2011年10月31日月曜日

パイオニア、自転車専用のナビ「ポタナビ」

震災をきっかけに自転車通勤を始めた方が多いみたいです。そのことから、自転車用のナビの需要にいち早く着目したのがパイオニアでした。こんなアイテムを持っていたら、知らない街に遠出する事が楽しくなりそうな気がします。

パイオニアは、自転車専用のナビゲーション「サイクルナビゲーション SGX-CN700 “ポタナビ”」を、2012年2月に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後。
自転車で気軽に街を散策する、いわゆる「ポタリング」用のナビゲーション装置。240×320ドットの2.4型液晶画面に、地図や周辺情報などを表示し、ポタリングをサポートする。同社では、本製品は道案内やルート検索といった自動車用カーナビの延長線上の製品ではなく、自転車ユーザーの“気楽に自由に行動したい”というニーズに応えた機能を搭載したとしている。
地図機能の「マップナビモード」では、GPSと地図情報で現在位置を画面に表示。寄り道や散策をしても目的地を見失わないよう、目的地と現在地をラインで結ぶ「ポイントライン表示」や、設定時間内に往復可能なゾーンを地図上に円形グラフィックで表示する「タイムサークル機能」も備える。タイムサークル機能では、時間経過とともにゾーンが小さくなるが、ゾーン内で散策していれば、設定時間までに出発地に戻れるという。
また、周辺のショップや観光地を目的地に設定する「周辺検索機能」も搭載。目的地は公園やコンビニ、トイレといったポタリングで重要な場所も設定できる。なお本体内部に加速度センサーを備えることで、地図画面は本体を傾けるだけでスクロールできるという。
ナビ機能としてはこのほか、天気情報やテレビで紹介されたスポット情報などを、内蔵の通信モジュールで受信し、画面にポップアップ表示する「ポップアップナビモード」も採用。これまで気づかなかった場所を発見するなど、寄り道の楽しさをサポートするという。
さらに、サイクリング中の消費カロリーの目安を表示する「ダイエットモード」、走行速度や距離を数値で表したり、グラフィック化する「メーターモード」も搭載。これらの数値は、ケイデンス(ペダル回転数)から算出される。ケイデンスの測定のために、本体にはセンサーを取り付ける必要があるが、ポタナビ本体とは無線通信「ANT+」を使用するため、配線は不要となる。
このほか、走行データをWEB上のマイページにアップロードし、走行記録を自動で作成するサービスも行なわれる。
本製品の通信には、NTTドコモの3G回線を仕様。購入から2年間は無料で通信が利用できる。2年後も利用する際には、有料の延長契約を結ぶ必要があるという。
なお、ルート案内機能は搭載されていない。
本体サイズは60×90×18mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約100g。搭載される地図は全国版で、スケールは50m/200m/1km/5km/20km。電源は最大10時間使用できるという充電バッテリーで、USBに接続して充電する。本体は耐震・防塵設計で、IPX5相当の防滴仕様。USBコネクタ、SIMカードスロットを備える。ハンドルに取り付けられる専用クレイドルも同梱される。本体カラーはブラックとホワイト。

2011年10月30日日曜日

ラドンナ、インテリアと調和する天然木のアロマディフューザー

最近大型のショッピングセンターに行ったときは、アロマコーナーに立ち寄る事が多くなりました。女性客がとにかく多いのですが、一人暮らしをしていると思われる男性客もたまにみかけます。無印でもアロマの販売スペースがしっかりとられていたので、企業の関心の高さが伺えます。

ラドンナは、本体素材に天然木を採用したアロマディフューザー「ウッディーボール ミニADF02-WBM」を10月26日より発売する。希望小売価格は4,980円。
ミストとともにアロマオイルの香りを放出するアロマディフューザー。本体素材として、上部にすりガラスを、下部に天然木(ラバーウッド)を採用した点が特徴。同社では、「どんなインテリアにも調和するデザイン」としている。
本体にはLEDライト4個を内蔵しており、ライトのみを点灯して、間接照明として使用することもできる。天然木とガラスを通した優しい灯りを届けるという。
アロマディフューザー機能では、超音波振動方式を採用。容量約80mlのタンクに水を入れ、好みのアロマオイルを2~3滴垂らし、電源を入れると香りが部屋に広がる。
運転モードは、連続1時間モード、連続モード(約3時間)、間欠モード(約6時間)の3種類を備える。間欠モードでは、20秒運転、40秒停止を繰り返す。なお、設定時間よりも早く水がなくなった場合は、安全のため自動的に電源をOFFする。
本体サイズは約120×119mm(直径×高さ)で、同社では“小さくころんとした木の実のようなかわいらしいサイズ”としている。重量は約470g。消費電力は約9W。電気代の目安は、1日あたり約1.4円。カラーはナチュラルとブラウン。
同社では、別売りの天然成分100%のピュアエッセンシャルオイル(精油)「ブレンドオイル」の使用を推奨している。
価格は1本あたり1,575円。
オイルの香りは、様々なシチュエーションにあわせて選べるよう、5種類を用意。甘美でロマンチックな奥深い香りの「Romantic Time」、陽気でみずみずしい香り「Be Happy」、温かみのある心和む香り「Relax」、爽快ですがすがしい香り「Refreshment」、心休まる癒しの香り「Sleep」がラインナップする。

2011年10月29日土曜日

パナソニック、40W形ミニレフ電球に置き換えられるE17口金のLED電球


立て続けにLEDの新製品をパナは発表していますね。これからメーカーが力を入れていく部門という事がそのことからもなんとなくうかがい知る事ができます。

パナソニックは、ミニレフ電球と交換できるE17口金のLED電球「EVERLEDS(エバーレッズ) LED電球 6.0W <ミニレフ電球タイプ>」を、11月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は電球色相当の「LDR6LWH17」、昼光色相当の「LDR6DWE17」いずれも4,000円前後。
ミニレフ電球との置き換えに使用するE17口金のLED電球。明るさはいずれもミニレフ電球40W相当で、全光束は電球色相当が310lm、昼光色相当が390lmとなる。
本体サイズは50×75mm(直径×高さ)で、同社のミニレフ電球と同等のサイズを実現しているという。また寿命は40,000時間で、密閉型器具にも対応する。
重量は45g。消費電力は6W。ビーム角は40度。電球色相当は、ビーム光束が80lm、中心光度が310cd、色温度は2,800K。昼白色相当は、ビーム光束が95lm、中心光度が390cd、色温度は6,700K。

2011年10月28日金曜日

パナソニック、実売2,300円のLED電球2個セット


節電するという事は素晴らしい事ですが、その分消費者には通常の製品よりも割り増しされた省エネ製品を買わなくてはいけないということがネックになていました。よく使用する電球をリーズナブルな価格にしてもらえて助かりますね。

パナソニックは、LED電球の2個セット「EVERLEDS(エバーレッズ) LED電球 4.3W 2個入り」を11月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は電球色相当2個入りの「LDA4LH2T」、昼白色相当2個入りの「LDA4NH2T」いずれも2,300円前後。
E26口金に取り付けられるLED電球で、2個セットで実売2,300円という購入しやすい価格が特徴。全光束は、電球色相当が白熱電球20W相当の300lm、昼光色相当が白熱電球30W相当の330lmとなる。寿命は40,000時間で、密閉型器具にも対応する。
本体サイズは55×105mm(直径×高さ)で、重量は100g。消費電力は4.3W。色温度が電球色相当が2,800K、昼白色相当が5,000K。

2011年10月27日木曜日

タニタ、ソーラー発電で動くデジタルクッキングスケール

小さな器具に使われている電池って、交換するときに換えの電池を購入するのがめんどくさかったりしますが、こちらは太陽電池を使っていることで問題を解消しています。

タニタは、ソーラーパネルを搭載したデジタルクッキングスケール「SD-004」を11月1日に発売する。希望小売価格は4,200円。
電源に太陽電池モジュールを採用したクッキングスケール。独自の省電力センサーで計測することで、少ない電力でも計測できる点が特徴。
電源には太陽電池モジュールのほか、バックアップ用の補助電池も内蔵している。明るい場所ではソーラー発電し、計量中に光がさえぎられた場合には、補助電池に切り替わる。同社では、場所や時間を選ばずに、低照度時でも使えるとしている。
使い勝手の面では、ソーラーパネルが計量時にボウルなどの陰にならないよう、ソーラーパネルと計量皿との間にスペースを確保し、縦長の本体デザインを採用した。
また液晶パネルには、文字高15mmの見やすいデジタル表示を採用。計量皿やソーラーパネルには、専用のカバーが付属し、清潔さを保ちながら重ねて収納できるという。
本体サイズは205×129×40mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約460g。補助電源としてコイン型リチウム電池CR2032を同梱する。最大計量は2kgで、0~500gまでは1g単位、500g~1kgまでは2g単位、1~2kgまでは5g単位で計量する。カラーはグリーンとオレンジ。
同社では、ソーラーパネルを搭載したデジタルクッキングスケールを1997年より販売している。その後も、ソーラー体重計や、外装に植物由来のプラスチックを搭載するなど、省エネや環境に配慮した「ECO Living」シリーズの商品開発に取り組んでいる。「SD-004」はシリーズ5品目目となり、今後も品揃えの拡充を図っていくという。

