2011年6月21日火曜日

シャープ、業界初の14畳に対応するLEDシーリングライト

省スペースなトイレやお風呂の脱衣所で使用されることが多かったLEDライトも、広いリビングなどで使えないかと研究された結果、14畳という広さまで対応した製品が開発されました。これによって家庭内の照明を全て省エネ化することが可能となったため、発売前から注目されています。

シャープは、適用畳数が14畳のLEDシーリングライト「ELM(エルム) LEDシーリングライト DL-C601V」を発売した。価格はオープンプライス。市場想定価格は10万円前後。
天井に設置するリビング向けのLEDシーリングライト。同社のLEDシーリングライトは現在12畳タイプまで発売されているが、今回は広めのリビングやLDK向けに、14畳タイプが新たに追加された。同社では、14畳タイプのLEDシーリングライトについて業界初”としている。
また、LEDを採用したことにより、本体は最厚部で43mm、最薄部で8mmと薄型化。天井に設置しても圧迫感がないという。
明るさの面では、高輝度LEDを採用したことに加え、LEDの光を集光・拡散するレンズや、発光面に均一に光を導く反射板、部屋に光を広げる拡散カバーを採用。広範囲への均一な発光が可能となった。全光束は6,000lm。
さらにリモコンでは、「調色・調光機能」を搭載。シーンや用途に合わせ、リモコンのボタン1つで全110通りの明かりが選べる。
機能面では、エコあかリズム/エコ調光/エコセンサーという3つのエコ機能を搭載。最大約65%の省エネが可能になったという。
エコあかリズムでは、時間帯や生活シーンに合わせ、自動で明るさや光の色を調節する。朝の目覚めの時刻には寒色系の明るい光、夕方にはくつろぎやすい暖色系の光を灯すという。エコ調光では、人間の目が徐々に光に慣れることを利用して、緩やかに明るさを抑える。エコセンサーでは、外光などを検知し、自動で余分な明るさを抑えることで、消費電力の削減に役立つという。
本体サイズは最大690×43mm(直径×高さ)。重量は約3.8kg。消費電力は93W。定格寿命は40,000時間。