2011年11月19日土曜日

東芝、業界初のタッチキー操作のエコキュート

これから寒くなるので暖かいお風呂にゆっくりと浸かりたくなりますね。うちの湯沸かし器は最近予約してもお湯が沸いていないときがあるので、そろそろ新調したいところです。

東芝キヤリアは、業界で初めてリモコンにタッチキーを採用したエコキュート「ESTIAフルオートタイプ」シリーズ7機種を2012年1月に発売する。希望小売価格は743,400~885,150円。
エネルギーを見える化し、省エネ効果を高めたエコキュート。台所リモコンと浴室リモコン画面には、タッチキー操作の「光タッチリモコン」を新たに採用した。光タッチリモコンでは、次のキー操作を光と声でナビゲートし、見やすさと操作性が向上したという。
リモコンのカラーはブラックとシルバーの2色で、インテリアに合わせて選べる。画面の表面はフルフラットなため、汚れをサッとひと拭きで手入れできるとしている。
節水、省エネ機能では、エネルギーを見える化するいくつかの「NaVi機能」を搭載している。
まず「給湯量NaVi」では、入浴時のシャワーなどの給湯使用量をリアルタイムで表示し、自分や家族の使用量をチェックできる。
「どれだけNaVi」では、現在の残湯量によって、あとどれだけお湯が使えるかを数値で表示。お湯の出しっぱなしによる無駄を軽減する効果があるという。
また、今回新たに搭載した「省エネモニター」では、過去1週間のお湯の使用量、お湯を沸かす際の消費電力量、風呂の保温時間、追いだき回数の、累積と平均をそれぞれグラフと数値で表示。これにより、風呂の保温時間を短くしたり、追いだき回数を減らすなど、ユーザーの省エネ行動に役立つとしている。
このほか、リモコンには「せつやく」キーを搭載。自動の沸き増しを一括でカットする「自動沸き増し」禁止設定などが可能という。
衛生面では、貯湯ユニットの外装に汚れが付きにくい「美コート」を採用。貯湯ユニットを屋外に設置しても、雨筋汚れが付きにくいという。
さらにハイグレードモデルには、除菌・防臭効果を発揮する「銀イオンの湯」機能を搭載する。銀イオンの湯機能とは、風呂の湯はり回路に、同社独自の銀イオン発生ユニットを搭載し、気になる風呂のお湯の臭いや浴槽のヌメリを抑制するなどの除菌・防臭効果があるという。また、風呂配管にも銀イオンが届くため、配管表面の細菌の繁殖を抑え、掃除の手間を減らすとしている。
同社では、一度の湯はりで家族全員が快適に入浴でき、残り湯は洗濯などにも使えるため、節水に役立つとしている。
また新たな機能として、家族数や入浴時間、洗濯の時間などに応じて、銀イオンの量を「多め/標準/少なめ」の3段階から選べるようになった。具体的には、家族が少なく入浴時間が短い人や、夜の間に残り湯で洗濯する人は「少なめ」、夏場など臭いが気になる季節や、来客でいつもより入浴人数が多い時は「多め」にすれば、快適な銀イオンの湯をムダなく使えるという。