2011年10月26日水曜日

三洋からパナへ…「ゴパン」新製品12月に発売

夕食後に大量にご飯が余ったときなどに重宝しています。普通のパンよりももっちりとした歯ごたえが楽しめて、元の材料に冷凍ご飯が入っているだなんて考えられませんね。

パナソニックは18日、米粒からパンが焼ける家庭用パン焼き機「GOPAN(ゴパン)」の新製品を12月15日に発売すると発表した。
ゴパンは子会社の三洋電機が昨年11月に「SANYO」ブランドで発売したが、パナソニックブランドに切り替わる。三洋製の調理家電をパナソニックブランドで発売するのは、炊飯器やオーブントースターなどに続き5品目だ。
新商品は、製パンの過程を改良してできたパンの食感を向上させたほか、冷えたご飯でも小麦粉を混ぜることでパンを焼ける機能を追加した。想定価格は5万円前後。年間販売目標は24万台で、発売10か月で累計16万台を売り上げた三洋の実績を上回る水準に設定した。
パナソニックは11年4月に三洋を完全子会社化し、国内向けの家電製品の新商品は三洋ブランドで発売しない方針を示している。

2011年10月25日火曜日

バルミューダが冷暖房快適化!グリーンファン・サーキュ発売

節電が叫ばれるようになってからわたしも冷房と兼用してサーキュレーターを使うことが多くなりましたが、広いリビングなどでは以前よりも確かな効果を感じることができました。

2011年、低電力扇風機「GreenFan2(グリーンファン2)」をヒットさせたバルミューダが、10月17日より一般家庭・オフィス用サーキュレーター「GreenFan Cirq(グリーンファン・サーキュ)」を発売開始した。価格は1万9800円。
グリーンファン・サーキュにはバルミューダ独自の二重構造の羽根「グリーンファンテクノロジー」を採用。この羽根と風の直進性を高めるファンガードによって、一般的なサーキュレーターとは異なる質の風を実現し、15m先の空気も動かす圧倒的な送風性能を持つ。
風量切り替えは4段階。1畳から30畳までの部屋に対応するので、オフィスでも十分に使用できる。
また、DCブラシレス・デジタルモーター搭載により、最小消費電力はわずか3W。最大風量の場合でも20Wと、一般的なサーキュレーターの消費電力(約20~40W/同社調べ)より圧倒的に低い。グリーンファンを生み出したバルミューダならではの製品だ。
また、グリーンファン・サーキュで空気を循環させ、室内温度のムラをなくすことにより、冷暖房効率を高めるという。通常、空気の流れがない部屋の場合、暖かい空気は天井付近に、冷たい空気は床付近に溜まりやすい。サーキュレーターはもともとこうした空気の滞留を解消するために使用するが、グリーンファン・サーキュは特に、温度層を効率よく破壊し、室温を一定に保つ。
部屋の温度変化のサーモグラフィー比較(バルミューダ提供)
※上記はグリーンファン・サーキュは最大風量設定(20W)、一般的なサーキュレーターは羽根径20cm、最大風量設定(約40W)で比較したもの。本体寸法は幅340mm×奥行き256mm×高さ360mm、製品重量約2.5kg。動作電力AC100V 50/60Hz(AC アダプター付属/コード長さ2.5m)。カラーはホワイト×ブラックの1種類。風量調整は4段階。リモコン付属。バルミューダ・オンラインストア他、インテリアショップ、家電量販店、カタログ通販などで販売中。

2011年10月24日月曜日

空気清浄機は本当に有効? 大学教授らが性能評価標準化を提案

正直どれくらいの効果が出ているのかということは、普段の普通の生活の中で実感することは難しいと思います。それらを明確にするために、大学と連携した実験をすることは素晴らしいですね。

2011年10月18日、室内空気向上委員会主催のセミナー「今の空気清浄機は、本当に空気を清浄にしているか?」が開催された。
同委員会は2011年に発足。発起人は東京大学大学院 新領域創成化学研究科 環境システム学特任教授 柳沢幸雄氏、日本大学 理工学部建築学科教授 池田耕一氏、宇都宮大学大学院 客員教授 埋橋英夫氏、北里環境科学センター顧問 奥田舜治氏。
発足の背景には新型インフルエンザや花粉症、ペット飼育率の上昇で消費者の「空気」に対する意識が高まっていること、これに伴い現在の日本の空気清浄機市場には、多数の機種・機能の空気清浄機があふれていることがある。
「一方で、性能に関する共通の評価基準はなく、各社が独自の評価基準に基づいたデータを発表している状況。つまり消費者が適切に商品を選ぶことができる情報が不十分で、実際に消費者からの相談も増えた。同時にメーカーからも相談を受けることも増えている」と語るのは奥田氏。この状況を解消し、それぞれの生活にあった商品選び、ひいてはそれぞれが快適な室内空気を手に入れられるよう、空気清浄機や室内空気に関する信頼性のある情報を発信し、意見交換の場を設けていくという。
委員会がまず打ち出すのが、セミナータイトルでもある「今の空気清浄機は、本当に空気を清浄にしているか?」ということだ。
性能に関する共通の評価基準はない
1980年代以降顕在化したシックハウス(室内空気汚染)問題を例に挙げてみよう。室内空気中に存在する化学物質は全て多かれ少なかれヒトに何らかの影響を及ぼす可能性がある。そのため厚生労働省は揮発性有機化合物(VOC)の指針値等を定めるなどの対策をとってきた(参考文献:厚生労働省「生活環境におけるシックハウス対策のページ」「シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会」)。しかし、柳沢教授の話によれば、厚生労働省が「指針値(室内濃度指針値)」を定めているのは、VOCの中の一部の物質にとどまっているという(ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼン、エチルベンゼン、スチレン、クロルピリホス、フタル酸ジ-n-ブチル、テトラデカン、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル、ダイアジノン、アセトアルデヒド、フェノブカルブ)。それ以外の揮発性有機化合物に関しては「総揮発性有機化合物量(TVOC)」として総量で指針値が出されている。
となると、例えば接着剤、塗料、防腐剤などの成分として知られるホルムアルデヒドは、WHOや厚生労働省により0.08ppmと指針値が出されている。ホルムアルデヒドを含まない接着剤や塗料、防腐剤では、この成分の代替になるVOCが使われる可能性も出てくる。同様に、指針値が設けられているがために使用を避けたVOCの代替品が、結果的に新たなVOCとして室内空気汚染につながらないとは言えない。
「代替されたVOCへの指針値がない限り、新築で最新鋭の技術を使った建造物でVOCにどれほど気を配り、建材自体を見直したとしても、現状では建築直後には指針値を超えてしまうケースもある。その対策で最も有効なのは、実は“換気“。しかし現在、“換気”についての不安や、外気汚染を気にする声も挙がっている」(柳沢教授)。
そこで重要になってくるのが空気清浄機の役割だ。ところがダイキンなら高速ストリーマ、三菱電機なら除菌HEPAフィルター、シャープならプラズマクラスター、パナソニックならナノイー、日立ならアレルオフイオンなど、各メーカーごとに特徴はあるが、先述の通り性能に関する共通の評価基準はない。
活性炭やイオンなどは微生物汚染には無用!?
池田教授もこの点に疑問を投げかける。
「空気清浄機は通常、機体内のモーターでファンを回して空気を吸い込み、その空気をフィルターでろ過して汚れを除去するフィルター捕獲型のものが一般的」(池田教授)。これは集じん力があり、フィルター性能によっては除去率は99%以上となり、ウイルスやカビ、花粉なども除去できると言われる。一般的に風量(空気供給量)が大きく、空気を清浄にするスピードは速いという。世界的にも一般的な方式だ。しかしそれ以外に空気清浄機に備わっているとされる機能について「活性炭を通す、イオン、オゾンを出す、ニオイが分解されるなどさまざまなものがあるが、これらは何が作用して空気の清浄に効果を上げるのか分かりにくい。例えば水中にあるインクをザルですくうのが難しいように、空気中に存在する化学物質や粉塵を除去することは難しいと考えられる。ましてや空気中に存在するウイルスを殺したとして、その残骸はどう処理するのかなどが不明な点もある。高濃度のイオンが目的物に命中すれば、殺菌は可能かもしれないが、微生物が殺せるものは、人間に害がないとは言い切れないのではないか」(池田教授)と話す。それならば、フィルター捕獲型の方が、有効性が明らかだという。
特に真菌、最近、ダニ、ウイルス、花粉といったものが挙げられる微生物汚染については「空気中に浮遊するから人体に入り込み影響を与えるのであり、粒子が大きければ空気中から落ちる速度が上がり、下に落ちれば空気中に存在しないのだから、人体に吸い込む確立が下がる。また、大きな粒子になれば、粘膜にとどまるのでうがい等で取り除くことができ、肺まで入り込まない」(池田教授)。そしてこうした微生物汚染に関してはろ過が効果的となる。
ちなみにカビやウイルスに関して言えば、カビは高湿度であるほどに増殖するが、ウイルスについては、例えばインフルエンザウイルスの場合、高湿度により死滅する確立が上がる。よって「湿度は40%以上70%以下でコントロール」(池田教授)した上で、空気清浄機を使用すると効果が高まると言えるようだ。さらにダニアレルゲンなら、刺すタイプの「ツメダニ」ではなくぜんそくや鼻炎の原因になる「ヒョウヒダニ(チリダニ)」が問題となるが、チリダニの死骸は特に粉塵の一種なので、これも空気清浄機が有効。花粉については微生物汚染の中では一番大きな粒子なので、さらに除去がしやすい。
放射性物質対策に関して、有効と考えるかどうか
また放射性粉塵の除去に関しても「大きな問題となるのが内部被爆であり、内部被爆をしないようにするためには、空気中に浮遊する粉塵を取り除くことが有効だ。そのために空気清浄機のろ過は有効だと考えられる」というのが池田教授の意見だ。
「結論としては、建築環境においては、すべての微生物を排除することは不可能であり、その必要もない。重要なのは、室内環境を適切に管理し、微生物の増殖できる環境を作らないこと。そして、良い室内空気環境を実現するためには、特別なことをせず、自然の外気をそのまま室内にできるだけ多く供給すること。何も足さない、何も引かないが最高の品質であり、外気が汚染されている時には空気清浄機により余計に吹かされた汚染質を処理し、室内を換気することが有効」(池田教授)だという。
「室内環境学会標準法」を定める
以上のことからは空気清浄機の役割の高さが主張されているようにも感じるのだが、池田教授はまたこうも話す。
「問題は空気清浄機というネーミングそのものが、あまりにネーミングが良すぎることだと個人的には感じている。いかにも空気そのものがきれいになるように感じてしまう。しかし本来は、粉塵ろ過機というくらいが、正しい理解を得られるネーミング」。そう理解されていれば、正しく利用され、過度な期待を寄せられることもなくなりそうだ。
柳澤教授は個人が生活に適合した空気清浄機を入手するためには規制と誘導が必須と話す。「規制は早急に必要だが、行政が迅速な対応をすることは困難。それよりは消費者の選択による誘導が有効。つまり複数の商品やサービスの相互比較に基づいた選択を行うことにより、室内環境にとってより望ましい商品やサービスの開発が進むと考えている。ただそのためには、消費者に同じ検査法でデータを取った比較可能なデータを提供することが重要になる」。
これに一つの標準値を示すため室内環境学会により「室内環境学会標準法」を定めるのだという。室内環境学会は、国立環境研究所の小野雅司氏を会長とする組織で、柳沢教授も商標管理委員会委員長を務めている。法人会員にはクリニックから住宅メーカー、家電メーカーまでさまざまな会社が名を連ねる。簡単に言えば、この室内環境学会が定める標準法に則った検査を通過したデータに関しては、すでに商標登録も済ませてある「室内環境学会標準法準拠」の認定をするということになる。
標準法の運用に関しては、検査ができるだけの技術のある組織の募集・編成等課題がありそうだが、米国家庭用電化製品工業会(AHAM)が認証する空気清浄機がキレイな空気を供給する能力を表す指標「CADR(Clean Air Delivery Rate)」のように、確たる評価基準として定着すれば、消費者にとってメリットはありそうだ。

