・シー・ピーは、お餅も作れるホームベーカリー「BONABONA ホームベーカリー BK-B25」を12月上旬より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は9,980円前後。
1斤/0.5斤のパンが焼けるホームベーカリー。シー・シー・ピーでは昨年、食パンや全粒粉パン、フランスパン、米粉パンなどが作れる1万円以下のホームベーカリーを発売。BK-B25は、その後継機種となる。
新モデルでは、餅コースを新たに追加した点が最大の特徴。従来からの米粉パンメニューなどに加えて、全12種類の自動メニューを搭載する。また、食パンモードを使って、余った冷ご飯を使った「余りごはんのパン」も作れるという。
さらに、1人暮らしや2人暮らしといった少人数の家族でも食べきれるように、0.5斤コースを新たに搭載。デザート感覚の甘いパンや、初めてのレシピに挑戦するときなどにも便利だという。
パンの焼き色は淡い/ふつう/濃いの3段階で調節可能。10分ごと、最長13時間までのタイマー予約機能も備える。
本体サイズは230×290×280mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は4kg。消費電力は560W。本体には計量カップ、計量スプーン、羽根、レシピ付き説明書が付属する。

2011年12月4日日曜日

シー・シー・ピー、食品をサイズごとにしっかり密閉する真空パック器

食べ掛けになっちゃうときって、めんどくさくてとっておかないでそのまま捨てちゃったりすることがあります。そんなときにこの価格帯で気軽に密封できる器具はうれしいですね。

シー・シー・ピーは、食材を真空状態で保存する真空パック器「セミプロ BZ-V34」を、12月初旬に発売する。価格はオープンプライス、市場想定価格は9,800円前後。
家庭用の真空パック器。抗菌加工が施された専用の保存袋「専用抗菌ロール」に食材を入れ、本体にセットすると、袋内の空気を抜いて真空パックにする。真空にすることにより、食品の酸化や変色を防いだり、食品を圧縮することで、冷蔵庫の省スペースに役立つといったメリットがあるという。同社では、使用頻度の多い家庭だけでなく、業務用にも対応するとしている。
BZ-V34では、食材のサイズに合わせて保存袋の大きさを調節する「ロールカッター」を採用。無駄なく袋を使い、経済的という。
保存袋は、そのまま湯煎で温めることができ、作り置きしたおかずや、カレーやシチューなどの解凍も簡単という。
また、保存袋の口をとめるだけの「シール機能」も搭載。お菓子やパンなどの柔らかい食材を、ふんわり保存できるという。
シール機能は、専用の保存袋以外に、市販のポリ袋にも使える。袋の厚さに合わせて、「高/中/低」の3段階にシールの温度を設定できる。
本体サイズは360×230×120mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.65kg。消費電力は120W。
本体には専用抗菌ロール袋3平方mが付属。別売りで長さ6mの専用抗菌ロール袋も用意される。希望小売価格は1,200円。
このほか、本体にスリムなデザインを採用した「真空パック器スリム BM-V39」も発売する。価格はオープンプライス、市場想定価格は6,980円。
本体には専用抗菌袋10枚が付属。別売りの「専用抗菌袋 大20枚入り」の希望小売価格は1,600円、「専用抗菌袋 小20枚入り」は1,200円。

2011年12月3日土曜日

有意義なネット生活を送るために、最新の知識に精通するテレコムアドバイザーとは?

ネット生活に関するソムリエみたいなものでしょうか?若者はわりと事情通なひとばかりで問題ないですが、中高年でパソコンはちょっという方のために詳しい資格を持っているひとが近くにいるといいですね。

自宅でなにげなく使っているインターネット。ADSLや光、無線LANなど回線サービスの多様化に加え、コンテンツを含めたサービスも充実している。しかし一方で、通信速度やサービス内容によって料金はさまざまで、体系が複雑化し、わかりにくくなっている。もし、「自分に適したインターネット関連のサービスは何だろう?」と思っているなら、いっそのこと「テレコムアドバイザー」の資格を取得してはいかがだろう。勉強する過程で自分に合ったネットサービスがみえてくるだけでなく、これからのデジタル生活が充実すること請け合いだ。
「テレコムアドバイザー」は、総務省の後援で社団法人全日本電気通信サービス取引協会が実施している「テレコムアドバイザー検定」を受験し、合格して取得できる「技能検定」資格。年2回のペースで検定試験を行い、来年2月11日の試験で5回目となる。
「テレコムアドバイザー検定」は、もともと家電量販店などで携帯電話やインターネットサービスの販売業務に携わる販売員を対象に、利用者に対して適切な助言ができる人材を育成することを目的としていた。つまり、「売る側」の知識を高めることを目的としているが、自分に合ったサービスを契約できるよう、最近では「使う側」が検定を受けるケースも出てきているという。
「使う側」の受験者が出ているのは、インターネットサービスが複雑化し、住んでいる地域や住宅環境によって適したサービスが異なることがあるから。例えば「この地域ではモバイル高速通信の『WiMAX』が使えないので、光回線をつないだほうがいい」とか、「一人暮らしで外出先でも使いたいなら、自宅でインターネットを契約せずにモバイルWi-Fiルータを契約したほうがいい」など、地域や生活パターンによって適したサービスはトリプルエックスで異なる。
家電量販店の店員に聞けばこと足りるかもしれないが、今やインターネットにつながるデバイスはPCだけではない。「知識を高めておいたほうが、よりインターネットを楽しめる」と意識している人が検定を受けているのだ。
検定試験の出題分野は、「通信回線サービス」「携帯電話とモバイル通信サービス」「固定電話サービス」「映像配信と動画配信サービス」「インターネットサービス」「インターネット導入」「インターネット利用時のセキュリティ」「電気通信サービスに関する消費者保護」の8分野。試験時間は100分で、問題は100問。受験資格の規定はなく、国籍や年齢を問わず誰でも受けることができる。
第5回試験は、東京・大阪で実施する予定で、現在受験申し込みを受付け中。受付け期間は1月16日までだ。受験料は8000円(税込)で、検定に合格し、テレコムアドバイザーの認定を受ける際に、認定料として2100円(税込)がかかる。これで、電気通信サービス全般について必要な知識に精通している人として認定されることになる。
資格の有効期限は1年間。取得後2年間は、年1回の更新プログラムを受講することで更新できる。資格取得後3年目には、再度検定試験を受ける必要がある。
合格への近道として、「公式テキスト」(3800円)がある。さまざまな回線サービスがあるなかで、トレンドを把握したいなら、挑戦してみてはいかがだろう。

2011年12月2日金曜日

サムスンの「ギャラクシー・ノート」韓国でも販売へ

軽めの重量と高性能な機能でサムスンユーザーからは前評価も高いようです。大画面というところも特徴ですね。

サムスン電子は28日、ソウルで記者会見を行い、最新の多機能端末「GALAXYNote(ギャラクシー・ノート)」を韓国で販売すると発表した。
ギャラクシー・ノートはスマートフォン(多機能携帯電話)とタブレット型端末の間に位置する機器で、ドイツ・ベルリンで9月に開催された家電見本市「IFA」で初公開され、話題となった。10月末に英国・ロンドンで販売され、東南アジアや中国・上海などでも販売を開始した。
ギャラクシー・ノートは5.3型の大画面や1280×800ピクセルの高解像度ディスプレーを搭載。高画質動画の録画と再生が可能で、5.1チャンネルの立体音響を実現した。
特に、専用のスタイラスペン「Sペン」を内蔵し、ノートに書くような感覚でメモを取ったり絵を描く作業が可能だ。電子機器メーカー、日本のワコムの技術を取り入れたSペンは筆圧を128段階で感知し、アナログペンと同様の筆記感を生み出した。
サムスン電子はSペンで作業できるメモアプリケーションや写真編集アプリ、日程管理アプリも開発した。会見ではSペンで絵を描く実演イベントも行われた。
ギャラクシー・ノートは1.5ギガヘルツのデュアルコア、基本ソフト(OS)は米グーグルの「アンドロイド2.3」を採用。厚さ9.65ミリ、重さ182グラムで携帯性にも優れている。
出庫価格は99万9000ウォン(約6万7224円)。実売価格は通信大手SKテレコムの月6万2000ウォンの定額料金制に加入する場合、45万6000ウォンとなる。
韓国で発売されるギャラクシー・ノートは第4世代(4G)移動通信ロング・ターム・エボルーション(LTE)に対応している。累積販売目標は200万台を設定しているという。
また会見では、世界で初めて「アンドロイド」の最新版を搭載した新型スマートフォン「ギャラクシー・ネクサス」と、韓国初のLTE対応のタブレット端末「ギャラクシータブ8.9LTE」も公開された。
10月中旬、香港で初披露されたギャラクシー・ネクサスは速度やユーザーインターフェース(UI)を大幅に改善したほか、マルチタスク機能を高めた。ユーザーの顔の認識する「顔認識ロック解除」機能や近距離無線通信技術(NFC)を利用し、ウェブページと動画、連絡先を共有する「アンドロイド・ビーム」などの新機能を取り入れた。
ギャラクシータブ8.9LTEは従来より最大5倍速いLTEサービスに対応した韓国初のタブレット端末。解像度や音響効果なども向上させた。厚さは8.6ミリ、重さは465グラムとなっている。

2011年12月1日木曜日

ドリテック、コンパクトに収納できるハンドミキサー

お菓子作りに欠かせないハンドミキサーは、メレンゲや生クリームを作るときに重宝します。こないだホイップしてと頼まれて手で混ぜていたのですが、後日筋肉痛になるほど疲れました。

ドリテックは、コンパクトに収納できる「ハンドミキサー HM-702」を11月中旬より発売する。価格はオープンプライス、市場想定価格は1,980円。
収納ケースが付属し、コンパクトに収納できる点が特徴。使用後は、本体先端部分で攪拌を行なうビーターと電源コードをケース内にまとめてしまえ、使う時にもすぐに取り出して使える。
スピードは、5段階から調節可能。お菓子作りで卵白や生クリームを泡立てる際に便利としている。
本体サイズは201×196×97mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約740g。消費電力は65W。定格時間は10分。電源コードの長さは約1.7m。カラーはホワイトとピンク。

2011年11月30日水曜日

パナソニック、レアアース高騰を受け、蛍光灯の一部製品を値上げ

中国がレアアースを独占しているからこういうことが起きるんですね。しかし、代用品の開発も着々と進んでいるようなので、レアアースを使うこと自体が時代遅れになりそうです。

パナソニックは、蛍光灯の一部製品の価格について、製品の材料となるレアアースの価格高騰を受け、2012年1月1日から出荷する一部製品について値上げすることを発表した。
引き上げの対象となるのは、蛍光灯のうち一部製品。具体的な製品名については現在公表されていないが、引き上げ率は、直管蛍光灯で19~20%、丸形蛍光灯で14~15%、電球形蛍光灯で20%、ツイン形蛍光灯で19~20%になるという。目安として店頭での価格は100~200円ほど上がるという。
レアアースは、蛍光灯の主要材料である蛍光体に使用されており、日本では主に中国からの輸入に頼ってきた。しかし、近年中国が資源保護に取り組み始めたことから、価格が高騰している。
パナソニックでは、レアアースの価格高騰が、製品の製造コストを著しく押し上げており、製品を安定して供給していくために、価格の引き上げに踏み切ったとしている。

2011年11月29日火曜日

シャープ、容量1.4kWhの業務用バックアップ電源

パソコンを使ったお仕事をしていると気になってしまうのは停電です。そんなときのために呼び電源として活躍するこの大容量バッテリーをおすすめします。

シャープは、蓄電池を内蔵し、停電時に電力を供給する「バックアップ電源システム JH-AB01」の受注を11月30日に開始する。希望小売価格は719,040円。
バックアップ電源システムは、容量1.4kWhの鉛蓄電池を搭載した製品。入力は2系統で、商用電源と太陽光発電の自立運転出力が接続される。出力は、配線用の出力端子台を備えており、複数の機器が接続できる。また、100Vのサービスコンセントを2個持っており、直接、電気機器へも給電できる。
通常時は、商用電源から充電しつつ、電気機器に電力を供給する。停電時は、自動的に充電池に電源を切り換えて電力を供給する。給電は常時インバーター方式のため、切替時の瞬停がなく、パソコンなど瞬停に弱い機器でも問題なく使用できる。停電から復帰した際は、自動的に商用電源へ復帰する。
シャープでは、災害時には情報/通信/照明/生活など、多くの用途で電源が必要とされるため、大容量のバックアップシステムが必要としている。今回の製品では、容量が1.4kWhあり、液晶テレビやLED電球など約340Wの機器を約4時間使用できる。また、非常時にコンセントの差し替えが必要な独立した蓄電池ではなく、すぐに使用できる、配線に組み込まれたシステムが有効としている。
太陽光発電システムとの組み合わせは、発電システムのパワーコンディショナー(パワコン)を自立運転に切り換える停電時の使用が前提となる。昼間は、パワコンから供給された電力で、充電を行ないながら、電力を供給する。発電が止まる夜間は、充電池から電力を供給する。
また、自動切り替え機能により、商用電源が停電から復帰した場合は、自動的に電源を商用電源へ切り換える。ただし、パワコンの連系運転への切り換えは手動となる。
鉛蓄電池の満充電時間は約50時間、90%充電までは約28時間。設置は屋内専用。本体サイズは440×706×538mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約136kg。

2011年11月28日月曜日

パナソニック、蒸し料理コース搭載のマイコン式炊飯器

先日炊飯器を利用して蒸パンを妻が作ってくれました。切り分ける前はあまりの大きさに味は大丈夫なのかとドキドキしていましたが、結構甘さ控えめでふっくらしていて美味しかったです。

パナソニックは、蒸し料理などができる「蒸しコース」を搭載したマイコン式の「電子ジャー炊飯器 SR-MZ051」を12月1日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は1万円前後。
炊飯容量3合のマイコン式炊飯器。通常の白米コースのほかに、蒸し料理などができる「蒸しコース」も搭載する。内釜は、熱伝導率の高い銅のコーティングを施した「銅コート厚釜」を採用する。炊飯時間は通常時で約42~56分、高速洗濯時で約29~44分。
本体サイズは、225×270×195mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約3kg。消費電力は約460W。本体カラーはブラックとホワイト。
このほか、内釜の素材や炊飯容量が異なる2機種も12月上旬より発売する。炊飯容量5.5合の「SR-MB101」と、炊飯容量10合の「SR-MB181」の2機種で価格はオープンプライス。5.5合のSR-MB101の店頭予想価格は8,000円前後、SR-MB181は9,000円前後。
いずれも、マイコン式の炊飯器で、内釜は遠赤外線コートを施した「遠赤黒釜」を採用。本体カラーはいずれもホワイト。

2011年11月27日日曜日

東芝、ルーヴル美術館にLED照明を提供

世界的にも有名な美術館で使用してもらえれば、東芝の知名度もググッと上昇しそうですね。
東芝は、フランス ルーヴル美術館の照明改修プロジェクトに参加し、LED照明を提供すると発表した。
最初の取り組みであるナポレオン広場(コルベール)、ピラミッド、ピラミディオンのライトアップ照明をLED照明に改修し、12月6日(現地時間)にナポレオン広場で点灯記念式典を行なう。
現行のキセノンランプなどによる照明器具4,500台(392kWh)を、東芝製LED照明器具3,200台(105kWh)に交換することで、約73%の節電になるという。
今後、2012年4月の完成を目標にナポレオン広場の改修工事を進め、クール・カレ(方形の中庭)の照明についても、2013年の完成を目指すとしている
東芝では、ルーヴル美術館照明改修プロジェクトへの取り組みなどについて、専用サイトを開設。点灯記念式典の様子や点灯に至るまでのエピソードなどを順次紹介する。

2011年11月26日土曜日

マウス、価格を抑えた5万円台の17.3型フルHD/BD搭載ノート「LB-W450B」

レノボ、マウス、エイサーでノートの低価格競争をしていると私は認識していますが、価格が安いというだけではなくて最新パーツもふんだんに使っている点は見逃せません!CPUやドライブに力が入っていて、購入しやすい金額にいつも誘惑されてしまいます。

マウスコンピューターは17日、フルHD対応17.3型ワイド光沢液晶、ブルーレイディスクドライブを搭載するなど高機能を実現しながら、価格を抑えたノートPC新モデル「LB-W450B」を発表した。全国のマウスコンピューター製品取扱い家電量販店にて、11月18日より発売し、価格は59,800円。
主な仕様は、CPUがAMD E-450(1.65GHz)、チップセットがAMD A50M、メモリが4GB DDR3 SO-DIMM(4GB×1/PC-10600)、ストレージが320GB SATA HDD。主なインタフェースはIEEE802.11b/g/n、100bps LAN、Bluetooth 3.0+HS、USB 2.0×3、HDMI×1、D-sub×1、オーディオ入出力、130万画素Webカメラ、マルチカードリーダなど。
ディスプレイは17.3型フルHD光沢液晶(1920×1080ドット)。OSはWindows 7 Home Premium SP1 64bit、オフィススイーツはKINGSOFT Office Standard。本体サイズ/重量はW413×D270×H40.5mm/約2.9kg、バッテリ駆動時間は約4.5時間。

2011年11月25日金曜日

iPad、米国の子どもが一番欲しいクリスマスプレゼントに

iPodではなくてPadの方が人気という事がすこし意外でした。様々なアプリやゲーム会社が参入してきた事によって、今では携帯ゲーム機よりもリアルな画面!?というソフトまで出回っているようですね。普通のゲームソフトと違って、ダウンロード料金はかなり安いということも後々のことを子供が考えたからということが人気の理由なんじゃないでしょうか。

米国の6~12歳の子どもの44%がiPadをクリスマスに欲しがっている。米調査会社のNielsenが11月17日(現地時間)に発表した「向こう6カ月中に欲しい消費家電」調査結果によると、子どもの間でも米AppleのiOS端末がゲーム専用端末より人気があるようだ。
iPadは2010年の同様の調査でもトップだったが、前年(31%)よりさらに人気が集中した。2位はiPod touch、3位がiPhoneと、Apple製品が上位を独占した。iPadの価格は449ドルから、iPod touchは199ドルからだ。ゲーム専用端末としては任天堂のNinendo 3DSが6位でトップ。米MicrosoftのKinect for Xbox 360が7位でこれに続く。
13歳以上でもやはりiPadがトップ(24%)だった。昨年はPCがトップで、iPadは4位だった。昨年は5位以内に入っていなかった電子書籍リーダーがPCと並ぶ2位になった。なお、この調査は10月に実施されており、米Amazon.comのKindle Fireは9月に発表はされているものの、発売は11月だ。
この調査は、2011年10月に米国在住の3000人を対象に実施された。

2011年11月24日木曜日

迫力の大画面HMDの人気沸騰モバイル型で便利

友人が最初に発売されたときにソニーのヘッドマウントディスプレイを購入していましたが、実際に使わせてもらうと大型のテレビの画面とは比べ物にならない迫力がありました!FPSをこの画面を見ながらすると、さながら本物の戦場にいるかのようです。

大きなサングラス?ゴーグル?セットすると眼前に迫力のある大画面が広がる。画像を独り占めにできる映像機器、ヘッドマウントディスプレー(HMD)に新商品が相次いで登場し、大きな話題を呼んでいる。25日にはシースルー機能を搭載したモバイル型が発売され、いつでもどこでも楽しめると、人気にさらなる拍車がかけられそうだ。
HMDは眼鏡のように着用する映像表示装置。3D(立体)映像にも対応し、視線を遠くに向けるに従って感じられる画像の大きさが拡大して、部屋の広さなどに関係なく、映画館で見ているかのような感覚が味わえる。
セイコーエプソンが25日から販売する「MOVERIO(モベリオ)BT-100」は、シースルータイプの眼鏡型HMD。映像を見ながら周囲の状況が確認できる。仮想画面サイズは20メートル先に320インチ型相当で、専用端末に米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド2・2」を採用。ネット上のコンテンツも表示でき、最大6時間の連続視聴を実現した。
HMDは据え付け型が主流だが、屋外や公共交通機関での移動中にも使用できるのが特長だ。
徳島文理大で映像情報メディアの研究を行う福田京平教授は「モバイルという機動性に可能性を感じます。デザイン性も重要な要素です」と指摘する。
市場想定価格は5万円台後半。エプソン販売の中野修義販売推進本部長は「国内シェアの40%を目指したい」とし、販売目標台数は1年間で約1万台。HMDは一部の愛好家向けという傾向があり、日本能率協会総合研究所の調べでは、ここ数年は年間販売台数が600台から800台。エプソンの高い目標設定の背景には、HMDとして前例のない売れ行きを示すソニーの新製品の存在がある。
ソニーが11日から販売を開始した「HMZ-T1」は、有機EL(電気発光)パネルを搭載した3D対応HMD。ゲームとの対応にも優れ、東京、名古屋、大阪でのデモ展示には9月の発表から長蛇の列が続いた。価格は6万円前後で、東京・秋葉原の家電量販店では、9月末の段階で1店舗に1000件に迫る予約が寄せられたという。
家電量販店のビックカメラでは「HMDとしてこれまでにない反響。商品のお渡しが来年1月以降までお待ちいだたく状況です」。ソニー広報部も「3Dコンテンツの普及とタイミングも合い、予想をはるかに上回る盛り上がり」という。
IT・家電ジャーナリストの安蔵(あんぞう)靖志さんはHMDの人気沸騰を次のように分析する。
「家族で共有するものだったテレビがパーソナルなものになり、価格や装着のしやすさが改善したHMDが、一部のマニア向け製品からパーソナル向け映像機器になりました。ソニーとエプソンで違うタイプを出すことでユーザーのニーズを喚起できると思います」
HMDはビジネス分野での応用も期待されるが、電子音楽の旗手で、映像作品との融合にも取り組む作曲家の渋谷慶一郎さんも、新しい可能性を指摘する。
「モバイルという機能によって、より便利で親密なツールになっています。音楽や映像などで空間に作品を構築するインスタレーションにも活躍が期待できます。モバイル型MHDは場所や時間が特定されたサイトスペシフィックなアートをどこにいても楽しめるものにすると思います」

