2011年9月19日月曜日

マンション100世帯で家電が一斉に爆発、近くで電気工事が原因か?

何でも爆発してしまうのが中国のクオリティーですが、今回の惨事はかなり広い地域一体で起こったことのようです。以前爆発したものの中で、トマトが含まれていたことに最近驚きました。

重慶市内の沙坪簸渝碚路で3日午後3時過ぎ、マンション2棟の住宅100世帯で、家電製品が一斉に爆発した。被害は住宅だけでなく、同じ建物に入居していたホテルやインターネットカフェにも及んだ。原因は分かっていないが、近くの変電施設を修理しはじめた直後の爆発で、高圧電流を家庭などに流した可能性があるという。重慶商報が報じた。
マンション住人のひとりによると「テレビを見ていたら、いきなり『バン』という音とともに爆発した。たまげた」という。別の住人は、「妻とテレビを見ていたら、『バン』という音を立てて画面が真っ暗になり、機械部分から煙が噴き出た。同時に、家にあった冷蔵庫、エアコン、パソコンも爆発して煙を噴き出した。急いでブレーカーを切り、外に飛び出した」と語った。他の住人も電化製品の爆発に驚き、続々と建物の外に出てきたという。
マンションの建物内にあるホテルを経営している女性によると、「10部屋ある客室のテレビと空調が、突然爆発した。怖くてたまらず、外に逃げた」という。
インターネットカフェを経営している男性によると、店内にあるパソコン本体100台とモニター、天井の照明が一斉に爆発した。「ほとんど満席状態でしたが、お客様には避難していただき、幸いなことにけが人はでませんでした。従業員4人も、大急ぎで逃げました」という。
同男性によると、3日には午前から電圧が低い状態が続き、パソコンの約半数が作動しなくなった。送電会社に連絡して苦情を言ったところ、しばらくして作業員が来て店の近くの変電施設で作業をしはじめた。それから約10分後に、店内のパソコンなどが爆発したという。
送電会社は、「家電などが一斉爆発した原因は今のところ不明」と説明したが、変電施設で工事をした作業員が誤って、高圧電流を家庭などに向けて送ってしまった可能性が高いとの指摘がある。