2011年10月23日日曜日

ボーズ、iPhone 4Sなどで使えるBluetooth対応スピーカーを発売

車用のスピーカーでお馴染みのボーズから、スマホでの需要を考えて考案された商品が誕生しました。その他にも昨日としてBluetoothと連動する事ができるため、気軽な音楽ライフを体感できそうです。

ボーズは2011年10月18日、Bluetooth対応端末とのワイヤレス接続が可能なポータブルスピーカー「SoundLink Wireless Mobile speaker」を発表した。10月21日発売で、直販価格はCorduraナイロン製保護カバーを採用する「スタンダード」モデルが3万6750円、レザー製保護カバーを採用する「LX」モデルが4万3260円。
本体サイズは幅244×高さ130×奥行き48mmで、重さは約1.3kg。Bluetooth通信でワイヤレスリスニングができるほか、3.5mmステレオミニジャックからのアナログ音声入力にも対応する。
本体の保護カバーは開くとスタンドになり、閉じるとキャリーケースとして使えるデザインになっている。カバーを閉じると自動的にスリープモードになり、携帯時の誤操作によるバッテリー消耗を防いでくれる。
充電式のリチウムイオンバッテリーを内蔵しており、最大音量で約3時間の連続再生が可能。標準的な音量なら8時間以上再生できるという。
本体内にはネオジウム・マグネットを採用した4つの薄型の無料無修正ドライバーのほか、低音域を再生する新開発の「デュアル・オポージング・パッシブ・ラジエーター」を内蔵する。パッシブ・ラジエーターは外周部がワッフルのような形状になっており、向かい合わせに配置することで不要な振動を排除し、コンパクトながら厚みのある低音を実現している。
Bluetoothの対応プロファイルは「A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)」で、リモートコントロールが可能な「AVRCP(Audio/Video Remote Control Profile)」には対応しない。本体上部のBluetoothボタンを長押しするとペアリングモードになり、iPhone/iPad/iPod touchシリーズ、Androidスマートフォンや携帯電話、パソコンなどさまざまなBluetooth対応端末と手軽にペアリングできる。
直近で使用した6つのBluetooth機器を本体に記憶させておくことができるため、何度もペアリングをする手間がかからない。
アクセサリーとしてナイロン製保護カバー(レッドとパープル)を4200円、レザー製保護カバー(バーガンディーとタン)を7140円で販売する。そのほか、車の中で充電が可能な「SoundDock and SoundLink car charger」(4200円)も11月25日に発売する予定だ。

2011年10月22日土曜日

東芝がインドネシアに新洗濯機工場、東南アジアで人気の二槽式を製造

日本の家電メーカーが諸外国で新工場を設立する中、東芝も遂に動き出しました。インドネシアの市場性に注目したことから、一番売れるであろう洗濯機をメインに製造していくようです。

東芝ホームアプライアンスは2011年10月18日、インドネシアに洗濯機の製造工場を新設すると発表した。新工場では、まず東南アジアと中近東で需要の高い二槽式洗濯機の製造を行う。生産能力は、2015年度に年間約100万台を確保する計画。2012年末に製品の出荷を開始できると見込む。
インドネシアの洗濯機市場は東南アジアにおいて最大規模で、拡大傾向にあるという。具体的には、2010年度の推定需要は177万台で、今後も年率20%以上の伸長が見込まれるとしている。そのうち、二槽式洗濯機が6割強を占める。インドネシア市場向けには東芝家電製造タイ社からの輸入完成品を販売しているが、現地工場から製品を供給することでコスト競争力を強化する考え。
新工場は、東芝のテレビ製造工場である東芝家電製造インドネシア社の敷地内に建設する。建屋の延べ床面積は 1万8,000m2 で、2012年夏ごろ竣工する予定。稼動までの投資予定額は約30億円。
なお、新工場はインドネシア向け製品の製造拠点としてだけでなく、東南アジア、中近東、日本に洗濯機を供給するグローバル製造拠点の1つと位置付ける。

2011年10月21日金曜日

シチズン、全光束17,675ルーメンの大光量のLEDを開発

時計メーカーとして知られているシチズンが、LEDの開発をしていたことにまずはおどろきました。従来の製品の4倍以上の発光を可能にすることで、さらに照明に必要な消費電力も抑える事ができますね。

シチズン電子は、“世界初”全光束17,675lmの大光量LEDなど、5パッケージ11品種の照明用LEDを開発したと発表した。
今回開発された中で最も明るいのが、“水銀灯300W相当”の明るさを備えた「CLL050シリーズ」。従来までは、LED1個当たりの光量が最高でも4,390lmだったが、本製品では17,675lmと飛躍的に向上した。同社ではこの高い全光束について“世界初”としている。
また全5パッケージにおいて、アルミ基板に直接LED素子を実装する特許工法「チップ・オン・アルミ工法」による高い放熱性と、備品の最適化による光の取り出し効率を高めたことで、1個のLEDで賄える光量に幅を持たせられるようになった。シリーズ全体で、“電球10W形相当”の100lmから17,675lmまで、明るさが途切れることがなくラインナップされるため、さまざまな既存光源との置き換えが可能という。
さらに、“発光効率重視”、“光量重視”などタイプの選択も可能。中には1W当たりの発光効率が155lm/Wを超えるものもあるという。
光の質も向上した。従来品は、パッケージ内のLED素子が四角の形状となっていたが、本製品では光学上の最適化をはかることで、丸形に変更。器具にした際の光のまだらを低減するという。
従来比ではこのほか、光量と発光効率も向上。部品の最適化を行なうことで、同じ素子数、同じ駆動条件で発光させた場合、光量と発光効率が40%向上するという。
同社によると、白熱電球やハロゲン電球、街路灯や投光器に採用されている大光量のHIDランプをLEDに置き換える場合、LED1個では必要な光量の確保が難しく、複数個のLEDを器具内に設置しているという。しかしこの場合、LEDの配置面積による器具の大型化や
反射板など設計の複雑化、影が複数できる“マルチシャドウ”といった弊害が起きるという。
そこで新製品では、1個のLEDで賄える光量に幅を持たせることで、1個のLEDで置き換えられるため、器具の小型化や光学設計の簡略化に貢献するという。さらに、LEDの形状を5パッケージに抑えることで、LED周りの光学設計が共有化、器具設計の効率化も測れるとしており、器具メーカーはさまざまな既存光源との置き換えの可能性が広がるとしている。
CLL050シリーズのサイズは38×38×1.4mm(幅×奥行き×高さ)。消費電力は24.6~183.9W。全光束は2,885~17,675lm。

