2011年3月31日木曜日

電子書籍はこれからどうなる?店頭ではコンテンツで訴求

本格的に電子書籍に移行しようという動きがありますが、今まで本屋を経営しているひとにはたまらないですよね。実際に触ったりできる味わいがなくなるのは少し寂しいです。

2010年12月、シャープやソニーから電子書籍向けの端末が登場して、約3か月。キャリア各社も専用端末を発売するなど、端末の製品数は増えてきた。また、コンテンツ提供サービスは、専用端末/スレート/スマートフォン向けで、それぞれ広がりをみせている。今回は、大手家電量販店の売り場から、電子書籍の現状を探った。
東京・豊島区のビックカメラ池袋本店パソコン館。ここでは、電子書籍向けの端末を、1階の携帯電話・モバイル端末のフロアで揃えている。とくに広い面積をもつのが、シャープのメディアタブレット「GALAPAGOS」とソニーの電子書籍専用端末「Reader」だ。一方、スレートは、iPadをほかの製品とわけて展示しているほか、スペースの関係上、オンキヨーやクリエイティブメディアなど、一部メーカーの機種のみ展開している。
携帯電話・ネットブック担当の田屋剛主任は、「端末が対応しているコンテンツ提供サービスの内容と、スキャナで紙を取り込んでデジタル化し、それを端末で閲覧する『自炊』という二つの楽しみ方を紹介して、最適な端末をユーザーに訴求している」という。
コンテンツサービスと自炊、それぞれ利用しているユーザーはおよそ7対3という。「『自炊』は取り込んだデータをPDFにするので、端末の画面によっては見にくいことがある。また、シートフィード型スキャナや裁断機など、端末のほかに別の機器が必要で、作業の敷居が高い」として、現在、自炊用途の購入はそれほど多くないと捉えている。
ビックカメラ池袋本店パソコン館では、2階のPC周辺機器のフロアに、10年11月に自炊コーナーを設置し、需要の高まりから、11年1月に売り場面積を拡大した。売り場には、電子書籍向け端末と多彩なシートフィード型スキャナがずらりと並ぶ。また、「自炊」の手順を3ステップでわかりやすく紹介している。具体的な使い方として、大学の授業のプリントを取り込むなど、学生に人気があるそうだ。
電子書籍向け端末は、iPadを除くと、ソニーの「Reader」が人気を集めている。「購入しやすい手頃な価格と、電子書籍に特化している専門性がうけている」(田屋主任)という。また、「現在、スレートは価格が高いので、伸び悩んでいる。もっと価格が下がれば、購入するユーザーが増えてくる」と田屋主任はみる。購入するユーザーは40-50代男性が中心で、平均年齢は比較的高い。
しかし、当然のことながら、ユーザーは書籍や雑誌、新聞など、読むことができるコンテンツによって、購入する端末を決めている。「コンテンツの数が増えれば、ユーザーも増える。例えば、コミックが増えれば若年層が期待できる」と田屋主任は語る。そのほか、「ビジネスパーソン向けに実用書を充実させるという方法もある」という。
電子書籍のユーザーの認知が高まってきているおり、田屋主任は、今後は一つの市場として定着するとみている。しかし、業界全体として、購入したコンテンツを複数の端末で共有できるようになる「ファイル形式の共通化」という課題は残る。さらに、例えば、学生や技術者など特定のユーザーに特化した専門性の高いコンテンツを揃えるなど、ユーザーが読みたいと思うコンテンツをどれだけ豊富に揃えることができるかが、これからの市場の成長を左右するだろう。

2011年3月30日水曜日

東芝、被災者の家電製品を特別価格で修理

修理できる範囲内ならいいのですが、津波で水に浸かってしまった製品なんて直すことができるのだろうかと思いました。色々な方々が義援金を送っているので、本当に少しでも被災者様の生活が豊かになることを祈っています。

東芝は、東日本大地震の支援策を発表した。同社は義援金として5億円相当を支援することを公表していたが、具体的には現金のほか、食糧、日用品、テレビ、パソコン、乾電池、ラジオ、洗濯機、照明器具などの物資を提供する。
また、被災地域住民で、地震や津波で影響を受けた同社製テレビ、パソコン、家電商品について特別価格で修理する。
さらに、グループ会社の東芝メディカルシステムズが日本赤十字社に小型超音波診断度装置10台を提供する。装置は、避難所生活で懸念されるエコノミー症候群などの診断に活用してもらう。
このほか、被災地に近い岩手東芝エレクトロニクスや北芝電機の社員寮の入浴施設を、燃料が確保され次第、避難住民に提供する。社宅や寮などの社有施設を一定期間提供する準備も進めている。

2011年3月29日火曜日

国民生活センターは、炊飯中に蒸気を外に出さない“蒸気カット”式の炊飯器が、子供のやけどの防止に有効と発表した。

子供の頃に、炊飯器の蒸気が噴出してくる部分に手をかざしたりとかして熱さを我慢する遊びをしていました。ちょっと火傷になりかけたこともあるので、こういう製品はいいのじゃないでしょうか!

同センターによると、2004年度から2009年度までに、炊飯器でやけどを負った事故事例が177件発生している。このうち、10歳未満の子供が全体の84.7%となる150件、4歳未満に限ると78.5%に当たる139件と、被害者のほとんどが乳児・幼児となっている。
事故原因では、「炊飯器の蒸気に手をかざして」「つかまり立ちをしようとして炊飯器の蒸気が出る部分に手を置いて」「炊飯器の上に座って」など、蒸気や高温部に触れるものが多くなっている。中には、傷が深いため植皮手術が必要となった事故事例も4件あったという。
そこで同センターでは、パナソニック・日立アプライアンス・三菱電機の3社の炊飯器において、蒸気および吹き出し口など、本体上部の温度や注意表示の調査を実施。蒸気を本体外に吹き出す“従来タイプ”と、蒸気や排気温度を抑える機構を搭載した“蒸気カットタイプ”の両者を比較した。
従来タイプでは、いずれの製品についても、本体上部の蒸気吹き出し口から98℃以上の蒸気が出ており、身体を数秒でもかざすと、やけどの危険性があったという。さらに、吹き出し口の上方10cmでも、最高66℃と高温だったという。
一方、蒸気カットタイプでは、蒸気吹き出し口の温度は高いものでも55℃、上方10cmでも最高31℃と、従来タイプよりも大幅に温度が低い結果となった。また、本体上部の温度についても、従来タイプよりも低いものが多かった。ただし、一部で最高67℃を越えるものがあったため、同センターでは注意が必要としている。
国民生活センターでは消費者に対するアドバイスとして、炊飯器の蒸気は数秒触れただけでもやけどの危険性があるため、子供の手の届かない場所に置くことと、蒸気カットタイプの炊飯器がやけど防止に有効ということを述べている。また、業界に対しては、蒸気カットタイプの炊飯器の拡充を望むとしている。

2011年3月28日月曜日

ファンレスで静かなトランセンド外付けHDD「StoreJet」

USB2.0モデルはテレビ録画に、USB3.0モデルはPC転送にというキャッチフレーズがありますが、自分の家のパソコンにも3.0の規格が備わっていますが、実際に対応している周辺機器が十分に蔓延していないこともあって、まだ使ったことがありません。宝の持ち腐れになっているということは認識してます!

「見たら消す」という人にぴったりの録画対応テレビ。「BCNランキング」によれば、2010年9月以降、薄型テレビの販売台数のうち約3割前後が録画対応テレビになっている。このうち、外付けHDDを接続して録画するタイプは45%前後で、録画テレビのなかでも最も人気が高い。現在、外付けHDDは大幅に価格が下がっているので、高価なブルーレイディスク(BD)レコーダーに比べると手軽に地上デジタル放送を録画できる。その実力を検証しよう。

2TBの「TS2TSJ35T」をレグザ「32RE1」に接続、簡単操作で大量録画
録画対応テレビに接続する外付けHDDは、テレビメーカー純正の製品やPC周辺メーカーが動作保証している製品であれば使用できる。しかし、実際のところPC用の外付けHDDであれば、どのメーカーの製品でも基本的に動作することが多い。そこで、今回は、PC以外での動作保証はしていないが、ファンレスで動作音がほとんどしないほか、省エネ性能を備え、コストパフォーマンスが高いトランセンドジャパンの「StoreJet 35T」シリーズのUSB2.0接続大容量2.0TBの「TS2TSJ35T」と、東芝の液晶テレビREGZA(レグザ)32V型「32RE1」を組み合わせて、テレビ番組の録画を試した。
東芝のレグザ「32RE1」は、USB2.0接続の外付けHDD端子を備え、外付けHDDに録画ができるモデル。本体には500GBのHDDも内蔵している。地上デジタル放送の番組は、ハイビジョンのまま録画できる。録画時間の目安は、転送レートが17Mbps前後のTSモードで2TBのHDDに録画した場合、約251時間となる。
HDDを初めてテレビに接続するときには、初期化と登録作業が必要だ。なお、地デジのコンテンツ保護のため、外付けHDDに録画した番組は暗号化されるので、録画番組が入ったHDDをPCや他のテレビにつないでも再生できない。再生できるのは、登録したテレビだけとなる。
外付けHDD「TS2TSJ35T」をつなぐと、すぐに「新しいUSBハードディスクを検出しました」と表示された。画面の指示に従い、初期化と登録を行っただけで作業は終了。録画ができるようになった。
予約録画した時間が近づくと画面にメッセージが表示され、時間になると録画が始まる。セットアップから運用まで、ほとんど手間がかからず、デジタル機器が苦手な人でも迷わず利用できるだろう。テレビリモコンだけで操作できるのも簡単でいい。
「TS2TSJ35T」は冷却ファンを搭載していないので、動作音がほとんどしない。テレビ視聴の邪魔にならないのはうれしいところだ。また、アイドル状態が10分間続くと、自動的にスリープモードに切り替わるので、電気代を節約できるだけでなく、HDDの寿命も延ばすことができる。
今回は「TS2TSJ35T」をテレビにつないで録画機能を試したが、通常の使い方としてPCに接続して利用するときには、TurboHDD USBモードによる高速データ転送やフォルダ暗号化機能を利用できる。なお、テレビに接続してフォーマットした「TS2TSJ35T」は、PCでは認識しないので注意が必要だ。

東芝「dynabook T551/58B」にUSB3.0対応の「TS2TSJ35T3」を接続
「StoreJet 35T」シリーズには、最新の高速転送のUSB規格であるUSB3.0に対応しているモデル「StoreJet 35T3」もあるので、紹介しておこう。USB2.0の最大データ転送速度が480Mbpsなのに対し、USB3.0は5Gbpsと10倍以上も高速。USB3.0対応の外付けHDDとPCを接続すれば、内蔵HDDと同等以上の速度でデータをやりとりできるようになる。

2011年3月27日日曜日

滋賀県内家電量販店でも防災関連用品が売り切れ続出、入荷は未定

買いだめで品薄になって食料が手に入りにくくなり、計画停電で家は真っ暗、原発問題も深刻化してきているという三拍子で、正直こんな日が続いていると生活の安全を心配するひとが増えてきてしまいますね。買いだめは確かにいけないことですが、人間の心理的にどうしようもないことだと思います。

東日本大震災発生から約2週間がたち、被災地や計画停電が実施されている首都圏だけでなく滋賀県内の家電量販店やスーパーでも、懐中電灯やカセットコンロなどの防災関連用品が品不足に陥り、これらの品物を手に入れようとする県民は各店を探し回っている。
家電量販店「ジョーシン草津イオンモール店」(草津市新浜町)では震災3日目には単一電池が、4日後には懐中電灯が売り切れた。しばらくしてカセットコンロやガスボンベも品切れになったほか、「セール品としてかなり在庫があった」(同店担当者)という携帯用のLEDライトも売り切れた。「今回の地震を受け自宅用に購入した客が増加したほか、東北や首都圏の知人や企業に届けるために買い求める人が急増した。こんな状況は初めて」(同)と驚きの様子を隠せない。自宅の防災用に懐中電灯を買いに訪れた男性会社員は「自宅の防災用に買いに来たがどこにも売っていない。陳列棚にはサンプル商品しか残っていない」と嘆く。
県内の各家電量販店やホームセンターでも同様の状況が続き、店内の陳列棚には品切れの張り紙を掲示して来店客の理解を求めている。「現在、メーカーは被災地を優先して出荷していることもあり、今後の入荷の見込みについては全くめどが立っていないという店がほとんど」だという。

2011年3月26日土曜日

パナソニック、実売2千円のLED電球と400円の電球形蛍光灯

こんなときだからこそ、未来を明るく照らしてくれるような電球には感謝してしまいます!値段がリーズナブルなので、もし販売されているのをみかけたら、10個くらい買いだめしちゃいます!