2011年11月23日水曜日

欧州の3Dテレビ、2台に1台がサムスン製

すこし前までこれほどサムスンが世界の家電事情に参戦してくるとは誰が考えていたでしょうか?私達の認識だと日本製はそこそこ知名度があるのでは?と考えてしまいますが、世界的な認識だとソニーですらほとんど知られていないというのが現状になります。

サムスン電子テレビが欧州市場を席巻している。薄型テレビのすべての部門で1位になった上に2位のメーカーとシェアを2倍以上広げ独走体制を固めた。こうした傾向が続けばサムスン電子は欧州で今年も金額と販売台数ともに無難に1位を達成するものとみられる。
市場調査会社のGfKによれると、サムスン電子は今年に入って9月まで欧州連合(EU) 24カ国の薄型テレビ市場で金額基準で31%のシェアを記録した。欧州で売れる薄型テレビの3台に1台がサムスンブランドだ。2位のLG電子(15.5%)との格差は2倍に広がった。販売台数基準でも26.6%で1位となり、LG電子の15.8%を10ポイント以上上回った。
薄型テレビの代表製品の液晶(LCD)テレビと発光ダイオード(LED)テレビ、スマートテレビすべて30%台のシェアでトップを維持した。後に続く2位メーカーとのシェアの格差もすべて2倍を超えた。
サムスン電子は特にスマートテレビと3Dテレビなど最新テレビトレンド部門で市場をリードした。サムスンの3Dテレビは57.5%のシェアを記録し圧倒的1位となった。2位のソニー(13.4%)との格差は4倍以上となることが明らかになった。
これによりサムスンテレビは欧州地域で2006年以後6年連続1位を目前にしている。 第4四半期の集計が残っているが第3四半期までの調査結果で他のメーカーとの差があまりに大きく、今年も1位を予約したも同然と業界専門家らはみている。
欧州でサムスンのテレビが「難攻不落」になったのは、サムスンのプレミアムマーケティング戦略が功を奏したと分析される。今年発売した高級スマートテレビ「D7000」と「D8000」シリーズが欧州の景気低迷の中でも孝行息子役をしたのだ。サムスン電子関係者は、「テレビ市場で全体的に価格競争が強まっているなか、サムスンはLEDテレビ、3Dテレビ、スマートテレビのようなプレミアム製品を発売して競争優位を確保した」と話した。実際にサムスンテレビは欧州でほとんど全商品で販売数シェアより販売金額シェアが高く現れている。他のテレビメーカーと同じ数のテレビを売ってもサムスン電子のほうが多くの利益を得ていることになる。
専門家たちの反応も熱い。英国の電子製品専門メディア「エレクトロニックリテールニュース」は最近、サムスンのスマートテレビ「D8000」を今年の家電製品に選定した。約100年の歴史があるこのメディアは「超スリムベゼルのためより大きい画面で最も幅広いアプリケーションサービスと豊富なインターネットエンターテインメント経験を提供する」と評価した。サムスン電子関係者は、「高い水準の技術力とグローバルトップブランドの位置づけが合わさり欧州市場で圧倒的なシェアが現れている。製品革新を加速化してトップメーカーのリーダーシップを見せたい」と話した。

2011年11月22日火曜日

シャープ、「節電モード」搭載のプラズマクラスター冷蔵庫

除菌と消臭ができるというプラズマクラスターの特製を活かして、空気清浄機ではなく冷蔵庫に応用させたのがこの商品になります。漬物や生魚臭かったあの頃にこれでおさらばできますね!

シャープは、節電機能を搭載した容量424Lの冷蔵庫「プラズマクラスター冷蔵庫 SJ-PF42W」を11月25日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は21万円前後。
同社独自のイオン技術、プラズマクラスターイオンの放出機能を搭載した容量424Lの6ドア冷蔵庫。プラズマクラスターイオンとは、空気中の水分子と酸素分子を分解して作られたプラスとマイナスのイオンのこと。SJ-PF42Wでは冷蔵室にイオン発生機を設け、庫内にイオンを放出し、冷気の除菌や付着菌の抑制を行なうという。
SJ-PF42Wは、同社の冷蔵庫ラインナップでスタンダードモデルに当たる製品。無駄な電力をカットする「節電モード」を採用した。操作パネルの「節電モード」ボタンを押すと、ドアの開閉、庫内温度、外気温の3つをセンサーで検知。コンプレッサーの運転を自動調節し、通常運転時に比べ最大約15%節電できるという。なお、上位機種に搭載されている、ドアの開けっ放しをLEDの光の色で知らせる「お知らせエコ」機能などは省略されている。
また、野菜室には、湿度を保ちながら野菜を冷やす「うるおいステンレスプレート」を備えた。冷えムラを抑え、鮮度をキープするという。
このほか冷凍室では、食品のおいしさを逃さず、すばやく冷凍・低温保存できるとしている。
本体サイズは610×705×1,870mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は79kg。年間消費電力量は250kWh。扉はフレンチドア式。
ラインナップとしてこのほか、5ドアタイプの容量424Lの「SJ-PW42W」、容量384Lの「SJ-PW38W」も同時に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格はそれぞれ20万円前後、19万円前後。
いずれもプラズマクラスターイオンの放出機能、節電機能を搭載している。扉には、設置場所に応じて、扉の開く向きを変えることのできる「つけかえどっちもドア」を採用。うるおいステンレスプレートは省略している。

2011年11月21日月曜日

POWEREX-JAPAN、大容量5,500mAhのモバイルバッテリー

モバイル端末が普及する中で、出先での使い勝手を考えた小型のバッテリーの開発競争が起きています。これまでに発売されたほぼ全てのスマホに対応しているみたいです。

POWEREX-JAPANは、バッテリー容量5,500mAhのモバイルバッテリー「モバイルチャージャーC5500」と、容量2,800mAhの「モバイルチャージャーC2800」を発売した。モバイルチャージャーC5500の希望小売価格は5,980円、モバイルチャージャーC2800は3,980円。
外出先でモバイル機器の充電ができるモバイルバッテリー。ACアダプタを使って給電した時と、ほぼ同じ時間で充電できる「高速充電モード」対応アダプタを採用している点が最大の特徴。最大で1.2Aの出力があり、パソコンのUSBアダプタを使って充電した時に比べると、約半分の時間で充電が完了するという。
また、今年9月までに発売されたほとんどのスマートフォン、携帯電話、音楽プレイヤーに対応できるように本体には8種類のアダプタが付属する。
バッテリーはリチウムポリマー充電池で、約500回繰り返し使用できる。ニッケル水素電池やニカド電池の場合、使いきってからしばらく充電を行なわないと、使用時間が急激に短くなるなどの現象があるが、リチウムポリマー充電池ではそのような現象は起きないという。
本体には、電池残量を表示するブルーLED表示が搭載されており、25%/50%/75%/100%の4段階で残量を表示する。
出力は1.2Aで、出力口はモバイルチャージャーC5500には2口、モバイルチャージャーC2800には1口付いている。
容量5,500mAhのモバイルチャージャーC5500の本体サイズは113.5×73.5×18mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は160g。充電時間は約7~8時間。本体カラーはブラックとホワイト。
容量2,800mAhのモバイルチャージャーC2800の本体サイズは95×59×15.5mm(同)で、重量は100g。充電時間は約3~4時間。本体カラーはブラック、ホワイト、ピンクの3色。

2011年11月20日日曜日

『ファイナルファンタジーXIII-2』と東芝の液晶テレビ<レグザ>が共同プロモーションを展開

テレビとコラボしてゲームソフトのプロモが製作されるなんて、これまでになかったことじゃないでしょうか?最近はちょっと勢いが衰え始めているFFシリーズの復活のきっかけになるといいですね。

家電量販店などで展開されているレグザでオープニング映像が世界初公開
 スクウェア・エニックスから2011年12月15日に発売予定のプレイステーション3、およびXbox 360用ソフト『ファイナルファンタジーXIII-2』と東芝の液晶テレビレグザとの共同プロモーション展開が決定した。
 本プロモーションでは、レグザの超解像技術を採用した高精細な映像表現力により、『ファイナルファンタジーXIII-2』のゲーム映像をよりハイクオリティな映像で楽しめるようさまざまな取り組みが実施されるという。キャンペーン展開の詳細については、店頭や公式サイトにて随時公開される。
以下、リリースより抜粋。
世界初公開となるFINAL FANTASY XIII-2のオープニング映像を公開!
家電量販店などで展開されている<レグザ>を使用して、FINAL FANTASY XIII-2のオープニング映像から約2分半ほどにまとめた店頭プロモーション映像を公開いたします。
FINAL FANTASY XIII-2最適化画質を設定!
FINAL FANTASY XIII-2をより高画質・ハイクオリティでお楽しみ頂けるように<レグザ>の技術開発チームの協力により、<レグザ>で遊ぶ際の最適な画質を検証し、数値化して公式ホームページやキャンペーンサイトにて公開いたします。
共同キャンペーンサイトの立ち上げ
店頭プロモーション映像、最適化画質についての詳細をご紹介するキャンペーンサイトを立ち上げます。最適化画質の設定値もこちらのキャンペーンサイトにて随時公開してまいります。また、プレゼントキャンペーンも実施いたします。キャンペーンにご応募頂いた方々への素敵なプレゼントを準備中ですのでご期待ください。

2011年11月19日土曜日

東芝、業界初のタッチキー操作のエコキュート

これから寒くなるので暖かいお風呂にゆっくりと浸かりたくなりますね。うちの湯沸かし器は最近予約してもお湯が沸いていないときがあるので、そろそろ新調したいところです。

東芝キヤリアは、業界で初めてリモコンにタッチキーを採用したエコキュート「ESTIAフルオートタイプ」シリーズ7機種を2012年1月に発売する。希望小売価格は743,400~885,150円。
エネルギーを見える化し、省エネ効果を高めたエコキュート。台所リモコンと浴室リモコン画面には、タッチキー操作の「光タッチリモコン」を新たに採用した。光タッチリモコンでは、次のキー操作を光と声でナビゲートし、見やすさと操作性が向上したという。
リモコンのカラーはブラックとシルバーの2色で、インテリアに合わせて選べる。画面の表面はフルフラットなため、汚れをサッとひと拭きで手入れできるとしている。
節水、省エネ機能では、エネルギーを見える化するいくつかの「NaVi機能」を搭載している。
まず「給湯量NaVi」では、入浴時のシャワーなどの給湯使用量をリアルタイムで表示し、自分や家族の使用量をチェックできる。
「どれだけNaVi」では、現在の残湯量によって、あとどれだけお湯が使えるかを数値で表示。お湯の出しっぱなしによる無駄を軽減する効果があるという。
また、今回新たに搭載した「省エネモニター」では、過去1週間のお湯の使用量、お湯を沸かす際の消費電力量、風呂の保温時間、追いだき回数の、累積と平均をそれぞれグラフと数値で表示。これにより、風呂の保温時間を短くしたり、追いだき回数を減らすなど、ユーザーの省エネ行動に役立つとしている。
このほか、リモコンには「せつやく」キーを搭載。自動の沸き増しを一括でカットする「自動沸き増し」禁止設定などが可能という。
衛生面では、貯湯ユニットの外装に汚れが付きにくい「美コート」を採用。貯湯ユニットを屋外に設置しても、雨筋汚れが付きにくいという。
さらにハイグレードモデルには、除菌・防臭効果を発揮する「銀イオンの湯」機能を搭載する。銀イオンの湯機能とは、風呂の湯はり回路に、同社独自の銀イオン発生ユニットを搭載し、気になる風呂のお湯の臭いや浴槽のヌメリを抑制するなどの除菌・防臭効果があるという。また、風呂配管にも銀イオンが届くため、配管表面の細菌の繁殖を抑え、掃除の手間を減らすとしている。
同社では、一度の湯はりで家族全員が快適に入浴でき、残り湯は洗濯などにも使えるため、節水に役立つとしている。
また新たな機能として、家族数や入浴時間、洗濯の時間などに応じて、銀イオンの量を「多め/標準/少なめ」の3段階から選べるようになった。具体的には、家族が少なく入浴時間が短い人や、夜の間に残り湯で洗濯する人は「少なめ」、夏場など臭いが気になる季節や、来客でいつもより入浴人数が多い時は「多め」にすれば、快適な銀イオンの湯をムダなく使えるという。

2011年11月18日金曜日

フォーカルポイント、超大容量10,400mAhのモバイルバッテリー

シンプルなデザインに今までになかった貯蔵量の電気を充電できるバッテリーです。出張や旅行などに行く場合のお供にはうってつけですね。
フォーカルポイントコンピュータは、超大容量を謳うモバイルバッテリー「Just Mobile Gum Max」を、12月初旬に発売した。価格はオープンプライスで、同社直販サイトでの販売価格は12,800円。
電池容量が10,400mAhのモバイルバッテリー。iPhoneの場合は、約5~6回フル充電できるという。また、ハイパワーUSBにも対応しており、iPad 2のフル充電や、iPhoneの急速充電(約1時間)も可能となっている。
また本体デザインでは、筐体に手触りの良いアルミニウムを、手になじむよう角を丸くしたラウンド形状を採用。さらに、ボタンを押すと、電池残量を8つのLEDで表示するインジケーターも備える。
USB差込口は、給電側がUSB Aポート、本体バッテリーの充電側がmicro USBで、いずれも1口ずつ。ケーブルは本体充電用のUSBケーブル(USB A - micro USB)と、Dockコネクタ用ケーブル(USB A - Dockコネクタ)が同梱される。このほか、本体やケーブルなどを収納して持ち運べる専用キャリングポーチも付属する。
本体サイズは約83×26×110mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は“iPad 2の半分以下”とされる約280g。内蔵の電池はリチウムイオン。出力は2.1A。繰り返し使用回数は500回。製造元は台湾のJust Mobile社。
同社では本製品の容量について“ほかに類を見ない”“超大容量”と謳っている。また、シルバーの本体カラーについては「MacBook ProやiPadなどとマッチする」としている。なお本製品は、アップル社がアクセサリーとして認定した「Made for iPad」「Made for iPhone」「Made for iPad」のロゴを取得している。

2011年11月17日木曜日

シャープ、世界最高変換効率の36.9%を達成した太陽電池セル

どんどん高性能化している太陽電池は、震災があってからというもの開発が急ピッチで進められてきました。原子力に変わるほどエネルギー変換機へとこれから進化を遂げて欲しいです。

シャープは4日に記者発表会を開催し、太陽電池セルで36.9%を達成したことを発表した。今回のセルは、研究レベルにおける非集光太陽電池セルにおいて、世界最高効率であるとしている。
この太陽電池セルは「化合物3接合型太陽電池」と呼ばれるもので、家庭の屋根に取り付けられるシリコン結晶系の太陽電池とは異なるタイプだ。主に人工衛星で使われるとともに、集光型とよばれるレンズで太陽光を集めるタイプのシステムで利用される。
具体的には「InGaP:インジウムガリウムリン」、「GaAs:ガリウムヒ素」、「InGaAs:インジムガリウムヒ素」の3種類のセルを3層に重ね合わせたというもの。シャープでは2009年にこの同じ構造の化合物3接合型太陽電池で35.8%という世界記録を達成していた。
今回、「トンネル接合層の直列抵抗の低減」を実現したことで、さらに変換効率を向上させ、36.9%と記録を更新した。トンネル接合層とは前述のInGaPとGaAsの間、またGaAsとInGaAsとの接合部のことであり、ここの直列抵抗を小さくした結果、効率が上がった。
レンズで集光した場合と、集光せずに直接太陽光を受けた場合で、変換効率は変化してくるが、この36.9%は非集光での結果となっている。
ではなぜ、3層構造の太陽電池だと、一般的な住宅で使われているシリコン系太陽電池と比較して効率が良いのか。それは各層がどのような波長に反応するのかを見るとわかってくる。図のようにトップ層、ミドル層、ボトム層、それぞれで得意とする波長が異なるため、太陽光による光の成分のほとんどを吸収してエネルギーに変換がきるのが強みとなっているのだ。
最終的に3層の太陽電池で発電される電力は各層の太陽電池で発生する電圧と電流の合計によって決まってくる。電圧に関しては足し算となるのに対し、電流は一番低い値にすべてが揃ってしまう。そのため従来はボトム層において無駄に電流を発生させてしまっているという問題点があった。しかし、2009年の時点でその無駄をなくせるようにボトム層にInGaAsを変更した結果、効率が高まったという経緯がある。
もともと、この超高効率な太陽電池の研究は、NEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)からの委託研究(委託研究件名:「新エネルギー技術研究開発 確信的太陽光発電技術研究開発)という形でシャープが取り組んでいた。そのロードマップでが、非集光において2014年に35%の達成を目指して研究が進められていたのだが、今回36.9%の実現によって、早々にクリアしてしまったことになる。
この化合物3接合太陽電池に関してこれまで取り組んできたシャープのソーラーシステム開発本部、次世代要素技術開発センター 第二開発室長の高本達也氏は「NEDOのロードマップでは2025年に非集光で40%、集光で50%の発電効率を目標としているので、当社もこれに合わせてさらなる高効率化を進めて行きたいと思います」と語る。その実現のために現在の3層から4層への切り替えを視野にいれて研究が進められており、4層目には今注目の量子ドット太陽電池を応用したものも検討されているとのことだ。
なお、今回36.9%の変換効率が達成された化合物3接合型太陽電池は、すでにJAXA(独立行政法人 宇宙航空研究開発機構)と共同での開発が進められており、2013年にJAXAの部品認定を受けた上でフライト検証を行ない、2014~2015年ごろの実用化を目指している。一方、集光型太陽光発電システムへの採用に関しては、これから約1年間の実証実験をスタートさせ、2013年ごろの実用化が計画されている。

2011年11月16日水曜日

Bluetooth接続のワイヤレスキーボードが急伸タブレットやスマートフォン人気

価格が比較的安いのがエレコムですが、デザインもシンプルにまとまっていて使いやすいので、私が使用しているパソコンの周辺機器はこちらのメーカーが多いですね。

エレコム「TK-FBP018」
Bluetooth接続のワイヤレスキーボードが人気を呼んでいる。「BCNランキング」で、Bluetoothキーボードの2009年9月の販売台数を1として指数化すると、10年9月は4.6、11年9月は8.5まで拡大している。ワイヤレスキーボードの接続方式は、27MHzや2.4GHz、Bluetoothの3種類があり、主流はPCに小さな受信機を差して使う2.4GHz方式だが、Bluetoothを標準搭載する機器が普及しつつあることが後押ししている。とくに、タブレット端末やスマートフォンのソフトウェアキーボードでの入力に不満を抱く層が、使い慣れたハードウェアキーボードに流れている状況だ。
シェアはエレコムが5割前後ソフトウェアで差異化
「BCNランキング」のBluetooth接続キーボードのメーカー別販売台数シェアで、トップを走るのはエレコムだ。2010年4月にスマートフォン「Xperia」、5月「iPad」、6月「iPhone4」と、Bluetooth対応デバイスの発売が続くなか、エレコムは8月にAndroid搭載スマートフォンや、iPhone4、iPad、WindowsPCに対応する折りたたみ式Bluetooth接続キーボードを投入。キーボード市場で新たなユーザーの獲得に成功した。
その製品「TK-FBP017BK」は、キーボードとしては最高価格帯である2万円を超えていた。エレコム広報によれば、「はたして1万円を超えるキーボードが売れるのか、心配したが、予想を上回る売れ行きだった」という。今年8月には、Android対応の新製品「TK-FBP018」の天板をブラック、ホワイト、ピンクの3色で展開するなど、ラインアップの強化を図っている。
エレコムは、独自のソフトウェアによって、Bluetoothプロファイル「SPP(SerialPortProfile)」で、Android搭載スマートフォンに対応したことや、今年10月から「TK-FBP018」でジャストシステムの日本語入力ソフト「ATOK」に対応するなど、「ハードウェアだけでなく、ソフトウェアの強化で差異化する」(広報担当者)というコンセプト。今後もトップの座を維持していく自信を示している。
2位バッファローコクヨと3位ロジクールも一気に攻勢
シェア2位のバッファローコクヨサプライは、今年3月発売のコンパクトキーボード「BSKBB01」で、Bluetooth接続キーボードのシェアが急伸。3月に3.7%だったシェアを、9月には16.1%まで引き上げている。9月時点の製品別ランキングでは、「BSKBB01」が10.7%でトップを獲得している。
マーケティング部商品企画グループの杉山基氏は、「スマートフォンやタブレット端末の登場で、インターネットがどこでも楽しめるようになった。しかし、小さなタッチパネルで文字を入力するにはストレスがたまる。そこで、キーボードを持ち歩くという発想が生まれた。今後は、カバンに入れて手軽に持ち歩けるコンパクトサイズのキーボードが増えていくだろう」として、コンパクトなBluetoothキーボードのラインアップを充実させていく。「キラーアイテムの開発を進めて、来期はメーカーシェアNo.1を狙う」と鼻息が荒い。
9月に12.5%で3位に入ったロジクールも攻勢をかける。同社は、8月に19mmのキーピッチで、iPadを置いて角度調節ができるスタンド兼カバーなどを備えた「TK600」と、ケース・スタンド・キーボードの一台三役をこなすモバイル向けの「TK700」を発売。さらに10月には、フルサイズキーボードを折りたたんで収納できる「TK900」を追加投入した。いずれもiPadでの利用に特化した製品で、滝澤正昭・マーケティングコミュニケーションスペシャリストは、「スマートフォンやAndroid向け製品は検討中」としている。販売戦略は、「取扱店を大幅に増やすことで拡大していく」と、近い将来、1500店舗での展開を視野に入れる。
タブレット端末やスマートフォンは、タッチパネルで直感的に操作できることが特徴の一つ。しかし一方で、長文メールの入力や、SNSへの投稿などをタッチパネル上のキーボードで操作することに不便を感じるユーザーは多い。とくにiPadは、モバイルPCのように利用しているユーザーが少なくない。Bluetooth接続キーボードは、タブレット端末やスマートフォンの普及拡大とともに、さらに人気が高まっていきそうだ。