2011年10月20日木曜日

「auショップ」はiPhone 売る気あるのか店内にポスターやポップすらない

わたしも携帯をスマートフォンにしようかと考えています。今使用している会社がauで、iPone4sが最新のスマホとして機種変しようとしている候補に入っていますが、ソフトバンクから出ているiPoneと違って通信と通話ができないというデメリットが自分の中ではネックになっています。

「auショップ」に「iPhone」を売る気力が感じられないーーこんな感想がネット上にたくさん出ている。
国内で「iPhone」はソフトバンクの独占販売だったが、2011年10月からKDDI(au)が鳴り物入りで最新機種「iPhone 4S」の販売に参入。携帯電話業界の勢力図が変わるのではないか、とまで言われているのに、いったいどうしてしまったのか。
量販店はソフトバンクの予約コーナーのみ
東京・新宿にある「auショップ」を2011年10月19日の昼に訪ねてみた。ある大型家電量販店の入り口にはソフトバンクの「iPhone 4S」の販売を告知する大きな看板が何枚も並んでいたが、「au」のものは無かった。売り場に行くと、ソフトバンクの「iPhone 4S予約コーナー」はあったが、「au」は無い。なぜ予約コーナーがないのか、「au」のシャツを着た店員に聞くと、「あちら(ソフトバンク)の方がお客さんが多いから」という返答が返ってきた。路面店に行ってみると、「iPhone 4S予約受け付けます」という看板を出しているショップもあるのだが、看板どころか、店内にポスターやポップすら見当たらないショップもある。その店員に「iPhone 4S」は売っているのか、と聞くと「うちは金曜日に入荷しますので金曜日に来て下さい」と言っただけで、予約の勧誘はなかった。ネットには「iPhone売る気ゼロ?auショップの悲しい現状」などといったまとめサイトもあり、様々な報告が並んでいる。そこには
「今日予約しにいったら代理店なのだろうけどしきりにiPhoneをdisってAndroidばかり進められた」「たしかに、売りたい感じがしないというか、そのへんが不安なんですよねぇ」「急な方針転換で代理店はやってられないという状態なんやろね」といったコメントが出ている。
iPhoneだけ売れてしまうと経営が圧迫される?
こうした「auショップ」の対応に関してフリーライターの福田和宏さんは、auショップが販売する意志や気力がない、ということではない、と説明する。これまでauはAndroid、Windows Phoneを扱ってきたがそこにいきなりiPhoneの販売をするという通達があった。ショップの多くは直販ではなく販売代理店だ。「iPhoneに関する知識、操作方法などの訓練が十分でない店は、『顧客のサポートをしきれるのか』という不安があり、また、どう売るのがベストかなど、戸惑っている状態なのです」また、KDDI本社の戦略も影響していると福田さんは見ている。KDDIはAndroid、Windows Phone、そしてiPhoneと幅広い品揃えが強みだが、iPhoneに関しては、高収益となるコンテンツ収入がアップル主導になっている。そのため、仮にiPhone だけが売れるてしまうと、収支が悪くなる恐れもある。AndroidとiPhoneの販売バランスをどうするか、その戦略を徹底することが重要だ、というのだ。

2011年10月19日水曜日

地デジ8chを8日分連続自動録画できる「ゼン録」 テレビレコーダーに本腰

番組表すら調べている暇がないっていうときに便利そうですね。まるまる録画できていれば、あとから見たい番組をチェックすればいいだけですしね。

PC周辺・デジタル家電機器を展開するバッファローは19日、地上デジタル放送8チャンネルを、8日間連続自動録画ができる「まるっと全録」機能を搭載した「ゼン録(DVR-Z8)」を含む3種類のテレビレコーダーを発表した。同社では、簡単にテレビ録画ができ、視聴が楽しめるコンパクトなテレビレコーダーを「ラクラクTVシリーズ」として新たに展開。新製品3機種を含む合計5機種をラインアップし、本格的にテレビレコーダー事業に参入する。
「ゼン録」は、同シリーズのフラッグシップモデル。地上デジタルチューナーを8台搭載し、2テラバイト(TB)の内蔵のハードディスクドライブ(HDD)に最大8チャンネルの番組を8日分、自動録画が可能。見逃した番組を好きな時間に視聴できるほか、過去の番組を番組表から選んで視聴可能で、ザッピングなどもできる。番組は一時保存され、設定した期間を過ぎると自動的に削除、順次新しい番組が録画されていく。録画モードは、「高画質」「標準画質」「低画質」の3モードを用意し、最大約1500時間の録画ができる。
また、通常の予約録画も可能で、内蔵HDDは約1.7TBが全番組録画用、約0.3TBが通常の番組録画用と分けられている。外付けのUSB HDDへの保存にも対応している。寸法は幅430ミリ、奥行き220ミリ、高さ50ミリ、重量は2500グラムの薄型ボディーを採用する。市場想定価格は10万円前後で、12月中旬から発売予定。
そのほか、地上デジタルチューナー2台、BS/110度CSチューナー2台を搭載し、1TB HDDを内蔵した2番組同時録画対応の「DVR-W1」(寸法は幅240ミリ、奥行き160ミリ、高さ52リ、重量1320グラム)や、地上デジタルチューナーとBS/110度CSチューナーを各1台搭載した「DVR-S1C」(寸法は幅200ミリ、奥行き183ミリ、高さ47ミリ、重量700グラム)も発表。いずれも10月末発売予定で、市場想定価格は「DVR-W1」が2万後半~3万円、「DVR-S1C」が2万円台半ば。
発表会に登壇した同社デジタル事業部長の石井希典さんは、同シリーズの販売目標について「年間30万~40万台を目標に市場のポジションを取っていきたい」とコメント。販路については、家電量販店やECサイトなどで幅広く展開すると話し、「ホームセンターなど、大手メーカーが入れてないところに我々はつてを持っている。間口としては、他の電気メーカーより強いところを持っていると自負している」とアピールした。

2011年10月18日火曜日

パナソニック、省エネ性と設置性を高めた温水床暖房システム


床暖房というと、以前はお金持ちのステータスを表すための電化製品!という感じがしていましたが、意外と買えないほどの金額ではないんですね。実家に余裕があったら取り付けてあげたいです。

パナソニック電工は、温水床暖房システムの新製品として、“業界No.1”の省エネ性を謳ったヒートポンプ式温水暖房機と、多彩なプランに合う温水床暖房パネル「フリーほっと温すいW」を、10月26日より発売する。
温水暖房機の希望小売価格は、暖房出力5.0kWの「WH-UKD05A2」が399,000円、出力6.7kWの「WH-UKD07A2」が456,750円。温水床暖房パネルの10畳プランが約300,000円。操作用のリモコン「WH-RD1A」が26,250円。
床パネル内の配管に温水を流すことで、床を暖める床暖房システム。今回発売するヒートポンプ式温水暖房機は、給水用キャップが付いた“開放式”タイプで、省エネ効率を高めた点が特徴。圧縮機では、振動や騒音を防ぐため「2ピストン」仕様とし、さらに高効率のモーターを採り入れた「高効率2ピストンロータリー式圧縮機」を採用した。また熱交換器では、温水を通すの管と冷媒の管を二重にし、冷媒の熱を効率良く伝える構造とした。
この圧縮機と二重管の採用により、COP(エネルギー消費効率)は“業界No.1の省エネ性”を謳う4.5となった。さらに、外気温がマイナス10℃の低温時にも、4.5kWの高出力が得られるという。
温水床暖房パネル「フリーほっと温すいW」には、15サイズ、6パターンの、合計90種類のパネルを用意。これらを組み合わせることで、L字などさまざまな形状の部屋に設置できるという。
このほか、リモコンは3台まで接続可能。温水暖房機には熱動弁が4ポート用意されており、4系統、4エリアに床暖房パネルが設置できる。
WH-UKD05A2のサイズは660×799×299mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は52kg。電源は単相200V。消費電力は1.11kW。運転音は48dB。システム水量は最大30Lまで。タンク容量は使用できるパネル畳数は4.2畳から12畳まで。

2011年10月17日月曜日

ひげそり人数の記録に挑戦パナソニック


すごい記録に挑もうとしていますね。以前にそのようなことにチャレンジしたメーカーはいないため、認定をさせるところからスタートですが、2000人近く集まるなら記録も認められそうです。

