2011年4月8日金曜日

ビックカメラ・ベスト広島店が新業態「B・B広島本店」に

客層がこれから高齢化していく中で、それと平行して供給側も販売スタイルを見直していく必要があります。このいような新しい試みは、これから家電業界に必要不可欠になっていくのかもしれませんね。

JR広島駅近くの大型家電量販店「ビックカメラ・ベスト広島店」(広島市南区西蟹屋1)は7月、「B・B広島本店」として改装オープンする。
「B・B」(ビービー)は、商品の安さと多様化するライフスタイルに合わせたサービスの拡充を目的にしたベスト電器(福岡県福岡市)の新業態。2010年4月に改装オープンした「B・B八幡西店」(北九州市)を皮切りに、1カ月に2店舗のペースで大型店舗の切り替えを進める。今年3月には、九州地方以外では初となる札幌本店(北海道札幌市)も改装オープンした。
新スタイルの店舗では、独自に開発したオリジナル商品をリーズナブルな価格で販売。「値下げ商品数を増やし、ローコスト管理による売価還元で安さにこだわる」という。このほか、デジタル家電のサポートや家電アドバイザーによるサポートなど、少子高齢化への対応を進めサービスの専門性を高める。
ビックカメラ・ベスト広島店は2007年9月、ビックカメラとベスト電器が業務・資本提携をして立ち上げた新業態。ベスト電器広島本店の従業員がビックカメラに出向。商品の仕入れやポイントシステムはビックカメラの方法を活用するなど、両社で共同運営を行ってきた。