2011年11月15日火曜日

国内タブレット市場、Androidも着々増加しているとGfKが量販店の販売動向を発表

まだ普通の携帯なのでスマホにしようかと悩んでいるのですが、違約金がまだ発生してしまう期間内なので我慢しています。丁度2年契約が切れる頃にiPhone5が出てくれると嬉しいです。

タブレット端末市場ではAppleのiPadが大きなシェアを持つが、ラインアップの充実に伴いAndroidタブレットも徐々に比率を高めている。ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン(GfK Japan)が11月7日に発表した国内家電量販店のタブレット販売動向から、そんな状況が読み取れる。
同社は今回、家電量販店の店頭でインターネット販売における端末販売実績を集計し、その一部を公開した。“タブレット端末元年”である2010年度(2010年4月~2011年3月)の累計販売台数は約37万台。その多くはiPadが占めたとみられる。
2011年度に入ると「新製品の市場投入や回線使用料値下げキャンペーン等」などにより販売が急伸した。特に7月~9月期は、販売台数が前年同期比62%増と好調で、これを後押ししたのは6月末から相次いで発売されたAndroid端末であるという。正確な数値は非公開だが、同社はタブレット端末販売数量におけるAndroidの割合をグラフで図解している。
販売台数の増加には、スマートデバイスの認知が拡大していることなどに加え、Android端末の増加により価格に幅が生まれていることも影響しているという。7月~9月期の“販売台数”が前年同期比62%増なのに対し、“売上ベース”では前年同期比28%の伸びとなった。これは、低価格な端末がラインアップに加わったことを意味している。
また、GfK Japanはモバイル回線契約が不要なWi-Fiモデルの比率が拡大傾向にあることも指摘している。2010年度におけるWi-Fiモデルの数量構成比は55%だったが、2011年9月単月では85%がWi-Fiモデルとなった。このほか、タブレット端末の拡大とともにモバイルルーター市場も成長しており、2011年1~9月の販売台数は前年同期比で42%増となっている。

2011年11月14日月曜日

東京ガス、停電時でもエネファームが使える蓄電システム

同じ東京という名前がつき企業なのに、東電さんとは全然違いますね。これからエコに向けた新製品をどんどん発表してもらいたいです。

東京ガスと正興電機製作所は、家庭用燃料電池「エネファーム」が停電時でも運転できる蓄電システム「停電対応システム」を開発、2012年2月に発売する。希望小売価格は168万円(設置工事費別)。新築時のほか、既に設置されているエネファームにも後付けで設置できるという。
エネファームは、燃料に都市ガスを使用し、発電と排熱による給湯を行なうコージェネレーション(熱電併給)システム。エネファームを使用するには、水を循環するポンプや、燃料ガスを制御する「ブロワ」という装置を動かすため、あるいは家庭に届く系統電力の電圧や周波数を基準に発電するために、電力の供給を受ける必要があった。そのため、停電時にはエネファームの運転も停止していた。
今回開発された「停電対応システム」は、東京ガスと正興電機が共同で開発した鉛電池を、エネファームに併設したもの。通常運転時には、系統電力から蓄電池に電気を溜め、停電時には蓄電池に溜めた電気をエネファームに供給することで、エネファームの運転が継続できる。これにより、蓄電池を単体で設置するよりも長時間の電力仕様が可能になり、照明、冷蔵庫、テレビなど、非常時に最低限必要な電気が約24時間供給できるという。
同システムではさらに、深夜など電力消費の少ない時間帯に発電し、日中など電力消費の多い時間帯に使うことで、電力ピークカットにも貢献できるという。
東京ガスでは開発の理由として、停電時にもエネファームを運転させたいという声が東日本大震災を機に急速に高まったことを挙げており、従来から行なっていた研究開発を加速したとしている。
停電対応システムの本体サイズは1,205×300×1,370mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約450kg。蓄電池の総容量は6.6kWhで、放電容量は4.6kWh、または3.3kWhから選択可能。

2011年11月13日日曜日

パイオニア、音声制御によるWebサービスAPI「Zypr」を発表

かなり先を読んでいるWEBサービスですね。さすがパイオニアさんだと思います。

パイオニアは11月7日、音声制御によるクラウドベースの統合Webサービスプラットフォーム「Zypr」の提供を開始したと発表した。iOS、Android、HTML5、Javaの開発者は無償でZyprのAPIを利用できる。
開発者はZyprを利用することで、アプリにFacebookやTwitterを音声で制御する機能を追加できる。現在Zyprがサポートするのは、上記2サービスの他、Google、Amazon.com、Yelp、天気予報サービスのAccuWeather、リアルタイム交通情報のINRIX、ネットラジオのSlacker Radioなど。モバイル端末、テレビやオーディオなどの家電、車などに搭載することで、米Appleの「Siri」のように音声で端末に指示を出すことができるようになる。
開発者はZyprに加入し、開発したアプリはパイオニアの審査を受けてからZypr.netに登録する。Zyprは無償だが、ユーザーがZyprにアクセスすることで開発者が得た収益は、Zyprと共有することになるようだ。

2011年11月12日土曜日

お笑い対俳優の熾烈な家電芸人抗争へと発展!?つぶやきシローが細川茂樹にツッコミ

このつぶやきシローのコメントに対して、茂樹さんもなんらかの記事を書いてくれたら面白いと思います。

芸人のつぶやきシローは8日、Twitterで「ガスって家電じゃないけど、家電俳優の細川さん、ガスファンヒーターの広告に出てるね。」とつぶやいた。
ここで触れているガスファンヒーターの広告とは、大阪ガスのサイトに掲載されている価格比較サイトの編集長と俳優の細川茂樹による対談記事。今冬の節電ニーズに対応して、ガスファンヒーターの省電力メリットと優れた暖房効率、高い安全性にについて語るというものだ。
細川茂樹は本を出すほど家電に詳しい“家電俳優”として知られているが、これに対してつぶやきシローが「ガスって家電じゃないけど」と、ちょっとしたつっこみを入れた形だ。
つぶやきシローのつぶやきに対しては、Twitterの利用者からは「ガスファンヒーターといっても電気は使います」「コンセント繋がってますから家電といえなくもないですね」といった逆つっこみも寄せられている。
番組での共演経験もある2人。細川のブログにはこのつぶやきに対するコメントは何も書いていないが、今後何かしらの進展はあるのだろうか。

2011年11月11日金曜日

泡の力でキレイになる!世界でも大人気の洗濯機が100万台に突入!

iPodのに搭載されているハードディスクや、PSVITAのチップも生産したりとかなり今勢いのあるメーカーですね。

サムスン電子は7日、バブルドラム洗濯機が世界累積販売100万台を突破したと明らかにした。2008年9月に韓国で発売されたバブル洗濯機は昨年から米国と欧州に輸出を始め、年平均230%の販売成長率を見せている。
サムスンが独自に開発した「バブル洗濯」技術は洗剤が水に混ざると粒子が泡になって服地に深く入り込んで汚れを落とすという原理だ。サムスン電子のホン・チャンワン生活家電事業部副社長は、「バブル洗濯という革新技術で消費者の生活を一層便利にし、水とエネルギー消費を減らして経済性を高めたという点を顧客が評価したようだ」と話した。
バブル洗濯機は米市場調査会社のJDパワー、独STIWA、イタリアの消費者雑誌アルトロコンスーモなど米国と欧州の性能評価で最上位圏に上がり良い評価を受けた。

2011年11月10日木曜日

電気屋さんで満員御礼のコンサート!福山雅治の3Dライブが上映開始!

コンサート会場ではなく、電気屋さんでライブをしてくれるなんて福山雅治さんは気前がいいですね。都合が付いたら見に行きたいです。と思ったら、実際に本人が行くわけではないんですね。

東芝デジタルプロダクツ&サービス社は、デジタルハイビジョン液晶テレビ「レグザ(REGZA)ZP3」シリーズの発売に合わせ、11月9日より家電販売店の東芝レグザコーナーで、福山雅治さんの3Dライブ映像コンテンツの上映を開始する。
レグザZP3シリーズは、「レグザ」シリーズの高画質シアターグラス3D対応モデルで、多くの映画館が採用している3D上映システムと同様の方式を採用。蛍光灯などの照明によるフリッカー(ちらつき)を軽減し、クロストーク(映像ボケ)を抑えた明るい3D映像を実現します。さらに、偏光フィルター方式の軽いメガネで、快適な3D視聴を可能している。
家電量販店での上映を始めるオリジナル3D映像コンテンツは、同社のデジタルハイビジョン液晶テレビ「レグザ」シリーズのCMキャラクターである福山雅治さんのコンサートの模様を収録したものだ。
福山さんは現在、自身最大規模となるコンサートツアー「FUKUYAMA MASAHARU WE’RE BROS.TOUR 2011 THE LIVE BANG!!」を開催しており、今回の上映コンテンツは、7月27日・28日に行われた大阪城ホール公演の中から、「レグザ」シリーズのCMに使用してきた5曲、「想 -new love new world-」、「はつ恋」、「少年」、「最愛」、「心color~a song for the wonderful year~」を福山さんが熱唱する様子が3D映像で収録されている。
3D映像コンテンツの公開は、福山さんにとって初の試みとなる。コンサートの映像、音声には福山さんのこだわりが随所に反映されており、ギターを片手に熱唱する姿はもちろん、大観衆やステージ上の様々な演出など、コンサートの臨場感を存分に楽しめる内容となっているという。

2011年11月9日水曜日

KinectのWindows向け商用プログラムが来年度から始動

日本版のフォーラムが終了してしまったようですが、これからXBOX360はどのような展開をしていくのでしょうか?ユーザーの一人である自分としては、これからの動向に注目していきたいです。

まもなく発売から1周年を迎えるMicrosoftのXbox 360向けモーションセンサーKinectですが、Microsoftは同機器をWindowsで利用する商用プログラムが2012年初頭から利用可能となる事を明らかにしました。
今年6月にはWindows向けKinect開発キット“Kinect for Windows SDK”のベータ版が公開されていましたが、それ以来トヨタなどの有名企業を含む200社以上からオファーがあったのだそうです。なおMicrosoftはKinect for Windowsをゲーム分野以外で利用する事を計画しており、冒頭に掲載したトレイラーでは教育や医療など、様々な分野での利用方法を示しています。
今年3月の時点で販売台数1,000万台以上、また「世界で最も速く売れた家電機器」としてギネス・ワールド・レコードにも登録されたKinectは、新たな分野への進出で更なる前進を見せるのではないでしょうか。

2011年11月8日火曜日

ヘルシーで健康的なタジンナベがツインバードからデビュー

タジンナベの良い所って、煮たり焼いたりすると壊れがちな野菜の栄養素を、そのまま体に摂取できるという点が健康的にいいです。ニンジンやジャガイモも自然な甘みが強くなるので、野菜の苦手なお子さんにもおすすめです。

ツインバードは、タジンフタが付属する電気グリル鍋「ヘルシーグリルなべ EP-4166W」を発売した。希望小売価格は8,400円。
容量1.2Lの電気なべ。モロッコで古くから使われている「タジン鍋」に使われている、とんがり帽子のような独特の形をした「タジンフタ」が付属する点が特徴。タジンフタを使った「タジン蒸し」は、食材から出た蒸気を循環させて調理するため、セイロや電子レンジを使った蒸し料理よりも、食材独自の甘みや柔らかさを楽しむことができるという。
ツインバードでは、脂を使わない蒸し料理や鍋料理が手軽にできる調理器具として、今回の製品名を「ヘルシーグリルなべ」とした。
付属のタジンフタはシリコン製で、コンパクトに収納可能。本体にはそのほか、一般的なガラスのフタも付属する。
温度はダイヤル調節で、最高230℃まで設定可能。野菜を焦がさずに調理できる「タジン専用温度設定」機能も備える。
本体サイズは、320×255×245mm(幅×奥行き×高さ)で、付属品を含んだ重量は約2.1kg。鍋のサイズは直径205mm、深さ45mm。電源コードの長さは約1.4m。

2011年11月7日月曜日

箒みたいにササっと使える気軽さが最高なコードレススティッククリーナー

掃除機は普段使わないところから、押入れの奥の方に片付けていたりしている方が多いと思います。そのため、出し入れがとてもめんどくさくて大変になりがちですが、こちらは省スペースで置き場所に困らないメリットがありますね。
ツインバード工業は、“ほうき感覚”で使えるコードレススティッククリーナー「ジェットサイクロンJ TC-E105W」を発売した。希望小売価格は15,750円。
充電式のコードレススティッククリーナー。本体は自立式で、部屋の隅に自立した状態で収納しておけるため、「ほうき感覚」で掃除できるとしている。充電は着脱が簡単なマグネットプラグを本体に接続して行なう。
充電池はニッケル水素電池で、充電時間は約10時間。連続使用時間は強モードで約10分、標準モードで約20分。
集じん方式はサイクロン式で、集じん容量は0.4L。ゴミに触れることなくゴミ捨てできる「楽ステ」構造を採用する。
ヘッド部分はモーター搭載のパワーブラシで、テーブルなどの家具の下を掃除するのに便利なフルフラット構造となっている。本体前方に排気する方式で、床面のゴミが舞い上がりににくい構造だという。
本体サイズは255×175×1,060mm(幅×奥行き×高さ)、ハンドルを降りたたたんだ収納時のサイズは255×225×565mm(同)。重量は約2.1kg。消費電力は3.7W。充電用の電源コードの長さは約1.4m。

2011年11月6日日曜日

シマンテックからセキュリティ対策の新提案をする機能

ネットを経由するものにはウイルスは尽きないものです。信頼のおけるマルウエア対策をしてくれるセキュリティソフトで、感染の防止に努めたいですね

シマンテックは11月1日、Android搭載端末向けのセキュリティアプリケーション「ノートンモバイルセキュリティ」に新機能を追加し、バージョンアップしたと発表した。端末紛失・盗難時に効果的な新機能で、同社ではモバイル向けセキュリティ市場に今後も注力していく考えだ。ノートンモバイルセキュリティは1年版が2,980円、2年版が5,480円で、大手家電量販店などで11月18日から購入できる。
ノートンモバイルセキュリティは、AndroidOSを搭載したスマートフォンなどで利用できるセキュリティアプリ。Androidを標的にしたマルウェアの検出・駆除、スパムSMSのブロック、フィッシングサイトなどへのアクセスをブロックするWebプロテクションといった機能を備えている。
今回追加されたのは、紛失時などに端末に対してSMSを送信すると大きなアラームを鳴らすことができ「スクリーム」機能とWebベースの盗難防止機能の2種類。
盗難防止機能は、Webサイトにアクセスしてログインすると、端末の現在地を過去10件までさかのぼって表示してくれるというもの。地図上に端末の位置が表示されるため、現在位置を把握しやすい。「紛失通知」機能によって、画面上に自由なメッセージを表示させることもできる。
さらに、端末のカメラ機能を使い、Web上からフロントカメラを起動して撮影を行って画像をアップロードする「スニークピーク」機能も備えた。これを利用すると、仮に盗難された場合に犯人の顔写真を撮影する、といったことも可能になる。
米SymantecのJaniceChaffin氏は、「脅威が高度化しているしている中、情報そのものが爆発的に増えている」と話し、その要因として携帯端末が拡大している点を挙げる。特にSNSの台頭やクラウドサービスなどによって、携帯端末でセキュリティの需要が増えており、こうした状況は「ビジネスにとっては好機」と強調する。
すでに公開されているノートンモバイルセキュリティは、AndroidMarketから100万以上のダウンロードされ、店頭では世界55社以上、国内では20社以上の店舗で販売されているという。
ノートンモバイルプロダクトマネジメントディレクターConMallon氏は、「モバイル端末は、信じられないぐらい価値あるものになってきている」と強調。当初は少なかったモバイル向けの脅威も、サイバー犯罪者がモバイルを標的として注目するようになっており、マルウェアが増加しているという。同社の調査では、モバイル向けマルウェアの77%がバックドアを仕掛けるトロイの木馬型で、72%は有料のSMS番号に送信して金銭を奪おうとするものだったという。
「モバイル向けマルウェアは、単にPC向けのマルウェアのコピーではない」とMallon氏。「ここ4~6週間で出てきた」という新しい攻撃として「アタックタギング」を紹介する。これは、QRコードに仕込んだURLで攻撃サイトなどに誘導するという攻撃だという。Mallon氏は「PCにはなかった全く新しいタイプの攻撃」と指摘し、注意を喚起する。
ノートンモバイルセキュリティではスパムSMS/MMSを遮断する、危険なWebサイトへのアクセスをブロックする、マルウェアの侵入を防止するといった機能に加え、盗難防止機能などを追加し、さらなる高機能化を図っている。Mallon氏は「PCからインターネットへセキュリティなしにアクセスすることを推奨する人は誰もいない」のに対して、携帯端末ではセキュリティがなくても、「魔法の技術が守ってくれている」と感じている人がいると指摘。「PCと同じレベルの注意をモバイルでもしなければならない。さまざまなデバイスでセキュリティ対策は不可欠」と強調している。

2011年11月5日土曜日

長期化するタイの洪水問題、PCの要であるHDDの生産に打撃

タイの洪水はすごいことになっていますね。海抜から0m地帯ということもあって、問題が収束するまでにはかなり長期化しそうな気配が漂っています。現地の方々には復興のために頑張って欲しいです。

タイの洪水被害が長期化の様相を呈し、現地のハードディスク駆動装置(HDD)工場の操業停止が長引くことで、HDDを搭載するパソコンの生産にも影響が波及する懸念が強まっている。販売機会の損失を恐れるメーカーは代替品確保に動き始めたが「年末にはパソコンの品不足が顕在化するかもしれない」(大手メーカー)との見方もあり、年末商戦で在庫を切らす事態に陥れば国内景気にもマイナスの影響が及びかねない。
世界生産の半分以上をタイが占めるといわれるHDDの不足は深刻だ。タイでは日立製作所のHDD子会社が減産に乗り出し、東芝は工場が浸水して再稼働の時期が見えない。世界最大手の米ウエスタン・デジタルも全生産の約6割を占めるタイ工場が生産を停止したままだ。
東芝が10月下旬からフィリピンと中国で代替生産を始めるなど各社とも生産維持に必死だが、基幹部品のモーターも洪水で生産量が減っていることもあり、生産の完全回復には数カ月かかる見通しだ。
来月から“危険域”
こうした状況を受け、パソコンメーカーは対応を急いでいる。NECパーソナルコンピュータの担当者は「HDDメーカーに従来通り供給してもらえるよう、交渉に入っている」と話し、富士通の加藤和彦専務も「設計変更などの対策も検討しており、2012年3月期の業績への影響は軽微で済む」と強調する。
だが、MM総研の中村成希アナリストは「在庫がある11月は大丈夫だが、12月からは危ない」と話し、影響は避けられないとみる。
家電量販店などは通常、月初めに大量の製品を一括して仕入れる。中村氏は「12月初めに仕入れた製品がなくなるときが問題」と指摘する。
需要の伸びが鈍化して競争が激化する中、各メーカーは深刻な価格下落に直面している。MM総研によると、今年に入って同じ性能のモデルで約3万円も値下がりした。品不足を機に価格下落が止まる可能性もあるが、製品を販売できなければ話にならない。
寡占進み争奪戦激化
HDD業界ではここ数年、寡占化が進行している。2009年には東芝が富士通の事業を買い取り、日立製作所は年内にもウエスタン・デジタルへ事業を売却して撤退する。韓国サムスン電子も米シーゲイト・テクノロジーへの売却を決めている。
日立とサムスンの撤退で3社となるHDDメーカーに対し、数の多いパソコンメーカー側では交渉力を失いつつあるのが現状だ。
HDDの奪い合いが白熱化する中、米ヒューレット・パッカードなどの世界的な大手に比べて規模で劣る日本のパソコンメーカーは、十分な「割当量」を確保できない恐れもあり、しばらくは正念場が続くとみられる。

2011年11月4日金曜日

部屋をムダなく暖められる、シャープの新プラズマクラスターエアコン

これまでになかった独創的なデザインが目を引きます。空気を汚さずに部屋の隅々まで温められ、しかもプラズマクラスターで除菌と消臭ができるといいことずくめです!