パナソニックは「複数会場で同時に電気シェーバーでひげをそる最多人数」のギネス記録認定を目指すイベントを万博記念競技場(大阪府吹田市)などで11月3日に開く。同社の電気シェーバー「ラムダッシュ」の使い心地をアピールし、販売増を図る狙い。
同社は平成21年9月にも同様のイベントを開き、一会場で1379人が一斉にひげをそって記録に認定された。今回は複数会場の合計で、前回を上回る記録に挑戦する。
参加条件は、開始前の24時間以内にひげをそっていない18歳以上の男性。11月3日正午に同競技場のほか、8つの家電量販店などで実施。ソウル、香港、台北でも募集し、国内外で計1800人以上の参加を目指している。

2011年10月16日日曜日

石油ストーブ「節電の冬」主役に 暖房機器早くも商戦過熱


電気不足が叫ばれている昨今を予期して、消費者達は電気がなくても生活できるようにと電気ストーブを購入する方が増えています。いざとなったら上で調理も出来るからと思わぬ方法を考えている方もいます。

冬本番を前に、暖房機器の売れ行きが早くも過熱している。夏に引き続いて節電対策が求められる今年の冬は、石油を燃料とし、電気を使わないストーブやファンヒーターの需要が急激に拡大している。家電大手が相次いで石油ストーブの生産を打ち切り、縮小傾向だった市場が一転、「節電の冬」の主役に返り咲きそうだ。
「暖房はもちろん、お湯を沸かしたり簡単な料理もできる。石油ストーブのよさが改めて見直されている」
石油ストーブの利便性をアピールするのは、暖房機器大手のコロナ(新潟県三条市)の担当者。同社によると、東日本大震災後は防災用品としても見直され、東北地方を中心に全国的に引き合いが強まったという。同社は6月から石油ストーブの生産量を4割増やしたほか、エアコンに比べて消費電力の少ない石油ファンヒーターも6月から2割の増産体制に入っている。
需要の拡大を見越して家電量販各社も、例年は9月に入ってから設置する暖房機器売り場を前倒しで立ち上げたり、品ぞろえの強化を急いでいる。
ケーズデンキでは8月下旬に防災用品コーナーを特別に設け、そこで石油ストーブの販売を始めた。担当者は「特に停電を経験した関東以北で売れ、備蓄用に購入する人もいた」と話す。10月に入ってからは前年同期比で石油ストーブは約14倍、石油ファンヒーターも約3倍の売れ行きだったという。
都市部に多くの店舗を構えるビックカメラの販売員も「(安全面から)石油ストーブの設置を禁止しているマンションもあるものの、問い合わせは増えている」と話し、例年より数週間早い9月上旬に暖房機器売り場を立ち上げた。
調査会社GfKジャパン(東京)によると、9月の暖房機器の国内販売台数は前年同月比で石油ストーブが約16倍、石油ファンヒーターが1.8倍を記録。かつての暖房機器が“復権”の兆しを見せている。
このほか、電気を使う機器でもこたつ(1.9倍)や電気カーペット(1.3倍)など身の回りを暖める機器が堅調な売れ行きをみせている。その半面、エアコンは猛暑と家電エコポイント制度による特需があった前年同月と比べて約3割減と大幅に落ち込んだ。
GfKジャパンは「今年の冬は節電対策として複数の暖房機器を『組み合わせる』『使い分ける』ことが主流になりそうだ」と予測している。

2011年10月15日土曜日

シャープ、空気中のホコリも吸い取るサイクロン掃除機を発売


空気を汚してしまうからと、小さなお子さんの居る家庭では菌類などに注意するのが大変ですね。まるで空気清浄機のように、ゴミを吸った後でもキレイな空気を出せるようにと考えだされている点は素晴らしいです。

シャープは2011年10月12日、プラズマクラスター搭載サイクロン掃除機3機種を発表した。10月20日発売で、価格はオープン。予想実勢価格は上位モデルの「EC-WX300」が9万円前後、「EC-VX300」が7万5000円前後、「EC-PX200」が4万円前後。
EC-WX300は、掃除の際に空中に舞い上がるホコリを吸い取る小型吸引ファン内蔵の「ダストキャッチユニット」を搭載するモデルだ。EC-WX300とEC-VX300は7つのサイレンサー技術を搭載した新開発の「ハイブリッドサイレンサーシステム」を採用。本体質量を15%軽量化(2010年モデル「EC-VX200」比)しながら約52dB(EX-WX300)の低騒音を実現した。
EC-PX200はパワーヘッドタイプで約4.1kgの軽量化を実現したモデルだ。全機種で「高濃度プラズマクラスター7000」発生ユニットを搭載しており、操作性を向上した新開発の「軽・らくフィットハンドル」や「こまわり・すみジョーズ自走ヘッド」を採用している。

静音性をそのままに小型軽量化を実現
EC-WX300は床を掃除しながら空気中のホコリも吸い取る「ダストキャッチユニット」を搭載する。本体上部の吸い込み口からホコリを吸い込むことで、空気中の0.3μm以上の微細なホコリが掃除前の約半分に低減するという。
「高濃度プラズマクラスター7000」ユニットの搭載は全モデル共通だが、EC-WX300はコンセントに挿しておけば運転終了後にも約15分間プラズマクラスターイオンを放出する機能を備えている。
従来モデルの静音性をそのままに、小型軽量化したのも大きな特徴だ。従来はモーターにカバーをかぶせることが静音化の中心だったが、新モデル(EC-WX300/VX300)ではホースの吸い込み時に生じる音を抑える「吸音マフラー」、パワーヘッドのモーター音を抑える「パワーヘッドサイレンサー」、ダストカップの音を抑える「遮音サイクロンカプセル」、モーターの排気音を抑える「モーター吸音ドーム」、モーターの音を抑える「モーターサイレンサー」、モーターの振動を抑える「振動吸収ゴム」、排気の音を抑える「排気サイレンサー」の7つのサイレンサー技術を備えた「ハイブリッドサイレンサーシステム」を搭載。従来モデルのEC-VX220では本体質量約5.8kg、運転音52dBだったが、EC-WX300では約5.0kgで52dB、EC-VX300では約4.8kgで約53dBの静音性を実現している。
全モデルの手元ハンドルには、新開発の「軽・らくフィットハンドル」を採用。ハンドル部がアーチ形状からストレート形状になったことで持ちやすくなり、操作ボタンも押しやすくなった。吸い込み口には、裏面に「こまわりローラー」を搭載した「こまわり・すみジョーズ自走ヘッド」を採用したことで、前後だけでなく左右にも動かしやすくなり、部屋の隅や壁際でも掃除しやすくなった。
全モデルで独自の「遠心分離サイクロン」を採用。ダストカップ内でゴミと空気を遠心分離することでフィルターの目詰まりを抑え、使い始めのパワーを99%以上持続するという。EC-WX300/VX300のダストカップ内の筒型フィルターには、表面の凹凸が少ない「なめらかステンレスメッシュ」を採用したことで、フィルターの掃除もしやすくなったという。
EC-WX300/VX300は掃除後にゴミを押し固める「ロングスクリュープレス強力ごみ圧縮」機能を搭載。ダストカップ内部の「ロングスクリューフィン」が自動で回転してごみを押し固めることで、約10分の1に圧縮できる(圧縮前後のごみの体積を比較)という。従来モデルでは約8分の1まで圧縮できたが、ざらついた猫の舌の形状をスクリューフィンの裏側に採用したことで、圧縮比を約25%向上できたとのことだ。
全機種に、吸い込み口を持ち上げると自動的に運転を停止する「節電アイドリングストップ」機能を搭載。センサーが床面の種類を検知して吸引力を自動的にコントロールすることで最大約60%(EC-PX200は最大約40%)消費電力を削減できる「エコ掃除」機能も備えている。

2011年10月14日金曜日

売れる美容家電 売り場拡張に走る家電量販店


デフレ化などで不況に喘いでいる販売店では、手軽に家で綺麗になりたいという女性のために、脱毛機や美顔器などの売り場作りを多めにしているそうです。特に主婦層が来店する事が多いので、購買意欲を煽るための工夫に余念がないそうです。

