2011年7月30日土曜日

上半期のトップを決めるBCNランキング、ナンバーワンにシャープが選ばれる

シャープは部屋のインテリアにも合わせたモダンなデザインのアクオスシリーズが大変好調でした。価格も手ごろということがあって、一人暮らしの大学生やOL、家族層にも人気があったことが1位になった原因のようです。

BCNは7月20日、PC・デジタル家電の実売データを集計する「BCNランキング」に基づき、106のジャンルについて2011年度上半期(1~6月)に最も販売数量の多かった「上半期No.1メーカー」を発表した。このうち液晶テレビでは、シャープが「40インチ未満」「40インチ以上」の両方で“上半期No.1メーカー”を獲得した。
2011年上半期のPC・デジタル家電市場は、前年同期比で販売台数が108.3%、販売金額が94.7%となった。このうち薄型テレビは、エコポイント終了に伴う駆け込み需要が3月の震災で空振りに終わったものの、アナログ停波を目前に地デジ化特需が最終局面に突入し、販売台数は前年同期比で29.9%増と堅調。ただし、単価下落が響いて販売金額は10.6%減となった。「主力の32V型の値下がりや、小型テレビの増加に伴う平均単価の下落が響いた」(BCN)。
シャープは、液晶テレビの「40インチ以上」で数量シェア45.3%、「40インチ未満」でも36.9%で2冠を達成した。一方、プラズマテレビ(サイズによる区別はなし)では、パナソニックが78.3%で上半期No.1メーカーとなっている。
このほか、Blu-ray Discレコーダーではパナソニックが33%でトップ。携帯オーディオ市場では52.1%でソニーが上半期No.1メーカーとなった。ソニーは、2010年8月に台数シェアでアップルを上回り、2011年に入ってからも5割以上の台数シェアをキープしている。