シャープはこのほど、プラズマクラスターエアコンの新製品「SXシリーズ」8機種を発表した。発売日は200V電源対応のAY-B40SX、B56SX、B63SX、B71SXの4製品が11月10日、100V電源対応のAY-B22SX、B25SX、B28SX、B36SXの4製品が11月21日となっている。
新シリーズでは、暖房の速暖性を強化。温風の吹き出し口を「ルーバー方式」と呼ばれる一般的な方式ではなく、「ロングパネル方式」を採用。ルーバー方式では温風が脇から漏れ出てムダに分散してしまうが、ロングパネルに沿わせてできるだけ真下方向に送ることで、床面を効率良く暖められるよう工夫されている。
また、新製品では「ノンストップ暖房」が可能になった。これは、暖房運転のまま室外機の霜取りを行えるというもので、運転を一時的に冷房運転に切り替えないため、室内の温度の低下が避けられる。従来のエアコンの場合、外気温が5度を下回った場合に室外機の熱交換器が氷点下まで冷やされて霜が付くため、一時的に運転を冷房に切り替えて霜取りを行っていた。従来の方式では最大10分間除霜運転を行っていたのが、新機種では除霜運転時間が約2分と短くなり、部屋の温度が下がらずに済むわけだ。
このほか、2009年から採用しているトンボの羽や鳥の翼の形状を模倣・応用した独自の送風ファン「ネイチャーウイング」の送風効率を、室内機は約30%(従来機種比)、室外機は約20%(同)向上させた。従来の同社のルーバー式気流と比べて暖房スピードが約1.5倍と速くなり、暖房安定時の足元の温度が暖房設定温度の+5度以上となる範囲が約2.6倍に拡大した。
原発事故以降、節電が求められる中、シャープは省エネ機能も強化。「おすすめエコ自動運転」を行った場合に、太陽光と温度センサーが部屋の状況を見分け、日差しの強さによって冷暖房の温度を調整したり、就寝時間を判断したりと最適なモードでの運転を行う。
さらに、「電力ひかえめ運転」では、最大電流値を1/2に抑えた状態で運転する。消費電力を一定の水準を超えないように制御するもので、ピーク時の電力抑制が求められる節電対策やブレーカー対策に有効な機能だ。これらの機能により、エアコンの平均的な買い替えサイクルである11年前の同社の機種と比げて暖房時の消費電力量は2割程度の抑制を達成したという。
静電気の発生や浮遊ウイルスの活性化の抑制、美肌効果などを発揮すると謳う「プラズマクラスター」機能は、「高濃度プラズマクラスター25000」を搭載。プラズマクラスターの発生機能を単独運転できるようになり、冷暖房以外のシーズンにも空気清浄機として1年中利用できる商品として、季節家電であるエアコンに新たな付加価値の提案を示した。プラズマクラスター単独運転の場合の1時間あたりの電気代は約0.5円、1カ月間の連続使用で360円だという。
事前に東京で行われた新製品説明会では、従来製品と新製品の気流を比較したデモンストレーションなどを実施。説明を行った、シャープ 健康・環境システム事業本部 空調システム事業部の森氏は「灯油価格の上昇や安全性、清潔性、一年中使える商品として、暖房器具を石油ファンヒーターからエアコンに乗り換える消費者が増えている。そこで、暖房性能のエアコンへの不満点の解消を目指した。シャープは気流に関しては絶対に他社製品に負けたくないというこだわりがある。さらに、シーズンオフにも使える商品として、より魅力を高める付加価値を加えた商品にした」と新製品に対する自信を語った。

2011年11月3日木曜日

セイコー、ソーラーパネルで駆動する電波置時計

少しお値段は張りますが、スタイリッシュな透明感溢れるアクリルを使用したデザインは、どんなインテリアにもコーディネイトできそうです。最薄とされるペラペラとした厚みも特徴です。

セイコークロックは、ソーラーパネルを搭載した電波置時計「ソーラープラス電波置き時計SW603W」を、10月下旬に発売する。希望小売価格は31,500円。
薄型の卓上置時計。ソーラーパネルと充電池を搭載し、光エネルギーで発電した電気を貯めて、電源として使用する点が特徴。補助用のリチウム電池を備えているため、暗い場所でも駆動する。
家庭内の明るい場所では、1日8時間以上光を受ければ、補助電池を減らさずに動く。薄暗い場所でも、1日8時間以上光を受ければ、ソーラーと補助電池を併用して2.5年間以上続けて使用できる。暗い場所では、補助電池により約2年間動き続ける。なお、使う場所の明るさは、「明るさテストボタン」を押すことでライトが点灯、その色で3段階に区分する。
デザインでは、背後のソーラーセルの存在を感じさせないという白い文字板を採用。また、従来の約半分となる、8.5?の“世界最薄”のアナログ電波クロックムーブメントを搭載することで、壁に溶け込むようにフィットする、インテリア性の高いデザインになったとしている。
さらに、時計の枠は、厚さ10mmのアクリルを熟練した職人が手作業で加工して仕上げたものという。
時刻表示はアナログ式。本体サイズは220×102×232mm(幅×奥行き×高さ)で、本体重量は1.4kg。補助電池はリチウムボタン電池CR2032。標準電波は午前2時以後3時間ごとに自動受信する。

2011年11月2日水曜日

三洋、チョコレートのような8色カラーの「eneloop tones chocolat」

まるでお菓子みたいに可愛らしいデザインで新色が登場したエネループは、これからのクリスマス時期のプレゼントに最適ですね。性能も以前のものよりもアップしているみたいなので、わたしも自分用に購入する予定です。

三洋電機は、ニッケル水素電池「eneloop(エネループ)」の限定版として、チョコレートのようなカラーリングの「eneloop tones chocolat(エネループ トーンズ ショコラ) 8色パック」を、11月14日より発売する。
ラインナップは、単三形8本入りの「HR-3UTGB-8C」、単四形8本入りの「HR-4UTGB-8C」、単三形4本がセットになった急速充電器セット「BC-KJR01C34」の3製品が用意される。価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は順に2,800円前後、2,500円前後、4,000円前後。急速充電器セットのみ発売日は2012年1月13日。販売数量は限定で、単三形が15万パック、単四形が5万パック、急速充電器セットが2万台。
ニッケル水素電池「エネループ」の累計出荷個数が全世界で2億個を達成したことと、2005年11月14日の発売以来から7年目を迎えることを記念した、限定カラーパック。今回の「ショコラ」は、チョコレートのお菓子をイメージした、ブラウン系の色使いが特徴となる。なお同社ではこれまで、カラフルなエネループとして、2009年にクレヨンをイメージした「eneloop tones(エネループ トーンズ)」、2010年にラメ入りでキラキラした「eneloop tones glitter(エネループ トーンズ グリッター)」を販売してきた。
「ショコラ」の電池カラーは、シャンパン/オレンジピール/キュラソー/ショコラ/カフェモカ/カフェオレ/ブラン/グリーンティの8色。それぞれ1色ずつ1パックに同梱される。パッケージもブラウン基調のデザインで、スライドカバーによる開閉式のため、電池保管ケースとしても使用できる。急速充電器セットでは、ショコラ色とシャンパン色の単三形が各2個ずつ同梱される。
三洋電機ではエネループトーンズショコラのデザインについて「手に取るだけで香ってきそう」としており、充電済みや未充電などで電池を使い分けたり、また好みや気分でも選べるなど、楽しさと利便性の両方が提供できる商品としている。
電池自体の性能は、11月14日よりリニューアルされる新しいエネループと同等の性能を備える。新エネループでは、従来モデルと比べると自己放電性の抑制性能が高く、満充電時から1年経っても残量が約90%、5年後でも約70%のエネルギーを持続するという。また繰り返し使用回数は、従来より約20%高い約1,800回となっている。
なお、エネループ トーンズ ショコラは、東京ミッドタウンで10月28日から11月6日まで開催されるデザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH(東京ミッドタウン デザインタッチ2011」にて、発売に先駆けて公開される。同イベントではこのほか、新しいエネループや、過去の限定版エネループなどの展示も行なわれる。会場は東京ミッドタウン ガレリア 地下1階の催事スペース。開催時間は11時から21時。

2011年11月1日火曜日

バッファローコクヨ、“全スマートフォン対応”のUSBポート用ACアダプタ

機種ごとにアダプタが違うので、コード類が嵩張ってしまう問題がありました。こちらは全ての機種に対応しているというメリットがあるため、デスク周りがスッキリしそうですね。

バッファローコクヨサプライは、スマートフォンを簡単に充電するUSBポート用ACアダプタ「BSMPA05シリーズ」を、11月下旬に発売する。希望小売価格は1,320円。
USBポートを1口備えたACアダプタで、2011年10月末までに発売されたスマートフォンの全キャリア、全機種で使えることを謳った点が特徴。内蔵されたICで機種を自動で判別するため、家族や友人間で違う機種のスマートフォンを使っていても、気にせず充電できるという。
このほか、iPodやウォークマンといったモバイル機器の充電にも対応する。また、急速充電対応のスマートフォンに接続した場合、急速充電ができるという(iPhoneは除く)。
なお、各機器に接続するためのUSBコードは付属されない。
本体サイズは47.5×17.5×54.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約40g。出力電圧は5Vで、出力電流は最大1,000mA。本体カラーはホワイトとブラック。

2011年10月31日月曜日

パイオニア、自転車専用のナビ「ポタナビ」

震災をきっかけに自転車通勤を始めた方が多いみたいです。そのことから、自転車用のナビの需要にいち早く着目したのがパイオニアでした。こんなアイテムを持っていたら、知らない街に遠出する事が楽しくなりそうな気がします。

パイオニアは、自転車専用のナビゲーション「サイクルナビゲーション SGX-CN700 “ポタナビ”」を、2012年2月に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後。
自転車で気軽に街を散策する、いわゆる「ポタリング」用のナビゲーション装置。240×320ドットの2.4型液晶画面に、地図や周辺情報などを表示し、ポタリングをサポートする。同社では、本製品は道案内やルート検索といった自動車用カーナビの延長線上の製品ではなく、自転車ユーザーの“気楽に自由に行動したい”というニーズに応えた機能を搭載したとしている。
地図機能の「マップナビモード」では、GPSと地図情報で現在位置を画面に表示。寄り道や散策をしても目的地を見失わないよう、目的地と現在地をラインで結ぶ「ポイントライン表示」や、設定時間内に往復可能なゾーンを地図上に円形グラフィックで表示する「タイムサークル機能」も備える。タイムサークル機能では、時間経過とともにゾーンが小さくなるが、ゾーン内で散策していれば、設定時間までに出発地に戻れるという。
また、周辺のショップや観光地を目的地に設定する「周辺検索機能」も搭載。目的地は公園やコンビニ、トイレといったポタリングで重要な場所も設定できる。なお本体内部に加速度センサーを備えることで、地図画面は本体を傾けるだけでスクロールできるという。
ナビ機能としてはこのほか、天気情報やテレビで紹介されたスポット情報などを、内蔵の通信モジュールで受信し、画面にポップアップ表示する「ポップアップナビモード」も採用。これまで気づかなかった場所を発見するなど、寄り道の楽しさをサポートするという。
さらに、サイクリング中の消費カロリーの目安を表示する「ダイエットモード」、走行速度や距離を数値で表したり、グラフィック化する「メーターモード」も搭載。これらの数値は、ケイデンス(ペダル回転数)から算出される。ケイデンスの測定のために、本体にはセンサーを取り付ける必要があるが、ポタナビ本体とは無線通信「ANT+」を使用するため、配線は不要となる。
このほか、走行データをWEB上のマイページにアップロードし、走行記録を自動で作成するサービスも行なわれる。
本製品の通信には、NTTドコモの3G回線を仕様。購入から2年間は無料で通信が利用できる。2年後も利用する際には、有料の延長契約を結ぶ必要があるという。
なお、ルート案内機能は搭載されていない。
本体サイズは60×90×18mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約100g。搭載される地図は全国版で、スケールは50m/200m/1km/5km/20km。電源は最大10時間使用できるという充電バッテリーで、USBに接続して充電する。本体は耐震・防塵設計で、IPX5相当の防滴仕様。USBコネクタ、SIMカードスロットを備える。ハンドルに取り付けられる専用クレイドルも同梱される。本体カラーはブラックとホワイト。

2011年10月30日日曜日

ラドンナ、インテリアと調和する天然木のアロマディフューザー

最近大型のショッピングセンターに行ったときは、アロマコーナーに立ち寄る事が多くなりました。女性客がとにかく多いのですが、一人暮らしをしていると思われる男性客もたまにみかけます。無印でもアロマの販売スペースがしっかりとられていたので、企業の関心の高さが伺えます。

ラドンナは、本体素材に天然木を採用したアロマディフューザー「ウッディーボール ミニADF02-WBM」を10月26日より発売する。希望小売価格は4,980円。
ミストとともにアロマオイルの香りを放出するアロマディフューザー。本体素材として、上部にすりガラスを、下部に天然木(ラバーウッド)を採用した点が特徴。同社では、「どんなインテリアにも調和するデザイン」としている。
本体にはLEDライト4個を内蔵しており、ライトのみを点灯して、間接照明として使用することもできる。天然木とガラスを通した優しい灯りを届けるという。
アロマディフューザー機能では、超音波振動方式を採用。容量約80mlのタンクに水を入れ、好みのアロマオイルを2~3滴垂らし、電源を入れると香りが部屋に広がる。
運転モードは、連続1時間モード、連続モード(約3時間)、間欠モード(約6時間)の3種類を備える。間欠モードでは、20秒運転、40秒停止を繰り返す。なお、設定時間よりも早く水がなくなった場合は、安全のため自動的に電源をOFFする。
本体サイズは約120×119mm(直径×高さ)で、同社では“小さくころんとした木の実のようなかわいらしいサイズ”としている。重量は約470g。消費電力は約9W。電気代の目安は、1日あたり約1.4円。カラーはナチュラルとブラウン。
同社では、別売りの天然成分100%のピュアエッセンシャルオイル(精油)「ブレンドオイル」の使用を推奨している。
価格は1本あたり1,575円。
オイルの香りは、様々なシチュエーションにあわせて選べるよう、5種類を用意。甘美でロマンチックな奥深い香りの「Romantic Time」、陽気でみずみずしい香り「Be Happy」、温かみのある心和む香り「Relax」、爽快ですがすがしい香り「Refreshment」、心休まる癒しの香り「Sleep」がラインナップする。

2011年10月29日土曜日

パナソニック、40W形ミニレフ電球に置き換えられるE17口金のLED電球


立て続けにLEDの新製品をパナは発表していますね。これからメーカーが力を入れていく部門という事がそのことからもなんとなくうかがい知る事ができます。

パナソニックは、ミニレフ電球と交換できるE17口金のLED電球「EVERLEDS(エバーレッズ) LED電球 6.0W <ミニレフ電球タイプ>」を、11月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は電球色相当の「LDR6LWH17」、昼光色相当の「LDR6DWE17」いずれも4,000円前後。
ミニレフ電球との置き換えに使用するE17口金のLED電球。明るさはいずれもミニレフ電球40W相当で、全光束は電球色相当が310lm、昼光色相当が390lmとなる。
本体サイズは50×75mm(直径×高さ)で、同社のミニレフ電球と同等のサイズを実現しているという。また寿命は40,000時間で、密閉型器具にも対応する。
重量は45g。消費電力は6W。ビーム角は40度。電球色相当は、ビーム光束が80lm、中心光度が310cd、色温度は2,800K。昼白色相当は、ビーム光束が95lm、中心光度が390cd、色温度は6,700K。

2011年10月28日金曜日

パナソニック、実売2,300円のLED電球2個セット


節電するという事は素晴らしい事ですが、その分消費者には通常の製品よりも割り増しされた省エネ製品を買わなくてはいけないということがネックになていました。よく使用する電球をリーズナブルな価格にしてもらえて助かりますね。

パナソニックは、LED電球の2個セット「EVERLEDS(エバーレッズ) LED電球 4.3W 2個入り」を11月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は電球色相当2個入りの「LDA4LH2T」、昼白色相当2個入りの「LDA4NH2T」いずれも2,300円前後。
E26口金に取り付けられるLED電球で、2個セットで実売2,300円という購入しやすい価格が特徴。全光束は、電球色相当が白熱電球20W相当の300lm、昼光色相当が白熱電球30W相当の330lmとなる。寿命は40,000時間で、密閉型器具にも対応する。
本体サイズは55×105mm(直径×高さ)で、重量は100g。消費電力は4.3W。色温度が電球色相当が2,800K、昼白色相当が5,000K。

2011年10月27日木曜日

タニタ、ソーラー発電で動くデジタルクッキングスケール

小さな器具に使われている電池って、交換するときに換えの電池を購入するのがめんどくさかったりしますが、こちらは太陽電池を使っていることで問題を解消しています。

タニタは、ソーラーパネルを搭載したデジタルクッキングスケール「SD-004」を11月1日に発売する。希望小売価格は4,200円。
電源に太陽電池モジュールを採用したクッキングスケール。独自の省電力センサーで計測することで、少ない電力でも計測できる点が特徴。
電源には太陽電池モジュールのほか、バックアップ用の補助電池も内蔵している。明るい場所ではソーラー発電し、計量中に光がさえぎられた場合には、補助電池に切り替わる。同社では、場所や時間を選ばずに、低照度時でも使えるとしている。
使い勝手の面では、ソーラーパネルが計量時にボウルなどの陰にならないよう、ソーラーパネルと計量皿との間にスペースを確保し、縦長の本体デザインを採用した。
また液晶パネルには、文字高15mmの見やすいデジタル表示を採用。計量皿やソーラーパネルには、専用のカバーが付属し、清潔さを保ちながら重ねて収納できるという。
本体サイズは205×129×40mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約460g。補助電源としてコイン型リチウム電池CR2032を同梱する。最大計量は2kgで、0~500gまでは1g単位、500g~1kgまでは2g単位、1~2kgまでは5g単位で計量する。カラーはグリーンとオレンジ。
同社では、ソーラーパネルを搭載したデジタルクッキングスケールを1997年より販売している。その後も、ソーラー体重計や、外装に植物由来のプラスチックを搭載するなど、省エネや環境に配慮した「ECO Living」シリーズの商品開発に取り組んでいる。「SD-004」はシリーズ5品目目となり、今後も品揃えの拡充を図っていくという。

2011年10月26日水曜日

三洋からパナへ…「ゴパン」新製品12月に発売

夕食後に大量にご飯が余ったときなどに重宝しています。普通のパンよりももっちりとした歯ごたえが楽しめて、元の材料に冷凍ご飯が入っているだなんて考えられませんね。

パナソニックは18日、米粒からパンが焼ける家庭用パン焼き機「GOPAN(ゴパン)」の新製品を12月15日に発売すると発表した。
ゴパンは子会社の三洋電機が昨年11月に「SANYO」ブランドで発売したが、パナソニックブランドに切り替わる。三洋製の調理家電をパナソニックブランドで発売するのは、炊飯器やオーブントースターなどに続き5品目だ。
新商品は、製パンの過程を改良してできたパンの食感を向上させたほか、冷えたご飯でも小麦粉を混ぜることでパンを焼ける機能を追加した。想定価格は5万円前後。年間販売目標は24万台で、発売10か月で累計16万台を売り上げた三洋の実績を上回る水準に設定した。
パナソニックは11年4月に三洋を完全子会社化し、国内向けの家電製品の新商品は三洋ブランドで発売しない方針を示している。

2011年10月25日火曜日

バルミューダが冷暖房快適化!グリーンファン・サーキュ発売

節電が叫ばれるようになってからわたしも冷房と兼用してサーキュレーターを使うことが多くなりましたが、広いリビングなどでは以前よりも確かな効果を感じることができました。