美容家電が好調だ。大手家電メーカーが手頃な1万~5万円ほどの製品を充実させたことで、「エステサロンに行かずに自宅で気軽にケアできる」と女性の心をつかんだ。家電量販店では、いま、美容家電売り場を広げる動きがみられる。シンクタンクが「今後2~3年は成長が続く」という美容家電市場。家電量販店はこの商機を狙い、女性客の獲得に力を入れている。
女性スタッフ中心の売り場で女性客に売る
ビックカメラは、9月16日、有楽町店(東京)の3階に、美容家電やフィットネス機器、リラクゼーショングッズなどを揃えたコーナー「ビック ビューティー」をオープンした。美容家電は、従来は地下1階で展開していたが、もともと3階にあった布団売り場と入れ替えることで、売り場面積を約1.5倍に広げた。これまで取り扱っていなかったアロマオイルやディフューザー、バスソルトなどを入れて、品揃えを強化した。
「ビック ビューティー」は、企画や商品選びを女性スタッフが担当。接客も、もちろん女性だ。女性目線で売り場づくりとサービスを強化することで、女性客がゆっくり商品を見て、楽しめる環境をつくった。店員が女性なので、肌の悩みなども話しやすい。またドライヤーが試せるコーナーは明るいイメージで利用しやすくしたほか、パナソニックの美顔器を実際に試すことができるカウンターは、人目につきにくい奥に配置した。
店舗全体からみれば、「ビック ビューティー」は、女性客拡大を図る取り組みの一環だ。オープン後は、「お昼休みや仕事帰りの女性が、ふらっと来店してくれるようになった」(ビックカメラ有楽町店3階ビック ビューティー担当の高田真由氏)と、早くも売り場刷新の効果が出はじめているという。ビックカメラは、今後、他店舗でも「ビック ビューティー」を展開していく方針だ。
埼玉県羽生市のイオンモール羽生1階に入る上新電機羽生店も、美容家電の販売を強化している。岩田良仁店長は、「美容家電は製品数が増え、売れゆきもいい」と、売り場強化の背景を語る。店舗はイオンモールの中にあって、主婦層や若い女性が多く来店するほか、テナントには、若い女性店員が多い。こうした女性層のニーズに応えて、年々品揃えを強化してきた。メインの入り口を入ってすぐの場所に売り場スペースを設けているほか、大きな導線となる通路にはワゴンに展示してアピールしている。
最近では、パナソニックが4月に発売した「頭皮エステ」の人気が高く、1か月に数十台のペースで売れているという。パナソニックの「頭皮エステ」と微粒子イオン「ナノイー」搭載ドライヤーのセット販売では、2か月で30~40セット販売した。岩田店長は、「『頭皮エステ』は、ドライヤーや美顔器などとは違い、これまで店頭になかった新しいカテゴリの商品。それだけに、伸びしろがある。こうした新しいカテゴリの新製品が登場してくる美容家電はさらに伸びていくはず」と、期待する。地上デジタル放送移行後、テレビの販売が減速するなかで、美容家電は「ポスト地デジ」商材の一つとして存在感を高めているのだ。

2011年10月13日木曜日

グリーンハウス、デスク周りや車で使える小型加湿器


冬の乾燥しがちな気候ではほんのちょっとでいいいから潤いがほしくなるときがありますね。とくに女性にヒットしそうな商品になりそうです。

グリーンハウスは、USBポートとシガーソケットの両方から給電できる加湿器「GH-USB-MISTCARK」を発売した。直販価格は3,280円。
水を振動させてミストを作り出す超音波式小型加湿器。パソコンなどのUSBポートと、車のシガーソケットから給電できるため、デスク周りや車内の両方で使える点が特徴。タンクに水を入れて電源に接続し、スイッチをONにすると、すぐに加湿が始まるという。
安全面では、タンク内の水位が一定量を下回ると自動的に電源を停止させる「水位センサー」や、水が無くなると、自動停止する「オートパワーOFF機能」を搭載。電源を切り忘れても心配ないとしている。
本体サイズは80×80×143mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約180g。タンク容量は250ml。消費電流は300mA。最大連続動作時間は約6~8時間。
付属品として、カーエアコンの通風孔に取り付けられる専用ホルダーも同梱しており、長時間のドライブに適しているという。
このほか、タンク容量が150mlのUSB/シガーソケット両用加湿器「GH-USB-MISTM」シリーズと、タンク容量110mlのUSB専用の加湿器「GH-USB-MISTO」シリーズも発売する。直販価格はいずれも2,980円。
GH-USB-MISTMシリーズは、約3時間で自動停止する「オートパワーOFF機能」を搭載。運転モードは、連続で加湿する「連続モード」と、間隔を空けて加湿する「リズムモード」から選べる。カーエアコンに取り付けるための専用ホルダーは省略されている。カラーはブラウン、ピンクの2色。

2011年10月12日水曜日

バッファロー、容量切替機能搭載3TB外付けHDD…認識容量制限のある機器でも利用可


最近は大容量のHDDが増えてきましたね。依然私はパソコンに使うようで1TBを購入しましたが、まだ半分も使い切れてないです。

バッファローは13日、容量切替方式搭載の3TB外付けHDD「HD-ALC3.0TU2/V」を発表した。販売開始は10月下旬。価格はオープンで、市場想定価格は20,800円。
同製品は、テレビやPS3などの家電製品との接続を想定。業界初(2011年10月13日現在。同社調べ)となる「容量切替機能」を搭載しており、たとえば容量2TBまでしか認識しない家電製品と接続した場合、2TBと1TBのハードディスク2台分として認識させることができる。
切替には、本体正面のチェンジャースイッチを使用。3TB/2TB/1TBの3モードが用意され、2TB/1TBモードでは2台のHDDをつなぎ変えた場合として、3TBモードでは3TBのHDD1台として使用可能となる。また前面パネルには、番組録画時間を管理する目安となる容量の残量メーターを搭載した。
パソコンと接続しての利用も想定し、データ保存の高速化や消費電力の軽減などを行なうユーティリティソフトを付属。パソコンでの電源操作に連動して、本機の電源も自動で遮断する「切り忘れ防止機能」を搭載している。
本体は動作音を軽減させるファンレス設計とし、本体底面にスリットを設けてエアフローを確保。オプションで冷却ファンも用意しており、より強力に冷却することでHDDの寿命を延ばせるとしている。

2011年10月11日火曜日

ヤマダ電機、ネット通販初の価格交渉サービスを開始

画期的な手法だと思いますが、商品によってはマイナスになってしまうものも出てくるんじゃないでしょうか?しかし、安いというイメージ持たせるためには最高のアイディアです。

ヤマダ電機は、同社店頭で実施している価格交渉サービス「安心価格保証」を、同社のインターネット通販サイト「ヤマダ電機 WEB.COM」でも実施すると発表した。サービス開始日は10月1日。
新サービスの名称は「安心価格保証チャット」。サービスの内容は、大手量販店の通販サイトで販売している商品が、ヤマダ電機で販売する価格より安かった場合、ユーザー側が同サービスの問い合わせ窓口に連絡。価格について確認できた場合、ヤマダ側は同一価格相当まで同社のポイントを提供し、さらにプラス1%のポイントを付与する。安心価格保証チャットの窓口は、元日を除く24時間対応を予定している。
なお、対象となる通販サイトは、ヤマダ電機が指定する大手量販店などのインターネット通販サイトに限られる。また、不当廉売、日替わり商品、台数限定の商品、処分品、メーカー直送品は対象外となる。
ヤマダ電機によれば、このサービスは大手家電量販店の通販サイトとしては初めてで、「他店より1円でも高い場合には、チャットでお問い合わせください」としている。

2011年10月10日月曜日

アマゾン、仙台にコールセンター来年3月開設

復興支援の意味合いも込めて、雇用1000人を確保するらしいですね。被災地では漁業関係の仕事を今までしていた方が職に就けずに困っていたりするので、こういう機会を提供してくれるということはありがたいですね。

インターネット通信販売大手のアマゾンジャパン(東京)のジャスパー・チャン社長と奥山恵美子仙台市長は27日、市役所で記者会見し、顧客の電話問い合わせに対応する同社のカスタマーサービス(CS)センターを2012年3月、市内に開設すると発表した。従業員数は最高1000人を見込み、市の誘致企業としては政令市移行後、最多の雇用規模となる。
同社のCSセンターは札幌市に続き2カ所目で、青葉区一番町1丁目の仙台トラストタワー内に設置する。取扱品目が2000万点を超え配送サービスも多様化しており、顧客対応の拠点増強が必要と判断した。
管理職やオペレーターの大半を現地採用し、正規雇用枠を極力広げる方針で、新卒採用は13年4月から実施するという。
チャン社長は「CSセンターは顧客と日常的に接する大切な部門。優秀な人材が集まり、良質な顧客サービスを全国に提供できる拠点として仙台を選んだ」と説明。奥山市長は「東日本大震災で雇用情勢が厳しい中、素晴らしいニュース。人材の供給に努めたい」と話した。
同社と市は昨年から立地協議を続けていた。市は企業立地助成制度に基づき、同社に固定資産税相当額を3年間補助する。市は事務代行業や研究開発機関と同様、コールセンターを「都市型産業」と位置付け、誘致を強化していた。
同社は2000年11月に営業を開始。書籍やCD、家電、文房具、食品など幅広い品目を扱う。売り上げは非公表。
記者会見では、アマゾンジャパンが岩沼市で進めていた物流センター新設計画を中止したことも明らかにした。
会見に同席した物流センター運営会社アマゾンジャパン・ロジスティクス(千葉県)のジェフ・ハヤシダ社長によると、センター開設予定地は仙台空港に近接し、震災で津波被害を受けた。「今後は岩沼市や東北に限定せず、国内全域で候補地を検討する」としている。

