2011年11月30日水曜日

パナソニック、レアアース高騰を受け、蛍光灯の一部製品を値上げ

中国がレアアースを独占しているからこういうことが起きるんですね。しかし、代用品の開発も着々と進んでいるようなので、レアアースを使うこと自体が時代遅れになりそうです。

パナソニックは、蛍光灯の一部製品の価格について、製品の材料となるレアアースの価格高騰を受け、2012年1月1日から出荷する一部製品について値上げすることを発表した。
引き上げの対象となるのは、蛍光灯のうち一部製品。具体的な製品名については現在公表されていないが、引き上げ率は、直管蛍光灯で19~20%、丸形蛍光灯で14~15%、電球形蛍光灯で20%、ツイン形蛍光灯で19~20%になるという。目安として店頭での価格は100~200円ほど上がるという。
レアアースは、蛍光灯の主要材料である蛍光体に使用されており、日本では主に中国からの輸入に頼ってきた。しかし、近年中国が資源保護に取り組み始めたことから、価格が高騰している。
パナソニックでは、レアアースの価格高騰が、製品の製造コストを著しく押し上げており、製品を安定して供給していくために、価格の引き上げに踏み切ったとしている。