パナソニックは、廉価モデルのLED電球「エバーレッズ」と電球形蛍光灯「パルックボール」合計4機種を、4月19日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はLED電球が2千円前後、電球形蛍光灯が400円前後。
いずれも、通常モデルよりも性能を抑えた廉価モデルの省エネ電球。LED電球では明るさ、電球形蛍光灯では蛍光管カバーの有無などで、通常モデルと仕様が異なるものの、購入しやすい価格となっている。
LED電球は、昼白色相当「LDA6NH」が白熱電球40W形相当、電球色相当「LDA6LH」が白熱電球30W形に相当する明るさを備えている(日本電球工業会基準)。消費電力は6Wと少なく、また寿命も40,000時間の長寿命となっている。口金は一般的なE26口金。密閉型器具にも使用できる。
なお同社では、通常モデルとして、白熱電球40W形相当のLED電球「LDADA1」(昼光色)、30W形相当の「LDA7LA1」(電球色)も発売している。今回発売する廉価モデルは、通常モデルと比べて全光束がいずれも約100lmほど低い。
電球形蛍光灯は、クール色の「EFD15ED」、電球色の「EFD15EL12E」が用意される。明るさは白熱電球60W形相当。消費電力は12Wで、白熱電球60W形よりも約77%少ない数値となっている。口金はE26。密閉型器具にも対応しており、防湿器具なら浴室でも使えるという。
同社の通常モデルの電球形蛍光灯と比べた場合、蛍光管を覆うカバーが省略されている。また、上位モデルの電球形蛍光灯では、寿命が約10,000時間を上回る製品もあるが、今回の廉価モデルは約8,000時間となっている。

2011年3月25日金曜日

女性のテレビ購入は量販店の売り場勝負?

機能とかを色々つけている物よりも、デザインで選んでいそうなイメージがあります。パッションピンクの花柄とかにしたら、奇抜でインパクトがあって売れそうです!

クロス・マーケティングは3月23日、「女性の家電製品の購入実態に関する調査」を発表した。それによると、テレビの購入に際してはメーカーやブランドをさほど重視していない実態が明らかになった。
「購入店訪問前のメーカー・ブランドの決定状況」では、TVゲーム(89.4%)、ポータブルゲーム機(88.2%)、iPod(85.7%)、スマートフォン(77.7%)などは購入前にメーカー・ブランドを絞り込んでいるのに対して、デジタルカメラ(44.4%)、パソコン(43.6%)、地デジ対応テレビ(43.2%)では軒並み50%を割り込んだ。後述する「購入先チャネル」で「家電量販店」が86.4%と高率であるのも併せると、多種多様なモデルがひしめき合うテレビやデジカメなどでは、店員のアドバイスを聞いてから購入したいという女性ならではの購買傾向が伺える。
地上デジタル放送対応テレビの購入きっかけについては、1位「地上デジタル放送に対応するため」の65.9%に次いで、「壊れてはいないが、エコポイントを利用したかったから」が35.2%の2位となり、エコポイントによる買い換え需要促進効果は、女性に対しても大きな影響を及ぼしていることが裏付けられた。BDレコーダーの購入動機は、地デジ対応テレビの購入に引きずられた結果だろう。
購入先については、全世代を通じてヤマダ電機やビックカメラとった家電量販店が圧倒的に多く、平均で86.4%もの女性が利用している。2位以下にはメーカーや販売店のWebサイトを利用する通信販売が続いているが、いずれも10%前後にとどまった。現在はネットショップや通販サイトなど自宅にいながらショッピングが楽しめるが、家電製品のような高価で長く使う買い物の場合は、実際に製品を目で見て購入したいというニーズが根強く残っているようだ。
今回の調査は、関東地区(東京、神奈川、千葉、埼玉)在住の18歳以上の女性を対象にしたもので、2011年の2月までの過去1年間における家電製品の購入状況(購入のきっかけや購入先など)について、インターネットを使ってリサーチが行われた。有効回答数は3789件。

2011年3月24日木曜日

停電すると光る地震保安灯、ニッタンの「ゆれタンちゃんmini」

東北地方太平洋沖地震があってから、余震が起る度にびくびくしながら生活しています。このような目で見て震度がわかるようになれば、避難するときの目安にもなりそうで、あって損はしない物じゃないでしょうか。

今回は、突然の災害に備えるグッズとして地震保安灯「ゆれタンちゃんmini(型番:JHB-1)」を紹介したい。この製品はACプラグ一体型の地震保安灯で、コンセントに差し込むだけで使える簡単設計だ。ネーミングは可愛らしいが、そのコンセプトはいたって真面目な硬派な製品である。
価格は「家電オンライン楽天市場店」にて2800円(送料500円)。この商品には「mini」の付かないスタンダード版の「ゆれタンちゃん(型番:JHA-1)」という製品もあり、こちらのほうが値段がわずかに高い。「JHA-1」が地震時にサイレンを鳴らす機能があるのに対して、「JHB-1」にはサイレン機能が搭載されておらず、地震が発生したときはライトが自動点灯するだけだ。
ワタクシの場合は個人的な好みでサイレン機能が不要だったので、今回はサイズの小さなmini版(型番:JHB-1)を選んだが、サイレン機能が必要な人はぜひ「JHA-1」を選んでいただきたい。実はこの製品は地震保安灯であると同時に携帯灯としても使用可能で、持ち運んで使うものならサイズができるだけ小さいほうがいいと判断した次第である。
また、この製品には地震発生時に自動点灯する機能だけでなく、停電時に自動点灯する機能もある。さらに設置場所の周囲が暗くなると、自動的に減光した状態で点灯する機能もあり、ナイトライトとしても使える。つまり、これ1台で地震警告灯・停電時の非常灯・携帯灯・ナイトライトと4種類の使い方が可能なのである。

震度4以上でライトが自動点灯
パッケージには本体に加えて専用バッテリーが同梱(どうこん)される。バッテリーはニッケル水素充電池(3.6V、150mAh)で、本体裏の電池カバーを外してコネクタを接続してセットする。本体には格納式のACプラグが付いているので、これを引き出してコンセントに差し込めば充電がスタートする。充電時間は8時間で、バッテリーの寿命は2年とのことだ。
コンセントに差し込んでいる状態で、地震が発生した場合はライトが自動点灯する。点灯するのは震度4程度とのことで、それ未満の弱い揺れでは反応しない。地震時に自動点灯したライトは、LIGHTボタンを押せば消灯となり、そのままにしておいても約20分後に自動的に消灯する。
地震時だけでなく、停電時にも自動的に点灯する。地震時と違って停電時は20分経っても消灯せず、電気が復旧しない限りはバッテリーによって点灯し続ける。この場合、点灯時間は満充電状態で3時間以上とのことだ。携帯灯として使う場合は、壁コンセントから外せば自動的に点灯する。点灯/消灯はLIGHTボタンを押せば切り替えられる。携帯灯として使う場合も、点灯時間はやはり満充電状態で3時間以上だ。
サイズは66×66×27.5ミリ、重量は約70グラム。ACプラグを格納すればコンパクトな正方形となるので携帯性は悪くないし、軽量なので邪魔にならない。大きさが大きさだけに照明としてはそれほど明るいわけではないが、非常用のライトとしては十分だと思う。

減光した状態で点灯するナイトライトモード
もうひとつの機能がナイトライトモードだ。これは設置したコンセントの周囲が暗くなると自動的にナイトライトが点灯するモードで、携帯灯として使う場合よりも減光した状態で点灯する。
この場合、LIGHTボタンの下にある「ゆれタンちゃんmini」のロゴの右横にある月の形をしたランプがオレンジ色で点灯し、ナイトライトモードであることを知らせる。ナイトライトモードは解除することも可能で、この場合は壁コンセントに差し込んだ状態でLIGHTボタンを2秒以上押す。再びナイトライトモードに戻したいときは、LIGHTボタンをもう一度2秒以上押せばOKだ。ちなみにロゴの左横にある星型の窓が明るさを検出する光センサーとなっている。
ナイトライトの点灯機能はけっこう便利で、夜中でも真っ暗闇にならず重宝する。説明書によると、消費電力は待ち受け時・通常ライト点灯時・ナイトライト点灯時のいずれの場合も0.3Wで、ナイトライトを消したからといって消費電力が低くなるわけではないようだ。
なお、今回の震災のように節電が必要となった場合はとくに、「ゆれタンちゃんmini」のように常に電力を消費するものは、必要のない昼間はコンセントから外してできるだけ使用を控えたほうがいいだろう。

バッテリー交換を忘れずに
このように「ゆれタンちゃんmini」は多彩な使い方が可能だが、操作はLIGHTボタンひとつで実に単純明快である。とくにコンセントから外すだけで自動点灯する機能およびナイトモードの使い勝手は秀逸で、ホテルなどに備え付けの常夜灯のように使える。今回はmini版のJHB-1を紹介したが、例えば寝室では、地震時にサイレンの鳴るJHA-1を使用し、居間にはJHB-1を使用するなど、複数台を購入して使い分けるのもアリだ。
不満な点は防水仕様ではないことと、バッテリーの寿命が2年と短いことくらいだ。ナイトライトモードが便利なので、寝室や居間以外のさまざまな場所でも使いたくなるが、洗面所や脱衣所など水に濡れる可能性のある場所では使えないので注意しよう。
バッテリー寿命についてはもう少し長いと助かるのだが、使い方が使い方だけにリフレッシュさせる機会などもほとんどないだろうし、仕方ないともいえる。購入した方は、いざ停電になったときに3時間以上使えるようにしておくためにも、定期的にバッテリーを交換するのをお忘れなく。

「ゆれタンちゃんmini」のような商品をあらかじめ手元に置くことは、いざというときの保険にもなるだけでなく、日頃の防災意識を高めるのにも役立つ。防災用ライトを持っていない人は、ぜひ購入を検討してみてはいかがだろうか。

