先日にやっと歯の治療が終わりました。毎日ちゃんと磨いているようでも、どうしても普通のハブラシだと隙間の磨き残しがあるようで、電動タイプに切り替えました。磨いていた時間は前と同じでも、細かい隙間や少しの力でバッチリ綺麗になります。この歳になっても歯医者の痛みにはなれないものです。
パナソニックの携帯型電動歯ブラシ「ポケットドルツ」が、来月にも累計販売本数で250万本を達成する見通しになった。同製品はパナが2010年4月に発売以来、「持ち運びできる美容家電の先駆け」(同社)として計画を大幅に上回る大ヒット商品となった。来月には新色の発売も予定しており、当初のターゲットだった若い女性だけでなく男性や介護現場向けなどにも売り込みをかける。
国内の電動歯ブラシ市場は頭打ち状態となっていたが、パナは10年4月発売の「EW-DS11」で持ち運びやすさ(長さ16センチ)や多色展開を武器に、OLなどに昼食後の“ランチ磨き”を提案。この作戦が大当たりし、同製品は当初の年間販売目標だった50万本を早々にクリアし、発売わずか半年でその倍の100万本を達成。今年1月末には150万本まで台数を伸ばしていた。
今年4月には握り部分をよりスリムにした新製品「EW-DS12」(市場想定価格4000円前後)を投入した。化粧ポーチに収まることなどをアピールするとともに、充電式電池にも対応させたのが特徴だ。さらに男性向けに黒や白も投入したことで販売ペースは一段と加速しており、足元では前年同期比3倍となる月15万本を生産している。また、7月には青や緑など限定カラーを3色追加し、計10色で展開する。
電動歯ブラシの国内販売本数は一時300万本に迫ったが、近年は200万台前後で伸び悩んでいた。しかし、パナソニックが携帯型という新市場を開拓したことで、10年度の販売台数は一気に400万台まで倍増。11年度は参入メーカーも増え、さらなる拡大が期待されている。