2011年5月7日土曜日

ソニーPSに不正アクセス、7700万人の情報流出の可能性

PS3やPSPのネット対戦ゲームをしていた方々は涙目になっているんじゃないでしょうか?私も1年前くらい前にスーパーストリートファイターをしていたので一度は個人情報を登録したのですが、カードは使用していなかったので安心しました。東京電力並みのクレーム問題へと発展しそうなこの事態を、どうやって収拾していくのか、これからのソニーに問われています。

ソニー傘下の米ソニー・エレクトロニクスは26日、「プレイステーション」のネットワークに不正アクセスがあったことを明らかにした。約7700万人のユーザー情報が流出した可能性がある。
「権限を持たない人物」がプレイステーション・ネットワーク(PSN)ユーザーの名前、住所、電子メールアドレス、誕生日、ユーザー名、パスワード、ログイン情報などを入手した。同社は、クレジットカード情報が流出した証拠はないとしつつも、可能性は排除できないとしてユーザーに詐欺への警戒を呼び掛けている。
同社はPSNとキュリオシティ(Qriocity)サービス利用者のアカウント情報は4月17から19日の間に盗まれたと説明。4月19日にユーザーの個人情報の流出を知り、ネットワークサービスをすぐに停止した。一部のネットワークサービスは1週間以内に再開できるとしている。情報流出の事実は26日まで明らかにしなかった。
SANSインスティチュートの調査ディレクター、アラン・パラー氏にると、個人情報のデータ流出としては過去最大となる可能性があるとの見方を示した。
ウェドブッシュ・セキュリティーズのアナリスト、マイケル・パッチャー氏は、このサービスの年間売上高は5億ドルと推計、「ハッカーが不正に得た情報をどう利用するかがソニーにとって大きな問題だ」と述べた。
ソニーは情報流出を調査するため、外部のセキュリティ会社と契約した。
PSNは2006年秋に開始。広報担当者によると3月20日現在で7700万人が登録している。