2011年、低電力扇風機「GreenFan2(グリーンファン2)」をヒットさせたバルミューダが、10月17日より一般家庭・オフィス用サーキュレーター「GreenFan Cirq(グリーンファン・サーキュ)」を発売開始した。価格は1万9800円。
グリーンファン・サーキュにはバルミューダ独自の二重構造の羽根「グリーンファンテクノロジー」を採用。この羽根と風の直進性を高めるファンガードによって、一般的なサーキュレーターとは異なる質の風を実現し、15m先の空気も動かす圧倒的な送風性能を持つ。
風量切り替えは4段階。1畳から30畳までの部屋に対応するので、オフィスでも十分に使用できる。
また、DCブラシレス・デジタルモーター搭載により、最小消費電力はわずか3W。最大風量の場合でも20Wと、一般的なサーキュレーターの消費電力(約20~40W/同社調べ)より圧倒的に低い。グリーンファンを生み出したバルミューダならではの製品だ。
また、グリーンファン・サーキュで空気を循環させ、室内温度のムラをなくすことにより、冷暖房効率を高めるという。通常、空気の流れがない部屋の場合、暖かい空気は天井付近に、冷たい空気は床付近に溜まりやすい。サーキュレーターはもともとこうした空気の滞留を解消するために使用するが、グリーンファン・サーキュは特に、温度層を効率よく破壊し、室温を一定に保つ。
部屋の温度変化のサーモグラフィー比較(バルミューダ提供)
※上記はグリーンファン・サーキュは最大風量設定(20W)、一般的なサーキュレーターは羽根径20cm、最大風量設定(約40W)で比較したもの。本体寸法は幅340mm×奥行き256mm×高さ360mm、製品重量約2.5kg。動作電力AC100V 50/60Hz(AC アダプター付属/コード長さ2.5m)。カラーはホワイト×ブラックの1種類。風量調整は4段階。リモコン付属。バルミューダ・オンラインストア他、インテリアショップ、家電量販店、カタログ通販などで販売中。

2011年10月24日月曜日

空気清浄機は本当に有効? 大学教授らが性能評価標準化を提案

正直どれくらいの効果が出ているのかということは、普段の普通の生活の中で実感することは難しいと思います。それらを明確にするために、大学と連携した実験をすることは素晴らしいですね。

2011年10月18日、室内空気向上委員会主催のセミナー「今の空気清浄機は、本当に空気を清浄にしているか?」が開催された。
同委員会は2011年に発足。発起人は東京大学大学院 新領域創成化学研究科 環境システム学特任教授 柳沢幸雄氏、日本大学 理工学部建築学科教授 池田耕一氏、宇都宮大学大学院 客員教授 埋橋英夫氏、北里環境科学センター顧問 奥田舜治氏。
発足の背景には新型インフルエンザや花粉症、ペット飼育率の上昇で消費者の「空気」に対する意識が高まっていること、これに伴い現在の日本の空気清浄機市場には、多数の機種・機能の空気清浄機があふれていることがある。
「一方で、性能に関する共通の評価基準はなく、各社が独自の評価基準に基づいたデータを発表している状況。つまり消費者が適切に商品を選ぶことができる情報が不十分で、実際に消費者からの相談も増えた。同時にメーカーからも相談を受けることも増えている」と語るのは奥田氏。この状況を解消し、それぞれの生活にあった商品選び、ひいてはそれぞれが快適な室内空気を手に入れられるよう、空気清浄機や室内空気に関する信頼性のある情報を発信し、意見交換の場を設けていくという。
委員会がまず打ち出すのが、セミナータイトルでもある「今の空気清浄機は、本当に空気を清浄にしているか?」ということだ。
性能に関する共通の評価基準はない
1980年代以降顕在化したシックハウス(室内空気汚染)問題を例に挙げてみよう。室内空気中に存在する化学物質は全て多かれ少なかれヒトに何らかの影響を及ぼす可能性がある。そのため厚生労働省は揮発性有機化合物(VOC)の指針値等を定めるなどの対策をとってきた(参考文献:厚生労働省「生活環境におけるシックハウス対策のページ」「シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会」)。しかし、柳沢教授の話によれば、厚生労働省が「指針値(室内濃度指針値)」を定めているのは、VOCの中の一部の物質にとどまっているという(ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼン、エチルベンゼン、スチレン、クロルピリホス、フタル酸ジ-n-ブチル、テトラデカン、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル、ダイアジノン、アセトアルデヒド、フェノブカルブ)。それ以外の揮発性有機化合物に関しては「総揮発性有機化合物量(TVOC)」として総量で指針値が出されている。
となると、例えば接着剤、塗料、防腐剤などの成分として知られるホルムアルデヒドは、WHOや厚生労働省により0.08ppmと指針値が出されている。ホルムアルデヒドを含まない接着剤や塗料、防腐剤では、この成分の代替になるVOCが使われる可能性も出てくる。同様に、指針値が設けられているがために使用を避けたVOCの代替品が、結果的に新たなVOCとして室内空気汚染につながらないとは言えない。
「代替されたVOCへの指針値がない限り、新築で最新鋭の技術を使った建造物でVOCにどれほど気を配り、建材自体を見直したとしても、現状では建築直後には指針値を超えてしまうケースもある。その対策で最も有効なのは、実は“換気“。しかし現在、“換気”についての不安や、外気汚染を気にする声も挙がっている」(柳沢教授)。
そこで重要になってくるのが空気清浄機の役割だ。ところがダイキンなら高速ストリーマ、三菱電機なら除菌HEPAフィルター、シャープならプラズマクラスター、パナソニックならナノイー、日立ならアレルオフイオンなど、各メーカーごとに特徴はあるが、先述の通り性能に関する共通の評価基準はない。
活性炭やイオンなどは微生物汚染には無用!?
池田教授もこの点に疑問を投げかける。
「空気清浄機は通常、機体内のモーターでファンを回して空気を吸い込み、その空気をフィルターでろ過して汚れを除去するフィルター捕獲型のものが一般的」(池田教授)。これは集じん力があり、フィルター性能によっては除去率は99%以上となり、ウイルスやカビ、花粉なども除去できると言われる。一般的に風量(空気供給量)が大きく、空気を清浄にするスピードは速いという。世界的にも一般的な方式だ。しかしそれ以外に空気清浄機に備わっているとされる機能について「活性炭を通す、イオン、オゾンを出す、ニオイが分解されるなどさまざまなものがあるが、これらは何が作用して空気の清浄に効果を上げるのか分かりにくい。例えば水中にあるインクをザルですくうのが難しいように、空気中に存在する化学物質や粉塵を除去することは難しいと考えられる。ましてや空気中に存在するウイルスを殺したとして、その残骸はどう処理するのかなどが不明な点もある。高濃度のイオンが目的物に命中すれば、殺菌は可能かもしれないが、微生物が殺せるものは、人間に害がないとは言い切れないのではないか」(池田教授)と話す。それならば、フィルター捕獲型の方が、有効性が明らかだという。
特に真菌、最近、ダニ、ウイルス、花粉といったものが挙げられる微生物汚染については「空気中に浮遊するから人体に入り込み影響を与えるのであり、粒子が大きければ空気中から落ちる速度が上がり、下に落ちれば空気中に存在しないのだから、人体に吸い込む確立が下がる。また、大きな粒子になれば、粘膜にとどまるのでうがい等で取り除くことができ、肺まで入り込まない」(池田教授)。そしてこうした微生物汚染に関してはろ過が効果的となる。
ちなみにカビやウイルスに関して言えば、カビは高湿度であるほどに増殖するが、ウイルスについては、例えばインフルエンザウイルスの場合、高湿度により死滅する確立が上がる。よって「湿度は40%以上70%以下でコントロール」(池田教授)した上で、空気清浄機を使用すると効果が高まると言えるようだ。さらにダニアレルゲンなら、刺すタイプの「ツメダニ」ではなくぜんそくや鼻炎の原因になる「ヒョウヒダニ(チリダニ)」が問題となるが、チリダニの死骸は特に粉塵の一種なので、これも空気清浄機が有効。花粉については微生物汚染の中では一番大きな粒子なので、さらに除去がしやすい。
放射性物質対策に関して、有効と考えるかどうか
また放射性粉塵の除去に関しても「大きな問題となるのが内部被爆であり、内部被爆をしないようにするためには、空気中に浮遊する粉塵を取り除くことが有効だ。そのために空気清浄機のろ過は有効だと考えられる」というのが池田教授の意見だ。
「結論としては、建築環境においては、すべての微生物を排除することは不可能であり、その必要もない。重要なのは、室内環境を適切に管理し、微生物の増殖できる環境を作らないこと。そして、良い室内空気環境を実現するためには、特別なことをせず、自然の外気をそのまま室内にできるだけ多く供給すること。何も足さない、何も引かないが最高の品質であり、外気が汚染されている時には空気清浄機により余計に吹かされた汚染質を処理し、室内を換気することが有効」(池田教授)だという。
「室内環境学会標準法」を定める
以上のことからは空気清浄機の役割の高さが主張されているようにも感じるのだが、池田教授はまたこうも話す。
「問題は空気清浄機というネーミングそのものが、あまりにネーミングが良すぎることだと個人的には感じている。いかにも空気そのものがきれいになるように感じてしまう。しかし本来は、粉塵ろ過機というくらいが、正しい理解を得られるネーミング」。そう理解されていれば、正しく利用され、過度な期待を寄せられることもなくなりそうだ。
柳澤教授は個人が生活に適合した空気清浄機を入手するためには規制と誘導が必須と話す。「規制は早急に必要だが、行政が迅速な対応をすることは困難。それよりは消費者の選択による誘導が有効。つまり複数の商品やサービスの相互比較に基づいた選択を行うことにより、室内環境にとってより望ましい商品やサービスの開発が進むと考えている。ただそのためには、消費者に同じ検査法でデータを取った比較可能なデータを提供することが重要になる」。
これに一つの標準値を示すため室内環境学会により「室内環境学会標準法」を定めるのだという。室内環境学会は、国立環境研究所の小野雅司氏を会長とする組織で、柳沢教授も商標管理委員会委員長を務めている。法人会員にはクリニックから住宅メーカー、家電メーカーまでさまざまな会社が名を連ねる。簡単に言えば、この室内環境学会が定める標準法に則った検査を通過したデータに関しては、すでに商標登録も済ませてある「室内環境学会標準法準拠」の認定をするということになる。
標準法の運用に関しては、検査ができるだけの技術のある組織の募集・編成等課題がありそうだが、米国家庭用電化製品工業会(AHAM)が認証する空気清浄機がキレイな空気を供給する能力を表す指標「CADR(Clean Air Delivery Rate)」のように、確たる評価基準として定着すれば、消費者にとってメリットはありそうだ。

2011年10月23日日曜日

ボーズ、iPhone 4Sなどで使えるBluetooth対応スピーカーを発売

車用のスピーカーでお馴染みのボーズから、スマホでの需要を考えて考案された商品が誕生しました。その他にも昨日としてBluetoothと連動する事ができるため、気軽な音楽ライフを体感できそうです。

ボーズは2011年10月18日、Bluetooth対応端末とのワイヤレス接続が可能なポータブルスピーカー「SoundLink Wireless Mobile speaker」を発表した。10月21日発売で、直販価格はCorduraナイロン製保護カバーを採用する「スタンダード」モデルが3万6750円、レザー製保護カバーを採用する「LX」モデルが4万3260円。
本体サイズは幅244&times;高さ130&times;奥行き48mmで、重さは約1.3kg。Bluetooth通信でワイヤレスリスニングができるほか、3.5mmステレオミニジャックからのアナログ音声入力にも対応する。
本体の保護カバーは開くとスタンドになり、閉じるとキャリーケースとして使えるデザインになっている。カバーを閉じると自動的にスリープモードになり、携帯時の誤操作によるバッテリー消耗を防いでくれる。
充電式のリチウムイオンバッテリーを内蔵しており、最大音量で約3時間の連続再生が可能。標準的な音量なら8時間以上再生できるという。
本体内にはネオジウム・マグネットを採用した4つの薄型の無料無修正ドライバーのほか、低音域を再生する新開発の「デュアル・オポージング・パッシブ・ラジエーター」を内蔵する。パッシブ・ラジエーターは外周部がワッフルのような形状になっており、向かい合わせに配置することで不要な振動を排除し、コンパクトながら厚みのある低音を実現している。
Bluetoothの対応プロファイルは「A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)」で、リモートコントロールが可能な「AVRCP(Audio/Video Remote Control Profile)」には対応しない。本体上部のBluetoothボタンを長押しするとペアリングモードになり、iPhone/iPad/iPod touchシリーズ、Androidスマートフォンや携帯電話、パソコンなどさまざまなBluetooth対応端末と手軽にペアリングできる。
直近で使用した6つのBluetooth機器を本体に記憶させておくことができるため、何度もペアリングをする手間がかからない。
アクセサリーとしてナイロン製保護カバー(レッドとパープル)を4200円、レザー製保護カバー(バーガンディーとタン)を7140円で販売する。そのほか、車の中で充電が可能な「SoundDock and SoundLink car charger」(4200円)も11月25日に発売する予定だ。

2011年10月22日土曜日

東芝がインドネシアに新洗濯機工場、東南アジアで人気の二槽式を製造

日本の家電メーカーが諸外国で新工場を設立する中、東芝も遂に動き出しました。インドネシアの市場性に注目したことから、一番売れるであろう洗濯機をメインに製造していくようです。

東芝ホームアプライアンスは2011年10月18日、インドネシアに洗濯機の製造工場を新設すると発表した。新工場では、まず東南アジアと中近東で需要の高い二槽式洗濯機の製造を行う。生産能力は、2015年度に年間約100万台を確保する計画。2012年末に製品の出荷を開始できると見込む。
インドネシアの洗濯機市場は東南アジアにおいて最大規模で、拡大傾向にあるという。具体的には、2010年度の推定需要は177万台で、今後も年率20%以上の伸長が見込まれるとしている。そのうち、二槽式洗濯機が6割強を占める。インドネシア市場向けには東芝家電製造タイ社からの輸入完成品を販売しているが、現地工場から製品を供給することでコスト競争力を強化する考え。
新工場は、東芝のテレビ製造工場である東芝家電製造インドネシア社の敷地内に建設する。建屋の延べ床面積は 1万8,000m2 で、2012年夏ごろ竣工する予定。稼動までの投資予定額は約30億円。
なお、新工場はインドネシア向け製品の製造拠点としてだけでなく、東南アジア、中近東、日本に洗濯機を供給するグローバル製造拠点の1つと位置付ける。

2011年10月21日金曜日

シチズン、全光束17,675ルーメンの大光量のLEDを開発

時計メーカーとして知られているシチズンが、LEDの開発をしていたことにまずはおどろきました。従来の製品の4倍以上の発光を可能にすることで、さらに照明に必要な消費電力も抑える事ができますね。

シチズン電子は、“世界初”全光束17,675lmの大光量LEDなど、5パッケージ11品種の照明用LEDを開発したと発表した。
今回開発された中で最も明るいのが、“水銀灯300W相当”の明るさを備えた「CLL050シリーズ」。従来までは、LED1個当たりの光量が最高でも4,390lmだったが、本製品では17,675lmと飛躍的に向上した。同社ではこの高い全光束について“世界初”としている。
また全5パッケージにおいて、アルミ基板に直接LED素子を実装する特許工法「チップ・オン・アルミ工法」による高い放熱性と、備品の最適化による光の取り出し効率を高めたことで、1個のLEDで賄える光量に幅を持たせられるようになった。シリーズ全体で、“電球10W形相当”の100lmから17,675lmまで、明るさが途切れることがなくラインナップされるため、さまざまな既存光源との置き換えが可能という。
さらに、“発光効率重視”、“光量重視”などタイプの選択も可能。中には1W当たりの発光効率が155lm/Wを超えるものもあるという。
光の質も向上した。従来品は、パッケージ内のLED素子が四角の形状となっていたが、本製品では光学上の最適化をはかることで、丸形に変更。器具にした際の光のまだらを低減するという。
従来比ではこのほか、光量と発光効率も向上。部品の最適化を行なうことで、同じ素子数、同じ駆動条件で発光させた場合、光量と発光効率が40%向上するという。
同社によると、白熱電球やハロゲン電球、街路灯や投光器に採用されている大光量のHIDランプをLEDに置き換える場合、LED1個では必要な光量の確保が難しく、複数個のLEDを器具内に設置しているという。しかしこの場合、LEDの配置面積による器具の大型化や
反射板など設計の複雑化、影が複数できる“マルチシャドウ”といった弊害が起きるという。
そこで新製品では、1個のLEDで賄える光量に幅を持たせることで、1個のLEDで置き換えられるため、器具の小型化や光学設計の簡略化に貢献するという。さらに、LEDの形状を5パッケージに抑えることで、LED周りの光学設計が共有化、器具設計の効率化も測れるとしており、器具メーカーはさまざまな既存光源との置き換えの可能性が広がるとしている。
CLL050シリーズのサイズは38×38×1.4mm(幅×奥行き×高さ)。消費電力は24.6~183.9W。全光束は2,885~17,675lm。

2011年10月20日木曜日

「auショップ」はiPhone 売る気あるのか店内にポスターやポップすらない

わたしも携帯をスマートフォンにしようかと考えています。今使用している会社がauで、iPone4sが最新のスマホとして機種変しようとしている候補に入っていますが、ソフトバンクから出ているiPoneと違って通信と通話ができないというデメリットが自分の中ではネックになっています。

「auショップ」に「iPhone」を売る気力が感じられないーーこんな感想がネット上にたくさん出ている。
国内で「iPhone」はソフトバンクの独占販売だったが、2011年10月からKDDI(au)が鳴り物入りで最新機種「iPhone 4S」の販売に参入。携帯電話業界の勢力図が変わるのではないか、とまで言われているのに、いったいどうしてしまったのか。
量販店はソフトバンクの予約コーナーのみ
東京・新宿にある「auショップ」を2011年10月19日の昼に訪ねてみた。ある大型家電量販店の入り口にはソフトバンクの「iPhone 4S」の販売を告知する大きな看板が何枚も並んでいたが、「au」のものは無かった。売り場に行くと、ソフトバンクの「iPhone 4S予約コーナー」はあったが、「au」は無い。なぜ予約コーナーがないのか、「au」のシャツを着た店員に聞くと、「あちら(ソフトバンク)の方がお客さんが多いから」という返答が返ってきた。路面店に行ってみると、「iPhone 4S予約受け付けます」という看板を出しているショップもあるのだが、看板どころか、店内にポスターやポップすら見当たらないショップもある。その店員に「iPhone 4S」は売っているのか、と聞くと「うちは金曜日に入荷しますので金曜日に来て下さい」と言っただけで、予約の勧誘はなかった。ネットには「iPhone売る気ゼロ?auショップの悲しい現状」などといったまとめサイトもあり、様々な報告が並んでいる。そこには
「今日予約しにいったら代理店なのだろうけどしきりにiPhoneをdisってAndroidばかり進められた」「たしかに、売りたい感じがしないというか、そのへんが不安なんですよねぇ」「急な方針転換で代理店はやってられないという状態なんやろね」といったコメントが出ている。
iPhoneだけ売れてしまうと経営が圧迫される?
こうした「auショップ」の対応に関してフリーライターの福田和宏さんは、auショップが販売する意志や気力がない、ということではない、と説明する。これまでauはAndroid、Windows Phoneを扱ってきたがそこにいきなりiPhoneの販売をするという通達があった。ショップの多くは直販ではなく販売代理店だ。「iPhoneに関する知識、操作方法などの訓練が十分でない店は、『顧客のサポートをしきれるのか』という不安があり、また、どう売るのがベストかなど、戸惑っている状態なのです」また、KDDI本社の戦略も影響していると福田さんは見ている。KDDIはAndroid、Windows Phone、そしてiPhoneと幅広い品揃えが強みだが、iPhoneに関しては、高収益となるコンテンツ収入がアップル主導になっている。そのため、仮にiPhone だけが売れるてしまうと、収支が悪くなる恐れもある。AndroidとiPhoneの販売バランスをどうするか、その戦略を徹底することが重要だ、というのだ。

2011年10月19日水曜日

地デジ8chを8日分連続自動録画できる「ゼン録」 テレビレコーダーに本腰

番組表すら調べている暇がないっていうときに便利そうですね。まるまる録画できていれば、あとから見たい番組をチェックすればいいだけですしね。

PC周辺・デジタル家電機器を展開するバッファローは19日、地上デジタル放送8チャンネルを、8日間連続自動録画ができる「まるっと全録」機能を搭載した「ゼン録(DVR-Z8)」を含む3種類のテレビレコーダーを発表した。同社では、簡単にテレビ録画ができ、視聴が楽しめるコンパクトなテレビレコーダーを「ラクラクTVシリーズ」として新たに展開。新製品3機種を含む合計5機種をラインアップし、本格的にテレビレコーダー事業に参入する。
「ゼン録」は、同シリーズのフラッグシップモデル。地上デジタルチューナーを8台搭載し、2テラバイト(TB)の内蔵のハードディスクドライブ(HDD)に最大8チャンネルの番組を8日分、自動録画が可能。見逃した番組を好きな時間に視聴できるほか、過去の番組を番組表から選んで視聴可能で、ザッピングなどもできる。番組は一時保存され、設定した期間を過ぎると自動的に削除、順次新しい番組が録画されていく。録画モードは、「高画質」「標準画質」「低画質」の3モードを用意し、最大約1500時間の録画ができる。
また、通常の予約録画も可能で、内蔵HDDは約1.7TBが全番組録画用、約0.3TBが通常の番組録画用と分けられている。外付けのUSB HDDへの保存にも対応している。寸法は幅430ミリ、奥行き220ミリ、高さ50ミリ、重量は2500グラムの薄型ボディーを採用する。市場想定価格は10万円前後で、12月中旬から発売予定。
そのほか、地上デジタルチューナー2台、BS/110度CSチューナー2台を搭載し、1TB HDDを内蔵した2番組同時録画対応の「DVR-W1」(寸法は幅240ミリ、奥行き160ミリ、高さ52リ、重量1320グラム)や、地上デジタルチューナーとBS/110度CSチューナーを各1台搭載した「DVR-S1C」(寸法は幅200ミリ、奥行き183ミリ、高さ47ミリ、重量700グラム)も発表。いずれも10月末発売予定で、市場想定価格は「DVR-W1」が2万後半~3万円、「DVR-S1C」が2万円台半ば。
発表会に登壇した同社デジタル事業部長の石井希典さんは、同シリーズの販売目標について「年間30万~40万台を目標に市場のポジションを取っていきたい」とコメント。販路については、家電量販店やECサイトなどで幅広く展開すると話し、「ホームセンターなど、大手メーカーが入れてないところに我々はつてを持っている。間口としては、他の電気メーカーより強いところを持っていると自負している」とアピールした。

