2011年9月6日火曜日

ベスト電器、テレビが最大21時間使える容量4,800Whの家庭用蓄電池

依然として価格が高いことがネックになっていますが、使用時間は実用的なレベルにまで上がってきましたね。もしものときの保険で、一台あると便利そうです。

ベスト電器は、家庭用の蓄電池「4,800Wh型」を、ベスト電器直営店で9月1日より予約を受け付けると発表した。販売価格は168万円。
電気容量4,800Whのリチウム鉄電池を搭載した蓄電池。フル充電時の場合、扇風機が約32時間、32インチの液晶テレビが約21時間、500Lの冷蔵庫が約16時間使用できるという。また、携帯電話は約300台分充電できるという。最大出力は900W。
また、屋内分電盤と接続することで、普段は電力会社からの一般電源から蓄電し、停電時には太陽光発電から蓄電できる。
本体サイズは約500×600×450mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約100kg。出力はAC100V 15Aのコンセント2口。繰り返し使用回数は1,000サイクル。
下位モデルとして、容量が2,400Whの「2,400Wh型」も発売する。価格は128万円。使用時間の目安は、扇風機が約15時間、32インチの液晶テレビが約10時間、500Lの冷蔵庫が約32時間。携帯電話の充電台数の目安は約150台分。
基本的な仕様は4,800Wh型と同じだが、重量は約60kgと軽い。また、2,400Whの蓄電池の増設にも対応する。
蓄電池はいずれも荏原ユージライト社製。ベスト電器では、東日本大震災以降の電力不足や停電などによる省エネ意識の浸透で、「電力をためておきたい」という蓄電ニーズが高まっているとしている。