2011年4月21日木曜日

パナソニック、フローリングの菌まで拭き掃除する紙パック式掃除機

ゴミを取り込みながら拭き掃除もできる画期的なアイテムですね。赤ちゃんやペットのいる家庭では床に付着しているバイ菌が気になるとこですが、そこに着眼点を合わせたことは素晴らしい発想といえそうです。
パナソニックは、消費電力を抑えながら拭き掃除できる運転モードを搭載した紙パック式掃除機「MC-PA310GX」の商品説明会を開催した。本日4月15日発売で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は8万円前後。
同社の最高級モデルに当たる紙パック式掃除機で、フローリングの拭き掃除性能にこだわった点が特徴。同社の調査によると、2010年モデルの紙パック式掃除機の購入動機として、4人中3人が、フローリングの菌まで拭き掃除できる点を挙げていたという。
MC-PA310GXでは、ヘッド部のブラシの先端を、接触面が2倍に広い「Y字」形状に変更。さらにブラシの本数を、従来の約10倍となる約15,000本に増やした。これにより、拭き掃除性能が向上したという。
これにより、消費電力を約440W~約300Wに抑えた「ひかえめ運転」モードでも、フローリングの菌の拭き掃除ができるようになったという。なお、自動モードの消費電力は約440Wから最大1,000Wで、「強」運転の場合は約1,000W。
省エネ機能としてはさらに、床面のゴミの量に応じてブラシ回転数を制御、省エネ運転する「エコナビ」機能も備える。
また、空気を吹き出して掃除する「ブロアアタッチメント」も新たに搭載。ブロア用の風は、排気を使わず、アタッチメントから吸い込んだ空気を吹き出す構造となっている。家具の隙間やサッシの溝、掃除しにくい場所の掃除に向くという。
このほか本体デザインには、フィルム加飾成形を採用することで、高級感あふれるデザインにしているという。
パナソニックでは、2011年度における同社の掃除機全体のテーマを「フローリングの菌までふき掃除」とし、紙パック式は「家事の手間を省きたい主婦」向け、サイクロン式は「床の掃除に苦労しているペットオーナー」向けとしている。