2011年6月13日月曜日

富士通、半導体で震災前の生産水準を回復

杉村太蔵さんが被災地の工場の様子を視聴者に届けるために、自分の足で各被災地を回るという映像を見たことがあるのですが、沿岸部の被害は本当にひどいものでした。そんな状態から復帰して、富士通の方々は頑張っているようなので応援したいです。

富士通の半導体子会社、富士通セミコンダクターは9日、東日本大震災で被災した東北地方の5工場について、西日本と海外工場への生産移管などを含めて、震災前の生産水準にまで回復したと発表した。
同社によると、岩手工場(岩手県金ヶ崎町)など被災した5工場は4月20日までに操業を再開、6月9日に震災前の約7~8割の生産能力に回復した。
残りの2~3割分については、前工程は三重工場(三重県桑名市)に、後工程は富士通インテグレーテッドマイクロテクノロジの九州工場(鹿児島県薩摩川内市)と中国江蘇省の工場に生産移管して対応している。
同社は回路の設計など半導体製造の主要工程である前工程の3工場と、パッケージを組み立てる後工程の2工場が被災。一時、家電や自動車に使われるシステムLSI(高集積回路)やマイコンの生産量が5割にまで落ち込んだ。