大人気のプラズマクラスター機能を、夏場や冬場でよく使うエアコンに搭載されたのがこのモデルです。フィルターにカビなどが発生しやすかった問題を抱えているエアコンでも、プラズマクラスターを放出することによって解決しそうです。
シャープは、プラズマクラスターイオンを放出するエアコンのスタンダードモデル「B-EXシリーズ」を、12月より順次発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、6畳用の「AY-B22EX」が12万円前後、18畳用の「AY-B56EX」が20万円前後。
同社のエアコンではスタンダードモデルに当たるエアコン。最上位モデルの「B-SXシリーズ」では、室内機の送風口に、風の分散を抑える「ロングパネル」構造を採用しているが、B-EXシリーズでは一般的なエアコンと同様、ルーバー式となっている。
特徴としては、同社の除菌・脱臭技術であるプラズマクラスターイオンの放出機能を搭載した。脱臭、美肌効果や、エアコン内部のカビの発生を抑える内部洗浄効果もあるという。また、冷暖房のオフシーズンに単独運転し、部屋の空気も除菌できるという。イオン濃度は1立方cm当たり25,000個。
省エネ機能では、自動で節電する「日射センサー」と「照明センサー」を搭載。部屋に日差しが差しこむ日中は、自動で暖房を控えめにし、また就寝時に部屋が暗くなった場合には、自動で設定温度を緩める。
メンテナンス面では、フィルターの自動掃除機能を備えた。掻き取ったホコリはダストボックスに溜める。また、熱交換器のフィンには有機系親水性コーティングが施されており、冷房時と除湿時に発生するドレン水でフィンを自動で洗浄する仕組みになっている。
室内機の本体サイズは、全機種共通で790×285×268mm(幅×奥行き×高さ)。10畳向けの「AY-B28EX」のスペックは、暖房時の消費電力が約840W、冷房時が約705W。APFが5.8、期間消費電力量が967kWh。2010年度目標の省エネ基準達成率は100%。