2011年8月8日月曜日

三万円台の新PCスピーカーがボーズからリリース

私はヘッドフォン派なのでスピーカーの詳しいことはわかりませんが、スピーカーのメーカーとしてはボーズは広く知られていて、特に車に装着するタイプについてはトップクラスの実績を持っています。そんな技術を応用したのが今回発売するCompanion 20です。省スペースタイプでありながら迫力の重低音が再生できるとあって注目されています。

ボーズは、PC用スピーカーながら、大音量再生にも対応可能なマルチメディアスピーカー「Companion 20 multimedia speaker System」を7月28日に発売する。価格はペアで33,600円。カラーはシルバーのみ。直販サイト、直営店だけでなく、一般の家電量販店などでも販売される。
同社はPC用アクティブスピーカーとして「Computer MusicMonitor」(M2/ペア39,480円)と、2.1chシステムの「Companion 5 multimedia speaker system」(1セット59,850円)、2chの「Companion 2 Series II multimedia speaker system」(ペア12,600円)を発売している。
2ch構成の「Companion 20」は、価格帯的には「Companion 2」と「M2」の間に入るが、音の広がりや、大音量再生時でも歪まない事などを重視。パーソナルなニアフィールドリスニングに適した「M2」に対し、動画コンテンツをPCで鑑賞する時などにある程度大きなボリュームで再生するシーンにも対応できるようなモデルとして開発されている。
奥行きを抑え、縦に長い筐体を採用。筐体の下側に新開発のドライバーユニットを搭載。筐体内部の上側に独自形状の音道を設け、リアにバスレフポートを備える事で、サブウーファを使わずに豊富な低音が再生できるという。
アンプは右チャンネルのスピーカーに搭載。デジタルアンプとなっているほか、音に広がりを持たせる独自の「TrueSpace ステレオ・デジタル・プロセッシング回路」を搭載。さらに、DSPとアクティブ・エレクトロニック・イコライゼーションを組み合わせる事で、大音量でも歪まず、小音量でも細部までリアルな再生を可能にしたという。
入力は右スピーカー背面にステレオミニを1系統装備。さらに、専用端子を介して、ケーブル付のコントロールポッドを接続。手元でボリュームやミュート操作、電源ON/OFFができるほか、コントロールポッドにステレオミニ入力とヘッドフォン出力も各1系統備えている。
外形寸法は90×147×220mm(幅×奥行き×高さ)。コントロールポッドは62.5×28.5mm(直径×高さ)。重量はアンプを内蔵した右スピーカーが1.13kg、左スピーカーが1.07kg(接続ケーブル含む)。コントロールポッドはケーブルを含めて160g。ケーブルの長さは、ステレオミニの入力ケーブルが1.05m、左右スピーカー間が1.8m。コントロールポッドが97cm。電源はACアダプタを使用する。