2011年4月22日金曜日

IntelとMicron、20ナノメートルプロセス技術の8GバイトNANDフラッシュメモリ

今までの同容量のメモリより約2/3ほど小型化に成功しました。これにより情報型端末などの更なる小型化が予想されそうです。小さくなることは嬉しいのですが、私が持っているIpodがどんどん型遅れになってしまうのがちょっと悲しかったりします。
米Intelと米Micron Technologyは4月14日(現地時間)、20ナノメートルプロセスルールによる8GバイトMLC NANDフラッシュメモリのサンプル出荷を開始した。量産出荷は2011年後半の予定だ。小型で大容量のストレージが求められるスマートフォン、タブレット端末、SSD、デジタル家電などへの採用を想定している。両社は16Gバイト版のサンプル出荷も行う予定だ。
今回両社がサンプル出荷を開始したのは、業界最小の20ナノメートルプロセス技術を開発し、約118平方ミリのダイサイズで8Gバイトの容量を実現したMLC NANDフラッシュメモリ。従来の25ナノメートルプロセスによる8GバイトMLC NANDフラッシュメモリと比較して、ボード面積で30~40%(パッケージの種類によって異なる)の削減が可能で、性能と耐久性は同等を維持したという。また、従来技術に比べて、Gバイト換算で約50%高い工場の生産性を達成できるとする。