2011年10月18日火曜日

パナソニック、省エネ性と設置性を高めた温水床暖房システム


床暖房というと、以前はお金持ちのステータスを表すための電化製品!という感じがしていましたが、意外と買えないほどの金額ではないんですね。実家に余裕があったら取り付けてあげたいです。

パナソニック電工は、温水床暖房システムの新製品として、“業界No.1”の省エネ性を謳ったヒートポンプ式温水暖房機と、多彩なプランに合う温水床暖房パネル「フリーほっと温すいW」を、10月26日より発売する。
温水暖房機の希望小売価格は、暖房出力5.0kWの「WH-UKD05A2」が399,000円、出力6.7kWの「WH-UKD07A2」が456,750円。温水床暖房パネルの10畳プランが約300,000円。操作用のリモコン「WH-RD1A」が26,250円。
床パネル内の配管に温水を流すことで、床を暖める床暖房システム。今回発売するヒートポンプ式温水暖房機は、給水用キャップが付いた“開放式”タイプで、省エネ効率を高めた点が特徴。圧縮機では、振動や騒音を防ぐため「2ピストン」仕様とし、さらに高効率のモーターを採り入れた「高効率2ピストンロータリー式圧縮機」を採用した。また熱交換器では、温水を通すの管と冷媒の管を二重にし、冷媒の熱を効率良く伝える構造とした。
この圧縮機と二重管の採用により、COP(エネルギー消費効率)は“業界No.1の省エネ性”を謳う4.5となった。さらに、外気温がマイナス10℃の低温時にも、4.5kWの高出力が得られるという。
温水床暖房パネル「フリーほっと温すいW」には、15サイズ、6パターンの、合計90種類のパネルを用意。これらを組み合わせることで、L字などさまざまな形状の部屋に設置できるという。
このほか、リモコンは3台まで接続可能。温水暖房機には熱動弁が4ポート用意されており、4系統、4エリアに床暖房パネルが設置できる。
WH-UKD05A2のサイズは660×799×299mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は52kg。電源は単相200V。消費電力は1.11kW。運転音は48dB。システム水量は最大30Lまで。タンク容量は使用できるパネル畳数は4.2畳から12畳まで。

2011年10月17日月曜日

ひげそり人数の記録に挑戦パナソニック


すごい記録に挑もうとしていますね。以前にそのようなことにチャレンジしたメーカーはいないため、認定をさせるところからスタートですが、2000人近く集まるなら記録も認められそうです。

パナソニックは「複数会場で同時に電気シェーバーでひげをそる最多人数」のギネス記録認定を目指すイベントを万博記念競技場(大阪府吹田市)などで11月3日に開く。同社の電気シェーバー「ラムダッシュ」の使い心地をアピールし、販売増を図る狙い。
同社は平成21年9月にも同様のイベントを開き、一会場で1379人が一斉にひげをそって記録に認定された。今回は複数会場の合計で、前回を上回る記録に挑戦する。
参加条件は、開始前の24時間以内にひげをそっていない18歳以上の男性。11月3日正午に同競技場のほか、8つの家電量販店などで実施。ソウル、香港、台北でも募集し、国内外で計1800人以上の参加を目指している。

2011年10月16日日曜日

石油ストーブ「節電の冬」主役に 暖房機器早くも商戦過熱


電気不足が叫ばれている昨今を予期して、消費者達は電気がなくても生活できるようにと電気ストーブを購入する方が増えています。いざとなったら上で調理も出来るからと思わぬ方法を考えている方もいます。

冬本番を前に、暖房機器の売れ行きが早くも過熱している。夏に引き続いて節電対策が求められる今年の冬は、石油を燃料とし、電気を使わないストーブやファンヒーターの需要が急激に拡大している。家電大手が相次いで石油ストーブの生産を打ち切り、縮小傾向だった市場が一転、「節電の冬」の主役に返り咲きそうだ。
「暖房はもちろん、お湯を沸かしたり簡単な料理もできる。石油ストーブのよさが改めて見直されている」
石油ストーブの利便性をアピールするのは、暖房機器大手のコロナ(新潟県三条市)の担当者。同社によると、東日本大震災後は防災用品としても見直され、東北地方を中心に全国的に引き合いが強まったという。同社は6月から石油ストーブの生産量を4割増やしたほか、エアコンに比べて消費電力の少ない石油ファンヒーターも6月から2割の増産体制に入っている。
需要の拡大を見越して家電量販各社も、例年は9月に入ってから設置する暖房機器売り場を前倒しで立ち上げたり、品ぞろえの強化を急いでいる。
ケーズデンキでは8月下旬に防災用品コーナーを特別に設け、そこで石油ストーブの販売を始めた。担当者は「特に停電を経験した関東以北で売れ、備蓄用に購入する人もいた」と話す。10月に入ってからは前年同期比で石油ストーブは約14倍、石油ファンヒーターも約3倍の売れ行きだったという。
都市部に多くの店舗を構えるビックカメラの販売員も「(安全面から)石油ストーブの設置を禁止しているマンションもあるものの、問い合わせは増えている」と話し、例年より数週間早い9月上旬に暖房機器売り場を立ち上げた。
調査会社GfKジャパン(東京)によると、9月の暖房機器の国内販売台数は前年同月比で石油ストーブが約16倍、石油ファンヒーターが1.8倍を記録。かつての暖房機器が“復権”の兆しを見せている。
このほか、電気を使う機器でもこたつ(1.9倍)や電気カーペット(1.3倍)など身の回りを暖める機器が堅調な売れ行きをみせている。その半面、エアコンは猛暑と家電エコポイント制度による特需があった前年同月と比べて約3割減と大幅に落ち込んだ。
GfKジャパンは「今年の冬は節電対策として複数の暖房機器を『組み合わせる』『使い分ける』ことが主流になりそうだ」と予測している。

2011年10月15日土曜日

シャープ、空気中のホコリも吸い取るサイクロン掃除機を発売


空気を汚してしまうからと、小さなお子さんの居る家庭では菌類などに注意するのが大変ですね。まるで空気清浄機のように、ゴミを吸った後でもキレイな空気を出せるようにと考えだされている点は素晴らしいです。

シャープは2011年10月12日、プラズマクラスター搭載サイクロン掃除機3機種を発表した。10月20日発売で、価格はオープン。予想実勢価格は上位モデルの「EC-WX300」が9万円前後、「EC-VX300」が7万5000円前後、「EC-PX200」が4万円前後。
EC-WX300は、掃除の際に空中に舞い上がるホコリを吸い取る小型吸引ファン内蔵の「ダストキャッチユニット」を搭載するモデルだ。EC-WX300とEC-VX300は7つのサイレンサー技術を搭載した新開発の「ハイブリッドサイレンサーシステム」を採用。本体質量を15%軽量化(2010年モデル「EC-VX200」比)しながら約52dB(EX-WX300)の低騒音を実現した。
EC-PX200はパワーヘッドタイプで約4.1kgの軽量化を実現したモデルだ。全機種で「高濃度プラズマクラスター7000」発生ユニットを搭載しており、操作性を向上した新開発の「軽・らくフィットハンドル」や「こまわり・すみジョーズ自走ヘッド」を採用している。

静音性をそのままに小型軽量化を実現
EC-WX300は床を掃除しながら空気中のホコリも吸い取る「ダストキャッチユニット」を搭載する。本体上部の吸い込み口からホコリを吸い込むことで、空気中の0.3&mu;m以上の微細なホコリが掃除前の約半分に低減するという。
「高濃度プラズマクラスター7000」ユニットの搭載は全モデル共通だが、EC-WX300はコンセントに挿しておけば運転終了後にも約15分間プラズマクラスターイオンを放出する機能を備えている。
従来モデルの静音性をそのままに、小型軽量化したのも大きな特徴だ。従来はモーターにカバーをかぶせることが静音化の中心だったが、新モデル(EC-WX300/VX300)ではホースの吸い込み時に生じる音を抑える「吸音マフラー」、パワーヘッドのモーター音を抑える「パワーヘッドサイレンサー」、ダストカップの音を抑える「遮音サイクロンカプセル」、モーターの排気音を抑える「モーター吸音ドーム」、モーターの音を抑える「モーターサイレンサー」、モーターの振動を抑える「振動吸収ゴム」、排気の音を抑える「排気サイレンサー」の7つのサイレンサー技術を備えた「ハイブリッドサイレンサーシステム」を搭載。従来モデルのEC-VX220では本体質量約5.8kg、運転音52dBだったが、EC-WX300では約5.0kgで52dB、EC-VX300では約4.8kgで約53dBの静音性を実現している。
全モデルの手元ハンドルには、新開発の「軽・らくフィットハンドル」を採用。ハンドル部がアーチ形状からストレート形状になったことで持ちやすくなり、操作ボタンも押しやすくなった。吸い込み口には、裏面に「こまわりローラー」を搭載した「こまわり・すみジョーズ自走ヘッド」を採用したことで、前後だけでなく左右にも動かしやすくなり、部屋の隅や壁際でも掃除しやすくなった。
全モデルで独自の「遠心分離サイクロン」を採用。ダストカップ内でゴミと空気を遠心分離することでフィルターの目詰まりを抑え、使い始めのパワーを99%以上持続するという。EC-WX300/VX300のダストカップ内の筒型フィルターには、表面の凹凸が少ない「なめらかステンレスメッシュ」を採用したことで、フィルターの掃除もしやすくなったという。
EC-WX300/VX300は掃除後にゴミを押し固める「ロングスクリュープレス強力ごみ圧縮」機能を搭載。ダストカップ内部の「ロングスクリューフィン」が自動で回転してごみを押し固めることで、約10分の1に圧縮できる(圧縮前後のごみの体積を比較)という。従来モデルでは約8分の1まで圧縮できたが、ざらついた猫の舌の形状をスクリューフィンの裏側に採用したことで、圧縮比を約25%向上できたとのことだ。
全機種に、吸い込み口を持ち上げると自動的に運転を停止する「節電アイドリングストップ」機能を搭載。センサーが床面の種類を検知して吸引力を自動的にコントロールすることで最大約60%(EC-PX200は最大約40%)消費電力を削減できる「エコ掃除」機能も備えている。

2011年10月14日金曜日

売れる美容家電 売り場拡張に走る家電量販店


デフレ化などで不況に喘いでいる販売店では、手軽に家で綺麗になりたいという女性のために、脱毛機や美顔器などの売り場作りを多めにしているそうです。特に主婦層が来店する事が多いので、購買意欲を煽るための工夫に余念がないそうです。

美容家電が好調だ。大手家電メーカーが手頃な1万~5万円ほどの製品を充実させたことで、「エステサロンに行かずに自宅で気軽にケアできる」と女性の心をつかんだ。家電量販店では、いま、美容家電売り場を広げる動きがみられる。シンクタンクが「今後2~3年は成長が続く」という美容家電市場。家電量販店はこの商機を狙い、女性客の獲得に力を入れている。
女性スタッフ中心の売り場で女性客に売る
ビックカメラは、9月16日、有楽町店(東京)の3階に、美容家電やフィットネス機器、リラクゼーショングッズなどを揃えたコーナー「ビック ビューティー」をオープンした。美容家電は、従来は地下1階で展開していたが、もともと3階にあった布団売り場と入れ替えることで、売り場面積を約1.5倍に広げた。これまで取り扱っていなかったアロマオイルやディフューザー、バスソルトなどを入れて、品揃えを強化した。
「ビック ビューティー」は、企画や商品選びを女性スタッフが担当。接客も、もちろん女性だ。女性目線で売り場づくりとサービスを強化することで、女性客がゆっくり商品を見て、楽しめる環境をつくった。店員が女性なので、肌の悩みなども話しやすい。またドライヤーが試せるコーナーは明るいイメージで利用しやすくしたほか、パナソニックの美顔器を実際に試すことができるカウンターは、人目につきにくい奥に配置した。
店舗全体からみれば、「ビック ビューティー」は、女性客拡大を図る取り組みの一環だ。オープン後は、「お昼休みや仕事帰りの女性が、ふらっと来店してくれるようになった」(ビックカメラ有楽町店3階ビック ビューティー担当の高田真由氏)と、早くも売り場刷新の効果が出はじめているという。ビックカメラは、今後、他店舗でも「ビック ビューティー」を展開していく方針だ。
埼玉県羽生市のイオンモール羽生1階に入る上新電機羽生店も、美容家電の販売を強化している。岩田良仁店長は、「美容家電は製品数が増え、売れゆきもいい」と、売り場強化の背景を語る。店舗はイオンモールの中にあって、主婦層や若い女性が多く来店するほか、テナントには、若い女性店員が多い。こうした女性層のニーズに応えて、年々品揃えを強化してきた。メインの入り口を入ってすぐの場所に売り場スペースを設けているほか、大きな導線となる通路にはワゴンに展示してアピールしている。
最近では、パナソニックが4月に発売した「頭皮エステ」の人気が高く、1か月に数十台のペースで売れているという。パナソニックの「頭皮エステ」と微粒子イオン「ナノイー」搭載ドライヤーのセット販売では、2か月で30~40セット販売した。岩田店長は、「『頭皮エステ』は、ドライヤーや美顔器などとは違い、これまで店頭になかった新しいカテゴリの商品。それだけに、伸びしろがある。こうした新しいカテゴリの新製品が登場してくる美容家電はさらに伸びていくはず」と、期待する。地上デジタル放送移行後、テレビの販売が減速するなかで、美容家電は「ポスト地デジ」商材の一つとして存在感を高めているのだ。

2011年10月13日木曜日

グリーンハウス、デスク周りや車で使える小型加湿器


冬の乾燥しがちな気候ではほんのちょっとでいいいから潤いがほしくなるときがありますね。とくに女性にヒットしそうな商品になりそうです。

グリーンハウスは、USBポートとシガーソケットの両方から給電できる加湿器「GH-USB-MISTCARK」を発売した。直販価格は3,280円。
水を振動させてミストを作り出す超音波式小型加湿器。パソコンなどのUSBポートと、車のシガーソケットから給電できるため、デスク周りや車内の両方で使える点が特徴。タンクに水を入れて電源に接続し、スイッチをONにすると、すぐに加湿が始まるという。
安全面では、タンク内の水位が一定量を下回ると自動的に電源を停止させる「水位センサー」や、水が無くなると、自動停止する「オートパワーOFF機能」を搭載。電源を切り忘れても心配ないとしている。
本体サイズは80×80×143mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約180g。タンク容量は250ml。消費電流は300mA。最大連続動作時間は約6~8時間。
付属品として、カーエアコンの通風孔に取り付けられる専用ホルダーも同梱しており、長時間のドライブに適しているという。
このほか、タンク容量が150mlのUSB/シガーソケット両用加湿器「GH-USB-MISTM」シリーズと、タンク容量110mlのUSB専用の加湿器「GH-USB-MISTO」シリーズも発売する。直販価格はいずれも2,980円。
GH-USB-MISTMシリーズは、約3時間で自動停止する「オートパワーOFF機能」を搭載。運転モードは、連続で加湿する「連続モード」と、間隔を空けて加湿する「リズムモード」から選べる。カーエアコンに取り付けるための専用ホルダーは省略されている。カラーはブラウン、ピンクの2色。

2011年10月12日水曜日

バッファロー、容量切替機能搭載3TB外付けHDD…認識容量制限のある機器でも利用可


最近は大容量のHDDが増えてきましたね。依然私はパソコンに使うようで1TBを購入しましたが、まだ半分も使い切れてないです。

バッファローは13日、容量切替方式搭載の3TB外付けHDD「HD-ALC3.0TU2/V」を発表した。販売開始は10月下旬。価格はオープンで、市場想定価格は20,800円。
同製品は、テレビやPS3などの家電製品との接続を想定。業界初(2011年10月13日現在。同社調べ)となる「容量切替機能」を搭載しており、たとえば容量2TBまでしか認識しない家電製品と接続した場合、2TBと1TBのハードディスク2台分として認識させることができる。
切替には、本体正面のチェンジャースイッチを使用。3TB/2TB/1TBの3モードが用意され、2TB/1TBモードでは2台のHDDをつなぎ変えた場合として、3TBモードでは3TBのHDD1台として使用可能となる。また前面パネルには、番組録画時間を管理する目安となる容量の残量メーターを搭載した。
パソコンと接続しての利用も想定し、データ保存の高速化や消費電力の軽減などを行なうユーティリティソフトを付属。パソコンでの電源操作に連動して、本機の電源も自動で遮断する「切り忘れ防止機能」を搭載している。
本体は動作音を軽減させるファンレス設計とし、本体底面にスリットを設けてエアフローを確保。オプションで冷却ファンも用意しており、より強力に冷却することでHDDの寿命を延ばせるとしている。

2011年10月11日火曜日

ヤマダ電機、ネット通販初の価格交渉サービスを開始

画期的な手法だと思いますが、商品によってはマイナスになってしまうものも出てくるんじゃないでしょうか?しかし、安いというイメージ持たせるためには最高のアイディアです。

ヤマダ電機は、同社店頭で実施している価格交渉サービス「安心価格保証」を、同社のインターネット通販サイト「ヤマダ電機 WEB.COM」でも実施すると発表した。サービス開始日は10月1日。
新サービスの名称は「安心価格保証チャット」。サービスの内容は、大手量販店の通販サイトで販売している商品が、ヤマダ電機で販売する価格より安かった場合、ユーザー側が同サービスの問い合わせ窓口に連絡。価格について確認できた場合、ヤマダ側は同一価格相当まで同社のポイントを提供し、さらにプラス1%のポイントを付与する。安心価格保証チャットの窓口は、元日を除く24時間対応を予定している。
なお、対象となる通販サイトは、ヤマダ電機が指定する大手量販店などのインターネット通販サイトに限られる。また、不当廉売、日替わり商品、台数限定の商品、処分品、メーカー直送品は対象外となる。
ヤマダ電機によれば、このサービスは大手家電量販店の通販サイトとしては初めてで、「他店より1円でも高い場合には、チャットでお問い合わせください」としている。

2011年10月10日月曜日

アマゾン、仙台にコールセンター来年3月開設

復興支援の意味合いも込めて、雇用1000人を確保するらしいですね。被災地では漁業関係の仕事を今までしていた方が職に就けずに困っていたりするので、こういう機会を提供してくれるということはありがたいですね。

インターネット通信販売大手のアマゾンジャパン(東京)のジャスパー・チャン社長と奥山恵美子仙台市長は27日、市役所で記者会見し、顧客の電話問い合わせに対応する同社のカスタマーサービス(CS)センターを2012年3月、市内に開設すると発表した。従業員数は最高1000人を見込み、市の誘致企業としては政令市移行後、最多の雇用規模となる。
同社のCSセンターは札幌市に続き2カ所目で、青葉区一番町1丁目の仙台トラストタワー内に設置する。取扱品目が2000万点を超え配送サービスも多様化しており、顧客対応の拠点増強が必要と判断した。
管理職やオペレーターの大半を現地採用し、正規雇用枠を極力広げる方針で、新卒採用は13年4月から実施するという。
チャン社長は「CSセンターは顧客と日常的に接する大切な部門。優秀な人材が集まり、良質な顧客サービスを全国に提供できる拠点として仙台を選んだ」と説明。奥山市長は「東日本大震災で雇用情勢が厳しい中、素晴らしいニュース。人材の供給に努めたい」と話した。
同社と市は昨年から立地協議を続けていた。市は企業立地助成制度に基づき、同社に固定資産税相当額を3年間補助する。市は事務代行業や研究開発機関と同様、コールセンターを「都市型産業」と位置付け、誘致を強化していた。
同社は2000年11月に営業を開始。書籍やCD、家電、文房具、食品など幅広い品目を扱う。売り上げは非公表。
記者会見では、アマゾンジャパンが岩沼市で進めていた物流センター新設計画を中止したことも明らかにした。
会見に同席した物流センター運営会社アマゾンジャパン・ロジスティクス(千葉県)のジェフ・ハヤシダ社長によると、センター開設予定地は仙台空港に近接し、震災で津波被害を受けた。「今後は岩沼市や東北に限定せず、国内全域で候補地を検討する」としている。

2011年10月9日日曜日

通販サイト「ECカレント」、全品送料無料サービス開始

アマゾンや大手の家電販売店のネットショップが送料無料化を始めたのをきっかけに、業界にこの傾向が浸透していきそうな感じです。買い物をするときに送料がかかってしまうと、購入者の意外なネックになりますしね。