2011年3月23日水曜日

ルクサが「トクモード」開設家電初、クーポン購入サイト

家電をよくネットで購入している人には嬉しい限りですが、グルーポンみたいなことが起きない様に気をつけてもらいたいですね。故障してたりしたらたまりませんもんね。

インターネット事業のルクサ(東京都渋谷区)は、大幅な割引価格で家電製品をネットから購入できる「クーポン共同購入サイト」を開設した。第1弾の商品はデジタルテレビで、すでに完売し好評を得た。これを弾みに、パソコンや加湿器なども扱い、家電販売の有力サイトをめざす。
サイト名は「トクモード」。基本的に毎日、ひとつの商品を掲載し、家電を格安で購入できるクーポンを特定人数に販売する。
同社はこの仕組みを実現するため、国内最大規模の製品情報サイト「ギズモード・ジャパン」を運営するメディアジーン(東京都渋谷区)と提携。トクモードの利用者が、同社の家電紹介記事を参考に購入を検討できるようにした。
トクモードで扱った最初の商品は、地上デジタル放送対応の19インチ液晶テレビ(ティー・エム・ワイ製)。8日午前から同商品のクーポンを100枚限定で販売し、約24時間で売り切った。
オープン価格のため単純比較はできないが、2万円超とされる同商品を業界最安値となる1万7800円で販売した。さらに反響の大きさを受けて在庫を追加し、最終的なクーポンの販売総数は約145枚となった。
ルクサの南壮一郎社長は「クーポン共同購入サイトでの家電の本格販売は業界初」としたうえで、家電メーカーに対し、販売促進や在庫一掃に有効な手段として同サイトの活用を提案していく考えを強調した。

2011年3月22日火曜日

電機メーカーのサプライチェーン混乱、東北電の計画停電追い打ち

計画停電で予定がなかなか立て難いとは思いますが、製造業の方もなんとかこの局面を乗り切っていって欲しいです。

東日本大震災で、電機メーカーのサプライチェーンが混乱し始めている。被災地域で操業停止の工場は、相次ぐ余震や電力不足で復旧の見通しが立たない状況だ。
さらに、東京電力<9501.T>だけでなく東北電力<9506.T>も計画停電の実施を発表したことで、生産停止の地域が拡大。東北地方に集積する部品メーカーの生産活動には追い打ちとなり、スマートフォンや自動車製造の「ボトルネック」の恐れから、自社工場や協力工場での「代替生産」を検討する動きが出始めた。

<日本海側の工場に波及>
東京電力の計画停電が14日夕から実施されたのに続き、東北電力も16日から計画停電を実施することで、工場の操業を停止する地域は、大地震で直接の打撃を受けた太平洋側だけでなく、比較的被害の軽かった日本海側の工場にも波及する。TDK<6762.T>は、岩手県と茨城県の2工場の破損を発表するとともに、秋田県を中心に東北電力がカバーする生産拠点が19工場に及ぶことを明らかにしている。東京電力のエリアと合わせると24工場で、特に主要生産拠点の秋田県だけで15工場にのぼる。秋田では主に、コンデンサーや高周波部品を製造しており、スマートフォンの部品として供給している。
東北電力の計画停電は、ルネサスエレクトロニクス<6723.T>の操業再開も不透明にしている。すでに国内22拠点中、東北地方の7拠点の生産を停止中。個々の工場の生産能力は公表されていないが「全社キャパの10―20%程度が影響を受けている」(UBS証券の安井健二アナリスト)状態だ。300ミリラインを持つ山形工場(鶴岡市)は大きな損傷は確認されずに再稼動の準備に入っていたが、山形県が計画停電の対象地域に入ったことで、「設備立ち下げ」作業に追われることになった。
同じく最先端設備の300ミリのウェハーラインを持つ那珂工場(茨城県ひたちなか市)は建物被害が報告されている上、停電が続いている状態。クリーンルームが必要な半導体工場は操業再開に相当の時間が必要だとみられている。那珂工場のSoC(システム・オン・チップ)は国内携帯メーカーに供給しており、マイコンは世界各国の自動車メーカーに供給している。山形工場のSoCは、デジタルカメラやゲームなどデジタル家電向けに供給。稼働再開の時期によっては、納品に滞りが出る可能性もあり、組み立て工程(後工程)の作業を中心に西日本地区の工場での代替生産の検討に入った。

<スマートフォンにボトルネックの恐れ>
東北地方に集積している電子部品メーカーの復旧が一層不透明となったことで、スマートフォンの部品供給にも支障が出る可能性が現実味を帯びてきた。スマートフォン関連では、村田製作所<6981.OS>でも、電気・ガス・水道のインフラが寸断しているため、宮城県内の2拠点(登米工場、仙台工場)の操業のめどが立たない。仙台工場で製造する「弾性表面波フィルタ(SAWフィルタ)」は携帯電話の基幹部品。もともと仙台工場と金沢工場の2拠点体制で生産しているが、生産休止期間を見極めた上で、代替生産を検討する方針。
ヒロセ電機<6806.T>は国内工場の全3拠点とも東北地区で、岩手県の東北ヒロセ電機(宮古市)と一関ヒロセ電機(一関市)、福島県の郡山ヒロセ電機(郡山市)の3工場とも操業を停止。郡山を除いて電気は通じておらず、交通制限もあるため早期復旧の見込みは立っていない。同社で製造するコネクタ部品はフィンランドのノキア<NOK1V.HE>や米モトローラ<MOT.N>の携帯電話に供給しているとされているが、同社では国内工場の操業停止の長期化に備えて、自社の海外工場や協力会社での代替生産の可能性を探り始めた。
ニコン<7731.T>が操業を停止した宮城ニコンプレシジョン(刈田郡蔵王町)では、スマートフォンに使われる液晶向け露光装置の製造を手掛けており、中小型液晶の需要拡大に応じるため、隣接地で新工場を建設する計画(7月稼働予定)。ニコンは中小型液晶用露光装置の製造をほぼ独占しているため、宮城県の工場の稼働停止が長引いたり、7月の生産能力増強が遅れれば、日本や韓国メーカーによるスマートフォン用液晶パネルの増産計画に支障をきたす恐れも出る。

<DRAMとNANDはシリコンウエハー調達に懸念>
一方で、DRAM生産への影響は限定的なようだ。エルピーダメモリ<6665.T>は秋田県のDRAMの工場「秋田エルピーダ」が電力不足で操業停止の状態だが、組み立て工程(後工程)の拠点であるため他工場での代替生産は比較的容易で、生産量も同社の出荷量の10%以下にとどまる。前工程のウエハー工場は広島県にあり、11日午後の地震で揺れに敏感な設備の一時停止はあったが、短時間の点検で復旧し、その日のうちに通常のオペレーションに戻ったという。
東芝<6502.T>のNAND型フラッシュメモリー工場もこれまでの影響は限られた。システムLSIを生産する岩手東芝エレクトロニクス(北上市)のラインは11日から稼働停止しているものの、三重県の四日市市のNAND工場は、地震直後の設備停止があっただけで、同日中に設備点検をして12日までには復旧、現在は通常操業しているという。
もっとも、半導体材料メーカーの信越化学工業<4063.T>では、300ミリのシリコンウエハー製造子会社の白河工場(福島県西郷村)が地震被害で操業を停止中。自社の工場に直接的な損害は少なくても、シリコンウエハーの供給量の減少など「部材調達の影響は見極める状況にある」という。

2011年3月21日月曜日

<ジャパネットたかた>義援金5億円と電池セット1万台寄付テレビ通販の売り上げも

この発表をした回の生放送を動画で見たのですが、この日の社長の高田明さんのテンションがものすごく低かったことに驚きました。個人的に五億と、家電やその日の商品を販売した利益ではなく売り上げを寄付するなんて本当にすごいことだと思います。このお金が無駄に使われないことを心から祈ってます。

家電通販の「ジャパネットたかた」(長崎県佐世保市)は16日、東日本大震災への支援として、日本経団連を通して中央共同募金会に義援金5億円を寄付したと発表した。また、同社で販売している充電済み充電式電池セットを1万台を被災者に寄付する。
また、16日午前9時半からテレビ東京で放送した通販番組で紹介したテレビ3機種(計1500台)と充電式ランタン(1000個)の売り上げの全額(送料を除く)約7000万円を義援金にするといい、同社サイトでは既に完売している。

2011年3月20日日曜日

「日本という世界の工場」が生産停止で、世界への供給に赤信号

いつ復興するかわからずに、家電メーカーで働いている方々も相当な不安を抱えていると思いますが、また世界の工場と呼ばれるように、頑張ってこの事態を乗り切っていきたいですね。

東北関東大震災が日本の製造業に大きな影響を与えている。14日までにトヨタ、ホンダ、日産、三菱、日野、ダイハツなど8社の自動車メーカーが暫定的な工場閉鎖を発表したほか、ソニーや日立、東芝、松下電器などの家電メーカーも被災地の工場を閉鎖した。中国証券報は15日付で「日本という世界の工場が生産を停止したことで、世界のサプライチェーンに赤信号がともった」と報じた。
自動車業界関係者によれば、原発が被害を受けたことによる電力不足が自動車産業へ与える影響はきわめて大きい。日本の自動車産業は在庫ゼロのジャストインタイム生産を行っているが、停電のために部品の供給がとどこおり、生産に乱れが出るのは必至だ。計画停電(輪番停電)という不確定要素により、自動車メーカーの生産回復は望めない。
トヨタは14日に国内のすべての工場の生産を16日まで停止することを発表し、今回の生産停止により4万台の減産につながった。また、トヨタ傘下の日野自動車とダイハツも16日まで、いすゞは18日までの生産停止を発表している。
宮城県と岩手県の両県にはトヨタ部品生産工場が10社以上あるが、工場や港などインフラ損壊の影響も少なくない。
また、新日鉄は釜石以外の製鉄工場からの出荷をすべて停止したほか、住友金属の茨城県鹿嶋製鉄所の高炉は地震によって破損した。JFEスチールの千葉製鉄所では火災が発生し、短期での生産回復は厳しい。日本の鉄鋼総生産量のうち、被災地での生産量は全体の約30%で、生産減少は市場の製品価格上昇を招くと見られる。
また、日本の家電メーカーへの打撃も大きく、特に部品の生産能力へのダメージは大きい。日本の東北地方は家電生産基地で、半導体や電子部品の工場が集中している。世界のスマートフォンやタブレットPCに使われるチップの40%、システムメモリの15%が日本製だが、家電への影響も懸念される。

