2012年3月16日金曜日

東芝、水銀ランプを置き換える街路広告用LED電球

外で使われることを目的として開発されたので、耐久性や寿命などが従来のものより大幅にパワーアップしています。

東芝ライテックは、160Wの水銀ランプと、ほぼ同等の明るさを実現したLED電球「反射形(チョークレス水銀ランプ形)19.0W LDR100/200V19N-H」を3月21日より発売する。希望小売価格は29,400円。
屋外看板や広告用照明に用いるE26口金のLED電球。同用途に広く使われている「チョークレス水銀ランプ 160W形」と、ほぼ同等の明るさ、本体サイズ、配光角を実現している点が特徴。
消費電力は19W。定格寿命は4万時間。水銀ランプと比較して、消費電力は約88%抑え、寿命は約6倍に伸びた。4万時間使い切った場合、電気代に換算すると約124,000円の節約になるという。長寿命で、取り替え回数が少ないため、高所への設置にも適している。
全光束は1,600lm、本体サイズは120×157mm(外径×全長)。配光角は、同社独自の光学設計による110度で、いずれも160W形水銀ランプに近いスペックとなっている。
光色は、色温度5,000Kの昼白色を採用し、看板照明に合う自然な雰囲気とした。平均演色評価数はRa70で、文字の入った広告をより効果的に照らせるという。同社では、160W形チョークレス水銀ランプでは得られなかった光色としている。
防水性を高めるため、前面カバーとボディの間には丸いパッキン「Oリング」、電源回路にはカバー用の樹脂ケースを備えた。口金部分には防水シリコンを配備し、万が一器具側から浸水した場合でも、ランプが浸水しにくい。
使用温度は-20℃~+35℃で、屋外でも安心して使える。電源電圧は、100/200Vに対応し、電圧が多少不安定な場所でも使用可能という。さらに、落下を防止用の「落下防止ワイヤー」も同梱する。
本体サイズは120×157mm(外径×全長)。本体重量は500g。