株式会社ストリームは、運営するインターネット通販サイト「ECカレント」において、商品の金額に関わらず全品送料無料となるサービスを9月28日より開始すると発表した。ただし、沖縄・離島は送料無料対象外となる。送料無料は期間限定サービスとしているが、少なくとも年内いっぱいは送料無料を続ける見込みだという。
「ECカレント」はデジカメ・パソコン・液晶テレビなどの家電製品を中心として、生活雑貨、カー用品、スポーツ用品、ペット用品、CD・DVDなど、幅広いジャンルの商品を取り扱う総合通販サイトで、現在の取り扱い商品数は約37万点。在庫のある即納商品については、16時までの注文は当日出荷するサービスを従来から行うなど、配送や納期に関するサービスに従来から注力している。決済方法は、銀行振り込み、代金引換、コンビニ・Edy決済、ショッピングローン(分割払い)に対応する。
「ECカレント」では8月にスマートフォンサイトを開設したほか、9月1日から首都圏の1都3県を対象に最短2日設置配送サービスを開始するなど、サービス強化を行っている。
全品送料無料となる通販サイトは、「ECカレント」のほか、「カレントプラス」、「ECカレント モバイルサイト」、「ECカレント スマートフォンサイト」の4サイト。ストリームのグループ会社となる株式会社イーベストが運営する通販サイト「イーベスト」でも同時に送料無料を開始する。

2011年10月8日土曜日

タニタ、歩数計で東京ディズニーリゾートを歩いて楽しむ宿泊プラン

万歩計でお馴染みのタニタと、夢を届けてくれるリゾートランドのディズニーが夢の競演!こんなコラボ、誰も想像していなかったでしょうね。園内で好きな乗り物を回るだけでも足が相当疲れたりすることがあったので、きっと予想外の歩数が刻みだされるでしょうね。

タニタとサンルートプラザ東京は、オリジナルの歩数計を使って、東京ディズニーリゾートを歩いて楽しむ宿泊プラン「めざせ冒険王! 歩いて体験☆アドベンチャー宿泊プラン」を、10月1日から12月30日まで提供すると発表した。1人当たりの宿泊料金は、1室2人で12,000円から、1室3人で9,300円から、1室4人で8,200円から。すべて朝食付き。
タニタと、東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルであるサンルートプラザ東京がコラボした、ファミリー向けの宿泊プラン。宿泊者には、タニタの3Dセンサー搭載の歩数計「FB-731」のオリジナルデザインが、1室につき2台プレゼントされる。
さらに、東京ディズニーリゾートのお勧めコースやクイズが記された地図「アドベンチャーマップ」も配布される。このクイズに挑戦しながら、滞在中に合計2万歩を達成した家族には、「健康アドベンチャーキングの証」が与えられ、家族揃っての記念写真撮影がサービスされる。
サンルートプラザ東京で提供される客室は、同ホテルが2011年3月に開設した、東京ディズニーランドのウエスタンランドをイメージした客室「フロンティアルーム」。客室フロアのエレベーターホールも、ディズニーランドの延長にあるような世界観を演出しているという。
タニタでは、健康維持を目的としたイベント性を加味し、歩数計の利用シーンを創出することで新たな市場を開拓していくとしている。

2011年10月7日金曜日

エレコム、学習机にお勧めのLEDデスクライト

最近枕元で本を読むことが多くなったので、これくらいのサイズの小さなライトが欲しいです。値段も1万円前後で、省エネにも気を使っているところはいいですね。

エレコムは、学習机など勉強用途向けのLEDデスクライト「ELESHINING(エレシャイニング) LEC-SG01C07」を、10月上旬に発売する。希望小売価格は10,290円。
光源にLEDを採用したデスクライトで、勉強や読書向けの蛍光灯卓上スタンドの規格「JIS規格A形基準(JIS C 8112)」に相当する明るさを備えた点が特徴。光源の真下から40cm離れたところの明かるさは約1,000lxで、子供の勉強机で使用しても十分な光量が保てるという。
また、光は全体に均一に発光する「面発光」タイプで、影の重なりや光を抑えることで、目にやさしく、柔らかな光で手元が照らせるという。さらに、チラツキも抑えており、長時間使用しても目が疲れにくいという。
セードの角度は170度に調節可能。使用しない時には、折りたたんで収納したり、別の部屋に移動できる。
機能面では、触れるだけで点灯し、4段階の明るさ調節もできる調光タッチ式スイッチを採用する。
本体サイズは、使用時が415×170×375mm(幅×奥行き×高さ)で、収納時が170×170×450mm(幅×奥行き×高さ)。重量は1.5kg。消費電力は約6.5W。設計寿命は40,000時間。色温度は昼光色(6,000K)。全光束は240lmで、高さ40cmの直下照度は約1,000lx。本体カラーはブラック、ブルー、ピンク、ホワイトの4色が用意される。

2011年10月6日木曜日

パナソニック、こびりつきを抑えてスムーズに調理できるホットプレート

油要らずでしっかり両面焼けるというプレートは、ホットケーキや焼肉をするなどの大人数の調理をするときに便利そうです。

パナソニックは、料理がこびりつきにくいコーティングを採用したホットプレート「NF-WM3」を、10月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は17,000円前後。
焼肉やホットケーキなどの調理に使えるホットプレートで、プレート表面に、こびりつきにくい「マーブルコート」というコーティングを採用した点が特徴。スムーズに調理できるという。
プレートは平面プレートのほか、焼肉用、たこ焼き用も付属。片付けの際にすべてのプレートをまとめる「収納ホルダー」も付属する。
本体サイズは609×355×152mm(幅×奥行き×高さ)。消費電力は約1,350W。本体カラーはシルバー。
下位モデルとして、NF-WM3からたこ焼きプレートと収納ホルダーが省かれた「NF-WM2」も発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は14,000円前後。

2011年10月5日水曜日

米アマゾンがタブレット端末を発表、価格はアイパッドの半値以下


iPadのように電子書籍を読むのに役立ちそうなキンドルですが、7000円~8000円で購入できるということで話題を呼んでいます。しかし、日本語には対応していないみたいなので、国内向けの生産も検討していただけるとありがたいですね。

米アマゾン・ドット・コムは28日、待望のタブレット型端末「キンドル・ファイア」を発表した。価格は199ドルと、米アップルの「iPad」の半分以下に設定。アナリスト予想のおよそ250ドルも下回った。
タブレット型端末市場はアップルの独擅場となっており、キンドル・ファイアが強力な対抗馬になるとみられている。
画面サイズは7インチで、クラウドを利用した無料のデータ保存サービスを提供するほか、「アマゾン・シルク」と呼ばれる新たなインターネットブラウザーを搭載した。11月15日の出荷開始を見込んでいる。
アマゾンはまた、タッチスクリーン型の新型電子書籍端末「キンドル・タッチ」もあわせて発表した。価格は99ドルから。また従来型の「キンドル」の価格を99ドルから79ドルに引き下げた。
ベゾス最高経営責任者はニューヨークで開いた発表記者会見で、「これらは低価格の一流品だ」と述べ、「何百万台も販売していく」とした。
多くの電子商品・サービスを手掛ける同社にとって、これらを直接消費者に届けることのできるキンドル・ファイアのような機器を自前で持つことは、非常に重要な意味を持つ。また電子商品以外のオンライン販売も後押しするとみられている。
デットウィラー・フェントンのアナリスト、マーク・ガーバー氏は「価格競争を背景に激しい商戦が予想される」と指摘。今年の年末商戦では、キンドル・ファイアの販売台数が300万台以上に達し、タブレット型端末市場で一気に第2位に躍り出るとの見通しを示した。
ただタブレット型端末市場への参入は厳しいのが現状だ。ヒューレット・パッカード、モトローラ・モビリティー、サムスン電子、リサーチ・イン・モーションなども相次いでタブレット型端末を発売したが、いずれもアップルの牙城を切り崩すには至っていない。
アマゾンは「キンドル・ファイア」の販売で、ベストバイなど従来型の店舗を活用する。
家電量販店大手のベストバイは28日、年末商戦に向け全店舗で「キンドル・ファイア」を展開すると発表した。事務用品販売大手ステープルズもまた、年末の繁盛期前にキンドルの販売を開始すると明らかにした。
ベストバイのブライアン・ダン最高経営責任者は「ギフトとしてキンドルは今年のヒット商品になるだろう」と述べた。
アマゾンは2007年に最初のキンドルモデルを発表。当初は同社オンラインのみで販売し、その後、2010年の年末商戦からベストバイでの販売を始めた。
今回競合となる小売店で販売することで、アマゾンはできるだけ多くの消費者に「キンドル・ファイア」を広め、タブレット端末市場への参入を急ぐ構え。

2011年10月4日火曜日

イーフロンティア、クリプシュ製スピーカーを家電量販店やオーディオ専門店で販売

オーディオマニアの方には朗報ですね。オンラインで買えるなら別に店頭で売ればいいんじゃない?と考える人もいるとは思いますが、スピーカーは数万円する製品なので、実際に音や外観の品質を確かめたいという人は多いはずです。

イーフロンティアは9月28日、これまで同社オンラインストアのみで取り扱っていたクリプシュ製スピーカーを、9月30日より全国の大型家電量販店やオーディオ専門店でも販売開始すると発表した。
今回販売が開始されるのは、クリプシュのホームオーディオ製品ラインアップのうち「Reference」「Synergy」「Gallery」シリーズの各製品だ。いずれもクリプシュ独自のホーン技術「Tractrix(トラクトリクス)ホーン」を採用し、高能率かつ低歪、無駄のない指向性、フラットな周波数特性、広ダイナミックレンジを実現。小さいアンプ出力でより高い音圧を可能にしているという。また「Reference」シリーズのウーハーには湿度や温度の変化に強く、耐久性に優れた「Cerametallic(セラメタリック)」素材が用いられている。

2011年10月3日月曜日

デロンギ、メタルボディでカラフルな電気ケトル

最近の家電のデザインは、消費者側に多少選べる幅を設けてありますね。こないだウォシュレットが様々なカラーバリエーションで販売されていたのに驚きました。

デロンギ・ジャパンは、メタルボディでカラフルな電気ケトル「デロンギ Kmix boutipue(ケーミックス ブティック) SJM010J」を9月23日より発売する。希望小売価格は10,500円。
ステンレス製のメタルボディを採用した電気ケトル。同社によると、電気ケトルの所有率は未だ20%台で、今後も市場拡大の可能性があるとしている。特に20~30代の層では購入意向率、普及率共に高いという。これらの調査結果から、Kmix boutipueは20~30代をターゲットとし、開発を進めたという。
まず、デザイン面では「他社との差別化を図るため」(デロンギ・ジャパン マーケティング部 次長 龍造寺昌信氏)、ステンレス素材のメタルボディを採用。本体カラーは「ビタミンカラー」のマゼンダ/ブルー/グリーン/イエロー/オレンジの5色を用意する。
本体容量は0.75mlで、カップ一杯(約140ml)を約70秒で沸騰できるハイパワー設計とした。本体のベース直径は135mmとし、キッチンだけでなくリビングでも置けるコンパクトなサイズを採用する。
使い勝手の面では、取っ手のボタンを押すと本体のフタが開く構造としたほか、グリップには滑りにくい素材を採用した「SURE GRIP(シュアグリップ)」を採用する。
本体サイズは135×210×210mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.2kg。電源コードの長さは1.2m。消費電力は1,150W。

2011年10月2日日曜日

デロンギ、ECO運転で20%節電できるオイルヒーター

自宅でペットを飼っていたことから、空気を汚さない暖房に注目していました。しかし、電気代がかかるという妻からの猛反対を受けて去年は見送りました。こちらには省エネ運転モードが搭載されているので、これならもしかしたらウチでも使えるかもしれません。

デロンギ ジャパンは、ECO運転を搭載したオイルヒータ「デロンギ・オイルヒーター ドラゴンデジタル TDD0915W」を発売する。希望小売価格は64,800円。
同社が日本向けに開発を進めたオイルヒーターの新モデル。オイルヒーターとは、ヒーター内部に密閉された難燃性のオイルを温め、そのオイルを本体のフィン(放熱板)に循環させ、輻射熱で室内の空気を暖める暖房器具。発火や燃焼を伴わず、温風やニオイも発生しないため、安全性が高く、おだやかに暖めるられる点が特徴。
新製品のドラゴンデジタルでは、同社のオイルヒーターとしては初めて「ECO運転」を搭載したほか、日本ユーザー向けに使い勝手を改善した。
今機種から新たに搭載された「ECO運転」では、設定温度に合わせた最適な運転を自動で行なう。本体には、600Wと900Wのヒーターが1つずつ搭載されており、通常運転時はこの2つのヒーターをフル稼働させ、1,500Wのヒーターを使用。室内が設定温度に達すると、一度ヒーターを切り、室温が下がってくると再び1,500Wのヒーターを使用する。
ECO運転選択時は、運転開始から設定温度に達するまでは1,500Wのヒーターを使用、その後、室内が設定温度に達した後の間欠運転の際には、600Wあるいは900Wのヒーターを使用し、消費電力を抑えるという。また、一度室温が上がると下がりにくいというオイルヒーターの特性を活かして、ECO運転選択時は、設定温度よりも1~2℃低い設定温度で運転を行なう。これらの構造により、消費電力は最大約20%の低減できるという。
そのほか、運転モードとしては、温度設定による暖房運転のほか、消費電力を切り替えての運転にも対応する。本体にはマイコンを搭載しており、温度センサーで室温を感知し、自動で運転を制御する。
使い勝手の面では、日本のユーザーから出た不満点をもとにコントロールパネルや、リモコンの操作面を改善した。コントロールパネルは、デジタル式を採用。これにより、アナログタイマーを使用していた従来モデルで問題点とされていたタイマー設定時の「カチカチ」という音が解消されたほか、温度設定などの操作もより簡単にできるようになった。
また、本体に収納できるリモコンも新たに搭載した。これにより、本体でチャイルドロック(子供が操作できないように、操作ボタンにロックをかける機能)設定をしている時でも、リモコンによる操作が可能になったという。
そのほか、キャスターや持ち手部分の形状も改善。キャスターは床に傷が付きにくいラバー素材を採用したほか、従来は前方のみにあった持ち手を後方にも備えた。
デロンギ・ジャパン マーケティング部 次長 龍造寺昌信氏は、新モデルのドラゴンデジタルについて「今回の製品はデロンギ本社のR&Dチームと、デロンギ・ジャパンとで共同で開発を進めたもの。より使い勝手がよく、日本の皆さまに受け入れられるものを目指した。オイルヒーターのコアターゲットは0~6歳までのお子様がいる家庭ではあるが、機能性を持たせることによってさらに多くの皆さまにオイルヒーターの良さを知ってもらいたい」と語った。
本体サイズは265×530×660mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は16.5kg。フィンの枚数は9枚で、適用畳数は4~10枚。消費電力は最大1,500W。
下位機種として、フィンの枚数が7枚で、適用畳数が3~8畳の「TDD0712W」と、フィンの枚数が8枚で通信販売限定モデルの「TDD0815B」も同時発売する。これらの機種にはECO運転は搭載していない。
希望小売価格はTDD0712Wが59,800円、TDD0815Bが60,800円。
なお、今回の製品発表会は東京 恵比寿にある家具ショップ「ARFLEX(アルフレックス)」で行なわれた。「家具の中で製品を見ていただくことで、よりイメージがわきやすいと思い、今回の場所を選んだ」(龍造寺昌信氏)という。
ARFLEXは、デロンギと同じイタリアの家具メーカーということもあり、今回のコラボレーションが実現したという。

2011年10月1日土曜日

テルモ、おサイフケータイにデータが送れる女性用体温計

女性にとって、自分の体温を管理することは妊娠を含めた今の体調を知るためのバロメーターになります。ケータイで管理できるようになれば、医者に行くときもそのデータを見せたりしやすくなるので良さそうです。

通常の体温測定だけでなく、基礎体温も測れる女性用の体温計。基礎体温とは、安静にした状態の体温のこと。女性の体温は周期的に約0.3~0.5℃の範囲で変化しており、この基礎体温を把握することで、自分の体調を知ることができる。基礎体温を測るには、毎日同じ時間に、口腔内で検温する必要がある。
W520では、ソニーが開発した非接触ICカード技術「FeliCa」に対応した点が特徴。対応するリーダーが接続されたパソコンや、対応する携帯電話にかざすと、測定データを簡単に送信できる。なお、対応する携帯電話はNTTドコモ、Softbank、au各社のフィーチャーフォン(おサイフケータイ)のみで、スマートフォンには対応しない。
データ通信機能によって、WEBサイトやアプリとも連携できる。同社が運営する女性向け健康情報サイト「カラダと話そう」では、基礎体温を記録する無料ソフト「WOMAN℃アプリ」を提供している。また、株式会社エムティーアイが運営する“女性のための健康情報携帯サイト”「ルナルナ」では、グラフ化やデータの管理ができるという。なお、ルナルナの利用には、別途有料の会員登録が必要。
測温範囲は32.00~42.00℃。小数点第2位まで測定できるため、微妙な温度変化を検知できる。測定にかかる時間は、平均約20秒。
機能面ではほかに、480日分のデータを自動的に記憶し、グラフでも表示する。また、次回の生理予定日と排卵予定日を知らせる機能も搭載している。
本体サイズは130.4×29×19.5mm(幅×奥行き×高さ)。重量は27g。電源はリチウムボタン電池CR2032が1個付属する。毎日使用した場合の電池寿命は最長1年。
なお、データ通信機能を省略した女性用体温計「WOMAN℃(ウーマンドシー) W520 スタンダードタイプ」も同時に発売する。希望小売価格は5,280円。

2011年9月30日金曜日

放射線計測できるスマホ用カバー…ドコモが開発

ガイガーカウンターは嵩張るから嫌だ!という人達も気軽に放射線を計測できるようになりそうです。

NTTドコモは21日、スマートフォン(高機能携帯電話)を入れるプラスチック製のカバーに放射線量を計測できるセンサーを取り付けた製品を開発したと発表した。
10月4日から千葉市の幕張メッセで開かれる国内最大のデジタル家電展示会「シーテック(CEATEC)ジャパン2011」に試作品を参考出展する。商用化は未定。
センサーは、線量計を製造している国内メーカーの協力で開発し、毎時100ミリ・シーベルトまで計測できる。スマートフォンに専用のアプリ(応用ソフト)を入れることで、計測結果を表示できる。スマートフォンの全地球測位システム(GPS)機能と連動させて、計測結果や周辺の写真を地図上に記録することができる。

2011年9月29日木曜日

ニコンもミラーレス市場参入 一眼カメラ「世界最小・最軽量」

時代の最先端の技術となり得る可能性を秘めたミラーレス方式は、今までカメラに興味がなかった層の人達も巻き込んで発展していきそうな市場になりそうです。

ニコンは21日、一眼レフカメラ内部から光学部品の一部を取り除いて小型・軽量化した「ミラーレス」方式のデジタル一眼カメラ市場に参入すると発表した。世界最小・最軽量をうたい文句にした新ブランドのレンズ交換式カメラ「ニコン1(ワン)」を10月20日に世界で同時発売。家電メーカーが切り開いてきた市場に、老舗カメラメーカーが満を持して参戦する。
[フォト]迎え撃つはレンズ交換式では世界最小・最軽量の「PENTAXQ」か
 「一眼カメラを躊躇(ちゅうちょ)する人たちへの答えとなるカメラだ」。この日の発表会で木村真琴社長は、先行する各社からのシェア奪取に強い自信を示した。
 従来の一眼レフの売り上げを減らす恐れもある中、ミラーレス一眼への参入に踏み切ったのは「(従来の)一眼でもコンパクトでもない新しい市場」(岡本恭幸常務執行役員)の拡大が決定的となったからだ。実際、国内ではミラーレス一眼がレンズ交換式カメラの4割以上を占めるまでに成長している。
 ニコン1は新開発の撮像素子と画像処理用半導体を搭載し、有効画素数は1010万画素。動画撮影中の静止画撮影も可能で、簡単に撮影を楽しめるカメラに仕上げた。同社は、ミラーレス一眼購入者の3割強を女性が占めていると分析。女性層へのアプローチを積極的に展開する。
 入門モデル「J1」の市場想定価格は5万9000円前後、上位機種の「V1」は8万9000円前後(いずれも本体のみ)。専用レンズ4種(希望小売価格2万5200円から)も同時発売する。
 ミラーレス一眼はパナソニックが2008年10月に初めて発売し、オリンパスやソニー、韓国サムスン電子、HOYAが追随。小型カメラに物足りなさを感じる人や、一眼レフ所有者の2台目、3台目としての需要を掘り起こしてきた。
 一方、老舗2強の一角を占めるキヤノンは、各社の動きを「一眼と小型の間をつなぐ機種が必要と考えたのだろう」(一眼レフの担当者)と指摘し、静観の構えをみせる。トップメーカーが参入するのか否か。ライバル各社が注視している。