2011年3月19日土曜日

【東日本大震災今何ができる】節電家電の使用状況見直しを

部屋で暖をとるために電気ストーブを使っていたのですが、震災が起きて節電が叫ばれるようになってからは、よっぽど寒くない限りは使用を控えています。熱を発生させるものほど必要な電気量が多いので、そういうものから節電を見直すといいかもしれません。
使わないとき電源切るが基本
東日本大震災の影響で、電力不足が深刻化している。工場や企業などに比べれば家庭での電力消費は少ないが、朝晩の冷え込みが厳しい地域での被災者のためにも節電を心掛けたい。計画停電の影響で一般家庭で電気が使えなくなるケースも出る中、今すぐできる「節電方法」を紹介する。
暖房は切ろう
資源エネルギー庁などの資料によると、家庭での電力消費のうち最も高いのはエアコンで、全体の4分の1を占める。次いで、冷蔵庫(16・1%)と照明器具(同)、テレビ(9・9%)が続く。
「寒冷地以外では、寒さはだいぶ和らいでいる。暖房を切って、靴下を二重履きにしたり、たくさん着込んだりしてください」と指南するのは、節約アドバイザーの矢野きくのさんだ。窓のカーテンを厚手にしたり、床まで届く長いものにすることでも効果があるという。
お年寄りや子供がいる場合、無理は禁物だが、設定温度を下げ、作動時間を短くするだけでも効果はある。財団法人・省エネルギーセンターの資料によると、設定温度20度の暖房を1日1時間短縮した場合、年間で約900円の節約になる。月1、2回フィルターを清掃することも省エネにつながる。
こたつの場合は、敷布団を敷くだけで省エネになる。電気カーペットも、人のいない部分は暖めないようにして節電しよう。
開閉は最小限に
次に、冷蔵庫の節電方法をみてみよう。
「節電対策なら、冷蔵庫の設定温度を調整をする。パネルや冷蔵庫内に温度調整ダイヤルがあるので、必要以上に冷やし過ぎないようにする。停電対策なら、保冷剤や水を入れたペットボトルを凍らせたりして、冷やしておかなければならないものの周りに置くこと」と矢野さん。開閉の回数を減らし時間も短くすれば、数時間の停電でも中身がそんなに傷むことはなさそうだ。
今回のように大規模な震災では、テレビやパソコン、携帯電話で情報を集める人も多い。だが、「なるべくつけっぱなしは避けること。音だけならラジオの方がよい。また、大きなテレビより小さなテレビの方が消費電力は少ない」(矢野さん)。テレビを消すときは、主電源をオフにする。乾電池式のラジオなら停電しても作動する。
使用時間を短縮
パソコンも、使わないときは電源を切るのが基本だ。長時間操作しないと自動的に画面に現れる「スクリーンセーバー」は消費電力を下げることにはつながらないので要注意だ。
携帯電話など充電式のものは、停電になる前に充電を済ませよう。乾電池やソーラー式など、「電力」に頼らない充電器もある。
トイレの便座暖め機能や保温ポットなど、普段は付けっぱなしにしている家電も、この際だから見直してみよう。ドライヤーや掃除機も使う時間を短くすることで節電につながる。炊飯器を長時間つけておくのも無駄だ。
停電になると、給湯器が使えなくなることもある。台所のガスコンロが使えたとしても、換気扇を回さないで調理をするのは危険だ。風呂や料理といった電気を必要とする家事は停電時は避ける。また、停電時にろうそくを使うと、地震が起きたときに倒れて火事になりやすい。
マンションの場合、「エレベーターが止まったり、オートロックの開閉ができなくなったりする可能性もある」と矢野さん。高層マンションの場合、外出は停電の前に済ませておく。停電になる時間を考えながらスケジュールを組み立てることが重要だ。

2011年3月18日金曜日

被災地で頼れるラジオ、メーカーに提供要請

乾電池で動くものって、普通に電気が使えていたときには全然欲しくなかったけど、いざこういう事態になるとありがたみがわかります。

東日本巨大地震で、停電になっても乾電池で動くラジオの存在が見直されている。
すでにソニーが3万台、パナソニックが1万台以上を被災地に提供すると申し出ており、総務省は各家電メーカーに一層の協力を要請する考えだ。
被災した人には、家族の安否、避難所や給水所の場所など生活に必要な情報を得るため、ラジオが必需品となっている。支援物資として提供を求める声も出ており、片山総務相が13日に岩手県の達増拓也知事と会談した際、「かなりまとまった数のラジオを提供してほしい」との要望を受けたという。
総務省によると、東北地方のラジオは、福島県の一部に電波が止まっているアンテナがあるが、それ以外はすべて放送が続いている。停電のために出力の弱い予備機を使っていた東北放送(仙台市)も、15日までに自家発電用の燃料を確保し、通常放送に戻っている。
岩手県花巻市、奥州市、茨城県鹿嶋市、つくば市では、14日までに臨時災害放送局を開設し、災害情報の放送を始めた。地元コミュニティーFMの放送設備を使い、より広く届くように、普段より出力を上げているという。周波数は花巻市が78・7メガ・ヘルツ、奥州市が77・8メガ・ヘルツ、鹿嶋市が76・7メガ・ヘルツ、つくば市が84・2メガ・ヘルツ。

2011年3月16日水曜日

【地震】家電量販店では防災グッズ売り切れの店舗も

先週末に起きた地震から、改めて普段からのいつ起こるかわからない災害に対しての準備を怠らなくてはならないと痛感しました。いざこのような事態になってから用意したようではパニックになるだけですね。少しでも節電して被災地の方のためになればと思います。

計画停電を考慮して休業もしくは早い時間に店じまいをした量販店。店舗によっては防災グッズなどの売り切れに関する貼り紙を出すところもでてきている。
シャッターが下りたビックカメラ立川店では、12時半に閉店の告知とともに、商品売り切れの貼り紙を出している。完売商品として挙がっていたのは、懐中電灯、防災グッズ、カセットコンロ、単1、2、3電池、手動ラジオ、携帯ラジオ、ガスボンベ、ストーブ、水といった製品。
新宿のヨドバシカメラ マルチメディア新宿東口店では、電池類や懐中電灯が店頭で販売されていたが、消費者が買いだめに走っており多くが完売していた。14日の午後4時頃の時点で、単一と単二電池、および懐中電灯、携帯用モバイル充電器は売り切れで、次回入荷時期も未定とのことだった。また使い捨て電池は単四が、充電式は単三、単四電池が若干数残っていた。
なお、地震の影響により配送にも時間がかかるとともに、ビックカメラ、ヨドバシカメラでは、北海道・青森・秋田・岩手・宮城・山形・福島・茨城・千葉の1道8県への配達が行えない状況としている。

2011年3月15日火曜日

Apple Storeに巨大な「iPad 2」- まもなく米国で発売開始

先日開催された「IPad 2」の発表会では、闘病中ということが噂されているジョブス氏も顔を見せるなどしていましたが、アップルが相当力を入れているだけあって、どこもかしこの販売店でも売れ行きが好調みたいですね。

Appleのタブレットの新製品「iPad 2」が米国でまもなく発売になる。巨大なiPad 2の模型で飾られたApple Store前には徹夜組が行列をつくり始めた。
iPad 2は、米太平洋時間(PT)の3月11日午前1時にオンラインのApple Storeで販売開始。続いてローカル時間の同日午後5時にリテールストアでの発売が始まる。Apple Storeのほか、携帯キャリアのAT&TとVerizon Wirelessの小売店、家電量販店のBest Buy、ディスカウントストアのTarget、Walmartなどが初日からiPad 2を販売する。
昨年4月の初代iPadの発売では、購入希望者が事前にオンラインで予約し、発売日にApple Storeで受け取る方式が採られた。今回オンライン予約は行われず、またオンラインストアでの販売開始も11日であるため、発売初日の11日に確実に入手するにはApple Storeに並ぶしかない。
しかしながら発売前日午後11時時点の徹夜組の行列は昨年の1/3程度だった。昨年は午前9時に発売開始だったが、今回は夕方の午後5時であるため徹夜組が少ない模様だ。また、これまでの米国におけるiPhoneシリーズやiPadの販売開始では翌日でも購入できるぐらいの台数が用意されており、行列に並ばずに、短時間で購入できそうな頃合いを見計らってApple Storeを訪れる人が増えている。

2011年3月14日月曜日

大手家電量販店の直販サイトでアップル製品の販売が再開

一時期急にアップルからネットでの販売禁止が発表されて話題になりましたが、独占禁止法にあたる可能性があるとして取りやめたみたいですね。ぶっちゃけお店で買うよりも、ネット販売で買った方が安いので助かります。

ビックカメラ.comのアップル製品ページより
ビックカメラやヤマダ電機などの大手家電量販店は10日、直販サイトにおいてアップル製品の販売を再開した。昨年4月以来の再開となる。
ヤマダ電機やヨドバシカメラでも再開
昨年4月、アップル側は、ビックカメラやヤマダ電機、ヨドバシカメラなどの大手家電量販店における直販サイト上での取り扱いを突然停止。今回の措置により、再びweb経由での販売チャネルが拡大したこととなる。ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラでは既に販売が再開されており、先月発表したばかりの新型MacBookProやiPodtouch、薄型ノートのMacBookAirなどがフィーチャーされている。

2011年3月13日日曜日

ハイアール、3段式大容量フリーザーを備えた少人数世帯向け冷凍冷蔵庫

ある程度旅行に出かけるときに、この冷蔵庫の特色でもある冷凍機能はかなり役立ちそうです。扉の開き方を自由に設定できるなど、細やかな気配りが良いですね。

ハイアールジャパンセールスは10日、デザインにこだわった家電シリーズ「ハイアール・シンク・シリーズ(Haier Think Series)」より、少人数世帯向けの冷凍冷蔵庫「JR-NF305A」を21日に発売すると発表した。価格はオープンで、実売価格は6万円前後。
同製品は、単身者やディンクスなどの少人数世帯を対象とした2ドアファン式冷凍冷蔵庫。ヨーロッパのキッチンを思わせるインテリア性の高い外観デザインを採用するほか、冷凍食品のまとめ買いやホームフリージングに対応する大容量冷凍室を備えたのが特徴。また、冷凍食品・野菜・作り置き食材などを分けて冷凍保存したいといったユーザーニーズにも応え、クリアケース収納の3段式フリーザーを採用した。
このほか、長期外出時に冷凍室だけを冷やせる「冷凍だけON!」機能や、冷蔵室・冷凍室それぞれ別に温度調整できる機能、ペットボトルが取り出しやすい「斜めボトルポケット」、LED庫内灯などを備えた。さらに、設置場所にあわせて扉開き方向を選べるよう、右開き・左開きの2タイプを用意する。左開きタイプは4月発売予定。
容量は冷凍室117L、冷蔵室は188Lの計305L。本体カラーはホワイトとシルバーの2色展開。本体サイズは595(W)×655(D)×1,670(H)mm。

2011年3月12日土曜日

“Xbox 360 Kinect センサー”の販売台数が1000万台を突破、史上最速の販売を記録した家電製品としてギネス世界記録に

Wiiの2番煎じ的なものだと思っていましたが、これだけの数が売れているのはすごいことです。XBOXの本体自体は日本ではあまり馴染みがありませんが、国外での需要があるんでしょうね。

米・マイクロソフト コーポレーションは、2011年3月10日、“Xbox 360 Kinect センサー”の販売台数が1000万台を突破したことを発表した。あわせて、“Xbox 360 Kinect センサー”が史上最速の販売を記録した家電製品としてギネス世界記録に認定されたことも明らかに。
ギネス・ワールド・レコーズ(国内名称:ギネス世界記録)は、“Xbox 360 Kinect センサー”が2010年 11月4日~2011年1月3日までの60日間で累計販売台数800万台(1日あたり平均13万3333台) に到達し、史上最速の販売を記録した家電製品として、正式に認定したことを発表。この記録認定は、2011年1月4日に北米で発売された“Guinness World Records 2011 Gamer's Edition”に記載されている。この件に関して、ギネス・ワールド・レコーズのゲーム担当記者である、ガズ・ディーブス氏は、以下の通りコメントしている。
「この販売数がすべてを物語っています。独自の調査によると、60日間でこれほどの販売を誇った製品はほかにはありません。ゲームという分野の強みを考慮しても、この記録は驚異的な結果です」(ガズ・ディーブス氏)
これまでにない新しいゲームシステムということで注目を集めるKinectだが、販売台数を見る限りでは、世界中のユーザーから着実に支持されているようだ。

