2011年6月14日火曜日

パナソニック、銀シャリごはんが炊けるコンパクトなIH炊飯器

各メーカーが美味しいご飯作りに画策するなかで、IH+独自の加熱方式を採用した炊飯器が誕生しました。最大8号まで炊ける容量の物も設定されており、家族の人数が多い場合でも問題なくご飯が作れそうです。他とは違う点に、雑炊のようなスープご飯の機能は備わっているところです。

パナソニックは、ふっくら美味しい銀シャリごはんが炊けるIH炊飯器「SR-HX1」シリーズを6月20日より発売する。価格はいずれもオープンプライス。市場想定価格は、5.5合炊きの「SR-HX101」が43,000円前後、8合炊きの「SR-HX151」が45,000円前後。
同社の炊飯器のラインナップでは、中位機種のIH炊飯器。加熱方式は、底面と側面から包んで加熱する「5段全面IH」で、フタにも加熱を行なう「遠赤ダイヤモンドふた加熱板」を採用した。釜には、熱効率の良い「大火力竈(かまど)釜」を導入。これらの機能により、コンパクトサイズながら、ふっくらと美味しい銀シャリごはんが炊けるという。
本体外面には、熱に強い「ステンレスボディ&クリアフレーム」を採用。手入れが簡単で、清潔に使えるという。
本体サイズと重量は、5.5合炊きの「SR-HX101」が255×330×218mm(幅×奥行き×高さ)で4.8kg、8合炊きの「SR-HX151」が255×330×245mm(同)で5.1kg。消費電力はそれぞれ約1,200W、約1,300W。カラーはいずれもノーブルブラウン。
また、下位機種として、IHが4段仕様の「SR-HB1」シリーズも同時に発売する。価格はいずれもオープンプライス。市場想定価格は、5.5合炊きの「SR-HB101」が33,000円前後、8合炊きの「SR-HB151」が35,000円前後。
「SR-HX1」シリーズと同様に大火力竈(かまど)釜を採用し銀シャリごはんが作れるほか、残りご飯にスープ類を入れてスープごはんとして味わえる「スープごはんコース」を搭載した点が特徴。
スープごはんコースでは、炊き上がったごはん及び冷凍ごはんが釜に入った状態で、ス-プを投入して調理を行なう。スープのレシピは説明書に記載されており、トマトスープごはんや、カレースープ、中華スープなどを提案しているという。また、市販のレトルトのスープにも対応する。調理時間のめやすは約10~15分。最大で4人分まで作れるという。同社では、「手軽に、ヘルシーなものを食べたい」というユーザーのニーズに応えたとしている。
本体カラーはそれぞれ、シルバーとコモンブラックの2色。コモンブラックは、同社の家電シリーズ「NIGHT COLOR(ナイトカラー)」の製品となる。