節電が叫ばれるようになってからわたしも冷房と兼用してサーキュレーターを使うことが多くなりましたが、広いリビングなどでは以前よりも確かな効果を感じることができました。
2011年、低電力扇風機「GreenFan2(グリーンファン2)」をヒットさせたバルミューダが、10月17日より一般家庭・オフィス用サーキュレーター「GreenFan Cirq(グリーンファン・サーキュ)」を発売開始した。価格は1万9800円。
グリーンファン・サーキュにはバルミューダ独自の二重構造の羽根「グリーンファンテクノロジー」を採用。この羽根と風の直進性を高めるファンガードによって、一般的なサーキュレーターとは異なる質の風を実現し、15m先の空気も動かす圧倒的な送風性能を持つ。
風量切り替えは4段階。1畳から30畳までの部屋に対応するので、オフィスでも十分に使用できる。
また、DCブラシレス・デジタルモーター搭載により、最小消費電力はわずか3W。最大風量の場合でも20Wと、一般的なサーキュレーターの消費電力(約20~40W/同社調べ)より圧倒的に低い。グリーンファンを生み出したバルミューダならではの製品だ。
また、グリーンファン・サーキュで空気を循環させ、室内温度のムラをなくすことにより、冷暖房効率を高めるという。通常、空気の流れがない部屋の場合、暖かい空気は天井付近に、冷たい空気は床付近に溜まりやすい。サーキュレーターはもともとこうした空気の滞留を解消するために使用するが、グリーンファン・サーキュは特に、温度層を効率よく破壊し、室温を一定に保つ。
部屋の温度変化のサーモグラフィー比較(バルミューダ提供)
※上記はグリーンファン・サーキュは最大風量設定(20W)、一般的なサーキュレーターは羽根径20cm、最大風量設定(約40W)で比較したもの。本体寸法は幅340mm×奥行き256mm×高さ360mm、製品重量約2.5kg。動作電力AC100V 50/60Hz(AC アダプター付属/コード長さ2.5m)。カラーはホワイト×ブラックの1種類。風量調整は4段階。リモコン付属。バルミューダ・オンラインストア他、インテリアショップ、家電量販店、カタログ通販などで販売中。