2011年3月11日金曜日

“ただ明るい”から“明かりの質”を重視する傾向に――2011年のLED電球を見る

日本の電球の技術って他の国からみてもかなりのレベルに進歩していると思います。知人の外国の方が、「なんで日本のライトはこんなにも白くて綺麗なんだい?」と言われたことがあります。しかし、この照明の展示会は、一般の人には専門的過ぎて敷居が高い感じがしますね。

LED電球が現実的な価格になってから、2年目を迎えて開催された今回のライティング・フェア2011。まだLED電球が目新しかった頃に比べ、展示されているのバリエーションは、ますます豊富になってきている。ここでは、会場で展示されていたLED電球に的を絞って紹介しよう。
東芝、“マルチ拡散グローブ”で配光性が向上したLED電球。高出力タイプも
東芝のブースでは、同社のLED電球「E-CORE(イーコア)シリーズ」から、白熱電球のように光が広がる一般電球形が展示されていた。4月20日に発売予定で、希望小売価格は5,985円。
従来よりも大きなグローブを採用し、電球らしい自然な光の広がりを狙った製品。密閉器具にも対応しており、ランプ全体の光の広がりや明るさが必要な器具に最適としている。昼白色は600lm、電球色は485lmの明るさ(全光束)があり、どちらも40W形白熱電球以上の明るさがある。
光の拡散性を向上する技術としては、大きなグローブで電球内部の広い散乱空間を確保するとともに、グローブの材質自体も高い拡散性のある「マルチ拡散グローブ」を採用。これにより、光の拡散性は260度と、従来よりも大きく向上したという。また、グローブ全体が穏やかに光るため、明るいLED電球でありながら不快な眩しさ感(グレア)を抑えたあかりとなっている。
さらに、参考出展ではあるが、さらに明るく光が広がる“高出力タイプ”のLED電球も展示されていた。全光束は1,100lmと、60W形白熱電球(810lm)の全光束を軽く超える。しかも、光の拡散性の配光角は270度。LEDチップの配置の工夫と、最新の放熱技術開発により、サイズも白熱電球サイズに抑えられるという。価格は未定。
そのほかにもボール形や、内部にレンズを取り付けて拡散性ときらめき感を向上させたミニクリプトン形などが展示されていた。発売は未定ながらも、ほとんどの製品に型番が明示されている。イーコアシリーズのさらなるバリエーションの拡充が予想される、意欲的な展示がなされていた。
三菱オスラム、鮮やかな発色のLED電球
三菱電機オスラムのブースでは、昼光色、電球色ともに全光束が810lmという、日本電気工業会が規定する60W形白熱電球と同等の全光束のLED電球が展示されていた。一般電球形のラインアップの中ではパラトンシリーズの最上位機種に位置づけられている。全製品が参考出品で、価格は未定。発売は年内中となる予定。
特徴的なのは、電球色で平均演色評価数はRa90と非常に高い数値を実現している点。しかも、電球色に淡いグリーンと赤のLEDをプラスすることにより、微妙な色合いを測る「特殊演色評価数」についても、赤色の再現性が高く、LED電球では色がくすんで見える生鮮食品の色合いも鮮やかに再現するという。
また、放熱を司るヒートシンクが特徴的だった。810lmという全光束を実現させるため、昼光色の消費電力は12WとLED電球の中でも高め。回路の熱によりダメージが懸念されるところだが、シートシンク内部に空洞を設けることで、表面積を広く取り、放熱効果を上げる工夫がなされている。
このほか、2008年より発売されている、明るさを抑えたLED電球「パラトンクラスA/クラスP」についても、新製品がが展示されていた。一般電球形・クラスAの白色の全光束は90lmから175lmへ、電球色も83lmから175lmへと全光束がアップ。小型電球形のクラスPも同様に、白色の全光束は65lmから130lmへ、電球色も60lmから130lmへとアップする。2011年夏ごろから販売が始まり、徐々に従来品と入れ替わるという。
ハロゲンランプ形は、低色温度タイプが従来と比較した形で展示されていた。色温度は3,000Kから2,700Kと従来のハロゲン電球の光色に近くなったが、これはユーザーの要望に応えた背景があるという。
パナソニック、全方向に光が拡散するLED電球
パナソニックのブースでは、3月18日発売予定の、光が全方向に広がるLED電球が展示されていた。店頭予想価格は3,500円。
配光角は300度と、現時点で“業界最高角度”を実現したというLED電球。昼光色タイプの全光束は、40W形白熱電球と同等の明るさと同等という485lmとなっている。
会場では、光色従来品、器具に取り付けた比較に加え、内部構造を見せるカットモデル、新技術説明する詳しい図面とともに展示しており、多くの来場者が興味深げに足を止めて見入っていた。
そのほか、業界で初めて断熱材施工器具に対応した、斜め取り付け専用の小型電球タイプのLED電球も、新たに加わるエバーレッズのLED電球の1つとして、実物と共に展示していた。発売は4月25日を予定している。
NEC、明るく演色性が高いミニクリプトンタイプのLED電球
NECライティングのブースでは、今春よりLED電球のラインナップに加わる、ミニクリプトン電球の代替となるE17口金のLED電球、ハロゲンランプの代替形となるE11口金のLED電球型が展示されていた。発売予定日は4月25日で、店頭予想価格は前者が3,000円前後、後者が7,000円前後。
小型電球タイプのLED電球は、NECでは初の投入となる。光色は、昼白色と電球色の2色。昼白色の明るさは470lmと、日本電球工業会が規定する白熱電球40W(全光束440lm以上)の明るさで、電球色でも410lmとそれに近い数値となっている。小型電球タイプながら、同社E26口金のものに引けをとらない明るさが特徴的だ。
また、ともに平均演色評価数が昼白色でもRa80と、高い色の再現性を備えている。しかもどちらも4.5Wという低い消費電力ながら、高い発光効率が得られる。さらに、密閉器具にも対応している。配光角は120度、定格寿命は40,000時間となる。
すでに発売されているE26タイプと一緒に展示されていたが、小型で低い消費電力なのにもかかわらず、ひけをとらない明るさが印象的。どちらの光色も偏りのないニュートラルで自然な色合いが再現されていた。
一方、小型のスポットライトやダウンライトに使用される、E11という小さな口金のハロゲンランプの代替形のLED電球も、まもなく発売する新商品として展示されていた。配光角が30度の広角仕様と、18度の中角仕様がラインアップに加わることになる。光色はどちらも昼白色と電球色の2色。定格寿命は30,000時間と、ハロゲンライトの約10倍の寿命となる。
特徴的なのはその明るさ。どちらも60W形相当の明るさをもつという。広角の昼白色では、全光束が330lm、電球色は275lm。そして、中角の昼白色は300lm、電球色は250lmである。電球色の演色評価数はRa80と高く、ハロゲンらしいキレのある光と自然な光色が印象的であった。
日立、一般形・小型電球形・ハロゲンなど充実したラインナップ。年内に商品化
日立アプライアンスのブースでは、配光性を白熱電球により近づけた一般電球形、発光面積が広いビッグカバーを採用したミニクリプトン電球形、そして、ハロゲンライト代替LED電球が展示されていた。すべて参考出展となっており、スペック、価格、発売予定日などは未定。年内中の商品化を目指すという。
一般電球形LED電球の大きな特徴は、白熱電球とほぼ同じ光の配光性が得られるという点。発光面積が大きくなり、光も広がる仕様となっている。また、放熱部が現行品よりもコンパクトになっており、見た目もより電球に近くなっている。
実際の器具に取り付けたものも数点展示されていたが、器具の輝き方に偏りが少なく、見た目の印象はとても電球らしいかった。また、開口部の広い器具にとりつけても、放熱部が小さいためほとんど見えず、その様子は白熱電球そのものである。
昼光色、電球色のほか、それぞれに調光器対応タイプも用意するなど、ラインナップの充実を図るという。密閉器具にもできるだけ対応したいとのことだった。
小型電球形も大きな発光面が特徴的である。サイズはミニクリプトン電球とほぼ同じのコンパクトだった。一般電球型同様に、光色は2色、さらに、調光器に対応するという。
ブース内では、ダウンライトに取り付けたものも展示されていた。横向きに取り付ける器具にもかかわらず、見た目の印象、配光性に光のムラができにくく、光の偏りがほとんど感じられなかった。
ハロゲンランプ代替形LED電球も同時に展示されていた。配光角のバリエーションは狭角、中角、広角が用意され、実際にブース内を照らす実演が行なわれていたが、実用性の高さを見せていた。光色も自然だった。
前田硝子の「easyZLamp」は、白熱電球の外観そのままのLED電球
90年近くガラス製造に携わっているガラスメーカー「前田硝子」のブースも、LED電球を展示していた。特筆すべきは、電球そのものの形をした全面発光タイプのLED電球である。しかも、電球のグローブはガラス製で、点灯している様子はまさしく白熱電球のそれである。
同社によれば、もともと電球用ガラスを長年にわたって提供してきた技術に加え、大きなヒートシンクが不要となる「新構造ヒートシンク」と、日亜化学工業認証の高効率LED配置することにより、このLED電球が実現したという。また、LEDモジュールは電球内部で立体的に配置されているため、配光角は240度を実現しているという。さらに、スイッチング回路を使わずに発光するためノイズが発生しにくいという。
明るさは、色温度3,000Kの電球色が全光束330lm、昼光色は370lmと、30W白熱電球クラス。一般電球型は、さらに明るい大き目のものや、細い器具に対応するスリムなT型、きらめき感のあるクリアタイプなど、使用用途に応じた14種類をラインアップしている。そのほか、全面発光を謳う小型電球形の4種類も含め、豊富なバリエーションを展示していた。
既に商品化されており、専用の販売サイトおよび、代理店を通しての購入が可能という。「一般電球形06WE26-AO」の参考価格は3,129円。
全体的には、参考出展品や、間もなく発売商品にかかわらず、これまでのただ単に明るいだけのものから、光の拡散性や色の再現性を向上したものなど、「あかりの質」を意識した製品が数多く見られた。また、用途別、シーン別の使い方など、より具体的な提案が見られたのも印象的であった。これからのLED電球は、こうした傾向が続いていくと見て良いだろう。

2011年3月10日木曜日

ダイソン、羽根のない扇風機「Air Multiplier」限定カラーモデルを発売

店頭に行ったらついつい気になってしまうのがこの扇風機です。一体どんな仕組みで風が出てきてんだよと、15分近く見ていた経験もあります。普通の羽のあるタイプと比較してしまうと、値段が断然こっちの方が高いのですが、オシャレな部屋とよく合いそうです。

ダイソンは4月上旬より、"羽根のない"扇風機「Air Multiplier(エアマルチプライアー)」の製品レンジを全8モデルに拡張。全国の家電量販店を中心とした小売店約1,600店にて展開し、夏に向けて販売を強化する。これに伴い4月1日より、ダイソン オンラインストア限定モデルを発売する。
羽根のない扇風機として話題となったエアマルチプライアーは、エアマルチプライアーテクノロジーを搭載し、円形気流が周囲の空気を巻き込み、最大で吸い込んだ空気の15~18倍の風量を生み出すのが特徴。また、高速回転する羽根やホコリのたまるカバーがないため、安全で清潔に使用できるという。
さらに、ブラシレスモーターを本体下部に配置。重心が低く、倒れにくい設計となっていることなどから、「キッズデザイン賞ユニバーサルセーフティ部門 優秀賞」を受賞するなど、2009年11月の発売以来、多くの賞を受賞している。
今回、ダイソン オンラインストア限定モデルとして発表されたのは、「Air Multiplier AM01 テーブルファン(シルバー/アイアン、アイアン/マゼンタ)」の2機種と、「Air Multiplier AM02 タワーファン(シルバー)」の計3機種。参考価格はAM01が39,000円、AM02が54,000円。

