2011年4月13日水曜日

エアコンや冷蔵庫の温度調整…23%の節電可能

温度を管理するような家電製品が一番電気の消費量が多いと言われています。これから冷房を使う季節が迫ってきているとこもあって、風鈴や良く冷やした西瓜を食べるなどの、自然的な避暑の仕方が注目されるのかもしれません。

日本エネルギー経済研究所は8日、夏場に懸念されている東京電力の電力不足対策として、家庭でもできる節電対策の試算を発表した。
エアコンの冷房温度を上げたり、冷蔵庫の設定温度を弱めるなどこまめな節電で、東京電力管内2000万世帯でピーク時電力を約250万キロ・ワット、家庭の約23%の節電が可能と試算した。
同研究所によると、家庭のエアコンの冷房温度を1度上げると64万キロ・ワット、エアコンのフィルターをこまめに掃除すると44万キロ・ワット節電できるという。また家電製品のコンセントを抜いて待機電力を削減すると38万キロ・ワット、冷蔵庫は設定温度を弱めたり、食品の詰め込みすぎをやめるなどで37万キロ・ワットの節電が可能になるとした。