2011年10月9日日曜日

通販サイト「ECカレント」、全品送料無料サービス開始

アマゾンや大手の家電販売店のネットショップが送料無料化を始めたのをきっかけに、業界にこの傾向が浸透していきそうな感じです。買い物をするときに送料がかかってしまうと、購入者の意外なネックになりますしね。

株式会社ストリームは、運営するインターネット通販サイト「ECカレント」において、商品の金額に関わらず全品送料無料となるサービスを9月28日より開始すると発表した。ただし、沖縄・離島は送料無料対象外となる。送料無料は期間限定サービスとしているが、少なくとも年内いっぱいは送料無料を続ける見込みだという。
「ECカレント」はデジカメ・パソコン・液晶テレビなどの家電製品を中心として、生活雑貨、カー用品、スポーツ用品、ペット用品、CD・DVDなど、幅広いジャンルの商品を取り扱う総合通販サイトで、現在の取り扱い商品数は約37万点。在庫のある即納商品については、16時までの注文は当日出荷するサービスを従来から行うなど、配送や納期に関するサービスに従来から注力している。決済方法は、銀行振り込み、代金引換、コンビニ・Edy決済、ショッピングローン(分割払い)に対応する。
「ECカレント」では8月にスマートフォンサイトを開設したほか、9月1日から首都圏の1都3県を対象に最短2日設置配送サービスを開始するなど、サービス強化を行っている。
全品送料無料となる通販サイトは、「ECカレント」のほか、「カレントプラス」、「ECカレント モバイルサイト」、「ECカレント スマートフォンサイト」の4サイト。ストリームのグループ会社となる株式会社イーベストが運営する通販サイト「イーベスト」でも同時に送料無料を開始する。

2011年10月8日土曜日

タニタ、歩数計で東京ディズニーリゾートを歩いて楽しむ宿泊プラン

万歩計でお馴染みのタニタと、夢を届けてくれるリゾートランドのディズニーが夢の競演!こんなコラボ、誰も想像していなかったでしょうね。園内で好きな乗り物を回るだけでも足が相当疲れたりすることがあったので、きっと予想外の歩数が刻みだされるでしょうね。

タニタとサンルートプラザ東京は、オリジナルの歩数計を使って、東京ディズニーリゾートを歩いて楽しむ宿泊プラン「めざせ冒険王! 歩いて体験☆アドベンチャー宿泊プラン」を、10月1日から12月30日まで提供すると発表した。1人当たりの宿泊料金は、1室2人で12,000円から、1室3人で9,300円から、1室4人で8,200円から。すべて朝食付き。
タニタと、東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルであるサンルートプラザ東京がコラボした、ファミリー向けの宿泊プラン。宿泊者には、タニタの3Dセンサー搭載の歩数計「FB-731」のオリジナルデザインが、1室につき2台プレゼントされる。
さらに、東京ディズニーリゾートのお勧めコースやクイズが記された地図「アドベンチャーマップ」も配布される。このクイズに挑戦しながら、滞在中に合計2万歩を達成した家族には、「健康アドベンチャーキングの証」が与えられ、家族揃っての記念写真撮影がサービスされる。
サンルートプラザ東京で提供される客室は、同ホテルが2011年3月に開設した、東京ディズニーランドのウエスタンランドをイメージした客室「フロンティアルーム」。客室フロアのエレベーターホールも、ディズニーランドの延長にあるような世界観を演出しているという。
タニタでは、健康維持を目的としたイベント性を加味し、歩数計の利用シーンを創出することで新たな市場を開拓していくとしている。

2011年10月7日金曜日

エレコム、学習机にお勧めのLEDデスクライト

最近枕元で本を読むことが多くなったので、これくらいのサイズの小さなライトが欲しいです。値段も1万円前後で、省エネにも気を使っているところはいいですね。

エレコムは、学習机など勉強用途向けのLEDデスクライト「ELESHINING(エレシャイニング) LEC-SG01C07」を、10月上旬に発売する。希望小売価格は10,290円。
光源にLEDを採用したデスクライトで、勉強や読書向けの蛍光灯卓上スタンドの規格「JIS規格A形基準(JIS C 8112)」に相当する明るさを備えた点が特徴。光源の真下から40cm離れたところの明かるさは約1,000lxで、子供の勉強机で使用しても十分な光量が保てるという。
また、光は全体に均一に発光する「面発光」タイプで、影の重なりや光を抑えることで、目にやさしく、柔らかな光で手元が照らせるという。さらに、チラツキも抑えており、長時間使用しても目が疲れにくいという。
セードの角度は170度に調節可能。使用しない時には、折りたたんで収納したり、別の部屋に移動できる。
機能面では、触れるだけで点灯し、4段階の明るさ調節もできる調光タッチ式スイッチを採用する。
本体サイズは、使用時が415×170×375mm(幅×奥行き×高さ)で、収納時が170×170×450mm(幅×奥行き×高さ)。重量は1.5kg。消費電力は約6.5W。設計寿命は40,000時間。色温度は昼光色(6,000K)。全光束は240lmで、高さ40cmの直下照度は約1,000lx。本体カラーはブラック、ブルー、ピンク、ホワイトの4色が用意される。

2011年10月6日木曜日

パナソニック、こびりつきを抑えてスムーズに調理できるホットプレート

油要らずでしっかり両面焼けるというプレートは、ホットケーキや焼肉をするなどの大人数の調理をするときに便利そうです。

パナソニックは、料理がこびりつきにくいコーティングを採用したホットプレート「NF-WM3」を、10月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は17,000円前後。
焼肉やホットケーキなどの調理に使えるホットプレートで、プレート表面に、こびりつきにくい「マーブルコート」というコーティングを採用した点が特徴。スムーズに調理できるという。
プレートは平面プレートのほか、焼肉用、たこ焼き用も付属。片付けの際にすべてのプレートをまとめる「収納ホルダー」も付属する。
本体サイズは609×355×152mm(幅×奥行き×高さ)。消費電力は約1,350W。本体カラーはシルバー。
下位モデルとして、NF-WM3からたこ焼きプレートと収納ホルダーが省かれた「NF-WM2」も発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は14,000円前後。

2011年10月5日水曜日

米アマゾンがタブレット端末を発表、価格はアイパッドの半値以下


iPadのように電子書籍を読むのに役立ちそうなキンドルですが、7000円~8000円で購入できるということで話題を呼んでいます。しかし、日本語には対応していないみたいなので、国内向けの生産も検討していただけるとありがたいですね。

米アマゾン・ドット・コムは28日、待望のタブレット型端末「キンドル・ファイア」を発表した。価格は199ドルと、米アップルの「iPad」の半分以下に設定。アナリスト予想のおよそ250ドルも下回った。
タブレット型端末市場はアップルの独擅場となっており、キンドル・ファイアが強力な対抗馬になるとみられている。
画面サイズは7インチで、クラウドを利用した無料のデータ保存サービスを提供するほか、「アマゾン・シルク」と呼ばれる新たなインターネットブラウザーを搭載した。11月15日の出荷開始を見込んでいる。
アマゾンはまた、タッチスクリーン型の新型電子書籍端末「キンドル・タッチ」もあわせて発表した。価格は99ドルから。また従来型の「キンドル」の価格を99ドルから79ドルに引き下げた。
ベゾス最高経営責任者はニューヨークで開いた発表記者会見で、「これらは低価格の一流品だ」と述べ、「何百万台も販売していく」とした。
多くの電子商品・サービスを手掛ける同社にとって、これらを直接消費者に届けることのできるキンドル・ファイアのような機器を自前で持つことは、非常に重要な意味を持つ。また電子商品以外のオンライン販売も後押しするとみられている。
デットウィラー・フェントンのアナリスト、マーク・ガーバー氏は「価格競争を背景に激しい商戦が予想される」と指摘。今年の年末商戦では、キンドル・ファイアの販売台数が300万台以上に達し、タブレット型端末市場で一気に第2位に躍り出るとの見通しを示した。
ただタブレット型端末市場への参入は厳しいのが現状だ。ヒューレット・パッカード、モトローラ・モビリティー、サムスン電子、リサーチ・イン・モーションなども相次いでタブレット型端末を発売したが、いずれもアップルの牙城を切り崩すには至っていない。
アマゾンは「キンドル・ファイア」の販売で、ベストバイなど従来型の店舗を活用する。
家電量販店大手のベストバイは28日、年末商戦に向け全店舗で「キンドル・ファイア」を展開すると発表した。事務用品販売大手ステープルズもまた、年末の繁盛期前にキンドルの販売を開始すると明らかにした。
ベストバイのブライアン・ダン最高経営責任者は「ギフトとしてキンドルは今年のヒット商品になるだろう」と述べた。
アマゾンは2007年に最初のキンドルモデルを発表。当初は同社オンラインのみで販売し、その後、2010年の年末商戦からベストバイでの販売を始めた。
今回競合となる小売店で販売することで、アマゾンはできるだけ多くの消費者に「キンドル・ファイア」を広め、タブレット端末市場への参入を急ぐ構え。

