2011年4月26日火曜日

復興願いにぎわう市 仙台卸町

小さなところからでも復興しようという動きは今の社会にはプラスになるような気がします。仙台は遠くてなかなかいくことが出来ませんが、なにか福島に関連したものが売っていたら購入という形で協力したいです。

街に活気を取り戻そうと「東日本大震災復興支援卸町ふれあい市」が24日、仙台市若林区の卸商団地で開かれた。毎年春と秋に開催するふれあい市の特別版。青空の下、格安商品を求めて大勢の市民が詰め掛けた。
協同組合仙台卸商センターの主催で、加盟する約50の卸売業者が参加した。メーン会場の卸町大通にはテントが設けられ、衣類や日用品、家電製品などが市価の5~7割引きで販売された。100円のグラタン皿を買った仙台市若林区のパート伊藤るみさん(40)は「震災で食器が壊れたので、安く買うことができてうれしい」と喜んだ。
団地内では建物倒壊といった大きな被害はなかったものの、燃料不足の影響を受けた。センターが運営する共同給油所で輸送トラックの給油を制限したり、交流のある県外の卸商団地から商品を回してもらったりして、流通網の回復を待った。
センターの板垣文弘専務理事は「多くの人出に復興の兆しを感じる。東北最大の卸商団地として力を合わせて物流を支えたい」と力を込めた。