2012年2月1日水曜日

VERBAL、グラソー トリプルエックスとのコラボで盛大なビタミンパーティー

健康には良さそうなイベントですね。ダンスを踊りながらタイトルで紹介しているアイソトニック飲料とることは、科学的にもその効果が実証されています。当日は普通に配られていたらしいので、無料トリプルエックスを楽しめるチャンスを味わってみたかったものです。

ハッピー・ハロウィン! 秋の季節のイベントとして日本でも定着しつつあるハロウィンパーティーで、今年も様々な仮装をした人達がこの合言葉を高らかに響かせていたに違いない。そして、そのなかでもこの<グラソー ハロウィンパーティー>は、一際盛大なパーティーになったこと間違いなし。m-floのVERBALがプロデューサーを務め、豪華なセレブリティ・ゲストと日本のトップDJ/クリエイターが集結したレアなイベントの模様をレポートしよう。
渋谷にオープンしたばかりのSOUND MUSEUM VISIONで開催された今回のハロウィンパーティーは、ニューヨーク生まれの飲料ブランド「グラソー ビタミンウォーター(以下グラソー)」とm-floのVERBALのコラボレーションにより実現した一大イベント。
その幕開けを飾ったのは、ハロウィンらしくドレスコードは“マスク”という今回のパーティーを記念して開催された「グラソー ハロウィンマスクコンテスト」のグランプリ発表。『世界一「!」なマスク』というテーマで、自由な発想のマスクを一般から募集したコンテストの上位5名が勢ぞろいしたステージはじつにカラフル。そして、“ゾンビの花嫁”をテーマにしたウェディングドレス姿の男性応募者の“薔薇ノ悪夢”など個性豊かなマスクが揃うなかで優勝をさらったのは、まさにハロウィンにピッタリな、60年代のポップアート風な女性とかぼちゃのおばけを融合させた見事に精巧な作りのマスク。その司会を務めた人気放送作家倉本美津留氏は巨大アフロ&金ピカ巨大アクセサリーという超ファンキーなコスチューム、プレゼンターのモデル菜々緒もマスクを手に、かぼちゃカラーの鮮やかなオレンジ色のドレスで登場してハロウィン気分を一層演出する。
そんな華やかなステージへさらに加わったイベント・プロデューサーのVERBALは、おばあさんにおんぶされた赤ちゃんというユニークで気合いの入ったコスプレで登場。「一年にたくさんのパーティーがあるなかで、自分の個性をさらけ出して良い日というか」。そんなコメントどおり自らも個性をさらけ出しイベントを楽しんでいる雰囲気が全開のプロデューサーは、各界から招かれた多彩なセレブリティ・ゲストとトーク・セッションも展開。
そのなかでも特に華やかだったのは、あの杉本彩とのツーショットだ。「ダンスパーティーに行った魔女」と今日のファッションのイメージを語った美女と、VERBALの赤ちゃんコスプレが並ぶというジャンルレスなセッションで楽しませてくれたのも、今回のレアなハロウィンイベントならではの醍醐味だ。
イベントの後半は、招待された、ファッション、音楽など様々なジャンルの個性的な人たちも入場してパーティーはさらに佳境へ。会場のSOUND MUSEUM VISIONギャラリーなども併設された約1500人収容可能の大型ライブスペースで、この日は「フォーカス」「トリプルエックス」「ウェイクアップ」「パワーC」「リブート」から成る「グラソー」の商品ラインナップに合わせて5種類の異なるイベントスペースが設置され、人気エレクトロニック・ミュージック・デュオTHE LOWBROWSを始めとする豪華DJ陣がプレイを披露。各フロアからバラエティに富んだ音色とビートが響き渡るなかで、ほうきを手にした「魔女の宅急便」のメイちゃんやクマのかぶりものなどバラエティに富んだコスチュームで、会場に訪れたオーディエンスが思い思いのスタイルでハロウィンパーティーを満喫していた。
そして、イベント後半のハイライトはなんといっても、「グラソー」の「パワーC」をモチーフにしたステージである「VERTI5」だ。オリジナルアルバム『MADEMOWORLD』を10月5日にリリースしたばかりのマドモアゼルユリアをトップバッターに、続くDEX PISTOLSのプレイではセレブリティ・ゲストとして登場した林家ペー・パー子師匠がフロアで踊りまくり。おなじみのピンク色のいでたちが眩しいお二人とDEX PISTOLSの疾走感豊かなビートのコラボも、杉本彩&VERBALにも負けないまさしくジャンルレスなコラボだ。その後もFantastic Plastic Machineこと田中知之、さらに大沢伸一という日本が世界に誇るトップ・クリエイター陣が登場し、個性豊かな仮装で全身を彩ったオーディエンスを熱狂させた。
豪華絢爛なDJ陣が集結したイベントのなかで、その中心を担ったのはもちろん今回のプロデューサーであるVERBAL。重厚な音色でフロアの人波をグルーヴさせ、かと思えばm-floの「miss you」は美しい女性ボーカルとドラムンベースチックなアッパー・ビートが融合、会場の熱気をさらに上昇させていく。さらにステージにはゲストが次々と招き入れられ、ICONIQとはマドンナの「Like a virgin」を披露、マジシャンのセロはVERBALが放つビートをバックに火の点いた煙草を手の中で見事に消滅させ……。「冷やし中華始めました!」AMEMIYAが登場した際にはVERBALもあのメロディを高らかに叫ぶなど、普段は決して見られない共演に拍手喝采が巻き起こる。
その豪華イベントを締め括ったのは、VERBALと盟友の☆TAKU TAKAHASHIだ。m-floとしてDJブースに並び立ち、“かぼちゃのお化け”ならぬ『妖怪人間ベム』や『ゲゲゲの鬼太郎』の日本の妖怪をフィーチャーしたアニメの名フレーズや、『世にも奇妙な物語』で有名な「ガラモン・ソング」のあの不穏なメロディを駆使したりと、遊び心豊かなプレイが痛快。VERBAL自身もステージを躍動しながらアグレッシブなラップを披露し、ハロウィンの夜を刺激的なステージで締め括った。
今回で第2回目となったこの「グラソー ハロウィンパーティー」、日本のハロウィンの風物詩的なイベントとして来年も開催されることを期待して待とう。