2011年8月4日木曜日

このアップルこそ本物?中国で偽ブランドを販売する店舗が急増

最初に画像を見たときに、完全にロゴをパクってるし、名前がapple storeじゃなくてapple stoerになっているというこだわりようで、パッと見全然わかりませんでした。中で販売されているものも今までにアップルが販売していたモデルの商品をことごとく真似るというどうしようもないお店です。店員さんは取材に来たマスコミに中指を立てるなど、ある意味クオリティが高いですね。現在は中国当局から営業停止命令が出ているらしいです。

米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、米電子機器大手アップルが、中国での「偽アップルストア」問題への対応策として同国では最大規模となる超大型直販店を上海に開設する計画だと報じた。中国国内でアップル製品の人気が高まり、供給が追いついていないことが偽ショップ乱立の背景にあると判断し、供給網の整備を急ぐことにした。
アップルは上海と北京でそれぞれ2店の正規直販店を開設している。報道によると、これらの4店舗は同社の海外直販店の中でも最大の混雑ぶりをみせており、新店舗は上海の旗艦店を上回る規模となる。
中国では富裕層の増加などを背景にアップル製品の品薄状態が続いている。同社はこれがアップル製品の価格を不当につり上げるとともに、偽ストアなどのグレーマーケットを拡大させる根底にあるとみているという。
ロイター通信などによると、中国南西部の昆明市内では、アップルストアのレイアウトや店員の接客ぶりを忠実に再現した偽アップルストアが増殖。同市当局は26日までに市内の偽アップルストア5店のうち2店に閉鎖命令を出した。
しかし、閉鎖の理由は営業許可を取っていないことだと説明。アップルブランドの無断使用については、アップルが店舗レイアウトなどの法的保護を申請したかどうかを調査中だとして、態度を保留している。