こないだ玄関のセンサーで自動点灯する防犯照明が誰もいないのに何度も反応していたので、おかしいなと思いながらドアをそっと開けてみると子猫がいたのでびっくりしました。
NetLED株式会社は、Wi-Fiなど無線LANを利用して、LED照明の調光管理などができるクラウド型のLED照明システム「NetLED(ネットエルイーディー)システム」を、2月20日からビジネスユース向けに販売する。導入価格の目安は10万円程度から。
Wi-Fi機能を内蔵した、40W形の直管型白色LED照明「NetLED照明管」を、インターネット上で監視・管理する“世界初”のLED管理システム。ユーザーは、同社が提供するクラウドサーバーに接続することで、NetLEDの照明が1本単位で管理できる。稼働状況、消費電力の確認といったことから、1~21W間での調光制御、電源のON/OFF、タイマー予約なども管理できる。
同社の試算によれば、NetLEDを200本設置した場合、NetLEDシステムの調光効果により、調光なしのLED照明200本と比べて、消費電力量を半減し、1年間で約20万円のコスト削減に繋げられるという。さらに、CO2排出量も半減するため、エコロジーにも貢献できるという。
NetLEDシステムを利用するには、NetLED照明管をはじめ、照明管とWi-Fiで通信する「ゲートウェイシステム」、パソコンやスマートフォンなどの操作端末が必要となる。また、Wi-Fi機能を省いた“子機”の照明管「NetLEDスレーブ管」も用意される。NetLED照明管1本で、最大3本のNetLEDスレーブ管が同時に制御できるという。
導入の際には、施設側に調光制御盤やスイッチパネル工事、配線工事などは不要。同社が提供するクラウドサーバーやゲートウェイシステム、スマートフォンやパソコン用のソフトウェアも、無料で利用できる。iPhone用のアプリは既に用意されており、iPad版、Android版は今夏にリリースされる予定。
ハードウェアの参考価格は、NetLED照明管が1本19,800円、NetLEDシステムスレーブ管が1本14,000円。ゲートウェイシステムは60,000円で、1セット当たり100本までのNetLED照明管が制御できる。
同社では、本システムのターゲットをオフィスや倉庫、工場や商業施設に設定。「外光が入る部分、そうでない部分の明るさを、時間や季節ごとに調光する」、「ひとがいる場所と、そうでない場所を調光する」といった利用シーンを想定している。
NetLED照明管の本体サイズは30×1,198mm(直径×高さ)で、重量は420g。口金はG13。色温度は4,500K~5,500K。照射角度は160度。設計寿命は約40,000時間。使用LEDは日亜化学など。