2011年3月25日金曜日

女性のテレビ購入は量販店の売り場勝負?

機能とかを色々つけている物よりも、デザインで選んでいそうなイメージがあります。パッションピンクの花柄とかにしたら、奇抜でインパクトがあって売れそうです!

クロス・マーケティングは3月23日、「女性の家電製品の購入実態に関する調査」を発表した。それによると、テレビの購入に際してはメーカーやブランドをさほど重視していない実態が明らかになった。
「購入店訪問前のメーカー・ブランドの決定状況」では、TVゲーム(89.4%)、ポータブルゲーム機(88.2%)、iPod(85.7%)、スマートフォン(77.7%)などは購入前にメーカー・ブランドを絞り込んでいるのに対して、デジタルカメラ(44.4%)、パソコン(43.6%)、地デジ対応テレビ(43.2%)では軒並み50%を割り込んだ。後述する「購入先チャネル」で「家電量販店」が86.4%と高率であるのも併せると、多種多様なモデルがひしめき合うテレビやデジカメなどでは、店員のアドバイスを聞いてから購入したいという女性ならではの購買傾向が伺える。
地上デジタル放送対応テレビの購入きっかけについては、1位「地上デジタル放送に対応するため」の65.9%に次いで、「壊れてはいないが、エコポイントを利用したかったから」が35.2%の2位となり、エコポイントによる買い換え需要促進効果は、女性に対しても大きな影響を及ぼしていることが裏付けられた。BDレコーダーの購入動機は、地デジ対応テレビの購入に引きずられた結果だろう。
購入先については、全世代を通じてヤマダ電機やビックカメラとった家電量販店が圧倒的に多く、平均で86.4%もの女性が利用している。2位以下にはメーカーや販売店のWebサイトを利用する通信販売が続いているが、いずれも10%前後にとどまった。現在はネットショップや通販サイトなど自宅にいながらショッピングが楽しめるが、家電製品のような高価で長く使う買い物の場合は、実際に製品を目で見て購入したいというニーズが根強く残っているようだ。
今回の調査は、関東地区(東京、神奈川、千葉、埼玉)在住の18歳以上の女性を対象にしたもので、2011年の2月までの過去1年間における家電製品の購入状況(購入のきっかけや購入先など)について、インターネットを使ってリサーチが行われた。有効回答数は3789件。