新しい規格で統一することによって、さらに電気を管理のしやすい体制になるようです。
経済産業省は24日、スマートメーター(次世代電力計)と家庭用エネルギー管理システム(HEMS)の連携を可能にする規格の統一を正式に決めた。
国内規格を統一することでコスト削減と早期の普及をはかる。普及すれば、電力会社は電力需給に応じた柔軟な電力料金が設定でき、家庭では電力使用の状況を把握して自動的な節電を行うことなども可能になる。
規格の統一は、パナソニック、東芝などの電機メーカーや住宅会社、電力会社などが参加する「スマートハウス標準化検討会」で合意した。具体的にはスマートメーターに、電力の使用状況を電力会社と利用者双方がリアルタイムに確認できる機能を搭載する。HEMSとの組み合わせで、優先度の低い家電製品を自動的に停止させることなどもできるようになるという。