2011年10月4日火曜日

イーフロンティア、クリプシュ製スピーカーを家電量販店やオーディオ専門店で販売

オーディオマニアの方には朗報ですね。オンラインで買えるなら別に店頭で売ればいいんじゃない?と考える人もいるとは思いますが、スピーカーは数万円する製品なので、実際に音や外観の品質を確かめたいという人は多いはずです。

イーフロンティアは9月28日、これまで同社オンラインストアのみで取り扱っていたクリプシュ製スピーカーを、9月30日より全国の大型家電量販店やオーディオ専門店でも販売開始すると発表した。
今回販売が開始されるのは、クリプシュのホームオーディオ製品ラインアップのうち「Reference」「Synergy」「Gallery」シリーズの各製品だ。いずれもクリプシュ独自のホーン技術「Tractrix(トラクトリクス)ホーン」を採用し、高能率かつ低歪、無駄のない指向性、フラットな周波数特性、広ダイナミックレンジを実現。小さいアンプ出力でより高い音圧を可能にしているという。また「Reference」シリーズのウーハーには湿度や温度の変化に強く、耐久性に優れた「Cerametallic(セラメタリック)」素材が用いられている。

2011年10月3日月曜日

デロンギ、メタルボディでカラフルな電気ケトル

最近の家電のデザインは、消費者側に多少選べる幅を設けてありますね。こないだウォシュレットが様々なカラーバリエーションで販売されていたのに驚きました。

デロンギ・ジャパンは、メタルボディでカラフルな電気ケトル「デロンギ Kmix boutipue(ケーミックス ブティック) SJM010J」を9月23日より発売する。希望小売価格は10,500円。
ステンレス製のメタルボディを採用した電気ケトル。同社によると、電気ケトルの所有率は未だ20%台で、今後も市場拡大の可能性があるとしている。特に20~30代の層では購入意向率、普及率共に高いという。これらの調査結果から、Kmix boutipueは20~30代をターゲットとし、開発を進めたという。
まず、デザイン面では「他社との差別化を図るため」(デロンギ・ジャパン マーケティング部 次長 龍造寺昌信氏)、ステンレス素材のメタルボディを採用。本体カラーは「ビタミンカラー」のマゼンダ/ブルー/グリーン/イエロー/オレンジの5色を用意する。
本体容量は0.75mlで、カップ一杯(約140ml)を約70秒で沸騰できるハイパワー設計とした。本体のベース直径は135mmとし、キッチンだけでなくリビングでも置けるコンパクトなサイズを採用する。
使い勝手の面では、取っ手のボタンを押すと本体のフタが開く構造としたほか、グリップには滑りにくい素材を採用した「SURE GRIP(シュアグリップ)」を採用する。
本体サイズは135×210×210mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.2kg。電源コードの長さは1.2m。消費電力は1,150W。

2011年10月2日日曜日

デロンギ、ECO運転で20%節電できるオイルヒーター

自宅でペットを飼っていたことから、空気を汚さない暖房に注目していました。しかし、電気代がかかるという妻からの猛反対を受けて去年は見送りました。こちらには省エネ運転モードが搭載されているので、これならもしかしたらウチでも使えるかもしれません。

デロンギ ジャパンは、ECO運転を搭載したオイルヒータ「デロンギ・オイルヒーター ドラゴンデジタル TDD0915W」を発売する。希望小売価格は64,800円。
同社が日本向けに開発を進めたオイルヒーターの新モデル。オイルヒーターとは、ヒーター内部に密閉された難燃性のオイルを温め、そのオイルを本体のフィン(放熱板)に循環させ、輻射熱で室内の空気を暖める暖房器具。発火や燃焼を伴わず、温風やニオイも発生しないため、安全性が高く、おだやかに暖めるられる点が特徴。
新製品のドラゴンデジタルでは、同社のオイルヒーターとしては初めて「ECO運転」を搭載したほか、日本ユーザー向けに使い勝手を改善した。
今機種から新たに搭載された「ECO運転」では、設定温度に合わせた最適な運転を自動で行なう。本体には、600Wと900Wのヒーターが1つずつ搭載されており、通常運転時はこの2つのヒーターをフル稼働させ、1,500Wのヒーターを使用。室内が設定温度に達すると、一度ヒーターを切り、室温が下がってくると再び1,500Wのヒーターを使用する。
ECO運転選択時は、運転開始から設定温度に達するまでは1,500Wのヒーターを使用、その後、室内が設定温度に達した後の間欠運転の際には、600Wあるいは900Wのヒーターを使用し、消費電力を抑えるという。また、一度室温が上がると下がりにくいというオイルヒーターの特性を活かして、ECO運転選択時は、設定温度よりも1~2℃低い設定温度で運転を行なう。これらの構造により、消費電力は最大約20%の低減できるという。
そのほか、運転モードとしては、温度設定による暖房運転のほか、消費電力を切り替えての運転にも対応する。本体にはマイコンを搭載しており、温度センサーで室温を感知し、自動で運転を制御する。
使い勝手の面では、日本のユーザーから出た不満点をもとにコントロールパネルや、リモコンの操作面を改善した。コントロールパネルは、デジタル式を採用。これにより、アナログタイマーを使用していた従来モデルで問題点とされていたタイマー設定時の「カチカチ」という音が解消されたほか、温度設定などの操作もより簡単にできるようになった。
また、本体に収納できるリモコンも新たに搭載した。これにより、本体でチャイルドロック(子供が操作できないように、操作ボタンにロックをかける機能)設定をしている時でも、リモコンによる操作が可能になったという。
そのほか、キャスターや持ち手部分の形状も改善。キャスターは床に傷が付きにくいラバー素材を採用したほか、従来は前方のみにあった持ち手を後方にも備えた。
デロンギ・ジャパン マーケティング部 次長 龍造寺昌信氏は、新モデルのドラゴンデジタルについて「今回の製品はデロンギ本社のR&Dチームと、デロンギ・ジャパンとで共同で開発を進めたもの。より使い勝手がよく、日本の皆さまに受け入れられるものを目指した。オイルヒーターのコアターゲットは0~6歳までのお子様がいる家庭ではあるが、機能性を持たせることによってさらに多くの皆さまにオイルヒーターの良さを知ってもらいたい」と語った。
本体サイズは265×530×660mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は16.5kg。フィンの枚数は9枚で、適用畳数は4~10枚。消費電力は最大1,500W。
下位機種として、フィンの枚数が7枚で、適用畳数が3~8畳の「TDD0712W」と、フィンの枚数が8枚で通信販売限定モデルの「TDD0815B」も同時発売する。これらの機種にはECO運転は搭載していない。
希望小売価格はTDD0712Wが59,800円、TDD0815Bが60,800円。
なお、今回の製品発表会は東京 恵比寿にある家具ショップ「ARFLEX(アルフレックス)」で行なわれた。「家具の中で製品を見ていただくことで、よりイメージがわきやすいと思い、今回の場所を選んだ」(龍造寺昌信氏)という。
ARFLEXは、デロンギと同じイタリアの家具メーカーということもあり、今回のコラボレーションが実現したという。

2011年10月1日土曜日

テルモ、おサイフケータイにデータが送れる女性用体温計

女性にとって、自分の体温を管理することは妊娠を含めた今の体調を知るためのバロメーターになります。ケータイで管理できるようになれば、医者に行くときもそのデータを見せたりしやすくなるので良さそうです。

通常の体温測定だけでなく、基礎体温も測れる女性用の体温計。基礎体温とは、安静にした状態の体温のこと。女性の体温は周期的に約0.3~0.5℃の範囲で変化しており、この基礎体温を把握することで、自分の体調を知ることができる。基礎体温を測るには、毎日同じ時間に、口腔内で検温する必要がある。
W520では、ソニーが開発した非接触ICカード技術「FeliCa」に対応した点が特徴。対応するリーダーが接続されたパソコンや、対応する携帯電話にかざすと、測定データを簡単に送信できる。なお、対応する携帯電話はNTTドコモ、Softbank、au各社のフィーチャーフォン(おサイフケータイ)のみで、スマートフォンには対応しない。
データ通信機能によって、WEBサイトやアプリとも連携できる。同社が運営する女性向け健康情報サイト「カラダと話そう」では、基礎体温を記録する無料ソフト「WOMAN℃アプリ」を提供している。また、株式会社エムティーアイが運営する“女性のための健康情報携帯サイト”「ルナルナ」では、グラフ化やデータの管理ができるという。なお、ルナルナの利用には、別途有料の会員登録が必要。
測温範囲は32.00~42.00℃。小数点第2位まで測定できるため、微妙な温度変化を検知できる。測定にかかる時間は、平均約20秒。
機能面ではほかに、480日分のデータを自動的に記憶し、グラフでも表示する。また、次回の生理予定日と排卵予定日を知らせる機能も搭載している。
本体サイズは130.4×29×19.5mm(幅×奥行き×高さ)。重量は27g。電源はリチウムボタン電池CR2032が1個付属する。毎日使用した場合の電池寿命は最長1年。
なお、データ通信機能を省略した女性用体温計「WOMAN℃(ウーマンドシー) W520 スタンダードタイプ」も同時に発売する。希望小売価格は5,280円。