2011年3月9日水曜日

注目の「スマートテレビ」が秘める可能性と国内需要の問題点

昨年のTV機器業界は、期待されていた3Dテレビが思っていたよりも売り上げが良くなかったらしいので、今年のトレンドとなるか見守りたいですね。

既にソニーから「GoogleTV」で商品化され、次世代テレビとして注目を浴びる「スマートテレビ」。実際、業界内ではどのような動きを見せているのだろうか?
今年1月にアメリカ・ラスベガスで行われた世界最大級の家電見本市『InternationalCES2011』では、タブレット、スマートフォンと並び、人気を集めていたのが次世代型テレビとして注目を浴びる「スマートテレビ」だ。この「スマートテレビ」というのは一体何であろうか?既に商品化され、北米では「GoogleTV」の名称でソニーより販売されているが、従来のテレビの機能にインターネットコンテンツ(映像・音楽配信など)をオンデマンドで受信・再生ができ、SNSなども楽しむことできるテレビということが一般的に知られている。当然インターネットとの接続は前提であるが、これは新しい概念ではない。テレビではすでに「アクトビラ」や「YouTube」をテレビで楽しめるための機能を搭載したモデルもあり、ネット上のコンテンツとの結び付きはある。しかし、テレビで映される動画の主役はテレビ局が制作する番組であり、インターネットTVと言ってもユーザー側がネット上の全てのコンテンツを選択する事はできない。しかし、このスマートテレビはその概念を根本から覆す。要はユーザーが自分の意思で好きなコンテンツをチョイスし、テレビの中でそれを展開させることができるのだ。
「スマートテレビ」というトータル的な呼び名は韓国のサムスンやLGが積極的に広めようとしているのだが、これは「スマートフォン」からの流れで、日本でもかなり定着しつつある。“賢い”という意味の「スマート」は「スマートハウス」や「スマートグリッド」のように、環境配慮型の住宅などでも使われており、グローバル・スタンダードな単語として受け入れやすいものだが、CES会場では、日本の家電メーカーは敢えてその呼び名として同様の製品を並べていない。前述のソニーもそうだが、パナソニックは「VIERAタブレット」を発表し、ちょっと違ったスマートテレビの方向性を打ち出した。
その方向性は、パナソニックが従来のクラウド型インターネットサービスの「VIERACAST」をさらに大きく進化させ、「VIERAConnect」を今春より開始し、プラットフォームをオープン化する事で、アプリケーションの増加やサービスの拡大を図るという方針に見える。これは、テレビとインターネットの間に「VIERAタブレット」を置く事で直観的な操作で、テレビの画面を荒らす事なく、インターネットを楽しめるもので、スマートテレビの方向性においても面白い試みである。言わばリモコンの発展形で、画面に映し出す前に重要なインターフェイスの役割をしてくれる。
このように様々な可能性を秘めた「スマートテレビ」だが、楽しめる環境を国内で早急に整備しなければ、需要は見込めない。専用の動画配信やそれに伴うアプリケーションはパナソニックのような試みやサードパーティの登場によって、急速に広まる可能性はあるものの、もうひとつの要素として、違法にならないインターネット上でのテレビ番組配信要望の声を拾えるかどうかもの重要だ。現状では難しいこの問題をどこに着地させるか今後の推移に注目したい。あいまいな状態はスマートテレビの普及の足かせとなり、アメリカや韓国から遅れることになる。

2011年3月8日火曜日

セキュリティーも高機能 アンドロイド端末向け、各社が火花

いよいよ盛り上がってきましたね。モバイル端末向けのアプリで億を稼ぎ出す人もいるみたいだし、これから大きな市場になってきそうな気がします。

米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマートフォン(高機能携帯電話)など向けの情報セキュリティーサービスが活発化している。米セキュリティー対策ソフト大手のシマンテックが、コンピューターウイルスなどの被害を防ぐアンドロイド専用ソフトを月内に初投入するほか、KDDIも企業向けのセキュリティーサービスを年内に始める。アンドロイド端末の普及が急速に進めばウイルス被害などが増えることが懸念されており、各社ともいち早く安全対策のニーズを取り込むのが狙い。
シマンテックは、アンドロイドOSを搭載したスマートフォンと、タブレット端末と呼ばれる多機能端末向けのセキュリティーソフト「ノートンモバイルセキュリティ」を今月18日に発売する。ウイルスを含んだ悪質なソフトなどを見つけて削除するほか、端末が盗まれたりした際に遠隔操作でロックし、個人情報の流出や不正請求を防ぐ盗難・紛失対策機能も付けた。
同社では「他社に先駆けて製品投入することで、利用を広げたい」と強調する。市場想定価格は利用期限1年のものが2980円で、家電量販店などで販売する。
フィンランド系のエフセキュア(東京都港区)も、4月中旬からアンドロイド端末向けセキュリティーソフトの発売を表明。すでに欧州などで販売しているもので、実績を武器に拡販を目指す考えだ。
KDDIは8月から、企業向けのセキュリティーサービスを試行実施する。企業が社員にアンドロイド端末を支給した際、必要な裏ビデオ配信や使用できる機能の制限、パスワード設定をIT担当者が一括管理できるようにする。企業が利用する上で必須のセキュリティー対策を充実することで、法人需要の開拓を狙う。
アンドロイドOSをめぐっては、独立行政法人「情報処理推進機構(IPA)」が今年1月までに新型ウイルスを把握し、注意喚起を促している。IPAでは「アンドロイド端末は見た目は携帯電話と似ているが、機能などはパソコンと近く、今後もウイルスなどの攻撃が続く」と指摘、対策ソフトの導入などを促している。

2011年3月7日月曜日

ウィルコム、低消費電力化をはかったPHSチップセット開発へ

わたしが高校生くらいのときにPHSが流行しましたが、いまでも開発はされているんですね。どれくらい電力が節約されるかわかりませんが、それによって前みたいにピッチブームが到来する可能性があるのかもしれませんね。

ウィルコムは、エイビットと協力して、機器間通信向けの「超低消費電力PHSチップセット」を開発すると発表した。2012年4月の商品化を目指す。
「超低消費電力PHSチップセット」は、従来のPHS用チップセットよりも、消費電力の削減をはかったチップセット。ベースバンドチップの待受時と通信時の両方で電力を削減するほか、ネットワーク側も最適化することで現行製品と比べ1/4程度の消費電流で動作させる。組込用途の電池3本(円筒形二酸化マンガンリチウム電池、2400mA/3V)では、連続待受時間が10年以上になるとのこと。
ウィルコムでは、家電や自動販売機など、従来は通信機能を備えていない機器に通信機能を付加して新たな活用を模索する中で、消費電力が課題となっていたような機器に無修正通信機能が搭載できるとしている。外部機器と接続するインターフェイスとして、UART、GPIOが搭載されるほか、テレメータリング推進協議会で標準化されたインターフェイス「Uバス」もサポートしており、ガスや水道などでの活用もできる。

パナソニック、幅/奥行60cmでマンションにも置ける“ななめドラム”

このタイプだと、中に洗濯物入れるのもラクだし、従来の形よりも内容量が多く出来るメリットがあるんですよね。大家族の人にはいいんしゃないでしょうか。

パナソニックは、ドラム式洗濯乾燥機の新製品として、幅/奥行共に60cmの「プチドラムNA-VD100L/200L」2機種と、投入口を従来より10cm高くした「トールドラムNA-VT8000」の計3機種を4月15日より発売する。価格はオープンプライス。プチドラムの店頭予想価格は、NA-VD100Lが15万円前後、NA-VD200Lが16万円前後。トールドラムは30万円前後。
パナソニックのドラム式洗濯乾燥機「ななめドラム」の新モデル。ドラム式洗濯乾燥機は、買い換えたい、欲しいというニーズはあるものの、市場全体で見ると横ばい状態で、同社の販売構成比でも縦型が86%を占め、ドラム式は14%にとどまっている。
同社では、販売を伸ばしきれていない要因として、高価格であること、サイズの問題を挙げる。同社では、これらの問題を踏まえサイズがコンパクトで価格を抑えた若年層向けのモデルと、買い替え需要に対応した高齢者向けの2モデルを投入する。
パナソニックでは、昨年発売した「NA-VX7000」に今回の2モデルを加え、ニーズに合わせたラインナップの拡充を図っていくとする。
縦型と置き換えできる「プチドラム」
「プチドラムNA-VD100L/200L」は、アラサー世代と言われる30代独身世代や、2人世帯をターゲットとした、洗濯容量6kg、乾燥容量3kgのドラム式洗濯乾燥機。本体サイズ(排水ホース含まず)は、596×596×920mm(幅×奥行き×高さ)で、単身用マンションにも置けるコンパクトな本体サイズが特徴。従来の縦型洗濯機と置き換えて設置できるという。
本体をコンパクトにするため、乾燥ユニットと熱交換器を薄型化したほか、洗濯槽と本体の隙間を少なくするために「3D見張りセンサー」を採用する。3D見張りセンサーは、上下・左右・前後の動きをリアルタイムで判定し、ドラムの回転数などを制御するため、振動を抑えた運転が可能で、外槽と本体の間に設けるスペースを少なくできるという。
乾燥方式は「ヒーター乾燥方式」を採用。同シリーズのハイエンドモデルでは、消費電力がヒーター式の半分以下の「ヒートポンプ乾燥方式」を採用するが、プチドラムでは、本体サイズを抑えることを優先したためヒーター乾燥方式を採用したという。
洗濯機能では、“たたき洗い”と“もみ洗い”を組み合わせた「ダンシング洗浄」を採用。運転コースでは、洗濯~乾燥まで続けてできる「おまかせコース」、シワを抑えて乾燥させる「念入り仕上げコース」、シングルサイズの毛布の洗濯・乾燥まで行なう「毛布コース」、運転音を抑える「ナイトコース」などを備える。
本体重量は72kg。3kgの洗濯・乾燥時の標準仕様水量は95L、消費電力量は約1,680Wh。洗濯時の運転音は約32dB、脱水時は約42dB、乾燥時は約45dB。
なお、NA-VD200Lは、独身アラサー(30代前後)世代をターゲットとした家電製品シリーズ「NIGHTCOLOR」のラインナップに加えられる。本体カラーはコモンブラック。NA-VD100Lとは、本体カラーのほかに運転音が異なっており、NA-VD200Lの運転音の方が1dB小さい。
使いやすさだけでなく、機能も充実「トールドラム」
「トールドラムNA-VT8000」はすでにドラム式洗濯乾燥機を使っているユーザーの買い換え対象モデルとして開発されたモデル。衣類の取り出しやすさを重視し、ドラム投入口を、従来モデルより約10cm高くしたほか、洗濯、乾燥機能や省エネ機能も充実している。洗濯容量9kg/乾燥容量6kgで、左開きと右開きが用意される。
本体サイズは600×716×1,098mm(幅×奥行き×高さ)で、従来モデルに比べると本体が高く、衣類の投入口は約10cm高く配置している。これにより、背の高い人や、腰・ひざを曲げるのが困難な高齢者にも使いやすくなったという。
洗濯機能では、同社独自の「全方位シャワー」機能を更に進化させ、衣類9kgの洗濯時間を“業界最速”の35分とした。全方位シャワーとは、ドラム槽の内部7カ所から強力水流を放出するもので、洗浄液の浸透スピードが短縮できるというもの。NA-VT8000では、全方位シャワーをすすぎの給水中にも動作させることで、すすぎの効率を上げて、時間短縮に成功している。
省エネ機能としては、センサーで布量、泥汚れ、汗汚れ、乾燥状態を検知し、洗濯時間/水量/消費電力を自動で制御し、無駄を防ぐ「エコナビ」機能を搭載する。乾燥方式は「「ヒートポンプ乾燥方式」を採用する。
そのほか、ドラム槽の黒カビ抑制効果、衣類の除菌・消臭効果がある「ナノイー」イオン放出機能などを備える。
重量は82kg。6kgの衣類を洗濯~乾燥する時の標準仕様水量は53L。消費電力量は約690Wh。洗濯時の運転音は32dB、脱水時は41dB、乾燥時は42dB。