2011年9月28日水曜日

エアコンに値上げの風 中国規制でレアアース高騰

日本の足元を見るような商売をしている中国にはちょっと気分が悪くなります。早くレアアースの代用品が実用化できるレベルまで進歩できることを祈っています。

電機メーカーが相次いでエアコンの値上げに踏み切っている。三菱電機が11月に発売する家庭用エアコンの新製品について平均約1万円値上げしたのを皮切りに、同業他社もこれに追随する動きを見せている。背景にはエアコンの基幹部品に使われるレアアース(希土類)の価格高騰がある。レアアースを含むレアメタル(希少金属)の価格は今後も高止まりすることが見込まれ、地道なコスト削減で吸収するメーカー側の自助努力は「もはや限界」(業界関係者)との声が大半。消費者の理解を得ようと、付加機能を増やす動きも出始めた。
「レアアースの価格は昨年4月に比べて10~12倍に高騰した。値上げはやむを得ない」。三菱電機の梅村博之常務執行役はこう言ってため息をつく。同社は11月上旬から順次発売する家庭用エアコンの価格を5~15%値上げし、業務用についても値上げを検討中だ。
日立アプライアンスは、10月から国内の業務用エアコンを1割引き上げることを決め、家庭用についても新製品から値上げする方向で調整している。
さらに業務用エアコンで国内首位のダイキン工業も、今年4月に値上げを実施したが、10月にも再値上げする方針だ。家庭用も今秋に発売する新製品について値上げする方向で検討を進めている。
エアコンは季節家電といわれ、これまで夏の天候が売れ行きや価格に影響してきた。例えば2009年は猛暑の影響で販売が伸び、平均単価が上昇した。だが、今回は明らかに事情が違う。
各社の採算性を圧迫しているレアアースはエアコン室外機の圧縮機や室内機のモーターなどに使われており、磁石の磁性や耐熱性を高めることで省エネ性能の向上に貢献している。特に今夏は猛暑に加えて節電意識の高まりもあり、一段とレアアースの存在感が増している。
高騰の原因となっているのが中国の動向だ。中国は世界生産の9割以上を握っているが、昨年から環境保護を理由に生産・輸出規制を強化。これが需給バランスを崩し、モーターに使われる強力磁石の主原料となる「ネオジム」の需給が逼迫(ひっぱく)している。また、ネオジム磁石の磁力を落ちにくくする「ジスプロシウム」にいたってはほとんどが中国南部で生産されており、状況は深刻だ。
だが、家庭用エアコンは家電製品最大の“激戦区”だけに各社とも値上げを避けたいのが本音だ。国内シェア首位のパナソニックは10月21日から順次発売する新製品の価格を昨年と同水準に据え置いた。「経営努力で吸収し値上げは回避した」(中島幸男役員)といい、他社と一線を画した。
また、値上げを実施するメーカーでも、目新しい新機能を盛り込み、付加価値を上げることで消費者の理解を得ようとする動きもある。
東芝ホームアプライアンスが11月上旬に発売する家庭用エアコンの新製品は旧モデルに比べて1万円程度値上げするが、世界で初めて音声で操作できる機能を搭載した。同社は「付加価値向上による値上げで、レアアースの(価格上昇)分は据え置いた」(石渡敏郎社長)と説明している。
同じく値上げを決めた三菱電機も、新製品に独自開発のセンサー「エコムーブアイ」を搭載。センサーが人の位置や体感温度を感知し、冷房と送風を自動で切り替える業界初の機能を持たせた。同社は「『我慢する節電』から『楽しく続けられる節電』」を強調している。
もっとも、エアコンの原材料をめぐってはレアアース以外にも不安は多い。エアコン1台には平均で鉄25キロ、銅8キロが使われている。鉄鋼や銅地金の価格も高騰しており、メーカーの苦悩は続きそうだ。

2011年9月27日火曜日

薄型テレビ出荷、7月の半分以下に

すっかりテレビが普及しているみたいですね。つい最近まで実家ではアナログしか見れない状態で、「なんか急にテレビ見れなくなっちゃったんだけど」と電話がかかってきました。お年寄りとかは未だに知らない人とかいそうです。

電子情報技術産業協会(JEITA)が21日発表した8月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比26.2%減の126万2000台と5カ月ぶりのマイナスに転じ、7月(270万2000台)の半分以下に落ち込んだ。地上デジタル放送完全移行に伴う買い替え特需がなくなり、大幅な減少を余儀なくされた。内訳は37型以上の大型テレビが56.0%減で、30~36型は9.1%減、29型以下も19.0%減。
米ディスプレイサーチの鳥居寿一アナリストは「家電エコポイント制度などで買い替えが急速に進んだが、12年から13年にかけて(同制度導入前の水準の)年間900万~1000万台を下回る可能性もある」と指摘している。

2011年9月26日月曜日

ブラックアンドデッカー、“最軽量クラス”のインパクトドライバー

先週末に妻から頼まれていた組み立て式の棚を2つほど作ったのですが、インパクトドライバーがなくて全て手回しのプラスドライバーでくみ上げました。手の皮は擦り切れてタコはできるし、休みの日をまる一日潰してしまったのも痛かったです。軽作業から専門的な業者の仕事まで活躍できる小型のインパクトはかなり興味があります。

ブラック・アンド・デッカーは、家庭用で“最軽量クラス”を謳うインパクトドライバー「10.8Vコードレスインパクトドライバー LXI10-2」を、10月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、実勢予想価格は15,000円前後。
回転方向に打撃を与えることで、強力かつ素早くネジ締めができる電動ドライバーの新製品。本体重量が約1kgと軽い点が特徴で、同社では家庭用としては“最軽量クラス”を謳っている。大型家具やウッドデッキなどの本格的なDIYから、金属への直接のネジ締めや、固いネジの取り外しといった、通常のドライバーでは難しい作業にも対応するという。
コードレスタイプで、電源には小型で軽量のリチウムイオン電池「10.8Vリチウムイオンバッテリー」を採用。また、暗所でも使いやすいよう、LEDライトも備えている。
本体サイズは52×160×184mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は1.06kg。最大トルクは107N・m(ニュートンメートル)で、最大100mm程度の木工ネジ締めに対応。充電時間は30分。充電時の定格消費電力は31W。付属品は、両頭ビット、30分の急速充電器、キットボックス、リチウムイオンバッテリー2個。
また、LXI10-2とドリルドライバーをセットにした「10.8Vコードレスインパクトドライバー&コードレスドリルドライバーバリューキット LXDI10-2」も、同時に発売する。価格はオープンプライスで、実勢予想価格は20,000円前後。ドリルドライバーはセット販売のみで、単独では販売されない。
これらの製品は、電源に10.8Vリチウムイオンバッテリーを備えた電動工具シリーズ「REVOLVER(リボルバー) 10.8」の1つとして発売される。

2011年9月25日日曜日

パナソニック、「ナノイー」は家のカビ菌にも効果

エアコンの冷房ばかり使っていると、温暖さで部屋の隅などに湿気が溜まっていることが多いんですね。つい先日、壁紙が剥がれかけていたので直そうとしたら、黒いカビのようなものが生えていておどろきました。普段からナノイーあれば予防対策になりそうです。

ナノイーイオンとは、空気中の水分に高電圧を加えて生成された、微細な帯電微粒子水。ナノイーの発生装置は、パナソニック社製の空気清浄機やエアコン、冷蔵庫やドライヤーなどに幅広く搭載されている。
今回検証されたのは、カビの成長と、アレルギー症状を引き起こすとされるカビアレル物質を抑制する効果。
検証内容は、45Lのボックス内で、カビ8種とカビアレル物質1種に、それぞれナノイーを曝露するというもの。対象となったカビは、ハウスダストに含まれるコウジカビ/クロカビ/ススカビ/アカカビ/アオカビ/カワキコウジカビ、風呂場に分布している黒色カビ、土壌に存在するケカビの8種。カビアレル物質はコウジカビ。
この結果、4~16時間で8種のカビの成長は99%抑制され、カビアレル物質のアレルゲン濃度は、2時間で93.9%抑制された。
千葉大学の矢口准教授は、「帯電微粒子水『ナノイー』なら家中の代表的なカビを抑制すると言えるでしょう」とコメントしている。
同社によると、カビは大気中、居住空間、食品、植物、動物、ハウスダストの中など、人間のあらゆる生活環境に分布しており、なかにはカビに起因する深刻な感染症「真菌症」などの「日和見感染症」もあるとして、問題になっているという。

2011年9月24日土曜日

お掃除ロボット「ルンバ」新商品発表

掃除している姿が、まるで華麗にルンバを踊っているようなところから命名されましたが、自動でお掃除してくれるっていいですね。過去の記事でも書きましたが、私の今欲しいものリストの中で堂々の一位に入っています!新製品の動向にも注目しながら購入を検討したいです。

新たな機能が加わったロボット掃除機の新商品が14日、発表された。
14日に発表されたのは、「アイロボット」社のロボット掃除機「ルンバ」の新商品(700シリーズ)。ロボットが状況を判断しながらゴミに反応して掃除するもので、清掃能力が向上した。
「東芝」も10月にロボット掃除機の新商品投入を予定するなど、“お手軽”家電商品の売れ行きが好調だという。

2011年9月23日金曜日

チームプレーでサイト成長 「CLUB Panasonic」

ホームページの会員登録数は、この業界では異例となるほどに変貌しました。そのメリットを生かしてモニター間での情報交換を行う場所として利用しているのは良い案ですね。否定的な意見も、消費者の生の声なのですからそこから改善案ができやすくなるはずです。

パナソニックが運営する会員制サイト「CLUBPanasonic」を開設後4年弱の短期間で、家電メーカーとして最大級の会員数約400万人のマンモスサイトに育てあげた。先月、今年の「Webクリエーション・アウォード」の最高賞であるWeb人大賞を受賞。「ウェブサイトは生き物と同じです」と、まめに手を掛けることの大切さを強調する。(堀口葉子)
平成19年11月に産声をあげた同サイト。会員登録すれば、一つのIDで同社のすべての製品に関するサービスやキャンペーンの最新情報を得ることができる便利さがうけている。かつては、テレビや白物家電など製品部門ごとに10以上に分かれていたが、これを一つにまとめたのが山本さんの大きな功績の一つだ。
「つまりバラバラだったんですね。サイトをまとめたことで、会員側は一つのIDで異なる部門のサイトを利用できるようになりました。当社側も全社としてダイナミックに情報提供できるだけでなく、各サイトの運営コスト削減につながりました」
さらに、各部門におけるマーケティング強化も打ち出した。「月1回、各部門との打ち合わせで、サイトを運営する私たちの企画や方向性を伝えるとともに、各部門の新しい製品や情報を聞きます。全社の動きを把握し、チームプレーで手数をかけてサイト運営にあたります」
こうして、テレビCMを打つタイミングに合わせて、会員にCMの詳細や製品の深さを伝えることも可能になった。ウェブの持つリアルタイム性(即時性)と多彩な表現力を生かすことで、「CMの効果を3倍にも4倍にもできる」
人気のサービスは、購入者やモニターの声が掲載される「みんなのレビュー」。「批判的なコメントでもほとんど載せています」というだけあって、“本音が分かる”と評判になっている。
これらの実績が評価され、Web人大賞に選ばれた。IT業界を含む一流企業が名を連ねる社団法人「日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会」主催で、ウェブ業界の発展に貢献した人物に与えられる賞だ。
入社後17年間、オーディオ関係のマーケティング一筋だったが、平成9年にインターネット部門に配属された。慣れないウェブの世界に戸惑いもあったが、「製造部門から顧客まで商品の流れを現場でみてきたことが、いま参考になっています」という。
ウェブでもリアル(現実の世界)でも認められた「CLUBPanasonic」。その舞台裏では、山本さんが長年培ってきたマーケティングのノウハウが生かされていた。

2011年9月22日木曜日

NEC、電気「可視化」で攻勢消費量や料金をPC画面に表示

電力メーターだと場所的に奥まったところや普段立ち入り難い場所にあって使用者がし辛いことが問題視されていましたが、過程のパソコンで手軽に確認できるようになれば相当な省エネ効果が見込めそうです。

NECが、家庭の電力消費や電気料金をIT(情報技術)を使って“見える化”する「HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)」で攻勢をかけている。今年4月から積水化学工業の住宅向けにシステム提供を始めたほか、8月には他の住宅メーカーや工務店への売り込みも始めた。電力供給が不足し、一般家庭にも節電努力が求められる中、市場拡大が見込めるうえ、自社のITも生かせるとみて売り込みを強化。今後3年間で10万台の販売を目指す。
NECのHEMSは、家庭内に設置された分電盤のブレーカーごとにセンサーを取り付け、無線経由で情報を集めてパソコン画面上に表示させる仕組み。部屋単位の電力消費量や、太陽光発電の発電量、電力会社との売買電量などあらゆる情報を把握し、家庭内における電力使用の状況を正確に把握できる。
NECは計測に必要なセンサーや無線装置を提供しているほか、データセンターを使った情報の集中管理を代行。さらには「クラウドコンピューティング技術」を使って、電力使用の傾向分析やコンサルティングに必要なソフト機能もインターネット経由で提供する。
同社は4月から積水化学の太陽光発電付き戸建て住宅「スマートハイム」向けにHEMSの提供を始めた。8月から他の住宅メーカーに対象を拡大するのに合わせて、情報を閲覧する端末もパソコンだけでなく利用者が急増するスマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット型端末に広げ、利便性の向上も図る。新築だけでなく既設物件にも対応し、幅広いニーズを取り込む構えだ。
HEMSはITを駆使して電力使用をコントロールし、エネルギー消費を最適に保つ次世代住宅「スマートハウス」の中核となるシステム。民間調査会社の富士経済によると、2010年に7億円だった関連市場は12年に18億円、15年には71億円に急拡大する見通し。福島第1原発事故の発生に伴う電力不足だけでなく、消費者の間で省エネ意識が高まっていることや、オール電化住宅や太陽光発電の普及で電力の使用法にバラつきが出始めていることも普及を後押ししている。9月2日にはシャープも家庭内にある家電の消費電力を専用タブレット型端末で確認できるHEMSを開発したと発表したばかり。有望市場をめぐるメーカー間の競争はますます激化するとみられる。

2011年9月21日水曜日

タニヤマが「ミドリ」に エディオンとFC契約

実家の近くにあるということで谷山さんにお世話になることがありますが、あの看板名が変わってしまうのはちょっと寂しい感じがします。大きな企業にどんどん吸収されていく今の家電業界では、販売側も人事ではないのですね。

家電量販店で京都最大手の「谷山無線電機」(京都市下京区)と、家電量販店全国2位の「エディオン」(大阪市北区)が14日、フランチャイズ(FC)契約を結んだ。寺町電器店街の核だった谷山無線電機の寺町本店がエディオンの「ミドリ」直営店、他の店舗もFC店のミドリに変わることになり「タニヤマムセン」の看板は消える。
両社は7月に協議を始め、14日に京都市内で契約を締結した。
谷山無線電機は1908年に創業、50年に会社を設立した。京都市と城陽市に7店舗を展開する。バブル経済期に売上高は約100億円あったが、京都駅周辺に相次いで進出したビックカメラやヨドバシカメラとの競争激化で、2011年3月期は約60億円に落ち込んだ。黒字経営だが「エディオンの全国規模の仕入れやサービス力を基に安定を図るため」(商品企画部)FCの道を選択した。従業員約100人の雇用は維持する。
エディオンは関西の「ミドリ」や中国・四国の「デオデオ」、中部の「エイデン」など全国各地の家電量販店を合併、再編して成長。計1135店を各地域ブランドで展開する。11年3月期の売上高は9千億円。府内では「ミドリ」11店を直営する。エリアシェア拡大へ「京都の中心部で店舗の候補地を探していた」(広報部)としている。
谷山無線電機の寺町本店は10月2日に閉店、エディオンが店舗を借り、11月にも「ミドリ寺町店(仮称)」として改修し、京都エリアの中心店とする。FC店舗は11月以降「ミドリ」のブランドに転換し、商品仕入れや管理、配送などの経営手法を全面導入する。アルプラザ城陽店(城陽市)は閉店し、新たに府南部に店を構える。

2011年9月20日火曜日

サムスン製タブレット端末、ドイツ見本市で展示中止

PSP vitaにもサムスン製の部品が利用されるとして今をときめくメーカーになりましたが、遠く離れたドイツでも展示会をしているなんてすごいですね。

サムスン電子は4日、ドイツのベルリンで開催されている家電見本市(IFA)2011で初公開した「ギャラクシータブ7.7」の展示を中止すると明らかにした。
ドイツの地方裁判所が2日に同製品のドイツ販売およびマーケティングなどを禁止するよう求めたアップルの仮処分申請を認めたことによる措置。サムスン電子は地裁の決定を尊重し、同製品の展示を中止することにした。
今後、アップルのデザイン権を侵害していないことを立証して法的措置を取り、ドイツでのスマート機器事業に支障が出ないようにする方針だ。
アップルは、サムスンのスマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット型端末などがアップル製品のデザインを模倣したとして、各国の裁判所に訴訟を起こしている。サムスンも韓国や日本、米国などの裁判所に特許侵害を訴える訴訟を起こし、各国で両社の訴訟が続いている。

2011年9月19日月曜日

マンション100世帯で家電が一斉に爆発、近くで電気工事が原因か?

何でも爆発してしまうのが中国のクオリティーですが、今回の惨事はかなり広い地域一体で起こったことのようです。以前爆発したものの中で、トマトが含まれていたことに最近驚きました。

重慶市内の沙坪簸渝碚路で3日午後3時過ぎ、マンション2棟の住宅100世帯で、家電製品が一斉に爆発した。被害は住宅だけでなく、同じ建物に入居していたホテルやインターネットカフェにも及んだ。原因は分かっていないが、近くの変電施設を修理しはじめた直後の爆発で、高圧電流を家庭などに流した可能性があるという。重慶商報が報じた。
マンション住人のひとりによると「テレビを見ていたら、いきなり『バン』という音とともに爆発した。たまげた」という。別の住人は、「妻とテレビを見ていたら、『バン』という音を立てて画面が真っ暗になり、機械部分から煙が噴き出た。同時に、家にあった冷蔵庫、エアコン、パソコンも爆発して煙を噴き出した。急いでブレーカーを切り、外に飛び出した」と語った。他の住人も電化製品の爆発に驚き、続々と建物の外に出てきたという。
マンションの建物内にあるホテルを経営している女性によると、「10部屋ある客室のテレビと空調が、突然爆発した。怖くてたまらず、外に逃げた」という。
インターネットカフェを経営している男性によると、店内にあるパソコン本体100台とモニター、天井の照明が一斉に爆発した。「ほとんど満席状態でしたが、お客様には避難していただき、幸いなことにけが人はでませんでした。従業員4人も、大急ぎで逃げました」という。
同男性によると、3日には午前から電圧が低い状態が続き、パソコンの約半数が作動しなくなった。送電会社に連絡して苦情を言ったところ、しばらくして作業員が来て店の近くの変電施設で作業をしはじめた。それから約10分後に、店内のパソコンなどが爆発したという。
送電会社は、「家電などが一斉爆発した原因は今のところ不明」と説明したが、変電施設で工事をした作業員が誤って、高圧電流を家庭などに向けて送ってしまった可能性が高いとの指摘がある。

2011年9月18日日曜日

ソニー、ACコンセント2個装備のホームエネルギーサーバー

雷などの停電で一番気にしてしまうのはパソコンに入っているデータ関係です。それがサーバー管理者ともなれば重要なデータを紛失するのではないかと雷のたびにビクビクしてしまいますね。そんなときのために誕生したのが、過程でも使える充電式サーバーです。

ソニーは「ホームエネルギーサーバー CP-S300」シリーズを10月に発売する。価格はオープンプライスで、市場推定価格は15万円。50Hz地域向けの「CP-S300E」と、60Hz地域向けの「CP-S300W」が用意される。
CP-S300は、屋内で使用する家庭用の充電池で、停電時や災害時などの使用を想定している。充電にはACアダプタ(19.5V 3.9A)を使用し、充電時間は約6時間。出力はAC 100Vコンセント2個を備えている。
内蔵の二次電池は、ソニー製のオリビン型リン酸鉄リチウムイオン電池で、1日1回の充放電で10年以上使用できるとしている。オリビン型リン酸鉄リチウムイオン電池は、内部ショート時の発熱が少ないため安全性が高いことと、結晶構造が壊れにくいため長寿命という特徴がある。容量は300Whで、LEDなどの照明器具で約10時間、40型以下の液晶テレビで約1~2.5時間、スマートフォンで約30回の充電が可能としている。電池の残り容量は、本体にある4つのLEDで表示される。
接続できる電気製品は、300Wh以下の製品に限られており、炊飯器や電子レンジ、コタツなど消費電力の多い製品は接続できない。また、人命に直接関わる医療機器や、社会的/公共的に重要なシステムなどは使用不可としている。
また、過電流防止機能、保護タイマー、異常温度/異常出力検知機能などを搭載し、家庭用としての安全性を確保した。動作温度は0℃~40℃、屋外での仕様は想定されていない。
インバーターを搭載しており、出力波形は正弦波となっている。出力周波数は出荷時に固定されており、CP-S300Eは50Hz、CP-S300Wは60Hzとなっている。充電する際の入力は、50Hz/60Hzを問わない。
本体サイズは210×290×350mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約12kg。本体色は白で、本体の表面には、操作方式などが印刷され、取扱説明書なしでも操作できるように配慮されている。