2011年10月20日木曜日

「auショップ」はiPhone 売る気あるのか店内にポスターやポップすらない

わたしも携帯をスマートフォンにしようかと考えています。今使用している会社がauで、iPone4sが最新のスマホとして機種変しようとしている候補に入っていますが、ソフトバンクから出ているiPoneと違って通信と通話ができないというデメリットが自分の中ではネックになっています。

「auショップ」に「iPhone」を売る気力が感じられないーーこんな感想がネット上にたくさん出ている。
国内で「iPhone」はソフトバンクの独占販売だったが、2011年10月からKDDI(au)が鳴り物入りで最新機種「iPhone 4S」の販売に参入。携帯電話業界の勢力図が変わるのではないか、とまで言われているのに、いったいどうしてしまったのか。
量販店はソフトバンクの予約コーナーのみ
東京・新宿にある「auショップ」を2011年10月19日の昼に訪ねてみた。ある大型家電量販店の入り口にはソフトバンクの「iPhone 4S」の販売を告知する大きな看板が何枚も並んでいたが、「au」のものは無かった。売り場に行くと、ソフトバンクの「iPhone 4S予約コーナー」はあったが、「au」は無い。なぜ予約コーナーがないのか、「au」のシャツを着た店員に聞くと、「あちら(ソフトバンク)の方がお客さんが多いから」という返答が返ってきた。路面店に行ってみると、「iPhone 4S予約受け付けます」という看板を出しているショップもあるのだが、看板どころか、店内にポスターやポップすら見当たらないショップもある。その店員に「iPhone 4S」は売っているのか、と聞くと「うちは金曜日に入荷しますので金曜日に来て下さい」と言っただけで、予約の勧誘はなかった。ネットには「iPhone売る気ゼロ?auショップの悲しい現状」などといったまとめサイトもあり、様々な報告が並んでいる。そこには
「今日予約しにいったら代理店なのだろうけどしきりにiPhoneをdisってAndroidばかり進められた」「たしかに、売りたい感じがしないというか、そのへんが不安なんですよねぇ」「急な方針転換で代理店はやってられないという状態なんやろね」といったコメントが出ている。
iPhoneだけ売れてしまうと経営が圧迫される?
こうした「auショップ」の対応に関してフリーライターの福田和宏さんは、auショップが販売する意志や気力がない、ということではない、と説明する。これまでauはAndroid、Windows Phoneを扱ってきたがそこにいきなりiPhoneの販売をするという通達があった。ショップの多くは直販ではなく販売代理店だ。「iPhoneに関する知識、操作方法などの訓練が十分でない店は、『顧客のサポートをしきれるのか』という不安があり、また、どう売るのがベストかなど、戸惑っている状態なのです」また、KDDI本社の戦略も影響していると福田さんは見ている。KDDIはAndroid、Windows Phone、そしてiPhoneと幅広い品揃えが強みだが、iPhoneに関しては、高収益となるコンテンツ収入がアップル主導になっている。そのため、仮にiPhone だけが売れるてしまうと、収支が悪くなる恐れもある。AndroidとiPhoneの販売バランスをどうするか、その戦略を徹底することが重要だ、というのだ。