2011年3月6日日曜日

別所哲也さんを進行役に省エネ家電の活用訴えるフォーラム/横浜

最早ハムの人ってイメージが定着している別所さんですが、地球を考えたイベントに顔を出しているとは思いませんでした。

家庭や職場からできる温暖化対策の普及を目指すフォーラムが4日、横浜市西区みなとみらいの「はまぎんホールヴィアマーレ」で開かれた。市民ら約400人が参加し、講演やパネルディスカッションを通じて省エネ電化製品の活用など、身近な取り組みに理解を深めた。
フォーラムは「家電de『エコ活。』」と題し、横浜市が主催した。
産学官民でつくる「ヨコハマ・エコ・スクール」名誉顧問で、三菱総合研究所理事長の小宮山宏さんが講演。「エネルギー効率は20年前と比べて飛躍的に向上した。家計への負担をかけずCO2削減に貢献できる」と、温暖化防止には省エネ家電への買い替えも効果的と指摘。「住宅、オフィス、運輸などの分野ではエネルギー効率改善の余地がある。今後はものづくり以外の分野にも注力すべきだ」と話した。
俳優の別所哲也さんを進行役に事業者や市民が参加したパネル討論が行われたほか、資源リサイクルなどの市民らの取り組みを紹介するコーナーも開設。訪れた人の注目を集めていた。

2011年3月5日土曜日

クリプトン、PCオーディオを音質改善するUSBケーブルを発表

音響機器にこだわる人って、びっくりするくらいの金額をつぎ込んだりしていますね。これは意外にお手ごろな商品ですけど、果してオーディオマニアにウケる性能か注目です。

USB規格「アイパターン測定(特性比較)」。左が同社製品で大きなタイミングウィンドウと高い電圧マージンを持つ。右はアイパターン特性の悪い製品で狭いタイミングウィンドウと低い電圧マージンとなっている
クリプトンは3月4日、PCオーディオ用の高品質SBケーブルを3月上旬に発売すると発表した。同社のオンラインショップ限定発売で、直販価格は「UC-KS2.0(2.0メートル)」が8980円、「UC-KS1.2(1.2メートル)」が6980円、「UC-KS0.6(0.6メートル)」が5980円。
同社が発売しているHQMデジタルオーディオ・システム「KS-1HQM」(→「クリプトン、オーディオ技術を駆使したPC用スピーカー「KRIPTY/クリプティ」を発表」)のユーザーなど、一般的なPCオーディオユーザーよりも高音質を求めるプレミア志向の強い層を意識して製品化した。
USBの技術向上を目的とする「USB-IF」が定めたUSB規格「アイパターン測定」と同等の測定設備を使って、本来の電気特性を正確にトレースする性能を引き出した。これにより、ジッター成分の少ない正確なデジタル伝送が実現し、ノイズ耐性も向上したという。
市販されているUSBケーブルの中には、アイパターン特性に問題があり、コネクターやワイヤー構成のインピーダンス・ミスマッチによる信号のずれが発生し、ジッター特性が悪化している製品もあるという。
USBケーブルと同時に、音質向上をもたらす「接点改質材」(CI-KS5)も直販サイトで発売する。同社のロングセラー製品「Settenシリーズ」と内容は同等だが、PCオーディオユーザーを意識して内容量を減らし、価格を2400円に抑えた。
USBケーブルのコネクタ部分に薄く塗布することで、金属表面の酸化皮膜を除去し、高い導通性をもつ成分の効果によりインピーダンスを低下させる。AV機器の音質向上に限らず、パソコンやモバイル製品、家電品などあらゆる機器で電気導通性を向上させるという。

2011年3月4日金曜日

大和ハウス工業、「省エネ」「創エネ」「蓄エネ」で環境守る

ガソリンの値段が上がってきたからプリウスにしたいな~、でもあれってバッテリーがかなり高いらしいので、乗っている間は壊れないように祈るしかないですね。

「人・街・暮らしの価値共創グループ」として、環境と共生し人が心豊かに生きる社会の実現をめざす大和ハウス工業。2008~10年度の第2次中期計画では「CO2ダブルスコアの達成」を環境の中核目標に掲げ、「省エネ」「創エネ」「蓄エネ」の3つについて技術開発と普及を進めている。同社の低炭素社会実現に向けての取り組みをリポートする。

これからのエコ住宅は「省エネ」「創エネ」と「蓄エネ」。太陽光発電システムと蓄電池、さらに太陽熱利用システムを加えた大和ハウス工業のモデルハウスが注目を集めている。
モデルハウスがあるのは大阪府吹田市の住宅展示場。太陽光発電システムでつくった電気を家庭用リチウムイオン蓄電池に貯蔵し、家電製品などの電源として使用する。また、屋根に設置したパネルで太陽熱を集め、室外にあるタンクの水を温め、給湯・暖房などに充てる仕組みだ。
屋内には排ガスが出ない電気自動車(EV)の充電スペースがあり、雨でもぬれずに乗り降りできる。各室のエネルギー使用状況は、居間のモニター(HEMS:ホームエネルギーマネジメントシステム)で監視し、外出先からもスマートフォン(高機能携帯電話)で電気器具を操作できるスグレものだ。
大和ハウスは昨年7月、埼玉県春日部市や名古屋市昭和区にある住宅展示場で、太陽光発電システムとリチウムイオン蓄電池を搭載したモデルハウスを建設した。次世代のエコハウスと位置づけ、生活の質を向上させながら一般住宅に比べて二酸化炭素(CO2)排出量をどれだけ削減できるかを実証する実験を行っている。
同モデルハウスでは昼間の太陽光発電と夜間の割安な電力をリチウムイオン蓄電池に蓄えて利用する売電モードもあり、これによって「新省エネ基準」による一般住宅に比べて、光熱費は102%削減。CO2排出量も65%削減できるという。

2011年3月3日木曜日

ノートン初のAndroid向けセキュリティアプリ、家電量販店で2980円

実家のパソコンでもノートンさんにはお世話になってますよ。モバイル端末使う人が増えてきているから、こういうソフトは売れそうですね。

シマンテックは、AndroidOS向けセキュリティアプリ「ノートンモバイルセキュリティ」を3月18日より全国の家電量販店で販売する。紛失したり盗難された端末を遠隔操作でロックする機能や、悪質なAndroid向けアプリを検出・削除する機能などを備える。
対応OSはAndroid2.0/2.1/2.2、対応キャリアはNTTドコモおよびソフトバンクモバイル。想定実売価格は2980円。1ユーザー版のみで利用期間は1年。時期は未定だが、今後はAndroid2.3や3.0にも対応するほか、auなどのキャリアの端末での利用もサポートする。
利用方法としては、パッケージ内に同梱されているカードに記載されたURLにアクセスし、同じくカードに記載されたアクティブ化コードを入力すると、アプリをダウンロード/インストールできる。
端末の紛失時に便利な機能としてはまず、同一キャリアの携帯電話から「locateXXX(ノートンモバイルセキュリティで設定したパスワード)」というSMSメッセージを送信すれば、紛失した端末の位置情報を記したGoogleマップのリンクが届く機能がある。
同じ要領で「lockXXX」とSMSメッセージを送信すれば端末にロックをかけられるほか、「wipeXXX」と送信すれば端末内のデータを抹消することが可能だ。盗難対策として、SIMカードを抜かれると本体をロックする機能も備える。
マルウェア対策としては、端末にダウンロードされるすべてのAndroidアプリを自動的にスキャンする。ユーザーが設定したスケジュールでのスキャンや、SDカードのスキャンにも対応する。ウイルス定義ファイルは手動・自動での更新が可能だ。
このほか、特定の電話番号からの着信やSMSメッセージの受信拒否も行える。

Android端末にもWindowsPCと同様のセキュリティ対策が必要
Android端末を狙った脅威としては、2010年8月に世界初のウイルスが出現。2011年2月には日本語版アプリの海賊版に、個人情報漏えいにつながるトロイの木馬「Android.Geimini」が仕込まれる事例も確認されている。
シマンテックが2011年1月と2月に実施した調査によれば、過去5年間で携帯電話の紛失もしくは盗難を経験した回数は、日本人1人平均1.4回に上るとしており、「Android端末はセキュリティ面だけでなく紛失・盗難対策も必要だ」と同社の風間彩氏は指摘する。
風間氏は「Androidにも脆弱性があり、WindowsPCと同じような危険に直面する可能性もある」とコメント。こうした危険性を消費者に理解してもらうために、あえて家電量販店でノートンモバイルセキュリティを販売することにしたと説明する。
今後は、Androidマーケットでもダウンロード販売するほか、通信キャリア経由での販売も検討中。また、auが3月11日に発売するサムスン製タブレット「SMT-i9100」にはノートンモバイルセキュリティをプリインストールする。
なお、iOS向けのセキュリティアプリに関しては、Androidと比較するとセキュリティの脅威が少なく、セキュリティで付加価値を与えるのが難しいとみているため、現状では提供する予定はないとしている。

2011年3月2日水曜日

三洋、中国・上海にエネループ専門店をオープン

中国って日本を毛嫌いしている割には、日本製の電化製品とか好きですよね~。

三洋電機は、中国上海に、同社のニッケル水素電池「eneloop(エネループ)」専門店を3月1日にオープンした。
エネループは、繰り返し充電して使用可能なニッケル水素電池。2005年の発売以来、世界での累計出荷数量は1億5,000万個を超え(2010年12月末時点)、中国でも2009年7月より販売を開始している。
同社によると、現地の販売店やユーザーには日本ブランドの人気が高く、エネループだけでなく、モバイル機器を充電できる「eneloop boosterシリーズ」や充電式カイロ「eneloop kairo」等、エネループ関連商品「eneloop universe products」にも関心が高く、エネループブランドの商品を一同に紹介する専門店をオープンしたという。
今回上海にオープンしたエネループ専門店は、中国国内で3店舗目。ほかに沿岸部の蘇州に1号店、上海に2号店がある。2店舗での高い反響を受けて、今回、上海のIT関連商品のショッピングモール「Buynow(バイナウ)」内に3店舗目をオープンするに至ったという。
取扱商品は、エネループのほか、8色ラメ入りカラーパック「eneloop tones glitter」、簡易バッテリーチェッカー「eneloopy」、「eneloop mobile booster」、懐中電灯にもなるインテリアライト「eneloop lamp」、「eneloop kairo」などがある。

