2011年5月30日月曜日

シャープ、縦にも横にも置けるプラズマクラスターイオン発生機

置き場所を選ばずに空気を除菌できるのがこの製品の強みともいえます。玄関先やトイレに設置したいんだけど、大きさがあわなくてとお悩みの方は、一度こちらを試してみるといいかもしれません。狭い場所などでもタテとヨコと選べておけるので、お部屋にピッタリです。

シャープは、目的に合わせて置き方が選べる“レイアウトフリー”のプラズマクラスターイオン発生機「IG-DX100」を、6月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円前後。
シャープ独自の除菌・脱臭技術である「プラズマクラスターイオン」を放出するための製品。同イオンは、空気中の菌やウイルスを除菌したり、ニオイを脱臭する効果があるとされる。
縦にも横にも置ける“レイアウトフリー”のイオン発生器
IG-DX100は、本体が縦や横に置けて、前方や上方向へイオンが放出できる“レイアウトフリー”な点が特徴。設置パターンについて同社では、「(1)タテ置き上方吹き出し」「(2)タテ置き前方吹き出し」「(3)ヒラ置き前方吹き出し」「(4)ヨコ置き上方吹き出し」の4通りの使い方ができるとしている。
(1)のタテ置き上方吹き出しは、本体を縦に置いてイオンを部屋全体に吹き出すもので、寝室や子供部屋などに向くという。(2)のタテ置き前方吹き出しは、衣服や特定の場所にイオンをシャワー状に浴びせるモードで、下駄箱の上や本棚、パソコンラックに向くという。
(3)のヒラ置き前方吹き出しは、床や低い棚に平置きすることで、床付近のアレル物質を分解・除去したり、カーペットのニオイ対策に使用できる。(4)のヨコ置き上方吹き出しは、洗面所や窓際など、壁にピッタリ付けることで、壁のカビ菌の増力を抑えたり、部屋干し臭を脱臭できるという。
また、イオンの吹き出し口には、風が吹き出る方向が前後左右に設定できる「前後・左右自在ルーバー」を搭載。より空気浄化が求められるエリアに対して、イオンが集中的に送れるという。
さらに、手軽に持ち運べるよう、本体重量は従来モデル「IG-C100」よりも約30%軽い約1.8kgとなった。シャープでは、目的に合わせて置き場所や置き方が選べるため、プラズマクラスターイオンをより活用できるとしている。
イオン濃度は新ユニット採用で1.5倍。1立方cm当たり25,000個→37,500個に
運転モードは、「弱」「標準」に加え、よりイオン濃度を高めた「フルパワー」モードを新たに搭載。弱/標準運転時のイオン濃度は1立方cm当たり25,000個だが、フルパワーモードでは、新しいイオン発生ユニットを搭載することで、従来比1.5倍となる1立方cm当たり37,500個の高濃度イオンが放出できるようになった。これにより、より短時間での空気浄化が可能になるという。
このほか、消費電力も削減。従来モデルと比べた場合の消費電力は、弱で3.5Wから3W、標準で9Wから6Wに抑えた。なお、フルパワーモードの消費電力は12W。
本体サイズは120×270×270mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.8kg。適用畳数は約6畳(約10平方m)。運転音は44/39/26dB(フルパワー/標準/弱)。イオン発生ユニットの寿命は約19,000時間で、約17,500時間使用した時点で、ユニット交換を促すランプが点灯する。電源はACアダプター。本体カラーはホワイト系/ピンク系/ブラック系の3種類が用意される。