ユニティ、“世界最高クラスの明るさ”のLED電球

僕も学校のクラスでは明るいほうだと自負しています!でもおバカっぽいって言われることが多いかな。

ユニティは、“世界最高クラスの明るさ”を謳うLED電球「XLEDIA(エクスレディア)X15」シリーズを、3月1日に発売した。昼白色タイプと電球色タイプの2種類が用意され、価格はオープンプライス。店頭予想価格はいずれも6,980円前後。

全光束が昼白色タイプで1,300lm、電球色タイプで1,000lmと、高い全光束が特徴のE26口金用LED電球。直下照度は、前者は白熱電球200W形相当、後者は160W形相当という。同社では昼白色タイプについて“世界最高クラスの明るさ”としており、また電球色タイプで1,000lmを越えたことについては“世界初”としている。
また、定格寿命は40,000時間の長寿命。1日8時間の使用で、約13年取り替えが不要という。長寿命の理由として同社では、LED電球から発生する熱を効率的に放出する技術「TTR(TunnelingThermalResistance)」を採用したことを挙げている。
保障期間は3年間。欧米の安全基準をクリアしているため、電波障害の心配もないという。調光器・密閉型器具には使用できない。
同社ではX15シリーズについて「LED電球は暗い」という印象を払拭するとしている。また用途としては、ロビーやエントランスなど施設・設備での用途を挙げている。
下位モデルとして、全光束が昼白色タイプで1,100lm、電球色タイプで820lmの「X13」シリーズも同時に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5,980円前後。
X13シリーズは、X15シリーズよりも明るさを抑えた一方、定格寿命が50,000時間と長持ちする点が特徴。1日8時間使用した場合、約17年取り替えが不要という。直下照度は、昼白色タイプが白熱電球180W形相当、電球色タイプは140W形相当。調光器・密閉型器具には使用できない。

三菱電機、“業界最大”庫内容量645Lの冷蔵庫

この業界最大という売り文句も、来年になったら別のメーカーが追い抜いちゃうんだろうな~。だってそうやって切磋琢磨しあって技術は磨かれていくんですから!

三菱電機は、“大容量No.1”を謳う庫内容量645Lの大型冷蔵庫「光ビッグMR-Z65S」を、3月5日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は37万円前後。

421Lの冷蔵室を本体上部に、224Lの冷蔵室を下部に備えた、庫内容量645Lの大型冷蔵庫。三菱電機では、容量について“大容量No.1”を謳っている。
冷蔵室には、野菜や果物など、ニオイ移りの気になる食品を収納する「マルチフレッシュコーナー」100Lを、正面左側に搭載。棚には汚れが簡単に拭き取れるという「強化ガラスシェルフ」を採用する。
冷蔵室には、マイナス7度のソフト冷凍で食品が切り分けやすい「切れちゃう冷凍」、ごはんやカレーなど熱いものも急速に冷凍する「熱いまま冷凍」、食品を芯から凍らせて水分の損失を防ぐ「光パワー瞬冷凍」などの機能を備える。光パワー瞬冷凍は、赤外線センサー「光ムーブアイ」で食品表面の温度を見張るため、霜付きや冷凍焼けなどが防げるという。
このほか、“光ビッグ”シリーズならではの機能も搭載。冷蔵庫内の細菌やニオイ成分をフィルターで捕え、LEDの光を照射して除去する「光エア除菌・脱臭」、野菜室に光を放って栄養価をアップする「光ビタミンUP野菜室」、水の雑菌やカルキを分解し、キレイな氷を作る「光クリア清水」も用意されている。
従来モデル「MR-Z65R」からは、チルド室に半解凍やあら熱取り、急速冷凍ができる「快速チルド」機能を追加。本体カラーも変更され、従来はクリスタルブルーとクリスタルホワイトだったが、本製品ではクリスタルオニキスとクリスタルホワイトの2色となる。
本体サイズは805×728×1,821mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は111kg。運転音は約14dB。年間消費電力量は440kWh/年。2006年の省エネ基準達成率は145%。エコポイント制度の対象商品となる。

東レの電動歯ブラシ用充電器で発熱・変形、約8万台を無償交換へ

八万台近くも不良品作っちゃって、これを企画した人は確実にクビが飛びますね。製造前のテストのときに気付いておけばいいものを。

東レインターナショナルと朝日医理科は、両社が製造・販売した電動歯ブラシ「ウルティマフレッシュ」の充電器で、部品の発熱、変形が発生したと発表。ユーザーに使用中止を呼びかけるとともに、対象の充電器を回収、無償で交換する。
交換の対象となるのは、朝日医理科が2004年から2006年に製造し、東レアイリーブ(現在の東レインターナショナル)が2004年から2009年まで販売した超音波式歯ブラシ「ウルティマフレッシュ UT-270」および「ウルティマフレッシュEX UT-271」に付属する充電器。これまでに4件の発熱・変形が発生しており、原因としては充電器内部に水が入り、電子回路がショートしたことが推定されるという。現時点で事故に至ったケースはないものの、万が一の事故を防ぐため、充電器を回収、無償で交換するとしている。対象台数は79,530台。
両社では対象製品のユーザーに対し、直ちに充電器の電源プラグをコンセプトから抜いて使用を中止し、ホームページで公開されているウルティマのコールセンターへ電話連絡を呼びかけている。
なお、上記2機種以外の「ウルティマ」については、不具合がないことを確認しているという。

2011年3月1日火曜日

パナソニック、“世界最高水準”変換効率17.9%の住宅用太陽光発電システム

ウチの屋根にもこれ10個くらい欲しいな~、17万くらいするけど、何年使えば採算がとれるのやら。

パナソニック電工は、モジュール変換効率17.9%の住宅用太陽光発電システム「HIT230シリーズ」を4月1日より発売する。希望小売価格は166,950円(1枚・工事費別)。
パナソニックの住宅用太陽光発電システム「HITシリーズ」は、半導体の上下を不純物の少ない「アモルファスシリコン層」で挟み込むことにより、発電ロスを抑え、変換効率が高い点が特徴。
新シリーズのHIT230では、発電ロスを抑えた「高品質セル」の採用により、モジュール変換効率17.9%、公称最大出力230Wを実現している。同社によると、これらの性能は世界最高水準の品質に当たるという。
高品質セルでは、電流の流れる距離を短くし、抵抗ロスを低減するため、1枚のセルあたりのタブ(発電した電気を取り出す金属線)を3本とし、タブの間隔を短縮した。さらに、出力向上を目指し、タブを従来より細くして、受光面積を拡大している。
セル表面には光の反射や乱射を防ぐ低反射ガラスを採用し、セル内部に従来より多くの太陽光を取り込めるようになったという。
本体サイズは1,580×812×35mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は15kg。
同社では、変換効率の高いHIT太陽光発電システムを選ぶことで、設置の際の省スペースにもつながり、重量も軽くできるため、屋根や建物への負担を減らすことができるとしている。同社が1月に発売した「多結晶154シリーズ」と比較した場合、3.69kWの発電量を得るのに必要なモジュールは24枚、1kW当たりの重量は約132kgなのに対して、HIT230シリーズでは枚数は16枚、1kW当たりの重量は約97kgと、約26%重量を軽減できるとしている。
また、毎日の発電量、売電/買電量、電気料金の概算などが確認できる「ワイヤレスエネルギーモニタ」も同時発売する。希望小売価格は70,350円。
配線工事不要で、場所を選ばずに設置できるワイヤレスタイプのモニタ。住宅分電盤と接続している「ワイヤレス電力検出ユニット」から、約80mの距離までデータの受信ができるので、リビングや寝室など様々な場所で使用できるという。
また、エコキュートでの使用湯量や、省エネ達成度なども表示できる。これらのデータは、SDカード経由でパソコンに接続することで、グラフ化してわかりやすく管理できる。

電動歯ブラシ販売215万台めざすパナソニック

知り合いに全然歯を磨かない人がいるので、こういう道具を使ってくれるといいんだけどな~。

昼食後に職場などで歯磨きをする“ランチ磨き”の習慣が急速に広がっており、携帯用電動歯ブラシ「ポケットドルツ」で市場を牽引(けんいん)してきた国内首位のパナソニックは、携帯用以外も含む電動歯ブラシ「ドルツ」の平成23年度の販売台数を前年度比約2割増の215万台に引き上げることにした。

同社によると、21年度までの電動歯ブラシ全体の国内市場は220万台前後の規模で推移していたが、22年4月に発売したポケットドルツが大ヒット。実勢価格は4千円前後だが、すでに150万台以上も売れ、今年度の市場規模は前年度の1・8倍となる約400万台になる見込みだ。
ポケットドルツは、カラフルな化粧品のような外観のうえ、長さ16センチと化粧ポーチにも収まる。「女性中心に人気」(大手家電量販店)になり、外出先での歯磨き習慣を後押しした。

圧力IH炊飯ジャー「極め炊き」 おいしさの原点追求

お金を使わないようにお弁当作る人も増えているけど、こんなに高い炊飯器買ったら元も子もないですね~。

内食ブームや本物志向の高まりでこのところ人気を集める5万円を超える高級炊飯器。出荷数で炊飯器全体の約10%、金額では約25%を占める。炊飯器業界でシェアトップながら、高級炊飯器では最後発と大きく出遅れた象印マホービンが平成22年9月に発売した圧力IH炊飯ジャー「極め炊き」(11万5500円)が、発売から5カ月で2万台と好調な売れ行きだ。
各社が高級炊飯器を相次いで投入する中、象印マホービンは普及用の価格帯にこだわり、売り上げが低下。家電の情報誌への掲載頻度も減った。同社第一事業部の後藤譲マネージャーは、「注目度とブランド力は連動するので、危機感があった」と振り返る。
状況を打開するため、同社では21年2月、高級炊飯器の開発チームを立ち上げた。しかし、リーダーの後藤マネージャーは炊飯器担当となって2カ月もたっていなかった。「そもそもおコメのうまさとはなんぞや、というレベル。とにかくお客さまの満足度を上げることが第一と考えた」。ご飯に定評のある飲食店の食べ歩きを重ねた。そうして発見したのが、堺市堺区の人気店「銀シャリ屋げこ亭」だ。
同店のごはんは味や弾力、粘りなど象印の評価基準からも非常に優れ、「なにより一緒に行った家族が家よりおいしいといったのが大きかった」という。後藤マネージャーはその場で交渉して、協力を取り付けた。同店のごはんのおいしさの要は、浅底の羽釜。お釜の底が浅いため温度が上がりやすく、横の羽から熱が伝わって均一加熱になる。釜の内部の15カ所で温度を測ったところ、温度差が最大約10度ときわめて小さく、研究スタッフらも驚いたという。
しかし、内釜への羽釜採用には問題があった。同社は側面が真空の内釜「真空釜」で高い評価を得ており、社内的にも「上位機種は真空釜」という“常識”が浸透。開発チームからも「真空釜を外してもいいのか」と戸惑いの声が上がったが、「従来の技術にこだわって顧客満足度が下がっては本末転倒」と開発を進め、発売にこぎつけた。